にいがた音楽雑記帳

更新日記(2010年)
 

2010年12月31日

 今年も残すところあと数時間。今日も仕事でしたので、今帰ってあわてて今年最後の更新となりました。あわただしい1年ではありましたが、身内に不幸がなかっただけありがたかったです。(2年続けて喪中でしたので)

 今年の新潟はラ・フォル・ジュルネ新潟開催が画期的な出来事ではなかったでしょうか。私は2日間で11公演を聴くという快挙(?)を成し遂げました。来年も開催が決まって今から楽しみです。
 このラ・フォル・ジュルネやアマチュアの公演も含めて、全部で75公演を聴くことができました。職場が変わってから日曜日を休めるようになったので、日曜の午後は何らかのコンサートを聴くという習慣となったため、数だけは増えてしまいました。今後は内容も吟味しなければ、などと考えています。
 例年のように、今年のコンサートの中から印象に残った公演を10公演選んで、2010年コンサート・マイベスト10としてまとめました。

 さて、来年はどうなりますやら。皆様、良いお年をお迎えください。
 

2010年12月26日

 寒波襲来中で、暴風雪で大荒れの週末です。新潟で暮らす限り避けられないことではありますが、いやな季節ですね。被害がありませんように。

 こんな天候そのままに、生活もあわただしく、ストレスフルな毎日を堪能しております。クリスマスやら年末やらということで、コンサートがいろいろありますが、行きたくても行けないものが多いのは仕方ないでしょう。
 そんな中、今週は「ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル」に行くことができました。50歳代とは思えない、いかにも巨匠という風貌そのものの、これぞベートーヴェンというような演奏を聴けて楽しめました。
 また、今日は、今年最後のコンサートとして、「第11回新潟第九コンサート2010」に行ってきました。オケも合唱もアマチュアですから、難点はありましょうが、どんな演奏でも感動できるのが第九の魔力と言えましょう。

 これが今年最後の定期更新となります。今年は31日まで仕事に励みます。まだまだ頑張らねば・・・。
 

2010年12月19日

 寒さが厳しくなり、雪が積もったりと本格的な冬を迎えました。週末は天候が回復し、天からの早めのクリスマスプレゼントというところでしょうか。コンサートもいろいろありますが、今週はおとなしく過ごしております。

 17日は、3月に開催される佐渡裕/BBCフィルハーモニックのN-PAC mate 先行発売があったのですが、電話は全くつながらず、昼休み中リダイヤルし続けましたが、つながった時には完売。すごい人気に驚きです。昨日の一般発売にも挑戦しましたが、良い席を取ろうと席を選びなおしていたらその間に完売となってしまいました。欲を出して失敗しました。
 でも、日頃クラシックコンサートに行かないような人がホールにたくさん来ることは良いことであり、しょっちゅう聴いている私は身を引くべきでしょうね。満員のコンサートホールは盛り上がることでしょう。東響新潟定期にも来てくれると良いのですけれど。

 さて、「のだめカンタービレ」第25巻が先日発売されました。アンコールオペラ編の第2巻目であり、これで本当のフィナーレとなりました。やっと婚約指輪を手に入れたのだめと千秋が、これから音楽家としてどう歩んでいくのか気になりマス。このオペラ編も映画化されないかなあ・・・。
 

2010年12月12日

 今週は新潟市内でも初雪が降り、いよいよ冬らしくなりました。これから年末へ向けてますます忙しくなります。頑張らねば・・。

 そんなあわただしい日々ですが、火曜日の「樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタル」は何とか聴きに行くことができました。演奏は良いのでしょうが、音量不足は否めず、期待が大きかった分肩透かしという印象でした。でも、試用期間が終わって、ベルリン・フィルのコンマスに正式に就任することが決まって良かったですね。

 今週は、木曜日のマイスキー&ラトビア国立交響楽団にも行きたかったのですが、仕事のため行けませんでした。昨夜の新潟大学管弦楽団の定期演奏会にも行けず。タコ10を聴きたかったのですけれど。日にちがずれてくれれば・・・。

 今日は、「新潟ウインドオーケストラ第46回定期演奏会」に行って来ました。かっこいい松井さんの指揮の下、素晴らしい演奏を聴かせてくれて、大いに楽しめました。毎回高水準の演奏で楽しませてくれますから、聴いたことのない人は一度聴いてみる価値はあります。

 このコンサートの前にコンチェルトでCDを買ったら、思わぬプレゼントをいただいて感激しました。3000円以上買うと驚きのプレゼントがもらえます。プレゼントは限りがあるようですので、皆さんもお早めに。早い者順に好きなものが選べます。それが何かは行ってのお楽しみに・・・。
 新潟のクラシック・ファンの憩いの場、情報交換の場としてコンチェルトは貴重です。皆さんも是非行かれてください。

 さて、今年も毎年恒例のレコードアカデミー賞が決定しました。単にレコ芸の評論家の好みによるものですからどうでもよいのですが、大賞はブラームス:ドイツ・レクイエム(アーノンクール指揮ウィーンpo,ほか)だそうです。
  

2010年12月5日

 12月になり、良い天気かなと思えば大荒れ、暴風雨。新潟市内では竜巻による強風被害まで出てしまいました。このような天候同様に、私の生活も大荒れで、あわただしい1週間でした。今週はコルネリア・ヘルマンを始めとして興味あるコンサートがあったのですが、仕事で断念せざるを得ませんでした。
 今日も朝から大騒ぎしていたのですが、漸く一段落。天候も穏やかとなり、ちょっとほっとしています。何とか午後は音楽を聴けそうです。

 ということで、今日は「鼓童 十二月公演 2010」に行ってきました。圧倒的な太鼓の迫力と、神がかり的な撥さばきは目を見張るものがあり、否応なしに感動させられますが、演出的には単調さがあり、プログラムの完成度としては10月に聴いた「TAO」の方が良かったかもしれません。

 さて、一色まことの「ピアノの森」第19巻が漸く発売されました。ネタバレになりますから詳細は書きませんが、やっとショパンコンクールの2次審査が終わってファイナリスト12人が発表されました。はたしてカイは残れたのか?
 話の進行が遅いのが難点ですが、審査の舞台裏など、ありそうな話で面白く読めました。これからファイナルの話が延々と続きそうです。いつになったらフィナーレを迎えることやら。
 このコミックは「音楽コミック」のページで紹介していますが、内容的にすばらしく、音楽好きの皆さんにお勧めします。

 ショパンコンクールといえば、昨夜NHK−FMでN響演奏会(指揮:デュトワ)の生中継をしていましたが、ソリストは今年の優勝者のユリアンナ・アヴデーエワでした。女性の優勝者はアルゲリッチ以来だそうですが、そのアルゲリッチがNHKホールに聴きに来ていたそうです。
 曲目はショパンのピアノ協奏曲第1番。楽譜がナショナルエディション版ということもあってか、リズムやアクセントの付け方がいつもと違う印象がありましたが、音の粒立ちが良く、力強い豪快な演奏で、第3楽章など息を飲むようでした。
 

2010年11月28日

 過ごしやすかった先週から打って変わって、今週は寒々とした日々が続きました。昨日は天気予報とは裏腹に、青空がみられて幸いでした。しかし、その後は予報通りに天候は崩れてしまいました。

 今週は、火曜の勤労感謝の日に「ムジカ・ポエティカ 〜オルガンとピアノ 似て非なる楽器が織りなす新しい音の世界〜」と題するコンサートに行ってきました。オルガンとピアノを一人の奏者が演奏するという興味深いコンサートでしたが、演奏はちょっと私の好みではありませんでした。

 今週末はたくさんの催し物が重なるようにしてあり、どれを聴こうか悩ましい状況です。昨日は長らく楽しみにしていた「ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団」に行ってきましたが、同時間帯に新発田ではオーケストラアンサンブル金沢(指揮:井上道義、Vn:南紫音)のコンサートが1000円という低料金であり、日時がずれていれば行ったのにと悔やまれました。
 そのロンドン交響楽団ですが、いかにもゲルギエフらしい熱のこもった演奏を楽しむことができました。諏訪内さんの演奏も素晴らしかったです。今回は珍しく家族3人で聴いてきたのですが、楽しんでくれて良かったです。

 また、今日もチラシの写真が素敵な鈴木花恵さんのリサイタルなど、興味あるコンサートがいろいろあったのですが、「茂木大輔のオーケストラ・コンサートNo.6 モーツァルトの歌姫たち」に行ってきました。茂木さんの解説は分かりやすく、茂木オケの皆さんの素晴らしい演奏もあって大いに楽しめました。
 

2010年11月21日

 今週は過ごしやすい陽気が続き、青空がきれいで心地よかったです。快晴の空は気持ちも高揚させ、太陽のありがたさを実感します。関東の冬はこういう冬晴れが続くのでしょうが、新潟は鉛色の空。冬を前に、つかのまのやすらぎです。(→ブログ

 こんな穏やかな日曜日でしたが、今日は「新潟交響楽団第87回定期演奏会」に行ってきました。少し早めに行って、やすらぎ堤を散策し、雄大な信濃川の流れを眺めていると気分さわやかになりました。
 さて、演奏は、情熱的な松沼さんの指揮に応えて、潟響の皆さんは燃えるような演奏を披露してくれました。アマチュアらしからぬ名演奏に大きな感動をいただきました。

 ところで、今週の新潟の話題は、来シーズンの東京交響楽団新潟定期演奏会のプログラム決定でしょうか。東京交響楽団のホームページには発表されているのに、当の「りゅーとぴあ」のホームページには今日現在発表されていないというのは問題と思います。音楽好きの皆さんはみんな知っているというのに。
 あまり驚きのないプログラムですが、まあまあ楽しめそうです。音楽監督のスダーン、桂冠指揮者の秋山さん、常任指揮者の大友さん、正指揮者の飯森さんが1公演ずつ。それに客演のアントン・レックと小林研一郎が1公演という布陣であり、東京オペラシティシリーズから4公演、川崎名曲全集から1公演、サントリー定期から1公演となっています。かつてはサントリー定期の翌日に同じプログラムを新潟で再演するのが売りだったのですが、川崎に本拠を移してからは新潟の扱いが微妙になっています。
 ともあれ、ライナー・キュッヒルとの共演や、コバケンの第九など、興味深いプログラムが楽しみです。個人的には飯森さんが1月のサントリー定期でやるレスピーギのローマ3部作が聴きたかったですけれど。

 来年の「ラ・フォル・ジュルネ新潟」のテーマはベートーヴェン。今年は準備も早いようで、開催を記念して、ロゴやベートーヴェンのイラストを印刷した年賀はがきを発売する旨の告知が今朝の市報に載ってました。23日より「りゅーとぴあ」と「イオン新潟南」で限定1万枚発売とのこと。今年以上の盛り上がりを楽しみにしましょう。
 

2010年11月14日

 今週も落ち着かない天候でしたが、週末は幾分過ごしやすくて何よりです。秋が深まった新潟は紅葉真っ盛り。芸術の秋も真っ盛りです。(→ブログ
 今週はキエフ・オペラや長岡の第九、県音楽コンクール受賞者コンサートなど、行きたい公演がいろいろあったのですけれど、仕事で時間がなく(金もなく)断念しました。

 さて、今週新潟市では、市内の小学校5年生が全員招待される「わくわくキッズコンサート」が開催され、同じプログラムを一般にも開放した「得割コンサート」を含めて、東京交響楽団(指揮:飯森さん、コンマス:ニキティンさん)が2日間で6公演という離れ業をなしとげました。日曜日が東響新潟定期、月曜日がリハ、火曜・水曜日が3公演ずつで、東響の皆さんはずっと新潟に張り付いておられました。たいへんご苦労様でした。

 一方長岡市でも新潟市と同様に、長岡市内の小学校5年生全員を招待する「東京フィル夢づくりコンサート」が月曜日に開催されました。お馴染みの船橋さんの指揮で、長岡出身のソプラノの鈴木愛美さんと共演し、オーケストラの素晴らしさを子供たちに味わわせてくれたものと思います。
 翌日の火曜日は「東京フィルハーモニー交響楽団長岡特別演奏会」(指揮:船橋洋介、ピアノ:上原彩子)がありましたが、ちょうど柏崎への出張でしたので、帰りに聴いてきました。3人目のお子様の出産間近の上原さんがパワー全開に頑張っておられましたが、少々荒っぽかったです。
 先週の日曜日は東響でベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と交響曲第4番でしたが、火曜日は東フィルでベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番と交響曲第5番でした。たまたまなのでしょうが、続くものですね。同時期に新潟に東響と東フィルが来てたというのも面白いです。

 今日も新潟市内では同時刻に行きたいコンサートが3つありました。でも体はひとつ。どこに行くべきか悩ましいところでしたが、「新潟市民吹奏楽団第80回定期演奏会」に行ってきました。毎年秋の定期演奏会は新潟ブラスレッスンの子供たちがゲスト出演し、子供たちから元気をもらえるのが魅力です。今回も小学生とは思えぬ演奏に感激し、子供たちと共演したアンコールに感動の涙がにじみました。
 

2010年11月7日

 今週は雨模様で肌寒い日々が続いていましたが、週末は穏やかな天候となりました。青空に映える木々の紅葉も美しく、気分もさわやかです。このまま好天が続いてくれると良いのですが・・・。

 昨日は黒埼市民会館で開催された「見チャイ!聴きチャイ!逢いチャイコ!〜弦で奏でるチャイコフスキー〜」に行ってきました。新潟大学音楽科と新潟市西区役所が連携して、音楽を通した地域交流・まちづくりを行おうという取り組みの一環の催しで、家族連れ向きの楽しいコンサートでした。

 今日は「東京交響楽団第62回新潟定期演奏会」に行ってきました。イケメンのタタルニコフの軽快な指揮ぶりが心地良かったです。

 また、定期演奏会の前に、恒例の1時からのロビーコンサートにも行ってきました。今回は田尻さんらによる弦楽四重奏で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番が演奏されました。ホールに劣らぬ素晴らしい響きのホワイエにこだまする弦楽にアンサンブルにうっとりと聴き入りました。(→ブログ
 

2010年11月3日

 日曜日は時間がなくて更新できませんでしたので、大阪で聴いてきた「ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団」と「金聖響/関西フィル チャイコフスキー選集第3回」の感想を遅ればせながら載せました。
  

2010年10月31日

 急に寒くなってしまいましたが、皆様方は体調を崩したりなどありませんでしょうか。今週もスロヴァキア放送交響楽団など、行きたい公演があったのですが、本業多忙で行くことはかないませんでした。あわただしい日々が続いていますが、寝る前に聴くCDが癒しになっています。

 さて、昨日・今日と、出張で神戸に行ってきました。昨夜は大阪に泊まり、夜はザ・シンフォニーホールで開催された「メータ指揮イスラエル・フィル」を聴いてきました。明快で分かりやすい演奏であり、芳醇なオーケストラサウンドを堪能しました。
 そして今日の午後は、最終の飛行機の時間までを利用して、「金聖響指揮関西フィル」を聴いてきました。関西フィルは初めて聴きましたが、金さんの情熱あふれる指揮の下、素晴らしい名演奏を聴かせてくれました。
 只今帰ってきたばかりで時間がないので、詳しい報告は後日ということにさせていただきます。
 

2010年10月24日

 芸術の秋真っ盛り。たくさんの公演が続きます。行きたいコンサートがたくさんあるのですが、体はひとつ。悩ましいですね。
 そんな中、昨日は加茂市で開催された「シエナ・ウインド・オーケストラ演奏会」に行ってきました。金聖響指揮で見事な演奏を聴くことができました。

 さて、皆さんご存知のことと思いますが、来年の「ラ・フォル・ジュルネ新潟」の開催がついに発表になりました。2011年5月6日〜8日、りゅーとぴあをメイン会場として開催され、来年のテーマは「ベートーヴェン」です。3日間で全45公演行われますが、プレ公演として5月1日〜5日に5公演を予定しているとのことです。今年は2日間だけでしたが、規模が拡大されてさらに賑わうことが期待されます。
 

2010年10月17日

 今週は、すでにブログに載せておきましたが、月曜日の祝日に「シンフォニック・アンサンブル・リルト オータムコンサート」に行ってきました。無料のファミリーコンサートでしたが、休日の昼下がりにはちょうど良かったです。

 また、金曜日には長岡で開催された「仲道郁代 ショパン ピアノ協奏曲室内楽版演奏会」ニ行って来ました。演奏もさることながら、年齢を超越した愛らしさの仲道さんの美貌に悩殺されました。

 さらに昨日は、「石井玲子&斉藤美和子ピアノデュオリサイタル」に行って、20世紀の音楽の数々を興味深く聴くことができました。
 そして夜には「TAO 浮世夢幻打楽 弐の絵巻」に行って来ました。和太鼓をメインにした多彩なパフォーマンスに感動しました。

 さて、先週「2010フォトグラフィー&クラシックピアノ」に行ってきたのですが、わざわざ礼状をいただきました。無料で聴かせていただいただけなのに、恐縮に感じました。ありがとうございました。
 

2010年10月10日

 今週もあわただしい一週間でした。週末は天候が優れず、肌寒さも感じます。昨日は仕事を早めに切り上げて、新潟市北区文化会館で開催された「鈴木理恵子と若林顕のデュオ」に行って来ました。6月にオープンしたばかりの残響豊かなホールであり、ヴァイオリンが響きすぎるピアノに負けていたのが残念でしたが、鈴木さんの美貌にうっとりしました。アンコールもたっぷりの充実したコンサートでした。

 そして今日は、「2010フォトグラフィー&クラシックピアノ」に行って来ました。新潟の風景写真とピアノ演奏のコラボレーションという意欲的な試みで、期待以上に楽しむことができました。無料でいい演奏を聴くことができてよかったです。

 さて、「のだめカンタービレ最終楽章・後編」のDVDが届きました。映画館で2度見ましたが、また感動を新たにしております。
 

2010年10月3日

 早いもので、、もう10月。衣替えですね。超多忙の一週間。そんなことも気づかないまま時間だけが過ぎました。体調的にも安定せず、元気が出ませんが、いい音楽を聴いて頑張らねば。

 ということで、今日は「ネーベル室内合奏協会第62回演奏会」に行ってきました。バロック・ダンスとの共演や、加藤えりなさんとの「四季」の名演奏に酔いしれました。

 さて、昨日は「ゲルギエフ/ロンドン響」のチケット発売日。仕事の合間にTELしましたが全くつながりません。埒が明かないので、仕事を切り上げ、りゅーとぴあへ急ぎました。インフォには同じ目的の人の列が・・・。さすがに会員価格1万円は安いので、大人気のようです。これで会員が増えて、りゅーとぴあが賑わってくれると良いですね。その行列には新潟の音楽界を支える某氏のお姿も・・・。超きれいな若い女性とご一緒。うらやましいなあ。

 それにしましても、新発田でのOEKのコンサートと見事に重なりました。1000円という信じられない低料金もさることながら、南紫音さんを是非聴きたいのですけれど。開演を2時にしてくれたらなあ・・・。
 

2010年9月26日

 あっというまに秋が深まり、肌寒くすら感じるようになりました。芸術の秋真っ盛りです。新潟市内だけでもたくさんの催しがあります。

 昨日は「山本真希オルガンリサイタルシリーズ」に行ってきました。所用が重なっていたのですが、山本さんファンとしましては何としても行かねばならず、万難を排して聴いてきました。過去の9回のリサイタルの演目から1曲ずつのほか、今回の特別編としての1曲を加えてのプログラムでしたが、多彩な曲を多彩な音色で楽しむことができて、山本ワールド全開でした。

 また、今日は毎年楽しみにしている「新潟メモリアルオーケストラ第20回定期演奏会」に行ってきました。マーラーの「復活」を山岡重信さんの指揮で演奏し、大きな感動をいただきました。ロビーコンサートも良かったです。
 

2010年9月19日

 暑い夏が過ぎ、秋本番という陽気になりました。コンサートもたくさんあって、選択に困ります。

 昨日は「新潟古楽フェスティバル」に行こうかとも考えましたが、結局西川多目的ホールで開催された村山薫さんの「ショパン・ピアノ・コンサート」に行ってきました。豪快なスリリングな演奏に感銘しました。

 また、今日は毎年楽しみにしている「新潟市ジュニアオーケストラ教室第29回演奏会」に行ってきました。毎度のことながら子供たちの素晴らしい演奏に元気をもらいました。アンコールの「威風堂々」では 感動の涙が止まりませんでした。プロオケでは得られない感動はどこからくるのか不思議です。新潟にいてジュニアオケを聴かないなんてもったいないですよ。
 

2010年9月11日

 漸く猛暑も和らぎ、朝晩は幾分過ごしやすくなりました。日も短くなり、秋の訪れを実感させます。新潟の音楽界も芸術の秋を向かえ、賑わいを見せているようです。

 昨日は、「新潟混声合唱団第40回記念定期演奏会」に行ってきました。モーツァルトの「ミサ・ソレムニス」がメインでしたが、新潟室内合奏団との共演で、なかなかの演奏を披露してくれました。

 そして、今日はバーデン市劇場の歌劇「ラ・ボエーム」に行ってきました。コンサートホールでのオペラ上演で、音響的に優れ、歌も演奏も良くて満足できました。
 実は「水谷川優子・山本貴志 デュオコンサート」にも行きたかったのですが、時間的に厳しいので断念しました。日にちをずらしてくれたら行けたのですけれど。
 

2010年9月5日

 連日の熱帯夜で、心身の健康も限界。涼しいホールでいい音楽を聴かないと身が持ちません。ということで、今日は久しぶりにコンサートに行ってきました。とは言え2週間ぶりですけれど。
 
 まずは1時からの東京交響楽団ロービーコンサートです。東響新潟定期の前に毎回開催される無料のコンサートですが、いつも楽しい演奏を聴かせてくれます。今回は大谷さん率いる弦楽四重奏で、日ごろ聴けないスウィングするジャジーな演奏に感激しました。
 その後だいしホールに急いで、2時半からの「新潟フルートアンサンブル・アカデミー第11回演奏会」を聴きました。演奏も良かったですが、女性陣は容姿端麗であり、ヴィジュアル的な美しさにも感動しました。
 終演後大急ぎでりゅーとぴあに戻って「東京交響楽団第61回新潟定期演奏会」を聴きました。ウクライナ出身の若きカラビッツの体をくねらしながらの指揮ぶりに感激しました。ディナースタインのバッハはイマイチに感じましたが、ショスタコーヴィチは大変楽しめました。

 さて、気候は真夏ですが、暦ではもう9月。いよいよ芸術の秋到来です。夏枯れで寂しかった新潟ですが、これからコンサートが目白押しとなります。どれを聴こうか悩ましいですね。
 

2010年8月29日

 相変わらずの猛暑で、夏バテの毎日です。今週末はコンサートの予定がなく、さびしいです。今週は「TOKI弦楽四重奏団」や「ヘンリ・シーグフリードソン」、変わったところでは「杉ちゃん&鉄平」のコンサートがあったのですが、仕事のため行くことはできませんでした。来週の東響定期まで予定がなく、生の音楽が恋しいですね。
 

2010年8月22日

 長年使用したPCが突然故障し、長らくHPの更新ができませんでしたが、急きょ新PCを導入し、漸く更新が可能となりました。しかし、12年も使用しているHP作成ソフト(Adobe PageMill 3.0J)は、Windows7上では起動どころか、インストールすらできませんでした。何とか使用したいと考え、OSをHome PremiumからProfessionalにアップグレードし、バーチャルPCとXPモードをインストールしてAdobe PageMill 3.0Jを起動させるという裏技を駆使しました。動作は当然ながら完璧とはいかず、はなはだ不便ながらも何とか動いている状況です。

 ということで、8月14日に行ってきた「新潟中央高等学校管弦楽部定期演奏会」の記事を遅ればせながら掲載しました。高校の部活ですからそれなりの演奏でしたが、十分に楽しめるものでした。

 また、今日は「ジュニアオーケストラ・フェスティバル2010 in NIIGATA」に行って来ました。ジュニアらしからぬ迫力ある名演奏に驚きを禁じえませんでした。
  

2010年8月12日

 お詫び

 7年間活用していたPCが、8日の夜に、ハードディスクからの異音と共に突然壊れ、以来使用できなくなりました。復旧を試みましたが困難であり、現在メールの送受信、ホームページの作成・更新も困難となっております。データのバックアップも十分でなく、かなりのファイル、データ、メール等が失われました。
 今後新規PC導入を予定しておりますが、これまでのXP環境で使い慣れた古いホームページ作成ソフトや画像処理ソフト等が使用できなくなります。したがいまして、当分の間、更新が困難となりますことをお詫び申し上げます。
 さらに、未返信のメールがかなり失われてしまいました。それに関しましては返信できませんことをお詫びいたします。

 

2010年8月8日

 相変わらずの猛暑。いい加減うんざりですが、我慢するしかありません。こんな中、昨日は「第1回サロン・コンサート in 新潟」に行ってきました。最近新潟を本拠地として活動を始められた坂井加納さんと、高校の同級生という磯田朋子さんのピアノの連弾のコンサートでしたが、聴き応えある名演奏を聴かせていただき感激でした。
 

2010年8月1日

 早いもので、今日から8月です。今月も猛暑の予想。暑さに負けず、頑張らねば。こんな時は涼しいホールで良い音楽を聴くのが一番ですが、毎年楽しみにしていた夏休みのオルガンコンサートは、今年は平日の設定。子供たちが対象のコンサートなので、文句を言うこともないですけれど、聴けなくて残念です。

 今日のりゅーとぴあは、コンサートホールではニュウニュウ、能楽堂では渋谷文太郎/心の歌コンサート、スタジオAでは午前はピアノの発表会、午後はオカリナとギターのコンサートとフル稼働、音楽文化会館では新潟市ジュニア邦楽教室の定期演奏会、県民会館ではバレエフェスティバルなど公演が目白押しです。
 そんな中私は、「ニュウニュウ プレイズ ショパン 2010 Summer」に行ってきました。当初はコンサートに行く予定はなかったのですが、最近出たショパンのエチュード全曲集に驚愕し、急遽チケットを購入した次第です。演奏は期待通りにすばらしく、若々しく爽やかなものでした。ステージマナーも良く、好感度満点。今後の活躍が期待されます。

 最後に、だいしホールのHPのURLが変更になっています。何か味気ないページになってしまいましたね。
 

2010年7月25日

 連日の猛暑で、いい加減嫌になります。週末の新潟は、吹奏楽コンクールや音楽コンクールが開催され、暑さもひとしおです。
 昨夜はBSでベルリンフィルのヨーロッパ・コンサートとジルベスター・コンサートをやっていましたが、両方ともコンマスは樫本大進でした。なかなか立派なコンマスぶりで感動しました。試用期間を終え、晴れて正式就任することを祈ります。樫本といえば、12月に新潟でコンサートがあります。コンスタンチン・リフシッツとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタが予定されています。これは楽しみですね。

 今日は趣向を変えて、西川多目的ホールで行われた「アルゼンチン・タンゴ コンサート」に行ってきました。昨年秋に結成された尾澤昌仁タンゴトリオの出演で、ダンスも交えての肩の凝らないコンサートでした。

 さて、コミックの「ピアノの森」の第18巻が発売されました。相変わらずショパンコンクールの二次審査。いつになったらファイナルになるのやら。まだまだ先は長そうです。
  

2010年7月18日

 昨日新潟は梅雨明けを迎えました。晴天は良いのですが、暑さが厳しく、早くも夏バテ。涼しいホールが恋しくなります。
 ということで、今日は「新潟市ジュニア合唱団第20回定期演奏会」に行ってきました。毎度のことながら、大きな感動をいただきました。最後の合唱ミュージカルでは感激の涙が・・・。元気をいただいて帰ってきました。
 行ったついでに、インフォのお姉さんから9月に開催されるジュニアオケ定期演奏会の整理券をもらったのですが、通し番号が何と「0001」。だから何だと言われるとそれまでですが、うれしくなっちゃいました。

 さて、今年の春は「ラ・フォル・ジュルネ新潟」で賑わいましたが、約1千万円の黒字だったとのことです。出演料が安く済んだのがその要因のようです。入場料収入で全てまかなわれるわけではなく、市からかなりの予算がつぎ込まれているわけですけれど、新潟を全国にアピールするには安い投資だと思います。市長は来年も開催したい意向のようですが、その前に市長選がありますから、どうなりますやら。
 また、来年の東京での「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のテーマは「ブラームスを中心とした後期ロマン派(仮題)」となったそうです。「ドイツ音楽の偉大なる伝統に傾倒したロマン派最後の大家ブラームスを中心に、ブラームスが影響をうけた作曲家や、ブラームス以降、新ウィーン楽派にいたるまでの潮流に焦点をあてる予定」とのことです。もし、来年も新潟で開催されるとすれば、似たような内容になると思われますが、どうなりますやら。開催されると良いですね。

 最後に情報をもうひとつ。「ぶらあぼ」8月号のりゅーとぴあの広告ページに、11月27日に開催されるゲルギエフ指揮ロンドン響の案内が速報として出ています。N-PACmate友の会特別優待公演としての開催で、会員限定プレミアシートが20000円(席数限定)、他の席は会員が10000円、一般が15000円だそうです。プレミアシートはどんな席なのでしょうね。
 

2010年7月11日

 相変わらずの梅雨空で、気分は晴れません。本業も多忙で、疲労が蓄積ですが、こんなん時は温泉に入ったり、良い音楽を気というのが私のストレス解消法です。

 さて、昨日は「東京交響楽団第60回新潟定期演奏会」に行ってきました。未完のブルックナーの交響曲第9番の第4楽章としてテ・デウムを続けて演奏するという意欲的なプログラムであり、スダーンの指揮で、東響は最高の演奏をしてくれました。にいがた東響コーラスも頑張って、すばらしい名演奏を聴くことができました。
 

2010年7月4日

 7月になり、暑い日が続いています。早くも夏バテしそうで、音楽を聴いてリフレッシュしたいのですが、なかなかコンサートがなくて寂しい週末です。
 昨日りゅーとぴあに行ったら「第33回全日本おかあさんコーラス関東支部大会」という催しがあり、ご婦人方でたいそう賑わっていました。今日の夜まで行われる大規模な大会のようですが、ほかに一般向けの催しはありません。音楽文化会館で合唱のコンサートがあったくらいで、クラシックとしては新潟市内で唯一といって良いコンサートがだいしホールの「音楽の贈り物〜歌・ピアノ・ヴァイオリンによるコンサート〜」だったので行ってきました。新潟の大谷康子と私が勝手に思い込んでいる潟響の誇るコンマス・松村さん出演というのも魅力ですが、きれいなチラシにひかれたというのが正直なところです。お行儀の悪い幼児がいて不快な場面がありましたが、演奏は楽しめました。

 このページの3月28日の項で書きましたが、アンドリュー・ロイド・ウェバーの新作ミュージカル「LOVE NEVER DIES」の主題歌が何かに似ているということがずっと気になっていました。おそらく、さそうあきら原作の映画「神童」じゃなかったかとは思っていましたが、この度DVDを借りてきて、漸く確認しました。やはり「神童」の主題歌の「リプルソング」(作曲:ミト)という曲でした。一度聴くと忘れない単純なメロディなのですが、この両者のメロディは全く同じです。どういう経緯なんでしょうね。
 

2010年6月27日

 相変わらずの雨続きで、気分も晴れませんね。音楽を聴いて疲れた心を癒しましょう。ということで、昨日は「新潟大学管弦楽団第31回サマーコンサート」に行ってきました。毎年団員が入れ替わるのが学生オケの宿命ですが、今年のオケの実力を確認するのも大きな楽しみです。新コンマスも初々しく、好感が持てました。演奏も楽しめましたので、年末の定期演奏会に向けてレベルアップが期待されます。

 今日は先週も見た映画「オーケストラ!」をまた見てしまいました。(→ブログ) クライマックスで延々と演奏されるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲がなかなかの熱演で聴き応えがあります。
 

2010年6月20日

 梅雨ですから仕方ないのですが、雨降り、ジメジメ、うっとうしいですね。今週末はめぼしいコンサートもなく寂しいです。せっかくの休みなのに残念です。

 ということで、嘆いてばかりいても仕方ないので、新潟では昨日公開の映画「オーケストラ!」を見てきました。原題は「LE CONCERT」ですから、コンサートの代わりになるでしょう。
 かつてボリショイ劇場の天才指揮者だったものの、旧ソ連のユダヤ系音楽家の排斥に反抗して身分を追われ、その後劇場清掃員として働いているアンドレが、ボリショイ管弦楽団になりすました寄せ集め楽団とともにパリで奇跡のコンサートを開くというコメディタッチのストーリーですが、なかなか楽しめます。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が重要な意味を持ち、最後のコンサートシーンは演奏も良くて聴き応えがあります。ヴァイオリンのソリスト役のメラニー・ロランは私好みで良かったです。新潟ではワーナーマイカルシネマズ新潟のみの単館上映で、2週間の限定ですから、お早めにどうぞ。
 

2010年6月13日

 今週は暖かい日が続き、いよいよ夏を実感させました。急に暑くなって、早くもバテ気味。この夏は暑すぎないことを祈ります。

 今日は「新潟交響楽団第86回定期演奏会」に行ってきました。ちょっと渋いプログラムもあってか、いつもよりは集客は良くなかったようですが、演奏は良かったと思います。

 さて、久しぶりに面白いCDを紹介します。スティーヴン・ハフ(Pf)、オスモ・ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団の「チャイコフスキーピアノ協奏曲全集」(hyperion)です。友人から借りたのですが、あまりのすばらしさに驚き、すぐに注文して買ってしまいました。早めのテンポで、ピアノもオケも最高。ライヴ録音ですが、これを生で聴いたら熱狂すること間違いなしです。1番は聴き飽きたという人にも新鮮な感動を与えてくれるでしょう。2番もすばらしい曲であることを実感させてくれます。だまされたと思ってお聴き下さい。
 もうひとつはDVDですが、「のだめカンタービレ・千秋真一コンプリート・エディション」。「最終楽章・前編」のDVDも発売されていますが、それとは別であり、千秋真一の指揮シーンがふんだんに納められています。玉木宏ファンでなくても、音楽もたっぷりあり、飯森範親さんの対談などもあって楽しめます。
 

2010年6月6日

 今週は、6月の声とともに好天が続き、比較的過ごしやすい日々でした。漸く寒さからは解放のようですが、梅雨に向かってどうなりますやら。

 ショパン・イヤーということで、新潟市では先週からショパンのコンサートが続いています。山岸ルツ子、山本貴志、ケマル・ゲキチ、そして今日のツィメルマン。短期間にこれだけ続くなんて珍しいですね。
 面白いのは、山岸さんはカワイ主催で使用ピアノはカワイEX、山本さんはヤマハ主催でピアノはヤマハCFIIIS。ゲキチはスタインウェイでしょうし、ツイメルマンは専用ピアノ(スタインウェイ)を持ち込むでしょうから、演奏もさることながら、ピアノの聞き比べも面白いと思いました。しかし、仕事で山岸さんは行けませんでしたし、金曜日のゲキチも結局行けませんでした。まあ、またの機会ということにしましょう。

 ということで、今日は「クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル」に行ってきました。期待に違わぬ名演だったとは思いますが、偏屈者の私には期待以上の感激は感じられませんでした。ツィメ様もお疲れのようですし、私も心身が疲れ気味で、感動もイマイチだったかもしれません。

 さて、新潟市北区に新しいホール(新潟市北区文化会館)が昨日開館しました。開館記念コンサート(東京ヴィヴァルディ合奏団)のチケットに応募したのですが、残念ながら見事に落選。でも、どんなホールか見てみたかったので、オープン記念式典に参列し、館内を見学してきました。ステージ裏や楽屋など自由に見学できて良かったです。(→ブログ
 館内には大ホールの他、大小4つの練習室、会議室、保育室などがあります。練習室はガラス張りで明るく、そのうちの第1練習室は広く、グランドピアノもあって、小規模なリサイタルを開くに良さそうです。
 メインのホールは、可動式音響反射板を備えた557席のシューボックス型ホールで、サイド席もあります。残響時間は1.7秒とのことですから、クラシックコンサートにも適するようです。客席の前後間隔は広く、ゆったりしています。座席のシートの色が各席で異なり、モザイク状になっているのが面白いです。ちなみにホールのピアノはヤマハのCFIIISでした。席数としては新潟市音楽文化会館並みですが、明るくきれいであり、音響的にも期待できそうです。
 豊栄駅前から徒歩10分程度。隣に公民館や図書館などの公共施設が集まり、駐車場も余裕があって便利です。館内はゆったりしており、ガラス張りのロビーは広々として明るく、りゅーとぴあのホワイエのように開放感があります。立派な施設であり、今後の活用が期待されます。

 最後に、年末に新潟に来演が予定されているゲルギエフ/ロンドン響(Vn:諏訪内晶子)の公演日は、11月27日(土)だそうですね。是非行かねばと思いますが、その日は確か、新発田でOEK(指揮:井上道義、Vn:南紫音)のコンサートがあったはず。南紫音共演とあれば、これも行かねばと思っていましたが、見事に重なりました。何とも悩ましいですねえ・・・。
 

2010年5月30日

 今週は天候が落ち着かず、肌寒い日々が続きました。金曜日は冷たい雨の中「りゅーとぴあ・プライム・クラシック1500「ヴァイオリンとピアノ」」に行ってきました。ヴァイオリンの小野明子、ピアノの西脇千花によるコンサートでしたが、ガダニーニの柔らかい調べが印象的でした。

 今日は好天に恵まれ、漸く気温も上がり過ごしやすくなりました。こんな日曜日の午後、「山本貴志ピアノコンサート」に行ってきました。緩急自在・変幻自在のダイナミックレンジの広い演奏で、大いに楽しめました。私はこういう理屈抜きに楽しめる演奏が大好きです。
 

2010年5月23日

 今週末は東京出張がありましたので、昨日夜、サントリーホールで行われた「東京交響楽団第578回定期演奏会」を聴いてきました。東響新潟定期会員の特典を初めて利用し、招待券をいただきました。指揮は音楽監督のスダーン。前半はリストのピアノ協奏曲他が演奏されましたが、メインはベルリオーズのイタリアのハロルド。東響主席の青木さんのヴィオラがすばらしく、オケも完璧といって良い名演奏でした。こんなすばらしい演奏をただで聴かせていただいてありがたかったです。
 

2010年5月16日

 今週は肌寒い日が続きましたが、週末は寒気が去り、好天に恵まれました。あと2週間もすれば衣替えのシーズン。このまま暖かくなってほしいですね。

 さて、今週は「live image 10」に行ってきました。ゴンチチ、松谷卓、葉加瀬太郎、宮本笑里、加古隆、小松亮太、羽毛田丈文という豪華メンバーで、癒しから熱狂まで、内容豊富なコンサートでした。PAを介した音響は劣悪でしたが、大満足の3時間でした。

 また、今日は「新潟市民吹奏楽団第79回定期演奏会」に行ってきました。なかなかの好演であり、吹奏楽の楽しみを堪能することができました。
 

2010年5月9日

 今年のGWは好天が続き、気持ち良い日々でした。前半は「ラ・フォル・ジュルネ新潟」で盛り上がった新潟ですが、その興奮はまだ冷めやらないというところです。
 今日は「東京交響楽団第59回新潟定期演奏会」に行って来ました。新年度になって最初の東響定期です。日本の曲ばかりでしたが、良い曲ばかりで、新村理々愛さんのフルート、林英哲さんの和太鼓に感激しました。東響新潟定期の新シーズン開幕にふさわしい、すばらしい演奏でした。
 また、今日は時間があったので、1時からのロビーコンサートも聴きました。トークを交えたトロンボーン4重奏で、大いに楽しめました。毎度のことながら、ロビーの響きの良さには感激します。(→ブログ
 その後定期までの時間に「古町どんどん」に行き、Yuccaのライブを聴いたりして時間をつぶしました。Yuccaは以前も聴いて感激しましたが、容姿も声もすばらしく、ちゃんとしたホールで聴いてみたいものです。(→ブログ

 さて、6月5日、新潟市北区東栄町に新潟市北区文化会館がオープンします。写真を見ますと、音響反射板を備えた立派なホールであり、サイドバルコニーもあるようです。客席数は557ですから新潟市音楽文化会館と同規模でしょうか。100人規模の発表会にも対応できる広い練習室もあります。6月7日に東京ヴィヴァルディ合奏団による開館記念演奏会(往復葉書で申し込み)がありますが、今後どのように活用されるか楽しみですね。
 

2010年5月2日

 GW真っ只中、好天に恵まれ、行楽地は賑わっていることでしょう。こんな中、新潟市では4月30日〜5月1日、「ラ・フォル・ジュルネ新潟」が開催されました。
 1日目の30日は、仕事を早めに切り上げて大急ぎで駆けつけ、2公演を聴くことができました。(→ブログ) また、2日目の1日は朝から最終公演まで連続で聴き続け、音楽漬けの一日でした。各ホールを行ったり来たりし、わずかな空き時間で軽食取る状況。もう少し余裕を考えれば良かったのですが、自ら過密スケジュールを組んでしまいました。(→ブログ
 いずれの公演も名演揃いで感激しましたが、もっと驚いたのは各ホールとも観客で埋まっていたこと。新潟のような地方都市でこれだけの集客があるなんてたいしたものです。交流ステージは常に黒山の人だかり。2日間で26470人(有料入場者数18770人)もの集客があったとのことです。古町でのイベントも盛況だったそうです。晴天も幸いし、初めての開催としては大成功と言って良いでしょう。たくさんのスタッフやボランティアの皆様、大変ご苦労様でした。ルネ・マルタン氏は新潟からオファーがあれば是非続けたいとのことであり、来年も期待したいと思います。
 

2010年4月25日

 相変わらずの異常気象。そのためか桜は長持ちしているようで、まだまだ満開の桜が見られます。いろいろと慌ただしく、ここしばらくコンサートから遠ざかっており、買い込んだCDなど聴いて過ごしていました。
 さすがに生演奏が恋しくなり、今日は久しぶりのコンサートということで「新潟ウインドオーケストラ第45回定期演奏会」に行ってきました。格好いい松井慶太の指揮により、本格的な吹奏楽とサービス精神たっぷりなポップス・ステージで楽しませてもらいました。快晴の空の下、白山公園は花見客で賑わっており、漸く春到来を実感しました。(→ブログ

 先週の日記で紹介した「のだめカンタービレ最終楽章・後編」で使用されたランランの演奏するショパン(1番)とラヴェルのピアノ協奏曲の全曲演奏のCDを聴きながらこの文章を書いています。指揮は飯森さん。「のだめカンタービレ・コンプリートBEST100」というCD4枚組に入っているのですが、この協奏曲のCDだけ別ケースになっています。ショパンはちょっと粗っぽい雑な演奏にも聞こえますが、第2楽章などそれなりに美しいです。ラヴェルはオケも頑張っていて、なかなかの演奏です。のだめとシュトレーゼマンの共演を彷彿させるジャケットデザインも秀逸であり、これだけでもばら売りして良いのではないかと思うほどのできです。
 また、「nodame DEBUI!」というCDも発売されましたが、これもランランの演奏です。このジャケットもいいですねえ。中身はともかく、いかにも「のだめ」のデビュー盤というジャケットの遊び心が泣かせます。
 
 さて、ラ・フォル・ジュルネ新潟開催まであとわずかとなりました。公式ガイドブック(無料)も出ました。有料公演もさることながら、無料の交流ステージでの演奏も興味深く、さらに古町7番町での交流ステージに奥村愛さんや枝並千花さん、さらには東響のメンバーが出演するなど、すばらしいプログラムに驚きです。私は有料公演を買い込みすぎて、交流ステージを聴く余裕がないのが残念です。予定通り聴けるように、急な仕事が入らないことを祈っています。
 一般市民の盛り上がりはいかがでしょうか。新潟を全国にアピールする上でも貴重な催しです。今年は準備期間が短かったように思いますが、成功を祈らずにいられません。一番応援すべき地元紙の扱いが乏しいように思いますが、なぜなのかなあ・・。

 最後に、先週の日記に書きましたが、長岡市でイェルク・デームスのサロン・コンサートが開かれました。長岡市にデームスのお弟子さんがいて、内輪のコンサートを開催したんだそうですね。聴衆は20人くらいという贅沢なコンサート。私の知人が聴きに行ったようですが、聴けた人がうらやましいです。
 

2010年4月18日

 桜が咲き春本番といきたいところでしたが、不順な天候が続いて興ざめの一週間でした。それでも新潟の桜は満開となり、公園は花見客で賑わっていました。(→ブログ
 
 ここしばらくコンサートから遠のいており、寂しい日々です。昨日は成嶋志保さん、井上静香さんのコンサートがあり、聴こうと思い立ってホールに行ったのですが、なかなかの人気らしく、当日券はないようでしたので、残念ながら帰ってきました。CDばかり聴いていると生演奏が恋しくなります。

 さて、昨日から「のだめカンタービレ最終楽章・後編」が公開されました。のだめファンの私は、当然初日の1回目の上映を見てきました。(→ブログ) ランランによる演奏も良く、BGMに登場する名曲の数々も良かったデス。エンディングはTVドラマでの「大川ハグ」と並ぶ名場面と思います。ラプソディ・イン・ブルーが胸に染み、年甲斐もなく感激してしまいました。

 最後に、あまり知られていないようですが、長岡市の某ピアノ教室で、イェルク・デームスのコンサートが、来週の22日、23日の2日間に渡って開催されます。それぞれショパンとシューマンを演奏するそうですが、大きなホールでやっても集客できる巨匠なのに、内輪のコンサートとはもったいなく感じます。それにしましても80歳を過ぎているはずなのに活発な活動に驚きです。
 

2010年4月11日

 4月も中旬を迎え、新潟もようやく桜が開花しました。いよいよ春本番です。(→ブログ

 さて、今週はコンサートに行く予定がなく、寂しい週末です。来週は「のだめカンタービレ最終楽章・後編」がいよいよ公開されます。是非見に行かねば・・・。

 ラ・フォル・ジュルネ新潟までもうすぐですが、地元のマスコミは未だ大きく取り上げず、市民の盛り上がりも今ひとつのように思います。席数の少ない公演は完売になったようですが、一部の音楽好きのなかで盛り上がっていても仕方ないので、みんなで宣伝しましょう。県外の方々にたくさん来てほしいですね。
 

2010年4月4日

 今週もやっぱり落ち着かない天気でしたが、さすがに4月になり、春到来を感じさせます。晴れたと思ってもすぐに崩れてしまいますが、桜の開花も近いことでしょう。

 昨日は「奥村景&大滝俊デュオリサイタル」に行ってきました。チェロの奥村さんは御存知奥村ファミリーの一員。大滝さんはスペインに留学されていた実力者です。二人とも新潟出身の若手ですが、今後の活躍が期待される演奏でした。
 そして、今日は、ミーハーと馬鹿にされそうですが、「高嶋ちさ子プロデュース 12人のヴァイオリニスト」のコンサートに行くはずだったのですが・・・。
 今日は朝から快晴の気持ち良い陽気になったので、早めに行って白山公園から信濃川べりを散策しました。(→ブログ) 桜のつぼみは膨らんでいて、開花も近いものと思われました。信濃川を眺めていると川面を渡る風が心地よく、気分爽やかになりました。まだ時間は早めでしたが、今日のコンサートは自由席なので、良い席を取ろうとホールに向かうと、無情にも携帯電話が鳴りました。職場からの呼び出し。チケットを無駄にすることになりました。音楽にはヴィジュアルも重要と考える私は、大変楽しみにしていたのですが、やはり私は美女には縁がないようですね。
 

2010年3月28日

 今週も落ち着かない天候が続き、雪が舞ったりして荒れてしまいました。晴れたと思っても長続きせず、冷え込みも厳しく、本格的な春到来まであと少しのようです。
 このところ疲労が蓄積し、天候同様に体調も落ち着きませんが、今日は「新潟市ジュニア音楽教室第6回スプリング・コンサート」に行って、子供たちから元気をもらってきました。ジュニア邦楽教室、ジュニア合唱団、ジュニアオーケストラ教室(A合奏、B合奏)を一度に聴くことができるので毎年楽しみにしています。いずれも期待に違わぬ演奏で、プロの演奏では得られない感動をもらいました。ジュニア音楽教室は新潟市の宝であり、これからも大事に育ててもらいたいものです。

 さて、一色まことの「ピアノの森」第17巻が発売になりました。前回は発売予定が大幅に延期されてヤキモキしましたが、今回は予定通りの発売でした。16巻はショパンコンクールの一次予選が終わって結果発表された所まででしたが、今回は結果発表の夜の出来事で半分が費やされ、二次予選の2人目の演奏で終わってしまいました。二次予選の出場者は30人いますから、この調子で行くと、ショパンコンクールが終わるのに何年もかかりそうですね。話を膨らませるのも良いのですが、もう少しスピードアップを願いたいものです。ちなみに、今回はカイの出番は少なく、孤高の優勝候補パン・ウェイの物語が泣かせます。

 アンドリュー・ロイド・ウェバーの新作ミュージカル「LOVE NEVER DIES」のCDが発売になりました。あの名作「オペラ座の怪人」の続編です。舞台は前作から10年後、1907年のニューヨークのコニーアイランドです。パリからマダム・ジニーとメグの助けによりアメリカに逃れた怪人とコンサートのために訪れたクリスティーヌが再会するのですが、語学力のない私は英語の歌詞やセリフがよく分からないので、筋書きが理解できないのがさびしいところです。対訳があることを期待して日本盤発売を待ったのですが、「アーティストの意向によりオリジナル英語歌詞の日本語対訳は掲載してございません。あらかじめご了承下さい。」とのこと。こんなことなら安い輸入盤買うんだったなあ。でも、音楽は良いですね。(日本盤にはボーナストラックとして平原綾香による主題歌の日本語ヴァージョンが収録されていて、これはなかなかの熱唱です。この耳に良く馴染むメロディーはどこかで聴いたことがあるように思いますが、気のせいでしょうか。)
 

2010年3月21日

 相変わらず落ち着かない天候が続いています。寒暖の差がありすぎて、体調が狂ってしまいます。温かさは長続きせず、天気予報から雪マークが消えません。本格的な春まで、もう少しの辛抱です。今日は春分の日ですが、朝から強風が吹き荒れ、黄砂で空は暗く、車は土埃だらけになってしまいました。

 さて、今日は「東京交響楽団第58回新潟定期演奏会」に行ってきました。南米音楽ばかりの特異なプログラムでしたが、風邪で体調不良であったのを忘れさせるような、すばらしい演奏を聴くことができました。

 また、今日はラ・フォル・ジュルネ新潟のチケット発売日でした。りゅーとぴあの特設チケット・ボックスで多数のチケットを買ってしまいましたが、全部行けるのか心配です。新潟初めての一大イベントはチケットの売れ行きいかんにかかっています。少しでも貢献できれば幸いと思います。
 

2010年3月14日

 今週も天候が落ち着かない1週間でした。前半は真冬に逆戻り。後半は暖かい日がありましたが、昨日は雨模様。来週はまた崩れるらしいですが、もう雪とはおさらばしたいですね。

 さて、今週はコンサート予定もなく、さびしい日々です。年度末のためということでもないのですが、慌ただしい日々が続いて疲れ気味。コンサートには行けませんが、CDを聴いて心を癒しています。
 

2010年3月7日

 さすがに3月。天候ははっきりしないものの、気温は高目で過ごしやすくなりました。しかし、天気予報ではまだまだ雪マークがあり、もう少しの我慢のようです。

 昨日は「山本真希オルガンリサイタル・シリーズ No.9 オルガン交響曲」に行ってきました。初めて聴く曲ばかりでしたが、豊潤なオルガンの響きに身をゆだねてきました。

 今週は火曜日にウィーン放送交響楽団の公演があり、指揮者のベルトラン・ドゥ・ビリーに興味があったのですが、「田園」「運命」という超定番プログラムに魅力を感じず、断念しました。正直言えば、最近出費がかさんで懐がさびしかったのが真相。ハープのメストレと共演するBプログラムだったら無理してでも行ったのですけれど。

 さて、今朝の新潟日報にラ・フォル・ジュルネ新潟の全面広告が出ていました。新潟市の市報にも記事があり、いよいよ広報活動が本格化するようです。新潟市からは5000万円の税金が投入されますが、この程度で済むのか心配です。経済効果がどうなのかは分かりませんが、新潟市のイメージアップ効果は5000万円以上は間違いありません。成功するようみんなで盛り上げましょう。
 

2010年2月28日

 今週は先週とはうって変わって、暖かい陽気となりました。早いもので、明日から3月。もう大雪とはおさらばしたいですね。このまま春に突入してくれることを祈ります。

 今日は新潟市内ではたくさんの催しがあり、各ホールともフル稼働という状況です。私は家族と「生で聴く のだめカンタービレの音楽会」に行ってきました。お馴染みの茂木さんの解説とスライド上映が付いた肩の凝らないコンサートで楽しめました。

 さて、この春の新潟最大のイベントと言って良い「ラ・フォル・ジュルネ新潟」(4月30日〜5月1日開催)のプログラムが発表されました。(→http://lfjn.jp/) 「ショパンとバロック」というテーマが示すように、ショパンだけでなく、バッハやヘンデルに重点が置かれたプログラム構成で、新潟独自色があって良いと思います。新潟出身の音楽家の公演が多数あるのも魅力です。期待以上のすばらしい内容に今からワクワクしています。複数の公演が同時進行するのがこの音楽祭の特徴です。どの公演に行くか悩ましいですが、初日は金曜日なので行けそうもありません。土曜日は何とか休みをもらって行きたいと思います。土日なら良かったのですけれど。
 今週はルネ・マルタン氏が新潟に来て記者会見が開かれたはずなのですが、地元のマスコミでは大きく取り上げられていません。これからどう盛り上がっていくのか気になるところです。この機会に全国からもたくさんの人が新潟に来てくれると良いですね。

 また、この秋新潟に、ゲルギエフ/ロンドン交響楽団が来演するとの情報をいただきました。何だかんだで毎年ゲルギエフを聴きに行っている私としましては、県外に遠征しないで済むのでありがたいです。今年はマーラーがプログラムに組まれる予定ですので、これも非常に楽しみです。
 

2010年2月21日

 相変わらず寒い日が続き、雪にはうんざりです。体調管理も難しく、今週末は風邪を引いて、調子は良くありません。いろいろと出費がかさみ、私の懐にも寒波襲来。厳しいなあ・・・。
 こんな日々ではありますが、今朝目覚めたら気持ち良い青空が見えました。このまま春に向かってくれると良いのですけれど。

 今日は新潟アジア国際音楽祭の一環である「新潟の芸術 Noism & 鼓童」という公演に行ってきました。舞踏やダンスに疎い私はNoismは初めてでしたが、ダンスという枠では表せない奥深さを感じ取ることができました。圧巻は鼓童の演奏。魂にダイレクトに突き刺さるサウンドに、ただただ感動するのみでした。このような団体が新潟にあるなんて、誇るべきと感じました。
 この公演に先だち、コンサートホールでは「新潟県吹奏楽連盟創立50周年記念演奏会」があったので聴いてきました。招待演奏の伊奈学園高等学校吹奏楽部の高レベルな演奏に驚き、感動しました。

 さて、先週紹介した「ラ・フォル・ジュルネ新潟」のホームページ(http://lfjn.jp/ )に、出演する管弦楽団が紹介されています。シンフォニア・ヴァルソヴィア(ポーランド)とリチェルカール・コンソート(ベルギー)です。私は不勉強なので、両者とも全く初めて聞く団体です。シンフォニア・ヴァルソヴィアは、ユーディ・メニューインがポーランド室内交響楽団を母体として設立した管弦楽団であり、リチェルカール・コンソートは、ヨーロッパ屈指の古楽アンサンブルだそうです。アンサンブル、ソリストなど他の出演者、演奏プログラムについての情報は近日中に発表するそうですので、楽しみにしましょう。
 今年のラ・フォル・ジュルネは、これまでの東京、金沢のほかに、新潟とびわ湖で開催されます。東京のテーマは「ショパンの宇宙」、金沢は「ショパン、ジェネラシオン1810」、びわ湖は「ショパンとモーツァルト」、そして新潟は「ショパンとバロック」。新潟独自の企画がどうなるか楽しみですが、GWの連休があるにもかかわらず、開催日は連休を外して金曜日と土曜日。金曜日は平日ですから、行けないのは確実。せめて土日なら良かったのですけれど。集客が気になるところです。
 

2010年2月14日

 今週は暖かかったと思えばすぐに真冬の寒さに戻り、相変わらず天候に恵まれません。大雪にならないだけましですが、まだまだ我慢の日々です。

 今週は建国記念日に「新潟シューベルティアーデ」というコンサートがあり、お誘いを受けていたのですが、所用で行くことができませんでした。チケット完売とのことであり、昨年同様に盛り上がったことでしょうね。 

 さて、今日は、新潟市内の各ホールとも公演がいろいろありました。りゅーとぴあコンサートホールでは「第2回千の風音楽祭」、新潟県民会館では「アジア・ポップス・フェスティバルin新潟」という大型コンサートがありました。何も同じ日、同じ時間帯にぶつけなくてもと思うのは私だけでしょうか。かく言う私は、大型イベントは避けて、だいしホールで開催された「新潟リング・アンサンブル第10回定期演奏会」に行ってきました。

 最後に、「ラ・フォル・ジュルネ新潟」の公式ホームページが漸く開設されました。URLは http://lfjn.jp/ です。内容はまだ乏しいですが、ルネ・マルタンからのメッセージが載ってます。
 

2010年2月7日

 今週は大雪に猛吹雪で散々です。とてもコンサートどころではありませんでしたが、昨日は東京交響楽団第57回新潟定期演奏会にやっとのことで行ってきました。チケットは完売でしたが、大雪と地吹雪で交通機関は麻痺していたため、空席が目立ちました。飯森さん指揮によるカルミナ・ブラーナは氷点下の寒さを吹き飛ばすような熱気あふれるものでした。

 さて、「パリ・オペラ座のすべて」という映画を見てきました。オペラ座バレエ団の日常の練習風景が中心ですが、題名の如く、決して見ることのないオペラ座の内部や裏方たちの仕事の様子、運営に関する議論に至るまで、オペラ座の全てを紹介しています。バレエ・ダンサーたちの日常がくまなく記録され、舞台公演も見ることができます。ナレーションもなく、音と音楽、会話だけで160分間が構成されていて、少々疲れますが、クラシックバレエもさることながら、現代バレエのすごさに驚嘆し、バレエに対する認識を新たにしました。そういえば、新潟にはNiosmというすばらしいダンス・カンパニーがあったんだと思いだし、たまには見に行かねばと感じた次第です。バレエやダンスに興味がなくても、オペラ座の地下や屋上の秘密を知ることができるので、一見の価値はあります。新潟ではワーナーマイカルシネマズ新潟で単独上映されています。期間限定のようですのでお早めにどうぞ。
 驚いたのは国家公務員としてのバレエ・ダンサーの待遇。40歳が定年で、40歳から年金が受給できるそうです。さすがに文化国家のフランスは違いますね。
 日本の状況を顧みると、政治の芸術・文化に対する認識の違いに愕然とします。昨年の事業仕分けで国立劇場も問題にされたのも記憶に新しいところです。スポーツや芸術に採算を求めて予算を削ろうというのが日本の現状。ちなみに、人口5000万人の韓国の文化予算は、日本の2.5倍だそうです。
 

2010年1月31日

 早いもので、新年を迎えてもう1ヶ月にもなるのですね。暖冬・少雪とのことでしたが、寒さ厳しく、雪の多い日々が多かったように思います。今日は比較的過ごしやすい陽気で、気分も爽やかでした。
 こんな日曜日でしたが、今日で閉店となる古町の北光社を見に行ってきました。新潟市民なら誰もが知っている老舗書店なのですが、大型書店に対抗できず、閉店となってしまいました。最終日とあってものすごい賑わいでした。いつもこうなら閉店する必要はなかったでしょうにねえ。
 6月に閉店する向かいの大和の前では、秋田の「なまはげ太鼓」の演奏が行われており、体に振動が伝わる迫力ある演奏に最後まで聴き入ってしまいました。
 その後はNHK交響楽団演奏会新潟公演に行ってきました。新潟で聴くN響はこれまで良い印象はなかったのですが、今日の演奏はすばらしいもので、さすがN響と感じさせるものでした。おなじみの東響とどっちが良いというものでもないですが、たまにはN響も良いですね。

 さて、4月30日〜5月1日に新潟市で開催されるラ・フォル・ジュルネの具体的予定がなかなか発表されません。テーマは「ショパンとバロック」とのことですが、出演者やプログラムは全く不明です。新潟市のホームページに紹介記事が載っており、りゅーとぴあからもN-PAC mate 通信とともにチラシが送られてきましたが、詳しい情報はわかりません。東京や 金沢は着々と準備が進んでいますが、新潟はどうなのかちょっと心配です。早い情報開示を期待します。
 

2010年1月24日

 一時的に暖かくなったと思ったら寒い日が続いたりと、相変わらず不安定な天候が続いております。健康管理にはくれぐれもご注意下さい。かく言う私は、風邪をひいて、じっとガマン。

 今日は体調十分ではありませんが、長岡でのフランツ・リスト室内管弦楽団のコンサートに行ってきました。ヴァイオリンの南 紫音、ピアノの菊池洋子、フルートの高木綾子、ソプラノの中嶋彰子が共演するという豪華なプログラムでした。演奏もすばらしかったですが、視覚的にも楽しめました。

 さて、2010年度の東響新潟定期会員の更新案内がようやく来ました。演目はすでにお知らせした通りですが、私はスダーンのブルックナーが楽しみです。今年度は山響がすばらしい演奏を聴かせてくれた「日本のオーケストラシリーズ」も期待していたのですが、2010年度は茂木さんの「人間的楽器学管弦楽団」とのこと。全国に多数のプロオケがあるのに、何で臨時編成のオケなの?とガッカリしました。茂木さんも良いのですけれど、フェイントをかけられたような・・・。深い事情があるのでしょうか。
 

2010年1月17日

 今週は暴風雪に大雪が続いて大変な毎日でした。新潟市街は雪が少なかったですが、職場は山沿いのため大変でした。ようやく小康状態になり一安心というところですが、皆様方はいかがでしょうか。

 今週は、11日の成人の日に、にいがたニューイヤー・ガラ・コンサートに行ってきました。新潟とアジアの新進の音楽家が東響と共演するというもので、内容豊富なコンサートでした。
 また、昨日は我らが山本真希さん出演のニューイヤー・オルガンコンサートに行ってきました。オルガンの連弾に打楽器も加わって、大変楽しめる内容でした。オルガンの音色の多彩さを実感できるプログラムになっていました。今日も同じ内容でコンサートが開かれますので、昨日行かれなかった方は是非聴きに行ってください。

 本当は昨夜音楽文化会館で開催された音泉室内合奏団の演奏会にも行きたかったのですが、ちょっと体調すぐれず行けませんでした。どういう団体かは知らなかったのですが、音泉という名前にひかれました。なんせ温泉大好きの私ですから。行けずに残念でした。

 と、昨日買ったブラームスのピアノ協奏曲第3番(ピアノ:デヤン・ラツィック、ロバート・スパーノ指揮アトランタ交響楽団)を聴きながら書いています。あれっ、こんな曲あったのと思われたことと思いますが、実はヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲に編曲したもので、これは世界初録音(世界初演ライブ)です。ピアノのラツィック自身が編曲したもので、「バルカン半島の神童が構想、完成に5年という歳月を費やした世紀の大作」というキャッチコピーが胸躍らせます。なかなかいい曲に仕上がっており、この手の曲の先輩格のベートーヴェンのピアノ協奏曲第6番に負けず劣らず、ラフマニノフのピアノ協奏曲第5番よりはずっと良いできです。話の種にどうぞ。

 さて、先日長岡でもらったチラシに、6月に長岡市立劇場で開催されるスロヴァキア・フィルのものがありました。指揮はスワロフスキーで辻井伸行さんとの共演が注目されます。辻井さんのショパンのピアノ協奏曲第1番は良いのですが、ほかの曲は予想通りに「モルダウ」と「新世界」。チェコやスロヴァキアのオケは「モルダウ」と「新世界」の呪縛からは抜け出せないようで、究極のワンパターンです。いやなら聴きに行かなければ良いだけなのですけれど。
  

2010年1月10日

 今週は新年最初のコンサートということで、ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ニューイヤー・コンサートに行ってきました。ユーモアのある楽しいコンサートで、家族ともども新春を楽しむことができました。
 また、今日は長岡で行われたアンサンブル・リリック with 澤クヮルテット・コンサートに行ってきました。弦楽合奏講習会の発表コンサートですが、講師の澤クヮルテットのメンバーが要所を締めてくれたので、楽しめた演奏でした。
 

2010年1月3日

 暴風の中迎えた新年でしたが、ようやく風もおさまってきたようです。年始ということで、さすがにコンサートはありませんので、映画を見たり、CD聴いたりで過ごしています。皆様方はいかがですか。
 話題の3D映画「アバター」を見てきたのですが、たいへん楽しめました。(→ブログ) 昨年見た「2012」にも驚きましたが、CG技術の進歩には目を見張ります。ストーリー的には単純ですが、奥行き感たっぷりの映像美に酔いしれ、映画の中に自分が入り込んでいくような錯覚を感じました。通常より300円(メガネ代?)高かったですが、一見の価値ある映画と思いました。

 今年の新潟でのコンサート予定がなかなか発表されず、りゅーとぴあのHPのスケジュールも今日現在3月までのままで更新されていません。今のところ6月のツィメルマンのリサイタルくらいしか情報がなくてさびしいのですが、新潟日報主催のコンサートの情報が今朝の日報に出ていました。
 6月に「普段着コンサート」(3日:新発田市文化会館、4日:りゅーとぴあ、5日:長岡リリック・ホール、6日:南魚沼市民会館)がありますが、出演者不明。10月29日にはスロヴァキア放送交響楽団(りゅーとぴあ)の公演がありますが、曲目はいかに。「モルダウ」に「新世界」じゃないことを祈ります。また、11月10日にキエフ・オペラ「アイーダ」(県民会館)、12月15日にレニングラード国立バレエ「白鳥の湖」(県民会館)などがあります。日報主催の公演としては例年並みのようですね。
 

2010年1月1日

 新年明けましておめでとうございます。本年も当ホームページをよろしくお願い申し上げます。

 昨年の新年のカウントダウンは新潟でのジルベスターコンサートでしたが、今年はBSで放送された東急ジルベスターコンサートでした。新潟でもお馴染みの大友直人さんの指揮する東フィルでホルストのジュピターが演奏されましたが、時間ピッタリ。あまりにお見事なので、思わず拍手しました。その後はブログでおなじみのコンチェルト2号さん出演のFMPORTの特番を聴きながら寝てしまいました。
 目覚めると昨日からの暴風は止むことなく吹き荒れ続いています。世相を反映するような新年の始まりになりましたが、荒れた一年にならないことを祈ります。

 さて、これまで、更新日記の中で書いていたお勧めのCDや音楽本の記事を「CDあれこれ」、「音楽本あれこれ」というページに再掲載してまとめました。ご覧いただければ幸いです。