新潟市ジュニア合唱団第20回定期演奏会
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2010年7月18日(日) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
合唱:新潟市ジュニア合唱団
指揮:海野美栄
ピアノ:斎藤愛子
 
 
第1部 イタリアの歌
 海はまねく
 わたしのベラビンバ
 トレロカモミロ
 はさみとぎ
 フニクリフニクラ
 サンタルチア
 麦打ち歌
 オーソレミオ

第2部 クラシック 〜J.S.バッハ〜 
(小六禮次郎・編)
 インヴェンション 第4番 BWV775
 ロンド 
管弦楽組曲第2番 BWV1067 
 プレリュード 
平均律クラヴィーア曲集Iより 第2番 BWV847 
 おもいで色のメヌエット 
アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集より メヌエット BWVAnh114
 渚のメヌエット メヌエット BWVAnh115

(休憩10分)

第3部 ポピュラー
 ムーラン リュージュ
 サンライズ サンセット
 シェルブールの雨傘
 スターウォーズのテーマ
 Sing
 トゥモロー

(休憩15分)

第4部 合唱ミュージカル「くいしんぼうララバイ」 (作詞:藤公之介、作曲:小六禮次郎)
 くいしんぼうブギ
 夕焼けの帰り道
 虹のふね
 あなたがいるだけで
 初めての出来事
 コックローチ
 むかしアブラハムは
 風に色がついていたら
 熱い心に指先を

 
 

 昨日梅雨明けし、今日は朝から快晴。ギラギラ太陽がまぶしく、猛暑襲来です。今朝は某コンサートのチケットを買いに加茂まで行き、その足でりゅーとぴあに着きました。開場まで時間があったので、昨日から県民会館で始まった「新・人体の不思議展」を見てきました。あのような標本を作る技術の進歩に驚きです。

 さて、ジュニア合唱団を聴き始めてしばらくになりますが、毎回大きな感動を与えてくれます。今日も大変楽しみにしていました。
 少し早めに開場待ちの行列に並んで、Cブロックに席を取りました。当初3階席は使用されなかったので、客席はぎっしりになりましたが、私の右隣だけ1席空いていました。

 今日のプログラムは4部構成になっていて、イタリアの歌で開演しました。初めはいつもより雑味があるように感じましたが、だんだん調子が乗ってきたのか、美しい歌声を聴かせてくれました。

 第2部はクラシックです。今年のラ・フォル・ジュルネでは山本真希さんとバッハを共演し、その澄んだ歌声に心が清められました。今回も本格的な歌を聴かせてくれるかと期待しましたが、小六禮次郎が児童合唱用に編曲したもので、少々がっかりでした。でも、これはこれなりに良かったです。

 休憩後の第3部ばポピュラーです。団員は黒い衣裳で登場し、照明による演出も効果的で、これは大変良かったです。スターウォーズでは見事な振付もあって感動的でした。最後の2曲は、20回を記念して、卒団したメンバーも加わっての見事な歌声でした。

 再び休憩があり、第4部は恒例のミュージカルです。昇降式のオケのひな壇を舞台装置にうまく使っていて、いいアイデアだと感心しました。
 歌声も演技もすばらしく、フィナーレでは感動の涙がこみ上げていました。この感動は何なのでしょうか。プロの演奏でもこれほどの感動を味わうことはめったにありません。この感動を味わうために毎回聴きに来ているのですが、決して裏切られることがありません。子供たちの頑張りに元気をもらったように思います。

 ジュニア合唱団を聴いたことがない方は、だまされたと思って一度聴いてみてください。どうして子供たちの歌声にこれほど感動できるのか不思議ですが、理屈じゃなくて、とにかく体験されることをお勧めします。新潟にいてジュニア合唱団を聴かないなんてもったいない話ですよ。
 

(客席:2階:C5ー3、自由席:無料)