更新日記

2005年


2005年12月25日

 おそらくこれが今年最後の更新となりますが、新規記事がありません。そこで、新規温泉情報をひとつ。
 糸魚川市にあるシーサイドバレースキー場にあるホテルホワイトクリフに天然温泉がオープンしました。12月22日に「越後塩の道温泉:美人の湯」としてテープカットされたとの記事が同スキー場のホームページに出ています。現在はホテルの宿泊客だけの利用ですが、1月からは日帰り利用できるそうです。期日、営業時間等は未定だそうですが、タオルなし400円とのことです。行かれた方の情報をお待ちしています。

 さて、大雪続きに停電と益々慌ただしい年末となりました。今年一年を振り返り、リニューアルや再オープンはあっても、新規開業情報をほとんど掲載できなかったのが残念です。また、市町村合併がピークとなり、記事の訂正が全然間に合わなくて申し訳ありません。個人的にはこの秋の佐渡温泉巡りで、平成の大合併前の新潟県内の全市町村をすべて訪問したことになったのが思い出です。温泉一般では温泉法施行規則の改正により温泉の利用の仕方の掲示が義務づけられたことが大きな変化と思います。情報公開が前進したとは思いますが、掲示の仕方が施設毎でバラバラですし、実際の源泉の使用量などはわかりません。まだまだ改善が望まれます。
 皆様方はどんな年でしたか。来年はどうなりますやら。良き年となりますようお祈り申し上げます。
 

2005年12月18日

 更新がなかなかできず申し訳ありません。新規情報はないので口コミ情報を追加しておきました。毎度ながら、皆様方からの情報に感謝申し上げます。個別にレスができないで申し訳ありませんが今後ともよろしくお願い申し上げます。

 最近の掲示板での話題は岩室温泉の日帰り温泉施設「よりなれ」でレジオネラが検出されたというニュースでしょうか。基準値は100mlあたり10CFU未満ですが、130倍の1300CFUを検出したというもの。掛け流し源泉浴槽から検出されたもので、管理の難しさを実感させます。循環湯でなくとも管理が悪いとレジオネラは繁殖するということですね。特に「よりなれ」は高齢者が多数利用されますから、衛生管理の徹底が望まれます。ただ、おかげで殺菌のための塩素自動注入器を導入したそうですので、源泉の味わいが失われそうなのが残念です。
 また、新潟市内では「田舟の里」の利用者からレジオネラ感染者が出たという記事が最近ありました。「田舟の里」では8月にレジオネラが検出されていますが、その量はわずかに10CFU。基準ギリギリ。問題とするレベルでなく、その後管理が厳しくされていたことを考えると本当に「田舟の里」で感染したのか十分検証しないといけないと思います。
 とまあ、問題はありますが口コミ情報にありますように、一般の健康人は過度に心配する必用はないと思います。ちなみに、市町村合併により新潟市の温浴施設は55にもなったそうですね。これらすべての施設に管理を徹底させるのは大変そう。全部入浴するのも大変ですね。

 さて、今年もあとわずか。今年オープンで気になっているのは、南魚沼市(旧塩沢町)の「天領の湯」です。地元の方しか知らないような小規模施設ながら、掛け流しのすばらしい温泉だそうですね。あと、浦佐温泉にできた足湯も気になります。そのほか魚沼地区や栃尾地区の温泉開発の情報はありますが、具体的なオープン情報が不明です。また、ずいぶん前から話題になった「麻生田観音堂温泉」や「やひこ桜井郷温泉」の日帰り温泉施設建設はどうなっているんでしょうか。情報をお待ちしています。
 県内の温泉情報には注意しているつもりですが、「天領の湯」のようにオープンを知らなかったこともあります。隠れた温泉の情報がありましたら是非お寄せ下さい。

 寒波襲来中。皆様風邪など召しませんよう、温泉で温まりましょう!
  

2005年11月27日

 いろいろ続きで、更新が滞っていました。本当にいろんなことがありました。精神的疲労もありましたが、肉親のありがたさをあらためて実感しました。そんな中、新規情報をひとつだけお届けします。間瀬田ノ浦温泉・海華亭かわいです。シーサイドラインは何百回も通っているので、いつでも行けると思っていて、意外にも今回まで利用しないでいました。今回ひょんなことから利用する機会ができて入浴しましたので記事を載せておきます。
 さて、残念なニュースがあります。岩室温泉の「よりなれ」でレジオネラが検出され、25日から休業しています。ショックは源泉掛け流しの露天風呂から検出されたこと。温泉の管理の難しさを実感します。レジオネラは自然界の常在菌ですから、管理が悪いと源泉掛け流しでも検出されます。こういう事態になると掛け流し浴槽でも塩素消毒が強化されるんでしょうねえ・・。塩素消毒されない生の源泉を味わうことは、もはや困難でしょう。浴槽や配管、貯湯タンクなどの清掃はどうしてたんでしょうね。循環湯は危険、掛け流しは安全というのは大きな間違い。どこかに気のゆるみがあったんでしょうね。
 

2005年11月13日

 昨日、弥彦の観音寺温泉・長生館に行ってきました。観音寺温泉湯元だけあって、源泉掛け流しでした。浴槽上部の源泉投入口からはチョロチョロしか出ていないので、一瞬がっかりしましたが、浴槽底から加熱源泉が大量に注入され、掛け流されていました。注入口からは気泡も出ており、泡付きがしっかりありました。非加熱源泉の蛇口もあって、自由に注入が可能です。別に飲泉場所も用意されています。良質な硫黄泉を味わうことができて感激です。鄙びた温泉旅館で設備的には劣りますが、源泉の味わい深さは格別です。観音寺温泉や弥彦温泉はここが湯元。ほかでは循環使用ですから、入浴だけに限ればこちらがお勧めです。
 ついでに酒呑童子の湯に寄ってみたのですが、老若男女で賑わっていました。オープン当初に行ったときはタオルがただで使えましたが、現在はタオルの提供はありません。タオルは道の駅の売店で100円で売ってます。でも、足湯の泉質はいいですね。てまりの湯は循環使用されて硫黄泉の味わいが全くないので、足湯に使う湯量があるのなら、てまりの湯の泉質を改善してほしいと思いました。
 

2005年11月6日

 新規情報はないですが、寂しいので口コミ情報を追加しておきました。
 3日の文化の日、前日職場に泊まったので帰宅の途中に朝湯を浴びに出湯温泉寄ってきました。出湯温泉街最奥の華報寺共同浴場に7時過ぎに行くとすでに浴槽は満員。隙間を見つけて入り込みました。無色透明無味無臭の少しぬるめの源泉が浴槽中央底から大量に注入され、豪快に掛け流されていました。前はこんなに大量の掛け流しじゃなかったように思います。さらに感激したのは泡付きの多さ。県内の温泉では寺宝温泉とか桂温泉での泡付きが印象深かったのですが、今回の訪問時の泡付きはそれ以上。新鮮な湯の証拠です。単純温泉で泉質そのものは特徴はないですが、新鮮な源泉は味わい深いと思います。出湯共同浴場にもはしごしたのですが、こちらも掛け流しではあるものの、華報寺共同浴場にはかないません。あまりに身近すぎて逆にあまり立ち寄っていなかった出湯温泉ですが、そのすばらしさを再認識しました。
 

2005年10月30日

 分水町の「てまりの湯」の前にある「道の駅国上」に、10月23日に足湯「酒呑童子の湯」がオープンしました。25日に、柏崎への出張の帰りに寄ってきましたので紹介します。「てまりの湯」と同じ源泉とのことです。加熱された源泉が流しっぱなしになっていました。通常の足湯浴槽のほかに、1人用の桶があって、各桶に源泉が注がれ、掛け流しになっていたのは感激でした。上品な硫黄泉で、心地よかったです。タオルもただで使えました。皆様方もどうぞ。ちなみに酒呑童子(しゅてんどうじ)というのは京都の大江山の鬼ですが、越後に生まれ、分水町の国上寺で修行したんだそうです。

 また、十日町市観光交流課より「湯めぐりキャンペーン」を実施しているとのご連絡をいただきました。市内の8入浴施設(明石の湯、千年の湯、雲海、松葉荘、翠の湯、ミオンなかさと、鷹の湯、ゆくら妻有)の共通入浴券(10枚4000円)を発売し、8施設すべてに入浴すると記念品がもらえ、さらに抽選で豪華賞品が当たるというものです。期間は2006年3月31日までですが、大変お得ですので、皆様にお勧めします。ただし、全施設制覇のネックは翠の湯と思います。冬季休業ですので早めにどうぞ。詳細はこちらをご覧下さい。今年4月に川西、中里、松代、松之山と合併して、十日町は温泉の町になりましたね。

 あと、これまで番外で紹介していた施設はすべて通常のページに移行しました。詳細なデータが残っていない所ばかりなので、内容が乏しくて申し訳ありません。今後番外は県外の情報など載せていきたいと考えています。
 

2005年10月23日

 1996年10月23日にホームページを開設してちょうど丸9年が経ちました。ちりが積もってここまで来ましたが、月日の経つのは早いですね。全くの個人の道楽ですから内容不十分。それにも関わらず、たくさんの皆様方からの応援をいただき、今日まで続いています。2002年1月からアクセスカウンターを付けてみましたが、いつのまにやら70万件を越えています。我ながらびっくりです。これからも細々と続けて参りますので、あたたかく見守ってあげてください。今後ともよろしくお願い申し上げます。(こんな記念日なのに新規情報がなくて申し訳ありません。)
 

2005年10月10日

 先週佐渡温泉紀行として紹介した佐渡シリーズを通常のページで一挙に公開しました。順に、仙道温泉あかどまり城が浜温泉小木温泉かもめ荘羽茂温泉クアテルメ佐渡八幡温泉八幡館畑野温泉松泉閣新穂潟上温泉両津健康保養センター椎崎温泉・朱鷺の舞湯の9ヶ所です。いずれもレベルの高い魅力ある温泉ばかりでした。佐渡の温泉の奥深さが実感されます。
 また、昨日遅ればせながら、10月1日に復活オープンした長岡市の桂温泉に行ってきましたので紹介します。朝一番に行ったのですが、泡付きのする新鮮な源泉が掛け流しされていて感動しました。大広間休憩が有料なのはいただけませんが、泉質の良さは寺宝温泉と双璧です。
 

2005年10月2日

 昨日思い立って、佐渡の温泉巡りをしてきました。個別の紹介記事は間に合いませんので、概略を佐渡温泉紀行としてまとめまて掲載しました。久し振りの温泉巡りで、心地よい疲労を味わいました。
 さて、昨日は震災から復興した長岡の桂温泉がオープンしたはずです。どんな施設になったのでしょうか。皆様方の情報をお待ちしています。
 

2005年9月25日

 今回も新規情報がなくて申し訳ありません。この連休も仕事が入ったりして、温泉巡りをする暇と元気がなくって、近場のなじみの温泉でガマンしています。今回の更新も口コミ情報の追加のみです。
 さて、いよいよ桂温泉が10月1日にオープンです。地元には新聞の折り込みチラシが届いたようですね。ナナさん、きん太さん、姫ちゅさんからの情報では、入浴のみ平日10:00-22:00、土日祝9:00-22:00、毎週月曜日定休、入浴のみ500円、入浴+大広間休憩1000円(大広間は17:00まで)、持ち込み自由、足湯無料だそうです。震災からの復興おめでとうございます。どんな施設になりますか、楽しみですね。一番乗りは誰かな?
 またMIT.A. さんからの情報では、地震の影響で露天風呂が利用できなくなっていた与板町の「志保の里荘」が再開に向けて工事中とのことですし、湯の輔さんからの情報では旧西山町の大崎温泉「雪割草の湯」がリニューアルするそうです。これらもまた楽しみですね。
  

2005年9月18日

 いろいろありまして、更新が滞っています。仕事で寺泊のホテル飛鳥に泊まってきましたが、新たな情報がありません。口コミ情報だけ追加しておきました。大好きな片貝の花火にも行けませんでしたし、ストレスはたまるばかりです。今後は10月1日の桂温泉の再建オープンが楽しみですね。
 

2005年8月21日

 震災から見事に復興し施設を一新して再オープンした「えちご川口・和楽美の湯」に行ってきましたので紹介します。旧施設以上に展望は良く、露天風呂からの眺めは最高です。源泉掛け流し浴槽もあって、温泉好きの方にもお勧めできます。また、ついでに和楽美の湯への交差点にある道の駅の「あぐりの里」にある足湯も覗いてきました。本来は「和楽美の湯」の源泉を運んできて使用していましたが、震災以降は入浴剤使用となっています。早く元に戻ってほしいですね。
 次に、長岡市の桂温泉の仮設風呂を紹介します。震災で崩壊し現在立て直し中の桂温泉が、休業期間中に仮設の風呂小屋を建てて無料で開放しているものです。粗末な小屋、小さな浴槽ではありますが、ドバドバ掛け流しは感動ものです。この秋の再オープンまでの期間限定ですので、お早めにどうぞ。
 そのほか、家族で宿泊利用した岩室温泉の「ホテル大橋 館の湯」と鵜の浜温泉の「ロイヤルホテル小林」も紹介します。ホテル大橋はこれまでも何度か利用し、番外で紹介していましたが、通常のページに組み入れました。
 また、掲示板の情報を元に口コミ情報を追加しておきました。皆様方のたくさんの書き込みに感謝します。全部は書ききれないので新しい情報をピックアップして載せるようにしているのですが、まとめきれなくて申し訳ありません。また掲示板では個別のレスもしきれないので失礼の段お詫び申し上げます。同じ施設でも、季節や時間帯、混み具合で感想は違いますし、個人によっていろんな見方、いろんな意見があるはずです。これからも情報をよろしくお願いいたします。

 市町村合併に伴い、入湯税の免除がなくなったり、増税されたりして料金改定された施設がいくつかありますが、三条市(旧栄町)のポエムも入湯税が100円となり、8月1日より料金が値上げされています。2年後はさらに150円に増税されるとのこと。こんなところに市町村合併の弊害が出ています。
 

2005年8月7日

 天然温泉を使用開始した寺泊の寺泊岬温泉・ホテル飛鳥を紹介します。地下1100mより汲み上げた古代海水由来の温泉で、泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉。源泉温度47.5℃。湧出量106L/分(使用量70L/分)でガス性除く成分総計は21103mg/kgと高濃度です。循環されていますが、源泉は常時注入され、オーバーフローも多いので、湯の鮮度は高いと思われます。入浴料(タオルなし)が500円から700円に値上げされたのが残念ですが、これまで以上に魅力的な施設になりました。来年春には向かいに日帰り温泉施設が建設されるので楽しみにしましょう。
 さて、復興なった川口町の和楽美の湯の報告をたくさんいただいています。私はまだ行く機会がないのですが、これまで以上にすばらしい施設になったようですね。復興支援のためにも大いに利用しましょう。
 また、桂温泉の再建や麻生田観音堂温泉の温泉施設建設など、今後の楽しみがあってうれしいですね。そして、妙高パインバレーの身売り話は聞いたことがありましたが、あのAPAグループに買収され、7月20日に、アパリゾート妙高パインバレーとしてオープンしたとの情報をいただきました。以前は天然温泉を使用していたはずですが、今度は天然ラヂウム温泉とのこと、人工温泉臭いのが心配です。
 さて、さて、夏休みシーズン。温泉旅行される方も多いに違いありません。楽しいご報告をお待ちしています。掲示板への書き込みをよろしくお願いします。そういう私は、健康状態不良で、ちょっとおとなしくしています。早く治さねば。
 

2005年7月24日

 今回も新たな情報はありません。でもうれしいニュースがあります。中越地震で震度7を記録し、甚大な被害を受けた川口町の「和楽美の湯」が復旧し、大展望露天風呂の、ほか造波プールやウォータースライダーを備えた屋内温水プールを併設して7月23日にオープンしました。源泉掛け流し浴槽も新設されたようであり、雄大な景色と合わせ、温泉としての魅力が倍加されました。(詳細はHP参照) 震災復興を祝って是非訪問せねば・・・。
 もうひとつ、寺泊の「ホテル飛鳥」が温泉掘削に成功し、このドキュメントは新潟テレビ21で放送されましたが、7月30日に開湯されるとのことです。どんな使用のされ方になるのか楽しみですね。寺泊岬温泉だそうですが、以前オープンしたての頃、野積岬温泉と称していたことがありましたが、ようやく本物の天然温泉になって何よりです。日帰り温泉施設の建設計画もあるとか。今後の発展に期待しましょう。ただし、日帰り入浴料金は値上げされて700円(タオルなし)はちょっと残念ですね。

 
2005年7月17日

 昨日仕事帰りに新三川温泉の「You& 湯」と「寿の湯」に行ってきました。「You & 湯」は昨年末から今年初めに改修工事が行われ、その後入浴料が500円に値下げされました。「寿の湯」も利用できるので大変お得です。「You & 湯」は濾過・循環されていますが、「寿の湯」は掛け流しで、同じ源泉とは思えないくらいに新鮮で、とろりとしたすばらしいお湯です。温泉好きの方にもお勧めできます。「You & 湯」の記事は全面改定しました。また、奥阿賀温泉郷温共通チケットが発売されており、8枚3000円で、「You & 湯」のほか、「津川温泉・清川高原保養センター」、「かのせ温泉・赤崎荘」、「御神楽温泉・みかぐら荘、あすなろ荘」が利用できます。三川村、津川町、鹿瀬町、上川村が2005年4月に合併により阿賀町となり、共通チケットの発売につながったものと思います。お得ですので、利用をお勧めします。
 

2005年7月10日

 あ〜あ、1ヶ月以上も更新を怠っていました。他の活動が忙しかったりで、すっかりご無沙汰でした。新規情報がなくて寂しいので、皆様からの口コミ情報を若干追加しておきました。
 新しい温泉開拓もなく、湯ったり苑でビール飲んでばかり。温泉の話題としては、ホタル見物がてらリニューアルした「じょんのび館」に行ったくらい。万葉集さんが報告してくださいましたように、内装が変わっただけで、浴室はもとのまま。基本構造は昔のままで、変わり映えがありませんでした。で、残念ながら記事を更新するほどのこともありません。でも、夜間割引タオル付き500円は魅力です。「だいろ」よりゆったりできました。なお、ホタルにはお目にかかれず。残念。

 新情報がないと申し訳ないので、ひとつだけ。先月出張で金沢に行ってきました。宿泊はアパホテル金沢駅前。金沢駅西口直結で交通至便。14階建てのきれいなホテルですが、低料金でお得です。なんと言っても魅力は、サウナ・露天風呂付き大浴場。都市型サウナ「エキスパ」として一般客も3時間1000円、1日2000円で利用可能ですが、宿泊客は無料で利用できます。「玄要の湯」という大きな内風呂のほかサウナと露天風呂があり、さらに階段を上がった上階にも露天風呂があります。1人用の丸い浴槽が3つ。金沢駅前の超高層ビルを眺めながらの入浴は格別でした。サウナにはサウナパンツが用意されていて、気持ちよく利用できるのはすばらしいです。レストルームも充実。ヘッドレストにスピーカーの付いたリクライニングソファーが多数あって、ゆったりと休めます。天然温泉でないのが残念ですが、塩素臭くもありません。1000円払っても納得できる施設です。私の泊まった客室はよくあるビジネスホテルと同様でしたが、インターネット接続無料、ビデオ視聴無料、さらに冷蔵庫の栄養ドリンク無料、朝食のバイキング充実、とサービス面はすばらしかったです。金沢駅周辺に宿泊される方は、ここをお勧めします。なお、繁華街の片町にあるアパホテル金沢中央には天然温泉サウナ片町がありますので、そちらもお勧めです。
 夕方時間が空いたので金沢駅から香林坊・片町、さらに21世紀美術館、兼六園と歩いて回ったら疲れ果ててしまいましたが、金沢は名所や繁華街がコンパクトにまとまっていていいですね。金沢駅周辺の整備状況は我が新潟市のはるか先を行っています。雑然とした新潟駅の改修はまだまだ先の話。政令都市になるとは言っても見劣りしちゃいますね。

 さて、中越地震に被災して休業していた蓬平温泉の福引屋が営業再開しました。新潟のローカルニュースでは明るい話題として各社放送していました。他の旅館も順次営業再開するそうです。廃業を余儀なくされた施設が数多くありますが、こういう話題はうれしいですね。みんなで応援しましょう。
 

2005年6月5日

 更新が滞っていますので、口コミ情報を若干追加しました。また、あやめの湯よりなれ花水の記載をかなり変更しましたので紹介しておきます。
 「あやめの湯」は久しく行ってませんでしたが、掛け流しというのはいいですね。ただし、私の訪問時は湯が十分たまっていなかったためか、オーバーフローはありませんでした。また、飲泉所が使用できなくなっていました。残念。
 「よりなれ」は露天風呂広くなったというので行ってみました。これまで1〜2人がやっとという小ささでしたが、約2倍になってました。板壁がなくなって開放感も十分になりました。何より、内湯は循環ですが、露天は源泉100%掛け流しです。源泉は浴槽内注入で、十分量が掛け流されていました。湯花が多数浮遊し、アブラ臭もあって、以前のイメージとはかなり異なり、味わい深い湯になりました。タオル付き500円というのも魅力です。
 「花水」は、因果関係は不明ですが、中越地震後に成分が大きく変化しています。ガス性除く成分総計は14300mg/kg(オープン時は8305mg/kg)と大幅に増大しています。特に炭酸水素イオンは3118mg/kgと県内最高レベルにまで上昇しており、ツルスベ感はこれまで以上に強くなっています。ただし、浴槽で10000mg/kg程度となるよう加水しているのが残念ですが、それでも十分すぎる泉質です。

 さて、5月24日から改正した温泉法施行規則が施行されています。温泉の使用の仕方が掲示されているはずですが、各施設の掲示状況はどうでしょうか。みなさんもチェックしましょうね。
 最後に、温泉本の紹介に1冊追加しました。温泉学入門(日本温泉科学会・編):コロナ社、1200円 です。観光ガイドブックではなく、温泉についての科学的解説から温泉の発見伝説、温泉と健康、温泉文化についての解説など、一般向けに平易に解説した良書です。
 

2005年5月15日

 今年の4月1日にリニューアル・オープンした御神楽温泉・あすなろ荘に行ってきました。実は5月3日にも行ったのですが、断水で入浴できませんでした。ということで出直しです。なお、現在みかぐら荘からあすなろ荘へ行く道路は、橋の架け替え工事のため全面通行止めであり、迂回路を通って行くのでご注意下さい。(案内板あり) 感想はホームページ記載をご覧いただきたいのですが、ちょっと残念でした。立て直したかの如くリニューアルされ、館内はピカピカです。以前露天風呂があった川の中州に、立派な浴室棟が建てられ、男女別の内湯、露天風呂が造られています。真新しく大変きれいで清潔感あふれているのですが、以前の素朴でワイルドな良さがなくなってしまいました。内湯、露天ともしっかり循環されており、露天のお湯はどうみても源泉とは思えませんでした。浴室に温泉の効能・禁忌、成分等の掲示が見あたりませんでした。どうしたのでしょうね。ということで、以前の施設より評価を下げざるを得ませんでした。残念。
 その他口コミ情報を追加しておきました。
 

2005年5月8日

 某所でこの春に「温泉の医学」と題して講演をしました。その時配布した資料をWEB用に編集し直して載せましたので、興味ある方はご覧下さい。(→温泉の医学) 内容はすでに温泉雑学メモ等に記載済みですが、加筆がかなりあります。

 2002年の1月にアクセスカウンターを付けてみたのですが、いつのまにか60万アクセスを突破していました。ご愛顧に感謝申し上げます。キリ番の人には商品を、といきたいところですが、何もありませんので申し訳ありません。これからもごひいきにお願い申し上げます。
 

2005年5月5日

 昨年12月にオープンした、塩沢町の島新田温泉・金城の里にようやく行ってきました。300円で源泉掛け流しはいいですね。そして、昨年9月に火災で全焼した十日町市(旧中里村)の原町温泉・ゆくら妻有に行ってきました。旧施設より若干広くなっており、源泉100%掛け流しは健在でした。さらに、この3月に名前を変えてリニューアル・オープンした十日町市(旧松代町)のまつだい芝峠温泉・雲海に行ってきました。新しく掘削された源泉も良いのですが、展望露天風呂からの眺めは最高であり、泉質を論じる以上の感激があります。眺めを見るだけでも行く価値があるでしょう。
 ところで、中里村も松代町も、この4月1日に松之山町、川西町とともに十日町市と合併しました。松代町、松之山町は上越地方(東頸城郡)から中越地方に変わったのですが、このホームページでは当分旧分類のままですので、ご容赦下さい。
 

2005年5月1日

 昨日、4月17日に新潟市にオープンした温浴施設の「秘方瘉楽」に行ってきました。遠赤外線低温サウナ、ラジウム岩盤浴がメインであり、一般の日帰り入浴施設とは性格を異にしているのでご注意下さい。料金は1800円と高く、その分空いています。その他口コミ情報を追加しておきました。
 さて、4月29日に、昨年9月に全焼した「ゆくら妻有」が再建されてオープンしました。以前より多少規模が大きくなったようです。良質な源泉の掛け流しがこれまで同様に楽しめるようです。これだけ短期間に再建され、地元での期待も大きいものと思います。オープンの様子を伝える新潟日報の記事を読んで、うれしくなりました。
 
 本日、柏崎市(西山町、高柳町)、三条市(栄町、下田村)、新発田市(紫雲寺町、加治川村)が合併により新しい市としてスタートしました。各施設の住所変更をしなければなりませんが、相変わらず手が回りませんので、当分旧市町村のままですので、ご容赦下さい。

 口コミ情報で紹介済みですが、市町村合併の弊害として、「花みずき温泉・喜芳」が本日より料金が値上げされました。三島町は4月1日、長岡市に編入合併されました。これまでは三島町との話し合いで入湯税は徴収されていませんでしたが、長岡市となったことで入湯税が加算され、値上げになったといいます。これまでの1000円という料金も、新潟県内の相場からすれば高額であったのに、1200円(夜間割引でも何と900円!)という料金は日帰り温泉としては高すぎます。企業努力で何とかならなかったものかと悔やまれます。
 

2005年4月17日

 今日も新しい情報がなくて申し訳ありません。口コミ情報だけ追加しておきました。
 実は本日、新潟市松浜に新しい日帰り温浴施設が開業しました。以前に口コミ情報で紹介していた施設です。遠赤浴「秘方癒楽」というちょっと怪しげな名前。入館料は何と1800円。天然ラジウム岩盤浴を利用するとさらに500円追加。この時勢に何とも強気の料金設定。天然ミネラル風呂とかいう人工温泉のほか、遠赤外線低温熱ベットが売りのようですが、気軽に日帰り利用は無理ですね。また、子供(中学生未満)の利用はできません。”健康と癒し”の日帰りセンターと称しており、基本的に日帰り温泉じゃないようです。値段にビックリしてちょっと行く気になれないので、ご利用された方の報告をお待ちしています。
 

2005年4月10日

 新規施設の情報はないのですが、皆様からの口コミ情報温泉に関する参考書を追加しました。新規開業情報が乏しいのですが、岩室温泉・よりなれ、新三川温泉・You&湯、芝峠温泉・雲海、御神楽温泉・あすなろ荘などリニューアルした施設の情報をいただき、是非行かねばという楽しみが増えました。また、昨年全焼した「ゆくら妻有」もGW前に再建との情報をいただきうれしくなりました。塩沢にまた新しい温泉ができそうですし、大きな開業情報はないものの、いろいろ楽しみはありそうですね。皆様方からの情報をお待ちしています。
 さて、今月オープンするはずの、新潟市松浜の温浴施設の情報が集まりません。ご存じの方は詳しい情報をお寄せ下さい。(→4月17日オープンだそうです。)
 これから春本番、新潟の温泉を盛り上げるためにも、温泉巡りをしましょう。

 温泉に関する参考書は、書店に立ち寄るたびに気に掛けて見るようにしていますが、大河内先生の「酸化還元電位」の話は興味深く読めます。(生きている温泉とは何か:くまざさ出版、温泉の未来:くまざさ出版) 酸化還元電位は温泉の老化、塩素殺菌の問題を考える上で有用な評価手段だと思います。
 温泉本では、某先生の手を変え品を変えの同一内容の、「循環風呂」というべき出版物が大量投入されており、ここで紹介しきれないほどですが、加水・循環じゃない「源泉100%」の新鮮味のある出版物が乏しいのが残念です。おもしろい本が出ないかなあ・・。

 市町村合併もピークを迎え、住所の書き換えもままなりません。また、上越市のように、旧町村名が区として残ると分かりやすいのですが、多くはどの土地のことかまったく想像できなくなってしまっています。そこで、当分、旧町村名の記載のままにしておきますので、ご了承下さい。私の住む新潟市も大合併によって人口78万人になりました。政令都市となって区割りが実施されるまでは、新潟市でまとめない方が分かりやすそうですね。
 

2005年4月3日

 更新が滞っていて申し訳ありません。真新しい情報ではありませんが、家族で瀬波温泉に行ってきましたので、宿泊した大観荘せなみの湯をこれまでの番外から通常のページに組み入れて紹介します。ついでに足湯も紹介しておきます。また、口コミ情報を追加しておきました。
 このところいろいろと雑用があって、温泉巡りも自粛。湯ったり苑でガマンしています。掲示板にお寄せいただいた情報にも御返事ができず申し訳ありませんが、ご覧の皆様の情報交換の場として活用願えれば幸いです。
 

2005年3月6日

 久しく更新していなかったので、口コミ情報を追加しました。相変わらず新規開拓がなく申し訳ありません。
 さて、温泉偽装問題を契機として、温泉法の不備がこれまで以上に指摘されていますが、ようやく温泉法そのものではありませんが、温泉法施行規則の改正が2月24日に布告されました。温泉法第14条に、施設内の見やすい場所に、温泉の成分、禁忌症及び入浴又は飲用上の注意について掲示する義務があることが謳われていますが、掲示されていない場合も多々あり、掲示されていても、実際の浴槽の湯がどうなっているのかは知ることはできませんでした。今回の改正で、泉質の他に、浴槽の湯がどう使われているか掲示することが義務付けられ、情報公開が前進しました。ただし、泉質については相変わらず源泉井戸のものであり、実際の浴槽の成分がどうなっているかは分かりません。温泉の定義も含めて、温泉法の抜本的改正が望まれます。なお、今回の改訂の内容は次の通りです。

改正内容:温泉の成分等の掲示関係
 温泉法第14条第1項の規定による温泉の成分等の掲示について、従来の掲示項目に加え、温泉成分に影響を与える項目を追加して掲示することを定める。

(1)温泉に水を加えて公共の浴用に供する場合は、その旨及びその理由
(2)温泉を加温して公共の浴用に供する場合は、その旨及びその理由
(3)温泉を循環させて公共の浴用に供する場合は、その旨(ろ過を実施している場合は、その旨を含む。)及びその理由
(4)温泉に入浴剤(着色し、着香し、又は入浴の効果を高める目的で加える物質をいう。ただし、入浴する者が容易に判別できるものを除く。)を加え、又は温泉を消毒して公共の浴用に供する場合は、当該入浴剤の名称又は消毒の方法及びその理由

施行期日:平成17年5月24日
 
詳細は環境省のHPに公開されています。→http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5743

 さて、先日、中越地震で被災した蓬平温泉がこの夏にも営業再開するとの新聞記事を読みうれしく思いましたが、大湯温泉の「ゆの宿峡里」が経営難で会社更生法の適用を申請したとのニュースもありました。また、岩室温泉の泉温低下と対策工事にまつわる問題(工事中水道水を使用したが情報公開されず)、加茂美人の湯問題など、新潟の温泉にまつわる問題が気にかかります。今年に入っての具体的な新規オープン情報がまだないのも寂しいです。何とか新潟の温泉を盛り上げねば・・。
 

2005年1月30日

 活動が滞っていて、新規情報がなくて申し訳ありません。なじみの温泉、スーパー銭湯は楽しんでおりますが・・。更新が何もないのも寂しいので、皆様からの口コミ情報を追加しました。気になるのは「加茂美人の湯」問題。私も塩素臭たっぷりで温泉らしくない温泉で困惑していました。どういう展開になるか、見守りたいと思います。
 さて、掲示板でアクアマリンさんからの書き込みもありましたが、小千谷の木津鉱泉・篠田館の事故は心痛みます。ご冥福をお祈りします。震災から復興というこの時に、追い打ちを掛けるような事故。残念でなりません。震災直後から無料開放していた良心的なこの旅館が、責任を問われてしまうのも哀しいことです。何とか再建してほしいと思います。また、「財界にいがた」の記事によりますと、震災直後に貢献した「自衛隊の湯」に「だいろの湯」が無料提供されて使われたそうな。なかなかいいことをしましたね。
 昨日の好天もつかのま、またまた寒波襲来。震災の被災地にこれ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。新潟の温泉にどんどん入って、新潟を盛り上げましょう。
 

2005年1月9日

 参考書コーナーに新刊を加えました。私も会員となっている日本秘湯に入る会の編集による「この温泉が好きだ!」(岩波書店 1500円)は、「情報が出回っていない温泉」を会員自身が選び取材し紹介したもので、温泉好きの皆様にお勧めします。また、御存知松田教授が「間違いだらけの温泉選び」(中経出版、1400円)という新刊を出しました。相変わらずの内容で新味はありませんが、執筆活動の活発さには脱帽です。そして白骨温泉問題を最初にスクープした週刊ポスト記者・鵜飼克郎による「ウソの温泉ホントの温泉」(小学館 1143円)は、雑誌記者の視点で書かれており、取材し問題点を解明していく過程がおもしろく読めます。
 

2005年1月1日

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 昨年は災害の年でした。本年が良き年となりますようお祈り申し上げます。

 昨年は3月に佐渡の全市町村が合併し佐渡市となり、4月には水原町、安田町、笹神村、京ヶ瀬村が合併して阿賀野市に、11月には堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村が合併して魚沼市に、また、六日町と大和町が合併して南魚沼市になりました。
 そして本日、中頸城郡の柿崎町、大潟町、頸城村、吉川町、中郷村、板倉町、清里村、三和村、東頸城郡の安塚町、浦川原村、大島村、牧村、西頸城郡の名立町は上越市に合併しました。14市町村の大合併ですが、今回は旧市町村名が区となるので住所は分かりやすくて助かります。たとえば柿崎町は上越市柿崎区となります。(なお、旧上越市はそのままです。)
 このホームページの住所記載も修正しなければならないのですが、未だ手が回らず、旧市町村表記のままですのでお詫び申し上げます。