新穂潟上温泉 (佐渡市) B  (泉質C、浴室C、設備C、眺めC)  2016年11月7日より休業していたが、2017年8月11日営業再開。2019年2月末で再び閉館。2019年7月27日営業再開。

佐渡市新穂潟上1111 TEL: 0259-22-4126   営業時間:10:00-21:00(さぎの湯は14:00-21:00) 定休日:水曜日(祝祭日は翌日)
泉質:ナトリウム-塩化物泉、43.8℃、循環
タオル:なし サウナ:あり 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり

場所:両津から真野へ向かって加茂湖沿いに県道を進むとすぐにある。案内板に従って左折して小道を進んだ先の田園地帯の中にある。下足棚に靴を入れ、受付で料金を払う。

料金:入浴は大人500円、小学生250円、幼児無料、タオル別。12枚5000円の回数券あり。さぎの湯のみの利用は、大人350円、小人150円。こちらも12枚3500円の回数券がある。2010年5月より600円に値上げされました。

浴室:ソファーの並んだロビー奥に「熱の湯」がある。浴室は気泡浴付きの大浴槽のほか、掛け湯、サウナ、水風呂がある。洗い場にはボディソープ、シャンプー類あり。丸い鏡が特徴的。窓からは庭が見えるが、景色を楽しむというほどではない。脱衣場洗面台にはドライヤーあり。
 また、ロビー左奥にある旧館には「さぎの湯」がある。男湯の浴槽は円形で、石組みが風流。女湯の方はハート形である。ともに小さく、3〜4人が限界。脱衣場、浴室、浴槽とも非常に小さくくつろげない。

泉質:源泉名は新穂潟上温泉。泉質はナトリウム-塩化物温泉。源泉温度43.8℃。湧出量208.21L/分(動力)。主な成分(イオン濃度mg/kg)は、Li 0.8, Na 4602, K 99.0, NH4 1.8, Mg 133.1, Ca 134.0, Sr 1.7, Ba 14.6, Fe(II) 3.0, F 3.1, Cl 5738, Br 1.8, I 1.3, SO4 1261, HCO3 214.2, CO3 1.0, メタ珪酸27.8, メタ硼酸26.4, 遊離CO2 5.7 など、ガス性除く成分総計は、12264.2mg/kgと濃厚。湯は無色透明無臭だが塩味がする。208L/分もの湧出量があるのに循環式なのは残念だが、ツルスベ感があって浴感は良い。「さぎの湯」は、無色透明無味無臭で特徴がないが、少し熱めであった。泉質や効能書きの掲示はなかった。


コメント:休憩用広間、食堂が狭いながらもあり、トレーニングルームもある。人気施設らしく客であふれていた。「さぎの湯」は、狭い休憩所、狭い脱衣場、狭い浴室、狭い浴槽に地元の高齢者があふれ、とてもよそ者が入り込む雰囲気じゃなかった。地元民専用という感じである。2つの温泉を楽しめるという魅力はあるが、一般客は「熱の湯」だけで十分だろう。

(No.357 2005/10/1)

*2010年4月より佐渡市社会福祉協議会に譲渡されました。さらに2015年4月からは佐渡健康アシストが引き継ぎました。
*2016年11月7日より休業していましたが、2017年8月11日営業再開しました。
*2019年2月末で再び閉館となりました。
*2019年7月27日、営業再開。

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