場所:瀬波温泉街の南のはずれの海岸沿いに建つ大型旅館である。これまで何度か宿泊利用し、このホームページでは番外で紹介してきたが、この度久し振りに宿泊利用したので新たに紹介したい。 料金:入浴は1000円、タオルは借りられるようだが、高いのが難点。食事付きの割安プランもあるのでそちらの利用がお勧めかもしれない。 浴室:ロビー階は2階であり、高層の新館の1階に露天風呂付きの大浴場があり、低層の旧館の3階の一番外れに、天風の湯という露天風呂付き浴場がある。その他に露天風呂付きの貸し切り家族風呂がある。さらに、露天風呂付きの客室も多数ある。また、本館から道路下の地下道を渡り、斜めに昇るエレベーターで上がった先の高台に別館があり、かつてはそこにも展望浴室があったが、現在はなくなっている。さて、メインとなる1階の大浴場であるが、女性用浴室が新たに造られたため、男湯の方は、以前男女で分かれていた大浴場がひとつとなり、内湯、岩造りの露天風呂とも2つずつある。露天風呂からは日本海が一望され、開放感はこの上ない。左右の露天風呂の間に展望窓付きのサウナがある。洗い場にはボディソープ、シャンプー、リンス、シェービングフォーム等が完備。脱衣場洗面台にはドライヤー、カミソリ、櫛、綿棒、整髪料等が完備。一方天風の湯は少し小振りであり、内湯・露天とも檜造りの浴槽である。展望はすばらしい。 コメント:大きな露天風呂に浸かりながら日本海を眺めていると心癒される。露天風呂と日本海がつながっているような錯覚も覚える。海に沈む夕日を見ながらの入浴はさらに格別である。泉質もすばらしく、温まりも良い。家についても肌に染みついた温泉の臭いは取れない。旅館の向かいに温泉櫓が立ち、水蒸気が吹き上がっている。いかにも温泉地という雰囲気を醸し出す。瀬波はやはり新潟県を代表する温泉地のひとつなんだなあと再認識した。 (No.338 2005/4/2) |
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