貝殻を2枚とも磨き終わったら、接着剤を使って貼り合わせる。接着剤は、「ボンドEセット(90分硬化タイプ)」を使用した。
なお接着作業にあたっては、十分に換気してください。
ステップ1
接着面になる貝殻の縁の部分を600番のサンドペーパーでザッと磨き、汚れをとっておく。蝶番の部分は磨かないでください。
ステップ2
二個あるチューブから接着剤を同じ量だけ絞り出し、付属のヘラでよく混ぜる。この作業については、パッケージの注意書きをよく読んでください。
接着する部分はごくわずかの面積なので、ほんの少しの量でOK。貝殻が1個であれば4ミリぐらい。この場合はヘラ全体で混ぜるのではなく、片側半分を使う。全体で混ぜると拡がって使える量が少なくなる。
ステップ3
貝殻をピンセットなどで保持し、練った接着剤を爪楊枝などヘラにつけて接着面に塗る。
「塗る」というよりも、接着剤をチョン、チョン、チョンとおいていく感じで付ける。
ステップ4
両方の貝殻に接着剤を付けたら、いよいよ貼り合わせる。貼り合わせるときは、蝶番を位置合わせの基点にする。
貝殻の面をピッタリと合わせ、ユックリと静かに押せば、パチンとはまるので、無理やり押し込まないようにする。
接着剤が固まるまで相当の時間(約12時間?)がかかるので、静置して絶対に触らないようにする。
ステップ5
完全に固まったら、はみ出している接着剤を600番と2000番のサンドペーパーで磨き落とす。
手元にベビーオイルがあれば、それで磨く。いちだんと輝きが増すらしい。鉱物オイル(ミネラルオイル)で磨いているサイトもあるが、安全のためにベビーオイルで磨く。
ヒント:貝殻の貼り合わせには、ちょっとしたコツが必要なので、捨てる貝殻を使って練習しておくとよい。
外靱帯の部分には隙間ができているので、爪楊枝の尖った部分で接着剤を押し込むように塗る。そうすると隙間が目立たなくなる。
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