(1)根付きラッキョウをキレイに洗う
泥臭さが残るようではいけないので、ラッキョウの粒をひとつひとつ丁寧に外しながら洗う。薄皮もできるだけ取り除く。
散水用のシャワーがあれば、それを使うとキレイに洗うことができる。ラッキョウを洗うのに百円均一で購入したプラスチック製のザルを使ったが、一晩おいただけで臭いが移ってしまった。
(2)水気を切っておく
一晩、乾かしておけばよいと思う。小粒のラッキョウは、カラカラに乾いて薄皮が取れにくくなるので、水気を切る程度でよいと思う。
(3)ラッキョウの茎と根を切り取る
根の部分は、あまり大胆に切り込まないほうが、カリッと仕上がる感じはする。薄皮も丁寧に取る。面倒だけど頑張る。茎の部分は大胆に切り込む。
傷が付いていたり、痛んだ物があれば、腐敗の原因になるので思い切って捨てる。
細かな作業が可能なので、私は鼻毛カッターを使っています。指が痛くなるので予防に軍手をしています。
注意:ぼやっとして、一日おいていたら芽が出ていた。洗って、そしてちょっと水気を切ったら、すぐに塩漬けするのがよい。
(4)ビンに入れて塩漬けにする
ラッキョウと塩50グラムを交互に入れる。
50グラムといっても、かなり適当にやっていて、塩の比重は約2だから、200ミリリットルのペットボトルを使って目見当で30ミリリットルにしている。
入れ終わったら、約1キロの重しをして1日〜2日漬ける。私は重しには、水を入れたペットボトルを使っています。(野菜ジュースやトマトジュースのペットボトル。2リットル用は大きすぎて入らない。)
全体をまんべんなく漬けるには、「落としブタ」のようなものを使うとよい。なければ、半分に折りたためるプラスチック製の落としブタが百円均一にあると思いますので、それを使うと便利です。ビンの口が狭くても入れることができます。(落としブタと思っていたのは勘違いで餃子をつくる道具だった。取っ手の部分は切り取ってください。)
▼ワンタッチギョーザパック
(5)塩漬けしたラッキョウを水洗いする
塩抜きをするために、しばらく水につけておくというレシピもあるが、自分としては多少は塩辛くてもかまわないので、水洗いだけにしている。
(6)水気を切っておく
ザルにあけ、水気を切る。一晩おけばよいと思う。
ビンも洗って乾かしておき、ラッキョウを入れる前に消毒する。消毒用アルコールで拭くのが普通らしいが、面倒なので、私はホワイトリカーを少し入れ回してビンを消毒している(念のため2回やっている)。
一般的に、漬け物はカビとの闘いなので、ここはおろそかにしないようにする。内ブタ、外ブタも消毒する。
(7)ラッキョウをビンに入れ、ラッキョウ酢を注ぐ
唐辛子はハサミで適当に切りながら、ラッキョウと交互に入れる。大体は2本ということになっている。腐敗がこわい場合は増やすが、かなり辛くなることに注意する。
2015年の時点では、小さい場合は2本、大きい場合は1本に落ち着いている。
唐辛子は手でちぎったりしないこと。その手で目をこすったりすると、大変なことになります。
(8)1日に1回はビンを大きく揺らす
ビンを揺らすことで、ラッキョウ酢の濃度を全体的に一定に保つようにする。2週間ぐらいは続ける。この作業が案外に決め手になっているのではないかと思っている。
あとは冷暗所に保存する。
食べ頃は1ヶ月ぐらいからになると思うが、初めて漬けた場合は気になって味見をしたくなる。自分もそうであったから止めることはしないが、割り箸を使うなどして雑菌が入らないように気を付ける。
フタの周囲にカビが生えていたら、キレイに拭き取っておく。
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