あくまでも自家消費なので、清潔は心がけるとしても、あとはザックリと考えておけばよいと思います。
(1)柿のヘタをとる
洗いやすくするためと、皮をむきやすくするために、ヘタをポキポキと折ってとる。完全に取り去る必要はなくて、気持ち程度。
(2)柿を洗う
丁寧に洗って汚れを落とす。ヘタのところが汚れている。一回洗えば十分だと思う。
洗ったら、一回すすぎ、水気を切って、よく乾かしておく。濡れていると、ピーラーが滑ってむきにくい。
(3)皮をむく
むき方にコツがあるように思うが、まだ発見できていない。まっすぐ縦にではなく、やや斜めに刃を入れると、むきやすい感じはする。
(4)ロープに挟む
縦に吊すので、ロープの端には結び目をつくっておく。(柿の数だけ等間隔で結び目をつくると完璧です。)
T字型に切ってある枝を紐の間に挟む。挟んだら、ちょっと下側に押して固定させる。
間隔は、柿の実同士があたらない間隔にする。あたると、そこにカビが生えたりすることがある。
ロープ1本で4個から5個にする。あまり数が多いと重くなって扱いが難しくなる。
枝が折れたりして挟むのが難しい場合は、ひも通しに料理用のたこ糸を付け、柿にぶすっと刺して紐を通す。その紐をロープにくくりつける(プラスチック製の長くてやわらかいひも通し).
(5)柿を干す
雨の降り込まない軒先がベスト。二階であればなおよい。適当な場所がみつからなければ、日のあたる室内に干す。ただし、室内の場合はカビが生えやすい。対策としては扇風機で風をあてるしかに。
交通量の多い道路沿いは、有害物質が飛散しているので避けたほうがよい。
日当たりのする風通しのよい場所がなければ、風通しがよい場所にする。西日しかあたらない場所でも、風通しがよければOKです。
(6)柿をもむ
表面が黒ずんできたら、軽く柿をもむ。絶対にギュッともんではいけない。毎日、少しずつチョン・チョン・チョンという感じでもむ。
もむことによって、中身の軟らかい干し柿ができあがる。
大量の場合は、一日に20個ずつとかにすればよい。
(7)食べ頃
毎日やさしくもんでいると、そのうちに柿の方から「食べてもいいよ」というサインが送られてくる。そうしたら食べることにする。
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