流量をmol/sからkmol/hに変える方法(温度・圧力の単位も同様)
COCO(COFE)の初期設定では、流量はmol/s、温度はK、圧力はPaというSI基本単位系が使われています。実務でよく使うkmol/hや°C、kPaに変更したい場合は、2通りの方法があります。
方法1(その場だけ): 入力欄に単位付きでそのまま打ち込む。設定変更は不要ですぐ使える。
方法2(アプリ全体): Preferencesで既定単位そのものを変更する。以後すべての入力欄がその単位で表示される。
COCOの数値入力欄は、単位変換の機能を内蔵しています。表示されている単位がmol/sであっても、数値のあとに単位を書いて入力すればCOCOが自動で換算してくれます。
100 kmol/h のように数値と単位を続けて入力する(半角スペースは無視されるので詰めて書いても良い)。普段はmol/s表示のままで良いが、文献の数値や資料がkmol/hで書かれている場合など、一時的に別の単位で数値を打ち込みたいときに便利。設定変更をしなくてよいのが利点です。
すべての入力欄・表示を最初からkmol/hや°Cにしておきたい場合は、アプリ全体の既定単位(Unit sets)を編集します。
EditメニューからPreferencesを選ぶ(ショートカットキー:F2)。このdefaultセットの変更は、これから新規作成するファイルに自動的に適用されます。すでに開いている(保存済みの)flowsheetファイルの単位表示は変わらないことがあります。既存のファイルで単位表示を変えたい場合は、変更後に一度ファイルを保存し直して開き直すか、新規ファイルを作って設定を確認してみてください。
Unit setsタブではNewから独自の単位セットを追加できます。例えば「高校授業用(kmol/h・°C・kPa)」のようなセットを作って、それをdefaultに指定しておくと、毎回単位を打ち直す手間が省けます。
| 物理量(Quantity) | COCOの初期値 | 変更例 |
|---|---|---|
| Molar flow(モル流量) | mol/s | kmol/h |
| Temperature(温度) | K | °C |
| Pressure(圧力) | Pa | kPa、bar、atm |
| Mass flow(質量流量) | kg/s | kg/h、t/h |
実際に選択できる単位の種類は、その物理量ごとにドロップダウンで確認してください。