〔あ〕〔か〕〔さ〕〔た〕〔な〕〔は〕〔ま〕〔や〕〔ら〕〔わ〕
さ
再使用可能ソフトウェア reusable software
ある用途向けに開発されたが他の用途にも使用できるもの,または複数のプロジェクト上で使用可能なように特に開発されたかあるプロジェクト上で複数の役割をもつソフトウェアのこと。【C 0001D】
最大荷重
防振ゴムに負荷できる最大の静的荷重をいう。【F 7501D】
最大トルク
定格電圧及び定格周波数の下で,軸端において発生し得るトルクの最大値をいい,全負荷トルクに対する百分率で表す。【F 8302D】
再転換
ABTが転換電源から常用電源に切り替わる動作をいう。【F 8858B】
再転換時間
ABTが転換電源から常用電源に切り替わる時間をいう。【F 8858B】
裂け
裂けとは,薬きよう側壁又は底部にき裂を生じ,その部分の厚さ全体にわたって金属が完全に離れている状態をいう。【Y 7118】
撮像管
光学像を電気信号に変換する電子管をいう。【C 7101E】
作動時間
@作動時間とは,火器の撃針が雷管を打撃してから弾丸が銃口を出て検速装置を通過するまでの時間。【Y 7301】
A作動時間とは,撃針が雷管を打撃してから,弾丸が銃口を出て検速装置を通過するまでの時間をいう。【Y 7107】
差動特性
マイクロホンの騒音に対する特性をいい,球面波感度と平面波感度との差で表す。【F 8051】
サブアセンブリ
アセンブリの一部を構成する2個以上の部品又は個々に交換可能な単数若しくは複数の部品を有し,全体として交換できるものをいう。【C 0002D】
残存確率
機器がある時点でなお規定の任務を遂行する確率をいう。【Z 9011】
三導体回路
直流の正負電流による漂遊磁界を減少するために,3本の導体を使用し,正(又は負)の全電流を中央導体に,負(又は正)の全電流の二分の一ずつを中央導体をサンドウィッチ式に挾んだ両側の導体に流すように配置した回路をいう。【F 8016B】
三導体端子
三導体回路をケープル線路に接続するための端子をいう。【F 8016B】
し
シェーディング
一様な赤外光が入射している状態のとき,その映像信号レベルが視野内の位置によって異なる現象をいい,光学系鏡筒からの赤外線放射又は口径食などに起因して生じる。【C 0212B】
時間プロフィル
意図する使用,機器の所期の使い方又は任務を時間軸として展開したものをいう。【Z 9011】
磁気遮へい
透磁率の高い材料を利用して,その内部に存在する磁力線が外部に出ないようにするか,又は外部の磁力線の影響が内部に現われないようにすることをいう,【F 8001D】
軸直角方向
防振ゴムの中央ボルト軸又は防振ゴム取付けボルト軸に直角な方向をいう。【F 7501D】
軸の長さ
スイッチの取付面からつまみの下面までの長さをいう。【F 8033】
軸方向
防振ゴムの中央ボルト軸又は防振ゴム取付けボルト軸に平行な方向をいう。【F 7501D】
試験回路
試験を行うために必要な測定器と供試機との相互接続関係を示す回路構成をいう。【C 0104B、C 0112B】
時限作動
機械式(又は電気式)の時限信管において,時計又は電子式クロック信号の作用により,設定された時間後に空中で信管を作動をさせる働きをいう。【Y 7556】
時限作動時間
火砲などから発射された時限信管において,発射検出から時限作動するまでの時間をいう。【Y 7556】
試験場
自衛隊の演習場,射爆場,技術研究本部の試験場など【Z 0011】
試験統制者
射撃や火薬類の起爆又は点火をさせる等の試験工程を統制する者【Z 0011】
試験用電波反射体
電波近接信管からの電波を放射するもので,基準となる電波反射断面積を持つ電波反射体。【Y 7552】
自己診断機能
システム又は機器自身によって自動的に障害箇所の検出,表示を行う機能をいう。【F 8001D】
自重垂下
砲身の自重による砲身のたわみ。【Y 1201】
システム
いろいろな部分が集まって,それが有機的に結合され,それらの部分が共同し,或いはいくつかの仕事を分担して一つの目的のための業務をおこなうもの。この規格では,全体業務をシステムといい,この中の部分を機器・システム及び情報処理システムという。【C 0002D】
θ50耐弾限界
耐弾性を判定する指標の一つであり,弾丸の撃角以外の供試体の材質,板厚及び撃速等を一定とした試験条件のもとで,ある一定弾数以上の射撃を行い,完全侵徹と部分侵徹の起こる確率がそれぞれ50%になるときの撃角。【Z 0012】
実装状態
@がいし及び取付台又は引止め金具を,外板などに取り付けて組み立てた状態をいう。【F 8847C】A機器を実際に装備した状態又はそれと同等とみなされる状態をいい,機器の動作及び非動作の状態をいうものではない。【C 0002D】
実用上支障がない
寿命を著しく短縮する状態に至らないことをいい,特性,温度上昇などは,定格状態の規定値に必ずしも従わなくてもよい。【F 8302D】
実用弾薬
@すでに装備化され,現実に使用している弾薬。【Y 7553】
A既に装備化され,現実に使用している弾薬をいう。【Y 7556】
ジャケット
@ジャケットとは絶縁体またはシャヘイ上等に被覆した透明なナイロン被膜をいう。【XC 3502B】
Aジャケット素電池又は素電池群を保持,収納するための容器又はこれに相当するものをいう。【C 8510B】
シャ光ガスケット
シャ光ガスケットとは,合成樹脂製パネルの照明用ランプホルダのガスケットで合成樹脂製パネルとキャップとの間から光がもれないようにするためのサン状のものをいう。【XC 8302】
車載用電子機器
車両などに搭載し,主として走行中に使用する電子機器をいう。【C 0002D】
遮断電流
規定条件で遮断できる電流をいう。【F 8859、F 8879】
周囲温度
機器及びケーブルを冷却する媒体(例:空気)の温度をいう。【F 8001D】
銃こう
銃こうとは,圧入斜面の前方にある銃身の空胴部分をいい,弾丸はここを通過する。【Y 7101B】
集合ヨリ
集合ヨリとは素線の所要数を束にして通常各素線がばらばらにならないよう同方向により合せたものをいう。【XC 3502B】
集合電池
素電池2個以上で構成された電池。【C 8510B】
終止電圧
放電持続時間試験のとき,放電を終了する限度を示す電圧。【C 8510B】
周辺装置
艦船用電子機器システムにおいて,艦船用電子計算機と直接又は間接的に連接して,データの入出力を行うディジタル電子計算機以外の機器又は装置。【C 6001】
重要任務(機器) mission critical (item)
艦船の安全性,運動性及び任務の継続性に顕著に貢献する(機器)【C 0001D】
上限要求 fully hardened
最も厳しい要求性能。対象機器は,COTS, 防衛化COTS又は防衛庁規格適合品に及ぶ。上限要求性能は,防衛庁規格で設計製造することと同義語ではない。【C 0001D】
受信管
主として受信用として増幅,検波,発振,整流などに用いられる小形熱電子管をいう。【C 7101E】
出力
“周辺装置又はデータ源からの出力”と特記する場合のほか,艦船用電子計算機からの出力。【C 6001】
出力データ〔Output Data(以下,ODという。)〕
適当な制御信号を用いて,送信側の艦船用電子計算機又は周辺装置から受信側装置へ伝送される情報。【C 6001】
寿命試験
電子管のロット寿命を調べるための試験をいう。なお,電子管個別規格に付表3に規定した符号(高信頼管を除く)を付けて示す。【C 7101E】
瞬時周波数変動
負荷が急激に変化したときに生ずる出力周波数の過渡的な変動。【F 8319】
瞬時電圧変動
負荷が急激に変化したときに生ずる出力電圧の過渡的な変動。【F 8319】
仕様書等
@制式,防衛庁規格及び仕様書【Z 0011】
A調達用の仕様書,試験計画書,試験(検査)実施要領書などの要求事項を規定する文書【Y 8100】
小穴
磁器のうわぐすり面又は素地内部に達する小穴をいう。【F 8847C】
衝撃角
試料が,落下面に衝突したときに,試料の中心軸と落下面とのなす角度。【Y 7503】
衝撃波インパルス
圧力の最大値と正値継続時間により囲まれる面積。【Y 1215】
使用に対する安全
使用に対する安全とは,試験終了後の供試品が輸送,貯蔵,取り扱い,装着などに対して,人員に危害を及ぼすような状態及び過早アーミングや,過早発火を起こすような状態にならない程度の安全性を維持していることをいう。【Y 7002、Y 7500】
情報装置系統
ラジオ受信装置及びこれに連接する音声周波数帯域関連機器の総称をいう。【F 8051】
常用電源
ABTに接続される電源のうち,最優先的に選択される電源をいう。【F 8858B】
使用率
1時間中の通電時間の総和の1時間に対する比を百分率で表したものをいう。使用率(%)=1時間中の通電時間の総和(秒)/3600×100【F 8859】
初度試験
性能を試験するため,製造後1箇月以内に開始する試験。【C 8510B】
処分に対する安全
処分に対する安全とは,試験終了後の供試品を正しい作業手順で処分する場合,人員を損傷しない程度の安全性を維持していることをいう。【Y 7002、Y
7500】
自励交流発電機
発電した電力の一部を整流装置で整流し,この整流した電力でスリップリングを介して界磁を励磁し,交流電力を発生する発電機をいう。【F 8006C】
指令装置系統
一般指令装置,戦闘指令装置及び交話装置並びにこれに連接する音声周波数帯域関連機器の総称をいう。【F 8051】
信管
信管とは,流体圧力,電気エネルギー,化学作用,衝撃,時計機構などや,これらの連けい作用により弾薬の種類及び用途に応じ,所望の時期と位置において発火又は爆発の系列を作動させるように設計した装置をいう。【Y 7002】
信管構成部品
信管構成部品とは,信管爆薬構成品,抵抗,リレー,電子管,半導体,ケーブル,コネクタなど一般に破壊しなければ分解できないように組み立てられた信管の部品をいう。【Y 7500】
信管爆薬構成品
@信管爆薬構成品とは,雷管,起爆筒,導爆薬筒等爆薬を含む信管構成部品及びその組合せ品をいう。【Y 7500】A信管用構成部品とは,デトネータ,抵抗,リレー,電子管,半導体,ケーブル,コネクタなど一般に破壊しなければ分解できないように組み立てられた信管の部品をいう。【Y 7002】
シンクロ(Sink)
タイプEインタフェースにおける“情報フレームを受信するチャネル端”。【C 6001】
シンクロ差動受信機
シンクロ差動受信機とは2個のシンクロ発信機の送出する電気的量を受け,それぞれに対応する角度変位の和または差に変換するシンクロ電機をいう。【XXC 5316B】
シンクロ差動発信機
シンクロ差動発信機とはシンクロ発信機と接続して,シンクロ発信機と本機の角度変位の和または差に対応する電気的量を送出するシンクロ電機をいう。【XXC 5316B】
シンクロ受信機
シンクロ受信機とは,シンクロ発信機の電気的量を受け,これを対応する角度変位に変換するシンクロ電機をいう。【XXC 5316B】
シンクロ制御変圧機
シンクロ制御変圧機とはシンクロ発信機またはシンクロ差動発信機の電気的量を受け,その角度変位と本機の角度変位との差を,これに対応する電圧として送出するシンクロ電機をいう。【XXC 5316B】
シンクロ電機
シンクロ電機とは一種の角度通信用交流電気機械であって,シンクロ発信機,シンクロ受信機,シンクロ差動発信機,シンクロ差動受信機およびシンクロ制御変圧機を総称する。【XXC 5316B】
シンクロ発信機
シンクロ発信機とは角度変位をそれに対応する電気的量として送出するシンクロ電機をいう。【XXC 5316B】
振幅圧縮機能
入力電圧がある一定電圧以上になったとき,入力電圧と出力電圧の比例関係をなくし,出力電圧を圧縮する機能をいう。【C 0111C】
振幅制限機能
ある一定電圧以上の振幅を制限することによって,衝撃性雑音などによる過電圧が,後段の伝送系,増幅器,録音機などに加わることを防止する機能をいう。【C 0111C】
す
垂直偏波
電界ベクトルの方向が大地に対して垂直な偏波。【C 0012】
スイープ周波数法
試験周波数を連続的に変化(掃引)させて,試験を実施する方法。【C 0012】
水平偏波
電界ベクトルの方向が大地に対して水平な偏波。【C 0012】
据置式
主として地上に固定して使用するが,移動可能な形式。【C 4206D】
スターデルタ起動
起動電流を制限するため,一次巻線を星形接続(スター接続)して起動し,ほぼ定格回転速度に達したとき三角接続(デルタ接続)にする起動方法をいう。【F 8302D】
ステップ角度
切り換えの角度をいう。【F 8033】
ストレス
欠点,故障,破壊などの発生の起動力となる要因をいう。【F 8001D】
ストレス解析
加速試験などで考えられるストレスを人為的に加え,部品及び製品の寿命,故障などを解析することをいう。【F 8001D】
滑り
同期速度と回転子速度との差の同期速度に対する比をいい,通常百分率で表す。【F 8302D】
スポット周波数法
試験周波数を固定して,試験を実施する方法。【C 0012】
スマート・ロードシェッド smart loadshed
電源異常が生起した場合,配電盤などから異常を知らせる接点信号を負荷側に送り,負荷側で自動的に短時間の負荷調整に応ずる機能。【C 0001D】
スレッド試験
実際に射撃して行う試験の代わりに,弾頭をロケットモータによって,レールランチャ上を所望の速度で滑走させ,供試体に衝突・爆発させる試験。【Z 0013】
せ
制御
無線通信装置,情報装置及び指令装置の電源・高圧の人・切,チャネル選択,電波型式切換などを,連接された管制機器で遠隔操作することをいう。【F 8008C】
正値継続時間
圧力が最大値まで上昇し,瞬時に周囲圧まで戻るのに旻する時間。【Y 1215】
静電気放電 electro-static discharge (ESD)
直接接触又は静電誘導による異なった電位にある物体間の電荷の移動。【C 0001D】
静電遮へい
電気抵抗の低い材料を利用して,その内部に存在する電気力線が外部にでないようにするか,又は外部に電気力線の影響が内部に現われないようにすることをいう。【F 8001D】
静爆試験
@供試体前面に試験用弾薬を静置して起爆させ,ジェットを供試体に衝突させる試験。【Z 0013】
A試験用弾薬を中心において起爆させ,その同心円上に配置した供試体のりゅう弾の破片に対する耐弾性を求める試験。【Z 0014】
整備
機器の機能点検,摩耗部品の交換などを行い,要求性能が発揮できる状態に保つ行為をいう。【C 0002D】
絶縁体
絶縁体とは,ホルダのコンタクトと受け金および受け金とホルダシェルを電気的に絶縁するためのものをいう。【XC 8302】
設計最大定格
ある形の標準電子管が,最悪の場合にも超えてはならない動作及び周囲条件の限界値である。【C 7101E】
接触電流 touch current
電磁界中に置かれた非接地導電物体 電気通信技術審に,接地された人体が触れることによって接触点を介して流れる電流。【C 0001D】
接触ハザード touch hazard
接触電流を生じさせるような潜在的な状況。【C 0001D】
接続図
機器の内部接続及び機器間の接続を図記号を用いて原理的に表した図をいう。【C 0002D】
絶対最大定格
個々の電子管に適用される動作及び周囲条件の最高制限値であって,最悪の状態においても超えてはならない値である。【C 7101E】
接点数
軸を回転したときに軸のとりうる位置(軸の最初の位置及びはね返りの位置)の数をいう。【F 8033】
全閉形
機器の外被の形のうち,機体周囲の外気が内部に流通できないように外被が閉じられた構造のものをいう。【F 8001D】
せん孔板
せん孔板とは,鉛板(又はアルミニウム板)を厚さ数ミリ,直径数十ミリの円板状に成形した金属片をいう。【Y 7554】
旋動試験
供試体前面に試験用弾薬を設置し回転させて起爆させ,ジェットを供試体に衝突させる試験。【Z 0013】
全負荷トルク
定格回転速度の下で,定格出力を発生するときのトルクをいう。【F 8302D】
漸変電圧変動
入力電圧又は負荷が緩やかに変化したときに生ずる出力電圧の変動。【F 8319】
漸変周波数変動
入力電圧又は負荷が緩やかに変化したときに生ずる出力周波数の変動。【F 8319】
装甲
人員,器材を,弾丸,破片等の脅威から防護する一つの手段として,車両等に施した各種単一材料及びそれらの材料を組み合わせた構造体。防弾鋼板及び防弾アルミニウム等の単一装甲,複合装甲,反応装甲並びに空間装甲等がある。なお,この規格では,鉄帽,防弾チョッキ,航空機用耐弾座席及びこれらの類似品を含めるものとする。【Z 0011】
線量当量 dose equivalent
生体組織への影響に関して,種類の異なる放射線を共通に取り扱えるよう,吸収線量に線質係数など必要な係数を乗じたもの。吸収線量とは放射線によって,物質に与えられた単位質量当たりのエネルギー。【C 0001D】
そ
装甲材料
装甲を構成する全ての材料で,金属をはじめ織物,セラミックス等がある。【Z 0011】
操作
機器の使用者が主としてパネル面などにある操作部位を用いて,その機器を使用目的に合致させる行為をいう。【C 0002D】
走査型赤外線撮像装置
単素子又は複数素子の赤外線検知器と機械式走査鏡を組合わせ,視野内を走査することによって,映像を得る装置をいう。【C 0212B】
送信管
主として送信用として発振,増幅,変調,整流などに用いられる大形熱電子管をいう。【C 7101E】
装備状態
砲身部が,砲座部を介して砲架部に取り付けられ,火砲として使用できる状態。【Y 1201】
ソース(Source)
タイプEインタフェースにおける“情報フレームを送信するチャネル端”。【C 6001】
素電池
電池を構成するための単位電池。【C 8510B】
素電池群
集合電池に用いる1個以上の素電池の集合体。【C 8510B】
ソフトウェア
情報処理システムのプログラム,手続き,規則及び関連文書の全体又は一部分をいう。【C 0002D】
損傷
主として外力により物品の品質,価値及び機能が低下することをいう。【Z 0001C】
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