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国際協力学習ノート |
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■ 青年海外協力隊派遣国一覧 |
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派遣前訓練参加の事前学習として作成しました。 |
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■ 国際協力学習ノート | ||||||||||
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派遣前訓練参加の事前学習として作成しました。 1. ODA(政府開発援助) 1.1. 援助の基本理念 ODA大綱(政府開発援助大綱/1992年閣議決定)では、援助の基本理念として次の4つを掲げています。
1.2. ODAの形態 日本のODAは次のように分けられます。
1.3. ODAを行う意義 ODA中期政策では、日本がODAを行う意義を次のように掲げています。
2. JICA(国際協力事業団) 2.1. 役割 1974年8月1日、JICAはわが国による技術協力を実施することを目的に設立されました。 2.2. JICAの国際協力事業
3. 青年海外協力隊 3.1. 理念 青年海外協力隊は、開発途上地域の住民と一体となって当該地域の経済及び社会の発展に協力することを目的とする、海外での青年の活動を促進し助長するための事業です。(国際協力事業団法第21条1項2号) 3.2. 事業の特徴 青年海外協力隊事業の特徴は、次のとおりです。
3.3. 歴史 青年海外協力隊は、1965年4月20日、外務省所轄の政府事業として発足しました。 4. 開発途上国 4.1. 定義 開発途上国/途上国の分類は、組織ごとに独自の基準を設けており、統一された定義はありません。
4.2. 南北問題 先進国と開発途上国間の経済格差問題のことです。主に北半球に先進国が位置し、南半球に開発途上国が位置することから「南北問題」と呼ばれます。 5. グローバル・イシュー 地球規模問題。一国だけでの取り組みでは対処が困難であり、地球規模での取り組みが必要とされる諸問題のことです。 5.1. 環境(自然環境) 開発途上国では次の環境問題が発生しています。
(自然破壊、森林の減少、水質汚濁、水産資源の減少、野生動物の減少、大気汚染など) これは、次のことが原因となっています。
JICAでは開発途上国の環境問題への取り組みとして、自然環境保全協力を行っています。
5.2. ジェンダー・WID ジェンダーとは、男女の社会的・文化的性差のことをいいます。 開発途上国の女性は、社会的に不利な立場に置かれていることが多く、それはその社会の公平な発展を阻害する要因となっています。一般的に女性は識字率、就学率が低く、食事、医療面でも男性が優先されてきました。そのため、女性の経済的自立が妨げられたり、人口家族計画や保険衛生改善計画などの実施を困難にしてきました。 女性の置かれた社会、経済状況の改善に配慮した開発事業を計画・実施する必要があります。 5.3. 人口・エイズ/感染症 開発途上国の人口増加は多くの問題を引き起こしています。開発途上国の人口増加は資源需要の増大を招き、農地の拡大、森林の伐採といった環境破壊や、食糧不足、貧困などの問題を引き起こしています。これらは、人口増加がその社会の経済的・社会的受け皿に見合っていないことが原因です。 エイズの問題は、その国の社会の生産年齢人口を襲うことから、国家経済の低下、貧困の拡大を引き起こします。また、医療費の増加、教師の減少、エイズ孤児の発生、感染者の人権問題といった社会問題へも発展していきます。 5.4. 教育 開発途上国では子供の教育に次のような問題点があります。
原因は次のとおりです。
JICAでは教育問題に対して、次のような協力を行っています。
5.5. 貧困 貧困の定義には、さまざまな考え方が存在しています。
「世界開発報告」では、絶対貧困を「人間としての条件に関するどのような妥協的な定義に照らしても、ほど遠い栄養不良、非識字率、疾病、高い乳幼児死亡率、短い平均寿命の水準を脱却できない状態」と定義しています。 貧困の原因や背景として、貧困の悪循環があります。 貧困→低所得→低教育、食糧不足→児童労働依存、疾病→人口増加、労働力不足→さらなる貧困→... JICAでは貧困削減への取り組みとして、次のような事業を行っています。
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■ 開発援助用語 |
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■ 覚えておきたい略語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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