ノロウイルスが問題になっていますが、ここでも予防は手洗いの励行しかないとの記事をみかけます。記憶に新しい鳥インフルエンザやSARSも最終的には手洗いしかないということで、医学の発達した今日において、なんとも情けない話だとは思います。
しかし、ある時期から手洗いとうがいを欠かさず続けている経験から言えることは、確かに病気の予防に効果があるということです。とくに風邪をひくことがなくなりました。
そとから帰ったときの手洗いとうがい、そして特に寝る前の手洗いが鍵を握っているようです。会社などで、がらがらと音を立てながらするのは気が引けるものですが、口をすすぐだけでも効果があります。
手洗いには薬用石鹸は必要とせず、ただの石鹸で十分です。小さいお子さんをお持ちの方はぬれティッシュで手を拭いてあげるだけでもずいぶん違います。風邪引きの回数がぐっと少なくなります。
子供は熱を出しながら大きくなるものだ、との考え方は頷ける面もありますが、信頼していた小児科医によると、「それで大病になったらおしまいでしょ」とのことでした。
追記(2010年9月):
カトマンズ在住の日本女性が、豚インフルの予防に役立ちそうな話をしていた。
恥ずかしながら2回も腸チフスになりましたというほどに、大変に不衛生なところで、最初は病気ばかりしていたそうです。
しかし、この数年は病気らしい病気をしたことがないそうで、カラダがバイ菌に慣れたのでしょうかと冗談も出たのだが
勝因は手洗いを励行しているからではないかとのこと。
これは徹底してやっているそうで、オフィスに到着したら手洗い、家に帰ったら手洗い、おやつを食べる前に手洗いと、しょっちゅうだそうです。
習慣というのを超えて、気がついたら手を洗っていたというぐらいに身についているらしい。
幸いに田舎であっても消毒用の石鹸を売っているので、入手には困らないから助かっているそうです。
ついでにちょっとしたノウハウですが、入り口に置いているアルコール消毒液は、そこにウイルスを持ち込ませないためにあります。
つまり、こちら側としては逆に持ち出さないためには、出るときにも消毒する必要があるわけです。これって案外知られていません。
|