更新日記

2020年


2020年12月31日

 2020年も今日で終わりです。皆様方にとりまして、どんな1年だったでしょうか。新型コロナ禍で、いい年とはいえなかった人がほとんどでしょう。緊急事態宣言で温泉めぐりもできず、自粛生活を強いられました。利用者は自粛で済みましたが、温泉施設にとりましては死活問題であり、今後も苦難の道が続くことでしょう。

 現在数年に1度の大寒波が襲来中です。暴風雪吹き荒れ、温泉どころでもないのですが、皆様方の今年最後の〆はどこでしたでしょうか。私は相変わらず近場の馴染みの温泉ばかりです。(→ブログ

 さて、今年を振り返ってみますと、新型コロナで始まり、新型コロナとともに歩んだ1年でした。1月はまだ新型コロナは深刻でなく、月岡温泉の「美の湯 風鈴屋」で行われた新年会を楽しみましたが、結局それが最後の宴会となりました。2月に県内初の感染者が出て、県内の温泉施設が次々と長期休館に入り、苦難の日々が始まりました。

 こんな中、新規オープンとしては、1月30日に、天然温泉の大浴場を備えた「スーパーホテル上越妙高西口」がオープン。4月19日に、月岡温泉「湯宿あかまつ」がオープン。7月10日に、瀬波温泉「汐見荘」が大江戸温泉物語傘下になりリニューアルオープン。7月15日に、休館していたかのせ温泉「赤湯」が阿賀町直営で再オープン。12月13日に、ゆきだるま温泉「久比岐野」オープン。などがありました。

 一方、休業・閉館した施設としましては、三川温泉「ホテルみかわ」が3月20日で休館。阿賀町の「上川温泉」が5月末で指定管理者を返上したため、御神楽温泉「あすなろ荘」、七福温泉「七福荘」、かのせ温泉「赤崎荘」が閉館。(「赤湯」のみ町営で存続。) 大湯温泉「村上屋旅館」が6月18日に破産。「ホンマ健康ランド」が6月末で閉館。鵜の浜温泉「鵜の浜ニューホテル」が6月末で閉館。湯沢温泉「スポーリア湯沢」が9月25日事業停止。などがありました。

 そのほかに、休館していた津南町の「竜ヶ窪温泉 竜神の館」が期間限定で営業再開したり、多宝温泉「だいろの湯」飲泉所を開設などの話題もありました。現在コロナ禍の真っ只中にあり、これからどうなるのか予測もできませんが、来年は明るい話題が多いことを期待したいと思います。

 本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。

 

2020年12月27日

 今年も残すところあとわずかとなりました。歴史に残る苦難の1年が終わろうとしています。新型コロナの感染拡大はとどまることを知らず、連日過去最高の感染者数を更新し続けています。感染力の高い変異種も日本に上陸し、すでに市中に広まっていることが判明しました。新潟県内でも多数の感染者が連日報告され、減少する気配は全く感じられません。
 忘年会なしの自粛生活が続き、年末という気分は全くありません。これからも特別な年末年始を過ごすことを要求されており、気分はふさぐばかりです。さらに寒波が再来し、大雪になる予報も出ています。どんな新年がやってくるのか不安は募ります。

 と嘆いてばかりでもいけませんので、十分注意の上、温泉を利用し、新潟の温泉を応援して盛り上げましょう。私は遠出したり、泊まったりはできませんが、近くの日帰り温泉で疲れをとりたいと思います。(→ブログ

 

2020年12月20日

 12月も下旬となりました。今週はいきなりの最強寒波に襲われ、上中越の山間部は大雪による被害を受けました。関越道での立ち往生など交通被害も大きく、これ以上大雪が続かないことを祈りたいと思います。

 新型コロナは拡大を続け、漸く政府も GOTOキャンペーンの一時中止を発表しました。緊急事態宣言にはなりませんが、それに準じた生活の自粛が求められています。新潟県も独自の警報を発令しました。これからどうなるのか心配は募るばかりで、クリスマスどころでないというのが現状です。このままでは明るい気分で新年を迎えることは難しそうです。

 温泉入浴そのものでの感染リスクは限りなく少ないと思いますが、温泉利用に伴う飲食が問題となりましょう。家族以外の人と温泉旅館に宿泊するのもリスクがあります。個室なら良いのですが、日本旅館の場合は数人が同じ部屋の畳の上に枕を並べることになりますので、感染リスクは大きいと思います。十分注意の上、温泉を楽しみましょう。

 ということで、温泉に泊まりに行けない私は、温泉旅館で宴会ができる日が再び来ることを夢見て、近くの日帰り温泉で癒しております。(→ブログ

 

2020年12月13日

 12月も半ばとなりました。新型コロナの感染拡大は広がるばかりで、連日過去最高の感染者数を更新し続けています。新潟県内でも連日多数の感染者を出し、死亡者も出ています。職場内、学校内での感染も広がり、どんどんと身近に迫っています。これから年末年始に向けて、今後さらに深刻な事態が待ち受けているものと思います。

 こんな深刻な状況の中でも、新潟市内では、誰もが知る政府の要職にある大臣が参加して、ホテルの宴会場という密閉空間で、大規模な密集・密接の集会が開催されています。医療・介護での緊張感は他人事のように、経済優先で、感染予防は個人の自粛と自己責任というのが国の方針です。粛々と自己防衛しましょう。

 さて、こんな状況下ではありますが、上越市安塚区のキューピットバレイスキー場が、新しい指定管理者(スマイルリゾート)の下で、19日に復活オープンします。以前のブログで紹介しましたように、キューピットバレイ内の日帰り温泉「雪の湯」は老朽化による設備の不具合と源泉の湯量減少のため廃止されましたが、その代替として日帰り温泉が楽しめる「ゆきだるま温泉久比岐野新館」が完成し、昨日完成披露会が開催されました。
 「久比岐野」は、これまで宿泊専用でしたが、日帰り温泉に供するために、7200万円をかけて浴室を拡張・改修し、浴室面積は4平方メートルから12平方メートルに拡大され、洗い場も各4か所から8か所(仕切り付)に倍増されました。大浴槽があるのみで、露天風呂はないようですが、源泉掛け流しだそうですので期待が持てます。
 料金は大人600円、小学生300円、未就学児(3歳以上)100円です。何はともあれ、雪だるま温泉が復活して、入浴できるようになったのはうれしいニュースです。スキー場とともに温泉が賑わうことを期待します。「久比岐野」は本日(13日)オープンとのことで駆けつけたいところなのですが、行けないのが残念です。(→ブログ

 さすがに冬。随分と寒くなりました。明日から今シーズン最初の寒波が襲来し、大雪の予報も出ています。健康管理に注意し、雪道に注意して新潟の温泉を楽しみましょう。(→ブログ

 

2020年12月6日

 早いもので、12月も1週間が過ぎようとしています。例年ですと、この時期の週末は、温泉旅館での泊まりの忘年会を楽しみ、温泉三昧の日々なのですが、今年は忘年会どころか、家族以外との飲食は一切なく、自粛・節制した生活が続いています。体には良いのかもしれませんが、精神衛生には良くないです。こんな疲れた心を癒すのが温泉です。遠出したり、泊まったりはできませんが、なじみの温泉で癒しています。(→ブログ

 さて、温泉ではありませんが、妙高市の温浴施設の「ほっとランド」が、2020年度末で営業休止されることになりました。この施設は、1997年3月にオープンしましたが、利用者が2002年度の5万人をピークに減少し、2019年度は2万2千人に半減したそうです。施設の老朽化で維持経費もかさむため、休止が決定されたそうですが、残念ですね。

 一方、松之山温泉では、温泉の蒸気と温泉の熱を利用して発電する地熱バイナリー発電所「コミュニティ発電 ザ・松之山温泉」が完成し、来年1月から発電を開始するそうです。市所有の「鷹の湯3号源泉」の隣にあり、発電規模は210キロワットで、年間発電量は一般家庭280世帯分にあたる124万キロワット時だそうです。松之山温泉のパワーが示され、新たな名物ができました。温泉振興にも役立つことを期待したいと思います。

  

2020年11月29日

 ついに、11月最後の更新となりました。来週からは12月です。相変わらず新型コロナの感染拡大が続き、新潟県内でも大規模クラスターが複数発生し、連日県内各地で感染者が報告されています。個人の努力だけでは感染拡大は止まらず、政治的判断も迫られています。こんな状況ではありますが、県内の温泉で感染拡大した事例は報告されていません。基本的注意を励行して温泉を楽しみましょう。

 今週も新しい話題もなく、大人しく生活しております。修理中だった車がようやく戻ってきましたので活動再開といきたいところですが、気力が萎えております。さあて、どうしましょうか・・。と、相変わらず近場ばかり。(→ブログ

 

2020年11月22日

 11月も下旬となり、年末の慌しさも感じる時期になりました。新型コロナ感染は拡大を続け、感染第3波を迎えています。感染者数は過去最多を日々更新し続け、新潟でもクラスターが発生し、連日多数の感染者が出ています。ニュースを聞くたびにうんざりな毎日です。

 GOTOキャンペーンで、全国の温泉地・観光地は賑わいをみせていますが、経済を回しながらの感染予防は困難を伴います。さらなる拡大は避けられない現実にあって、個人の努力だけでは限界があり、これからどう乗り切るのか、政治的判断が待たれます。

 ということで、私は旅行も宴会もなく自粛生活を継続しています。例年なら11月下旬から近隣の温泉での忘年会の嵐が始まるのですが、今年は何の予定もなく、特別な年末を迎えます。温泉旅館に宿泊し、宴会して騒げる日が再び来ることを夢見て、近くの温泉で癒しております。(→ブログ

 さて、指定管理者の応募がなくて今後の運営が危惧されていた加茂市の「加茂 美人の湯」の指定管理者が「合同会社 加茂人」に決まったとのニュースがありました。現在週末だけの営業が続いていますが、今後どうなるのか注目したいと思います。ただし、源泉井戸の不調はそのままであり、メンテナンスもできない状況ですので、先行きの不安は残っています。

 

2020年11月15日

 あっという間に11月も半分が過ぎ、月日の移ろいの速さに驚いています。9日夜には新潟市でも初雪が観測され、季節は晩秋から初冬へと向かっています。日も短くなり、何となく気分も落ち込んでしまいます。
 新型コロナはさらに拡大を続け、1日の感染者数は過去最高を連日更新しています。新潟県内でも南魚沼警察署でのクラスターなど、一気に感染者数の増大をきたし、県独自の注意報が出されました。これからどうなるか予断を許さない状況です。
 GOTO キャンペーンによる人の移動拡大も一因と思われますが、政府は継続の意向です。私は2月を最後に県外には1歩も出ておらず、家族以外との会食もしていません。毎年楽しみにしている忘年会も新年会もすべて中止です。先月追突された車の修理は未だ終わらず、遠出もできません。寂しい毎日ですが、心身が冷え込むにつれ、温泉がますます恋しくなります。近隣のなじみの温泉で癒すことにしましょう。(→ブログ

 さて、上越市の「くわどり湯ったり村」は、集客減による経営悪化のため、11月11日から3月19日まで、平日休館することになったそうです。土日・祝日、12月30日〜1月3日は通常営業するそうです。平日休業により、光熱費や人件費などの支出の半減を見込むとのことです。今後このような施設が増えることが危惧されます。

 

2020年11月8日

 11月になり、気温は一気に下がりました。山間部では降雪があり、燕温泉では雪が積もったとの話題がありました。これから冬に向かいますが、今年はラニーニャ現象で降雪が多くなり、大雪が予想されています。降るべきところに降るのは良いのですが、数年前みたいな大雪にならないことを祈ります。

 新型コロナは東京のみならず北海道で猛威を振るっており、新潟でも連日感染者が出ており、今日は7人の感染が発表されました。これから寒くなるにつれ、感染拡大は必至であり、新潟でも注意が必要です。GO TO キャンペーンにより移動の拡大が進んでいますから、予想通りの展開ともいえますが、ほどほどで収まっていただきたいものです。

 ということで、今週は新しいニュースもなく、私も大人しく過ごしております。

 *掲示板に休館中の柏崎市の「ソルトスパ潮風」が、内装工事中との情報をいただきました、営業再開へ向けての工事でしょうか。情報をお持ちの方がありましたら、教えていただけましたら幸いです。

 

2020年11月1日

 今日から11月です。気温は低くなり、暖房が欠かせなくなりました。山の紅葉は里へと下り、季節はこれからは晩秋から初冬へと向かいます。通勤途中に通る田んぼでは白鳥が落穂をついばみ、冬近しを感じます。

 新型コロナ感染は、世界的には拡大を続け、フランスでは再度のロックダウンも行われています。日本の感染者数も先週10万人を超え、中国をはるかに上回っている現実は重く受け止めなければなりません。
 新潟県内では現在は何とかコントロールされていますが、移動の拡大が進むにつれどうなるか予断は許しません。気持ちは滅入るばかりです。体調もイマイチで、昔病気した古傷も痛みだしました。追突事故にあって車は修理中。保険会社との調整でストレスが蓄積。疲弊した心身を温泉宿でゆっくり癒したいところですが、そんな余裕もなく、日々の責務を果たしていかねばなりません。日帰り温泉が唯一の慰めです。

 さて、松之山温泉の「ナステビュウ湯の山」は、9月から「ご来光風呂」をやっていますが、11月末まで継続するそうです。午前5時から8時(最終受付7時半)まで、500円で楽しめます。私も行きたいところなのですが、行けないのが残念です。

 また、月岡温泉では、11月の土曜日・日曜日の15時30分より1時間、足湯「湯足美」の演舞場「月見台」で、月岡芸妓による踊りが披露されるとのことです。新型コロナ禍で宴会が減少し、月岡温泉芸妓置屋組合に所属する月岡芸妓も厳しい状況におかれていることから、新発田市が緊急経済対策としてこの取り組みを行うものだそうです。温泉街の賑わいにつながるものと期待されます。

 山の紅葉は真っ盛り。個人的には遠出できないのが残念ですが、過ぎ行く秋を思う存分に楽しみましょう。(→ブログ

 

2020年10月25日

 10月最後の更新になりました。来週はもう11月です。冬の足音も感じるようになります。日は短くなり、気持ちは滅入るばかりです。こんなときは悪い事が重なるもので、車が追突されて走行不能となり、温泉へ出かける気力もありません。まあ、怪我しなかったことは幸いであり、こんなこともあるさと開き直るしかありません。

 さて、先週新潟市西蒲区にある日帰り温泉の多宝温泉「だいろの湯」が、飲泉所を開設したとの情報をお伝えしましたが、自分の目で確認せねばと思い、慣れない代車を慎重に運転しつつ、「だいろの湯」に行ってきました。玄関前に飲泉所があり、源泉は常時流しっ放しになっていました。程よい塩味と硫黄味があり、飲んでもそれなりに美味しいです。カルピスを混ぜた「薬師のミネラルカルピス」は大変おいしいですので、皆さんも体験してみてください。(→ブログ

 最後に、10月23日に、当ホームページは開設24周年を迎えることができました。これも皆様方のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。1996年から今日まで、24年間も飽きずに継続していることは、我ながらたいしたものだと自己満足しています。これからもよろしくお願い申し上げます。
 ただし、24年の歴史ということは、内容の古さと表裏一体です。ネットで何でも検索でき、情報が溢れている現代にあって、骨董品的なこのサイトの存在意義などないかもしれません。気付いたときに訂正・更新してはいますが、なかなか追いつきません。最新の情報はブログの方をご覧いただければ幸いです。
 また、24年経ったということは、24年の年を積み重ねたということになり、体力・気力の衰えは否応なしに感じます。さらに、現在この記事を書いている
パソコンは2010年8月に購入したものであり、何と10年過ぎています。私の体と同様に、パソコンもいつ寿命を迎えるかも知れず、カウントダウンが始まっています。更新できなくなる日がいつ来るかわかりませんが、それまではこれまで通り継続したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。(→ブログ

 

2020年10月18日

 10月も後半となり、すっかりと秋も深まりました。白鳥が飛来し、新潟平野を取り囲む山々も、山頂から紅葉が始まっています。気温も下がって、猛暑だった夏が嘘のようです。これから冬に向けて体を整えていかなければなりません。
 「GOTOトラベル」で各地の温泉をお楽しみの方も多いものと思いますが、私は出かけることはできず、近隣の馴染みの温泉で癒すしかありません。旅館に泊まってゆっくりしたいのですが、見果てぬ夢。今後の楽しみとして取っておきましょう。(→ブログ

 さて、今週の話題としましては、西蒲区の多宝温泉「だいろの湯」が、令和2年10月5日に新潟市より飲泉許可を得て、新潟市飲泉所第1号をオープンしたとの発表が10月17日付でありました。効能・適応症としましては、慢性胃炎・便秘、糖尿病・高コレステロール血症などが認定されたようです。玄関脇の飲泉所にて飲むことができ、カルピスで作った「薬師のミネラルカルピス」もおすすめだそうです。私はこれまで、自己責任で飲んだりしたことがありますが、公式に飲泉できるようになったのはうれしいニュースです。(→ブログ

 

2020年10月11日

 10月も中旬。秋も盛りとなり、朝晩の冷え込みが身に染むようになって、ますます温泉が恋しい季節になりました。温泉地に出かけて楽しんでおられる方も多いことでしょう。山の温泉では紅葉も始まり、昨日の新潟日報では紅葉が見ごろになった蓮華温泉が紹介されていました。蓮華温泉ロッジの営業は10月18日までとのこと。もう冬支度なんですね。私は人混みを避け、馴染みの温泉で大人しく過ごしております。

 今週の話題としましては、田上町の「ごまどう湯っ多里館」は、10月1日から20日(予定)まで、源泉の浚渫(掘削)工事を行うため、水道水による沸かし湯での営業になっています。この期間は、終日大人500円、小人300円、タオル有料となっていますのでご注意ください。

 次に、10月7日の新潟日報の記事によりますと、上越市内の一般公衆浴場(銭湯)の「門前の湯」と「釜ぶたの湯」が6日、上越公衆浴場組合を設立したそうです。共同仕入れによるコストダウンや情報発信に取り組み、経営強化と利用者の増加につなげたいとのことです。組合といっても施設としてはこの2つの銭湯だけです。この2館は経営母体は異なりますが、外観や内部の構造はそっくりであり、料金は同じでポイントカードを共通に使用できたりと、姉妹館として運営されていました。組合設立により、さらにつながりは強固になるものと思います。それにしましても、すばらしい温泉銭湯が2館もある上越市がうらやましいですね。

 さて、昨日の10月10日は、「1010」ということで「せんとう」→「銭湯の日」でした。全国的にはいろいろイベントもあったようですが、新潟では公衆浴場組合での公式イベントはなく、スーパー銭湯でポインント2倍やタオルプレゼント等があった程度で、盛り上がりはありませんでした。せっかくの記念日をPRに利用しない手はないと思ったのですけれど。

 

2020年10月4日

 いよいよ10月を迎え、秋も盛りとなりました。「GOTO トラベル」キャンペーンも今月から東京発着が追加され、県内の温泉地も活気を取り戻すことでしょう。ただし、温泉地が賑わうのは良いことなのですが、感染の拡大が危惧され、地元民としましては複雑な心境でもあります。温泉そのものが悪いわけではありませんので、利用される方の自己管理に期待しましょう。

 こんな中、今週はショッキングなニュースがありました。阿賀町の御神楽温泉「小会瀬」の露天風呂にクマが出て、客を案内していた従業員がクマに襲われて怪我をしたというものです。自然の中で、緑豊かな中での入浴は最高ですが、クマと遭遇してはたまりませんね。(→ブログ

 また、今週は残念なニュースがありました。湯沢町の越後湯沢温泉の「スポーリア湯沢」が、9月25日付けで事業停止したとのことです。スキー人口の減少、暖冬小雪による集客減で経営難に陥っていたところに、新型コロナ感染が追い討ちをかけたということになります。今後もこのような“コロナ倒産”が出ない事を祈ります。

 

2020年9月27日

 9月最後の更新となりました。一気に気温が下がり、肌寒さも感じるようになりました。急な変化に体も対応できず、体調もイマイチなのですが、皆様方は大丈夫でしょうか。風邪などひかれませんように。
 新米のコシヒカリも店頭に並ぶようになりました。食欲の秋、温泉の秋。温泉で温まって体調を整えましょう。(→ブログ

 

2020年9月20日

 “暑さ寒さも彼岸まで”ということで、猛暑から開放され、天候は優れぬものの、過ごしやすい陽気になりました。この連休はいかがお過ごしでしょうか。温泉で癒し、新型コロナを吹き飛ばしましょう。(→ブログ

 敬老の日にちなんで、イベントが行われている温泉も多いようです。同じ指定管理者が運営する小須戸温泉「花の湯館」、福寿温泉「じょんのび館」、矢田温泉「さぎの湯」では、浴槽に長い木の丸太を浮かべる「長生き風呂」をやっています。「長い木=長生き」という語呂合わせですが、面白いイベントですね。

 

2020年9月13日

 フェーン現象による猛暑かと思えば、雷雨になったりと、落ち着かない1週間でした。暑さも和らぎ、これから秋へと季節は移っていくことでしょう。今週も私は遠出することなく、いつもの近くの温泉で癒しております。(→ブログ

 上越市三和区の「ネイチャーリングホテル米本陣」が、新型コロナウイルス感染に伴う集客減により、9月7日より当面の間、平日の立ち寄り入浴を休止しました。土日祝日は、立ち寄り入浴を継続しますが、営業時間が10:30〜16:00(最終受付15:30)に短縮されます。また、入浴利用時は、入館者名簿の記入と検温が実施されます。眺めの良い“空中風呂”が素晴らしく、魅力ある施設ですが、利用される方はご注意ください。

 現在実施されている「GOTO トラベル」キャンペーンは、東京発着が除外されていますが、10月1日から東京発着も対象となることが発表されました。これにより新潟県内の温泉の集客も高まることが期待されます。感染は持続しており、十分注意を要しますが、疲弊した観光業が潤うことを期待します。

 

2020年9月6日

 9月になりましたが、台風9号によるフェーン現象で、新潟県内は猛暑に見舞われ、三条市では9月では全国最高の40.4℃を記録しました。これから台風10号によるフェーン現象で猛暑になる見込みです。厳しい日々が続きますが、温泉で暑さを吹き飛ばしましょう。

 暑さは厳しいですが、夜には秋の虫が鳴き、田んぼの稲穂は黄色く色づいています。確実に季節は移ろい秋へと向かっています。これから実りの秋、行楽の秋。コロナさえなければ・・・。

 

2020年8月30日

 早いもので、8月も明日で終わりです。フェーン現象で猛暑が続き、鬱陶しい毎日です。新型コロナ禍での“特別な夏”が続いています。安倍首相の辞任発表などあり、社会情勢も落ち着きません。
 こんな状況ではありますが、温泉で疲れた心身を癒し、残暑厳しい日々を乗り越えましょう。(→ブログ

 

2020年8月23日

 8月も下旬となりましたが、残暑厳しく、熱い日々が続いています。熱中症には十分ご注意ください。今週も私は遠出することなく、いつもの近くの温泉で癒しております。(→ブログ

 

2020年8月16日

 お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。皆さんそれぞれの判断で、楽しまれた方、自粛された方と、様々だったことでしょう。私は与えられた仕事をこなし、どこへ行くこともなく、近隣の温泉で癒しています。(→ブログ

 猛暑続きではありますが、立秋が過ぎ、暦の上では秋です。夜にはコオロギの鳴き声が聞こえ出し、だんぼの稲穂も育っています。過ぎ行く「特別な夏」を楽しみましょう。

 

2020年8月9日

 梅雨が明けて急に暑くなったかと思えば、週末は雨が降ったりと、社会情勢そのままに、落ち着かない毎日です。お盆前の3連休をいかがお過ごしでしょうか。本来なら帰省や旅行で大混雑のはずなのですが、気兼ねなく帰省したり、行楽に出かけたりすることが難しいのは悲しいことです。特別な夏をであることを否が応でも感じさせられます。

 新潟でも感染者数が急増して心は暗くなってしまいますが、疲れた心身を癒すには温泉が欠かせません。温泉入浴そのもので感染が拡大するとは思えず、十分な予防策を講じれば心配はないはずです。ただし飲食や宴会等には十分な注意が必要なのはもちろんであり、日本旅館の場合は、同じ部屋で布団を敷いて枕を並べて寝ることになりますから注意が必要でしょう。
 施設側の予防策が強調されていますが、感染に対しての個人の理解と自覚、基本的生活習慣の励行がもっと重要です。浴槽やサウナ、脱衣場ではおしゃべりしないというマナーは重要です。基本的注意を守って温泉を楽しみましょう。

 私は旅行の予定は全くなく、県外への出張も全てキャンセルとなりました。近隣の日帰り温泉で癒すことにしましょう。(→ブログ

  

2020年8月2日

 ついに8月になりました。梅雨前線が去り、新潟にも熱い夏の到来です。しかし、新型コロナ感染は深刻な状況であり、新潟県内でも集団発生し、注意は怠れません。「GOTO トラベル」や、県や市町村によるキャンペーンで温泉地も賑わいを取り戻しつつありますが、十分な予防策を忘れてはなりません。施設のみならず、利用者も基本的注意を忘れず、温泉を楽しみましょう。

 昨日から新潟浴場組合による「湯朱印帳」というイベントが始まりました。これは新潟市内を中心に県内の銭湯を巡ってスタンプを集めようというものです。一般の銭湯は私の縄張り外ですが、銭湯めぐりも楽しいのではないでしょうか。(→ブログ

 

2020年7月26日

 連休をいかがお過ごしでしょうか。7月も終わろうとしていますが、未だ梅雨明けはせず、新型コロナ感染も拡大を続け、危機的状態になりつつあります。このような状況にも関わらず、「GOTO トラベル」が始まり、新潟にも県外客がたくさん訪れています。基本的予防策を忘れず、温泉をお楽しみください。

 私も旅行に出たいところではありますが、それはかないません。春以降の県外への出張は全てキャンセルとなり、毎年夏に最低4つはあった納涼会も全て中止で、寂しい日々を送っています。せいぜい日帰り入浴でがまんしましょう。(→ブログ

 さて、7月18日から8月末までの土・日・休日に期間限定で営業している津南町の「竜ヶ窪温泉 竜神の館」に、先日行ってきました。やはり素晴らしい温泉であることを再認識しました。是非とも通常の営業を再開していただきたいと思います。(→ブログ

 

2020年7月19日

 今朝は青空が見えていますが、このところ梅雨空が続き、気分も晴れない日々が続いています。本来ならこれから夏休みシーズンに入り、行楽地は賑わいを見せる時期なのですが、今年はそうはいきません。
 新型コロナウイルス感染は首都圏を中心に拡大を続け、危機的状況になっています。その波は全国へと拡大し、新潟県内でも感染者が出ています。我々にできることは、気を緩めることなく日々の感染予防策を生活習慣として励行すること。基本原則を守って、温泉を楽しみましょう。

 こんな中、7月22日から始まる政府による「GO TO トラベル キャンペーン」は、東京除外や、若者や高齢者の団体旅行の自粛要請などもあって混乱を増しています。全国での移動の拡大が、感染拡大にどのような影響を及ぼすのか、始まってみないと分からないというのも心配です。「GO TO トラブル」にならないことを祈ります。

 混乱続きの「GO TO トラベル」を横目に、人気の新潟県による「宿泊割引キャンペーン」が、8月末まで1ヶ月間延長されることが発表されました。このキャンペーンは7月末までの予定でしたが、すでに予定数が完売となり、新たに2億5,000万円を追加し、8月1日から8月31日の期間を対象として、7月29日より受け付けるそうです。これまでは2〜5人のグループが対象で、1泊1万円以上で5,000円の補助でしたが、今回は1人〜15人に拡大され、1泊6,000円以上の宿泊も3,000円の補助が出るようになり、4,000円以上の日帰りバスツアーも2,000円以上キャッシュバックされるそうです。

 そのほか、市町村によるキャンペーンも行われており、新発田市や五泉市は期間が延長されています。また、新たに糸魚川市は、7月18日から8月末まで、新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県の在住者限定で、「糸魚川 今すぐ GoTo キャンペーン」を開始しました。2人以上のグループが対象で、1人1泊当たり1万円以上で5,000円、1万円未満は2分の1の額(上限3,000円)が割引になります。
 全国規模のキャンペーンは問題が大きそうですが、このような地域を絞ったキャンペーンの拡充は良いと思います。国も「GO TO トラベル」にこだわらず、地方でのキャンペーンへの補助を充実させるべきではないでしょうか。このようなキャンペーンにより、疲弊した県内の温泉地が活性化され、元気を取り戻すことを祈ります。まずは、県民の力で新潟の温泉を盛り上げましょう。

 さて、今週は明るい話題があります。先週ご紹介しましたが、昨年11月から休業が続いていた津南町の「竜ヶ窪温泉 竜神の館」が、昨日(7月18日)から8月末までの土・日・祝日のみ、期間限定で営業が再開されました。(→ブログ

 また、指定管理者の第三セクター「上川温泉」が5月末で指定管理を返上したため営業できなくなった阿賀町の「かのせ温泉 赤湯」が、阿賀町の直営で7月15日から営業再開しました。これはうれしいニュースですが、他の施設の今後が不透明なのが心配です。(→ブログ

 さらに、集客減と源泉トラブルによる維持管理費の増大により営業再開ができず、閉館も危惧されていた加茂市の「加茂 美人の湯」が、営業日限定( 金・土・日・祝日のみ )ながら、8月1日から営業が再開されることが発表されました。赤字続きと源泉枯渇のリスクを抱えており、今後も予断は許しませんが、営業再開はうれしいですね。(→ブログ

 最後に、弥彦温泉の「四季の宿みのや」が、「温泉サブスク」を始めたという話題もありました。5,000円で、2か月間日帰り入浴し放題というものです。先着200人限定です。話題性のある魅力的な試みを称賛したいと思います。(→ブログ

 

2020年7月12日

 あっという間に、7月も半ばとなりました。梅雨前線が停滞し、連日雨が降り続いています。九州を中心に甚大な被害が出ており、気分も暗くなります。早く雨雲が去りますように・・。

 東京では過去最高の新型コロナ感染者が出ており、全国的にも感染者数の増大がみられます。このような状況下ではありますが、政府による「GO TO キャンペーン」は予定通り始まるようです。温泉地、観光地の振興、経済対策には良いのでしょうが、感染の拡大が危惧されます。感染が比較的落ち着いている新潟に、感染が持ち込まれないことを祈ります。

 さて、昨年末から休業が続き、営業再開は無理かと思っていた津南町の竜ヶ窪温泉「竜神の館」は、7月18日から8月までの土日祝日限定で、夏季営業を行うそうです。営業時間は14時から20時まで、料金は500円です。期間限定ではありますが、営業再開はうれしいですね。(→ブログ

 最後に、村上市の「ゆり花会館」は、給水設備修繕工事のため、9月頃まで温泉が使用できなくなり休業していますのでご注意ください。

  

2020年7月5日

 1年の半分が過ぎ、7月を迎えました。これから夏休みシーズンですが、新型コロナウイルス感染で、旅行に出かけにくくなっているのが残念です。新潟は収束状態だったのですが、再び感染者が出てしまいました。東京の感染拡大は深刻であり、全国的にも感染者数が増大しています。
 人の移動により伴って、再度新潟にも感染拡大がもたらされることは避けられないでしょう。経済活動の維持や観光振興のためには人の移動が重要ですが、感染阻止には人の移動、接触を避けなければなりません。この相反する問題をどう解決していくか、どうバランスをとるのか悩ましいですね。

 我々温泉ファンとしましては、常に感染のリスクがあることは忘れず、身についた感染予防の“新しい生活習慣”を励行しながら、温泉を楽しみましょう。今のところ安全な新潟県内の温泉を楽しみ、みんなで新潟の温泉を盛り上げましょう。

 さて、6月30日で、「ホンマ健康ランド」は閉館してしまいました。地元のマスコミでは、FM PORT 停波の話題が大きく取り上げられていましたが、私にとりましては「ホンマ健康ランド」閉館の方が大問題です。天然温泉でなくても、健康ランドならではの楽しみがありました。
 多彩な浴槽と充実した休憩設備や食堂は健康ランドならではであり、いざとなれば宿泊もできて重宝しました。遠くの名湯より近くの健康ランド。困ったときにはすぐに利用できた「ホンマ健康ランド」が、なくなってしまいました。あって当たり前に思っていたのに、実は当たり前ではなかった。喪失感は計り知れず、残念でなりません。(→ブログ
 なお、ホンマ健康ランドの館内着はかなり丈夫そうで好きだったのですが、閉館により不用になった館内着2,000着が、新潟市と胎内市の福祉作業所に寄付されたそうです。作業着や工業用雑巾の材料として使用されるそうです。閉館時に5,500円で販売されていましたが、もう少し安かったら買ったのですけれど・・。

 また、温泉旅館閉館のニュースも伝えられました。魚沼市の大湯温泉「村上屋旅館」が、6月18日に破産手続きを開始したそうです。負債総額は1億5,000万円。利用客の減少、施設の老朽化による業績低迷の中に、前社長が亡くなられ、後継者もいないことより、2019年1月から事業継続を断念し、閉館していたそうです。
 この件は新型コロナ感染とは関係しませんが、新型コロナ禍で経営難の旅館は数多いと予想されますので、今後閉館する施設が出てこないことを祈ります。

 さらに、今週は残念なニュースがありました。新潟日報の記事によりますと、加茂市の「加茂 美人の湯」は、新型コロナ感染の拡大により3月から休館を継続していますが、今年度の営業再開は困難なようです。温泉設備の維持管理に経費がかかるものの、集客が見込めず、このまま営業しない方が赤字が少なくて済むのだそうです。源泉井戸の老朽化も深刻であり、加茂市は廃止も選択肢として考えているとのことであり、事態は深刻です。何とか存続できるように祈りたいと思います。(→ブログ

 最後に、大江戸温泉物語の傘下に入った瀬波温泉の「汐見荘」は、いよいよ7月10日に、リニューアルオープンします。食事はバイキングとなりますが、低料金で利用できます。開業記念のお得なプランもあるようです。どのように変身したのか、行かれた方からのご報告をお待ちしております。

   

2020年6月28日

 新型コロナウイルス感染は、新潟では収束状態が続いていますが、首都圏で多数の感染者が出ているほか、全国的には感染が持続しています。今後も長くコロナと付き合っていかなければならず、“with コロナ”の新しい生活習慣の下に、温泉を楽しんでいきましょう。

 新潟の温泉振興のため、新潟県をはじめ、県内各地でキャンペーンが行われており、大変人気になっています。予定数が終了したキャンペーンがありますが、長岡市上越市でも新しいキャンペーンが始まり、県内の温泉地は賑わいを取り戻していることでしょう。(→ブログ

 これらのキャンペーンの中でも最も人気なのが月岡温泉です。新潟県の宿泊キャンペーンの利用者の3割は月岡温泉を利用したそうです。新発田市による「今得キャンペーン」も大人気で、各旅館に数が割り振られましたが、すぐに完売になった旅館もあります。そこで新発田市は「今得キャンペーン」第2弾を始めることになりました。今回は月岡温泉のみならず、市内の宿泊施設にも対象が拡大されています。私も利用したいのですが、宿泊利用する余裕がないのが残念です。(→ブログ

 さて、今週はうれしいニュースがあります。営業再開が不安視されていて、ブログでも取り上げた柏崎市の「じょんのび村」が、7月2日より営業が再開されます。営業時間は11時から20時までに短縮され、火曜日・水曜日が休館になりますのでご注意ください。

 また、指定管理者が3月末で会社を解散して存続が危ぶまれていた上越市安塚区の「雪だるま温泉」は、新しい指定管理者が決定し、11月末からの温泉営業再開に向けて準備を進めることになりました。老朽化した「雪の湯」は廃止されますが、「久比岐野」の浴室を拡張・改修し、日帰り温泉営業を行うとのことですので期待しましょう。(→ブログ

 さらに、阿賀町の「御神楽温泉 あすなろ荘」、「七福温泉 七福荘」、「かのせ温泉 赤崎荘」、「かのせ温泉 赤湯」を管理していた「上川温泉」が、5月末で指定管理者を返上し、営業継続が困難となり、大きな問題となりました。(→ブログ
 このうち「かのせ温泉 赤湯」のみ阿賀町の直営で営業する方針となりましたが、具体的内容は未定でした。この度「赤湯」の維持管理費が盛り込まれた6月の補正予算が可決され、7月中旬より営業再開することになりました。具体的な再開日は今後発表されることと思いますが、営業再開が決まって何よりです。

 

2020年6月21日

 6月19日より首都圏や北海道を含め、全国の移動制限が緩和されました。これで県外の温泉も利用しやすくなりますが、逆に県外からの温泉客が増えるものと思います。夏休みに向けて県をまたいだ移動がますます増えるものと思います。観光振興、社会の活性化には好ましいことですが、急な移動拡大は、感染の拡大を引き起こすことが危惧されます。

 世界的には感染は拡大を続けており、非常に厳しい状況となっています。1ヶ月以上も新規感染者がなかった新潟県でしたが、残念ながら新潟市で海外帰国者の感染が確認されました。人の移動が拡大されるにつれ、感染の再燃には十分な注意が必要です。

 こんな状況ではありますが、3密を避けた“新しい生活習慣”を励行しながら、皆様方も温泉を楽しまれていることでしょう。ほとんどの温泉施設は営業再開していますが、まだ休業を継続している施設もあります。早い再開を期待しましょう。

 また、経営難から営業再開の見通しが立たない施設もあります。温泉施設の指定管理者が指定管理を返上した阿賀町の問題(→ブログ)や、経営難から営業再開が見通せない柏崎市の「じょんのび村」の問題(→ブログ)などのほか、長岡市のえちご川口温泉の「ホテル・サンローラ」も赤字続きで営業継続が困難のため、休業を続けるそうです。日帰り温泉の「えちご川口温泉」は集客の維持が期待できるため、営業を継続するそうです。

 ちょっと寂しい話題もありますが、十分に注意しながら温泉を楽しみ、新潟の温泉の振興に貢献しましょう。

 

2020年6月14日

 新潟県での新型コロナウイルスの新規感染者は、1ヶ月間報告がなく、収束状態が続いています。感染予防を前提とした“新しい生活様式”のなかで、生活の拡大が続いています。県内の温泉施設も客を取り戻しつつあるものと思います。

 新潟県民を対象とした県や各自治体の宿泊促進キャンペーンも人気のようです。当初の予定数を超え、予算を追加したり、市民限定を県民限定に拡大されたキャンペーンもあります。まずは、県民の力で、県内の温泉を盛り上げましょう。(→ブログ

 ただ、これから県をまたいでの移動が増えていき、県外客を迎えるようになりますと、再び感染が拡大する危険があります。各施設とも十分な感染予防策を講じているものとは思いますが、利用する側も3密を避けて、注意を忘れずに温泉を楽しみましょう。

 さて、6月も半ばとなり、本来ならホタルが舞い、ホタル見物で賑わう時期なのですが、岩室温泉の「冬妻ほたるまつり」をはじめ、ホタルがらみのイベントは中止されました。今年は花見もできませんでしたし、季節の風物詩を楽しめないのが残念ですね。

 最後に、田上町の「ごまどう湯っ多里館」は、6月12日から営業再開の予定でしたが、設備のトラブルがあり、当面の館、休館を延長するそうですのでご注意ください。

 

2020年6月7日

 新潟県では、2月29日に新潟市秋葉区で、初の新型コロナウイルスの感染者が確認されてから、これまでに82人の感染者がありましたが、すでに81人が退院し、入院中は1人のみとなっています。
 5月15日以来新規感染者の報告はなく、現在収束状態が続いています。このまま落ち着いてくれると良いのですが、東京では東京アラートが発令中ですし、感染の第2波に襲われた北九州市の例もありますので、まだまだ予断は許しません。

 このような状況の下で、感染予防を前提とした“新しい生活様式”の中で、社会活動も少しずつ拡大し、日常を取り戻しつつあります。県内の温泉施設もほとんどが営業を再開し、休業中はごくわずかとなりました。温泉地への応援キャンペーンも始まって、温泉旅館にも客足が戻ろうとしています。(→ブログ

 しかし、指定管理者が指定管理を返上した阿賀町の問題(→ブログ)や、経営難から営業再開が見通せない柏崎市の「じょんのび村」の問題(→ブログ)など、今後が見通せず心配な温泉もあります。新型コロナ問題がなくても、人口減、集客減により経営難の施設も多く、施設の淘汰が進むことが危惧されます。

 われわれ温泉ファンとしましては、何としても新潟の温泉を応援しなければなりません。感染予防に十分留意した上で温泉を利用し、売り上げに貢献しましょう。

 最後に、胎内市の「塩の湯温泉」は、源泉供給元のJX石油開発の定期点検のため、6月8日(月)から6月23日(火)まで休館になります。同様に、「西方の湯」も、6月8日(月)から6月24日(水)まで休館になります。
 毎年この時期に恒例の休館であり、休館から明けると本格的な夏になります。今年は緊急事態宣言によるコロナ休みに併せて定期点検を済ませてしまえば良かったのにと思うのですが、まあ仕方ないですね。営業再開を楽しみに待ちましょう。

 

2020年5月31日

 緊急事態宣言は全国で解除され、次第に社会活動は再開されていますが、北九州市では感染の第2波に襲われており、まだまだ気を緩めることができません。感染予防を基本とし新しい生活様式を実践していく必要があります。

 新潟県内は2週間以上新規感染者が確認されておらず、小康状態が維持されリ、温泉施設も次々と営業再開しています。明日の6月1日からは、残された多くの施設が一斉に営業再開します。一部の施設はまだ休業を続けるところがありますが、このまま落ち着けば、いずれ営業再開されるものと思います。(→ブログ

 しかし、先週もお知らせしましたが、阿賀町の温泉施設(赤崎荘、赤湯、七福荘、あすなろ荘)と他の3施設を指定管理者として運営している第三セクターの「上川温泉」が、本日限りで指定管理者を返上することになりました。4温泉施設のうち「赤湯」のみが、阿賀町の直営で営業が継続されることが決まりましたが、他の3施設の今後は未定です。魅力ある温泉が消えていくのは忍びなく、何としても存続していただきたいものです。(→ブログ

 さらに、上越市の鵜の浜温泉「鵜の浜ニューホテル」は、新型コロナウイルス感染のため4月から休業していますが、そのまま6月30日をもって閉館することになったそうです。コロナ関連の閉館はこれが県内第一号でしょうか。
 新潟県のみならず、全国各地の温泉旅館や観光関連業は集客減から経営難に陥っています。いずれ全国への移動も可能となりましょうが、コロナ前の状態には戻れる見込みはありません。関連倒産、関連廃業が出ないことを祈ります。

 新潟県のほか、県内のいくつかの自治体では、宿泊割引のキャンペーンをやっています。感染が小康状態であるこの機会を利用して、新潟の温泉を楽しみ、温泉施設を応援しましょう。(→ブログ

 

2020年5月24日

 新型コロナウイルス感染も小康状態となり、県内の温泉施設も順次営業再開されています。次第に日常を取り戻すことができそうですが、気は緩められません。感染予防に注意しながら、温泉を楽しみ、新潟の温泉を応援しましょう。(→ブログ

 ということで、4月19日にオープンしたものの、活動自粛でまだ行っていなかった月岡温泉「湯宿あかまつ」に行ってきました。他に客はなく、感染リスクのない中、掛け流し浴槽を独り占めし、月岡の湯を堪能しました。(→ブログ

 こんななか、気になる情報がありました。阿賀町の温泉施設を指定管理者として運営している第三セクターの「上川温泉」が、5月末をもって指定管理者を返上したいという申し出をしたそうです。新型コロナ感染によって休館したり、町民限定での営業をしたりにより、経営悪化したのがその原因です。期限は迫っており、今後の温泉営業がどうなるのか不安が募ります。温泉が維持されることを祈ります。

 

2020年5月17日

 5月31日までの予定で新潟県に出されていた緊急事態宣言は、他の39の県とともに、5月14日に解除されました。これに伴い、新潟県内の温泉施設は、今後も休館を継続している施設が多いですが、営業を再開した施設も多くあり、今後予定を早めて営業を再開する施設もあるのではないかと思います。(→ブログ

 新型コロナ感染は収束したわけではなく、気持ちの緩みが感染の再燃につながります。今後の感染の拡大状況によっては、再度自粛要請される可能性があります。「3蜜」を避け、感染予防に十分注意の上、温泉を楽しみ、県内の温泉を応援しましょう。

 

2020年5月10日

 GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。一部営業していた温泉施設もありましたが、自粛生活で温泉を楽しめず、ストレスたっぷりの生活だったのではないでしょうか。

 さて、5月6日までの予定だった緊急事態宣言は、5月31日までの延長が決定されましたが、「特定警戒都道府県」以外の新潟県では、少しずつ営業自粛の解除や、行動制限の緩和を進めていくことになりました。 
 これに呼応して、新潟県内の温泉施設は、休館期間をさらに延長した施設がありますが、営業を再開する施設もかなりあります。市町村による対応の差が大きいですが、少しずつ自粛が緩和されるのはありがたいです。現在の温泉施設の営業状況は、全精力を傾けてブログにまとめていますので、ご覧ください。

 感染者数が減ったといっても、気は緩めません。「3密」を避けた「新しい生活様式」が求められています。基本は自粛ですので、遠出は控え、混雑を避けて、慎重に温泉をお楽しみください。

 

2020年5月3日

 GWの真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。桜が終わって、木々の新緑が目に鮮やかです。新潟平野では田植えが進んでいます。水が張られた水田が太陽に照らされ、まぶしく輝いています。
 天候に恵まれて気温も上がり、絶好の行楽日和となりましたが、緊急事態宣言によって外出の自粛が要請され、どこにも行けないのがつらいところです。新潟の人出の減少率は、まだ十分ではありません。元の生活に早く戻るためにも、「Stay home」を実践し、みんなで頑張らなければなりません。

 緊急事態宣言により、公共の温泉施設は休館が続いていますが、銭湯(公衆浴場)や民間の温泉施設、温泉旅館の休業要請はされていません。しかし、県内の温泉施設のほとんどは自主的に休業しており、月岡温泉や越後湯沢温泉のように組合の加盟施設が一斉に休業しているところもあります。(→ブログ
 そんな中で、GW期間中も営業している温泉施設はごく一部ありますが、その一部の温泉施設に温泉ファンが殺到して混雑することがないように祈ります。利用する場合も、他者との接触には十分ご注意ください。(→ブログ

 温泉の利用そのものが制限されているわけではありませんが、温泉への移動が問題となります。特に県域を越えての移動は強く自粛要請されていますし、県土が広い新潟県にあっては、広域の移動は自粛すべきでしょう。経営難覚悟で自主休業している温泉施設の皆さんの努力に応えるためにも、われわれも我慢し、苦難の時期を乗り切りましょう。

 緊急事態宣言は1ヶ月程度の延長の方針が示されており、明日発表の予定です。現在多くの施設は、緊急事態宣言期間である5月6日までの予定で休館しています。緊急事態宣言が延長されますと、温泉施設の休館の延長が予想されます。どうなるか事態を見守りたい思います。

 

2020年4月26日

 緊急事態宣言は出されたものの、新型コロナウイルス感染は衰えることなく、感染爆発寸前の状況が続いています。新潟県内の感染者数も日々増加を続け、4月26日現在で69人となっています。

 このような状況の中、休館する施設はさらに増え、県内の温泉施設のほとんどが、5月6日までの非常態宣言期間中、あるいはそれ以降の休館を決めています。日帰り温泉で営業を継続しているところはごくわずかとなっており、温泉旅館の立ち寄り入浴も中止されています。(→ブログ

 旅館やホテルの休業は要請されているわけではありませんが、多くの温泉旅館が自主休業し、月岡温泉のように、旅館組合全体での自主休業を決めたところもあります。(→ブログ) 補償なしの自主休業を決断された温泉旅館の方々、そして民間日帰り温泉施設の方々の英断には敬意を表したいと思います。

 これからGWに入りますが、温泉めぐりは自粛せざるを得ません。がまんの日々が続きます。

 話題がないとさびしいので、ステイ・ホームのお供に、ネットで見つけた朝日新聞デジタルの記事をご覧ください。(→ブログ
   → 「日本一まずい?臭い?油みたい?クセ強い新潟の温泉たち」

 

2020年4月19日

 新型コロナウイルス感染症の拡大は勢いを増し、新潟県を含む全国に、政府による緊急事態宣言が出されました。新潟県の感染者数も増加し、4月17日には、1日の感染者数としては過去最高の6人の感染者が明らかになりました。18日にも3人の感染者が出て、18日現在の感染者数は56人となりました。

 知事より生活に必要な場合を除いて外出を自粛するよう要請が出されており、温泉を楽しむという社会情勢ではありません。日帰り温泉施設でも休館する施設はさらに増え、休館中の施設も期間の延長が発表されています。一般の温泉旅館の休館も相次いでおり、経営的問題は深刻です。(→ブログ

 また、今週は衝撃的なニュースが伝えられました。新潟市中央区の「ホンマ健康ランド」が6月末をもって閉館するとのことです。開館33年目で、施設の老朽化が進んだためとのことですが、集客減が大きな原因であり、新型コロナウイルス感染による急激な集客の落ち込みが閉館の決断を早めたものと推測します。
 開館以来のファンである私には思い出にあふれた施設であり、閉館は誠に残念です。一般の日帰り温泉やスーパー銭湯にはない魅力が「ホンマ健康ランド」にはあります。経営を引き受けてくれる企業があると良いのですが、かなわぬ願いでしょうね。(→ブログ

 こんな暗い世の中ですが、今週はひとつだけ明るい話題があります。月岡温泉の閉館した「さかえ館」を引き継いで、昨年秋から改修工事が行われていた「湯宿あかまつ」が、本日オープンしました。
 飲食物の持ち込み可の素泊まり型の宿であり、新築された浴室で、鮮度の高い月岡温泉の源泉を楽しめるものと思います。緊急事態宣言直後のオープンは、あまりにもタイミングが悪いのですが、是非とも頑張っていただきたいと思います。(→ブログ

 

2020年4月12日

 新潟の桜も満開が過ぎ、そろそろ散り始めでしょうか。春爛漫といきたいのですが、苦難の日々が続いています。これは全世界的問題であり、逃げようもありません。自粛が求まられる中、温泉をどのように楽しんだら良いのか悩ましい日々が続きます。私も活動自粛中で、ストレスはたまるばかりです。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県に政府による緊急事態宣言が出され、ほかに独自に緊急事態宣言を出した自治体もあり、緊迫した状況が続いています。客観的状況は厳しいのですが、政府の対応の遅さが気がかりです。

 このような状況の中、新潟県内の感染者も増加しており、新たに阿賀野市と聖籠町でも感染者が確認され、聖籠観音の湯「ざぶーん館」、村杉温泉「薬師の湯」、「薬師の足湯」は、昨日から5月6日まで休館しています。安田温泉「やすらぎ」は、4月13日から今月いっぱい休館し、宝珠温泉「あかまつ荘」、「リズムハウス瓢湖」は4月15日まで休館しています。そのほか、弥彦村の「さくらの湯」も、4月13日から5月6日まで休館するとのことです。

 また、新潟市江南区の感染者(20代女性)は、発熱した4月4日に市外の温泉施設を利用しており、一緒に温泉を利用した人が濃厚接触者とされています。この人が利用した民間遊戯施設は実名を公表して注意喚起しているのに、温泉施設については公表していません。

 感染拡大に伴って、新潟県内の温泉施設は休館延長を決めたところが多数あります。さらに、一般の温泉旅館でも立ち寄り入浴をやめたり、集客減により臨時休館するところも出ています。全国に目を向ければ、山形県の銀山温泉のように温泉街全体が休業するところまで出ています。今後も感染の拡大状況によっては、休館施設が増える可能性がありますので、十分ご注意ください。(→ブログ

 

2020年4月5日

 4月になり、新潟も桜が見ごろとなり、花見を楽しみたいところですが、「三密」を避けながらの自粛生活が続き、気分は晴れません。県内の公共の温泉施設は、休館継続中、営業再開と、自治体ごとに大きな開きがあります。状況は日々変化しており、今後も注意していかねばなりません。(→ブログ

 こんな中、明るい話題がひとつあります。2018年12月に惜しまれて閉館した月岡温泉の「さかえ館」を引き継ぎ、昨年から大規模な改修工事が進められていた「湯宿あかまつ」のオープン日が、4月19日(日)と発表されました。電話での予約受付が開始されており、日帰り入浴の開始日についても追って発表するそうです。源泉の分湯小屋のすぐ隣にあり、鮮度の高い月岡温泉本来の味わいを堪能できることでしょう。閉館のニュースばかりの昨今にあっては、うれしい話題ですね。

 東京や大阪はオーバーシュートの危険にさらされ、改善のきざしはありませんが、新潟は何とか持ちこたえているということで、一部を除いて、明日から学校が始まります。自粛しながらも、社会が少しずつ動いていくと良いですね。

 

2020年3月29日

 3月最後の更新となりました。記録的な暖冬の影響で桜の開花が早まり、上越市の高田公園では3月27日に開花宣言が出されました。いよいよ春本番であり、晴れやかな気分で新年度のスタートとを切りたいところですが、新型コロナウイルス感染はますます拡大を続けています。新潟でも次々と感染が判明しており、28日現在で31人と感染者数は全国的にも多い方です。首都圏と直結しており、今後も感染者の増加は避けられず、注意を緩めることはできません。

 このような状況により、新潟県内の公共の温泉施設は、さらに休館延長を決めたところがある一方で、4月1日から営業再開するところが多くあります。県土が広い新潟県にあって、市町村による温度差がうかがわれます。感染が拡大中の現実の中で、日々状況は変わっていますので、急な予定変更もあり得ます。今後の営業がどうなるか見守りたいと思います。(→ブログ

 さて、新潟市秋葉区の「花水」は、新型コロナウイルス流行による入館数激減、感染の終息が見えない状況が続いているため、5月1日(金)〜5月31日(日)まで休館し、施設メンテナンス及びリニューアルをすることにしたそうです。6月1日(月)にリニューアルオープン予定とのことですが、どうなるか期待しましょう。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から当面の間、営業時間が10:00〜21:00(最終受付20:30)と短縮されていますので、ご注意ください。
 また、期間限定ですが、平日17時以降の入館で、入館料が大人950円が500円に、小人550円が100円になる夜間割引が実施されます。さらにメンバーズカードポイント対象とのことですので、大変お得です。感染防止に注意しながら、是非利用して、売り上げに貢献しましょう。(→ブログ

 新型コロナウイルス感染症は、温泉旅館や日帰り温泉施経営にジワジワと影響を及ぼしてきています。インバウンド客は望めず、国内の移動も自粛され、宴会利用や宿泊客の確保は難しくなっていることでしょう。日帰り温泉は、休館や営業時間短縮を余儀なくされたりしています。今後どうなるか心配は尽きません。

 

2020年3月22日

 新潟県での新型コロナウイルス感染はいまだ拡大中であり、毎日のように新規感染者の発表があります。昨日は新潟市のほか長岡市でも感染者が発生し、昨日現在の感染者は27人となり、人工呼吸管理を要する重症者も出ています。そのため、イベントの中止、公共施設の閉館も継続されています。(→ブログ

 このような情勢の中、多くの公共施設の休館延長が発表され、温泉施設の休館も継続されていますが、三条市や新発田市のように、一部営業再開された施設もあります。しかし、今後の感染の拡大状況によっては、営業休止の施設がふえてくることも予想されます。

 一律的な規制・自粛が長期に続きますと社会の破たん、精神の破たんを招く危険があり、柔軟な対応も求められます。今のところ、温泉が感染クラスターの原因となった事例はないようです。発熱時・感染症状があるときの利用自粛は当然ですが、常に感染リスクを認識し、予防対策を十分に講じた上で、温泉を楽しみましょう。

 

2020年3月15日

 新型コロナウイルス感染症はさらに拡散しており、収束のめどは全くありません。そのため、多くの施設が本日までの休館を予定していましたが、さらに延長されています。分かる範囲でまとめて、ブログに記載しました。民間施設では休館はほとんどないようですが、営業時間短縮のところもありますので、ご注意ください。

 なお、新潟でのクラスター感染に関連して、新型コロナウイルス感染者が頻回に利用していたため休館していた「スパ&ラウンジ長潟」は、3月16日に営業再開だそうです。世間で休館が続いているときに、再開というのは英断ですね。

 

2020年3月8日

 暖冬の影響で、今年の桜の開花は例年になく早まり、新潟は3月26日頃との予想も出ています。春もすぐそこです。

 とはいうものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はますます拡大し、温泉営業にも影響を及ぼし、休館や営業時間短縮なども行われています。(→ブログ

 温泉そのものは健康に良く、疲労回復・ストレス解消により免疫力アップも期待できて良いのですが、不特定多数が集まるという意味では注意を要します。マスクして温泉に入る人はいませんし・・。
 浴室内での感染リスクは、洗い流されるという意味で、それほど高いとはいえませんが、脱衣場や休憩所には注意を要します。裸で全く無防備であり、湯上りは気が緩みがちですです。そんなリスクを頭の隅に入れて、温泉を楽しみましょう。

 阿賀町のかのせ温泉「赤崎荘」は、感染予防というよりも、利用客減のため、3月16日から3月31日まで休館します。また、現在休館中の温泉も、その後どうなるかが危惧されます。営業再開されるのか、休業が延長されるのか、注意して見守りましょう。

 そんな情勢の中、長岡市の「麻生の湯」では、「コロナウイルスに負けるな! 免疫力UPキャンペーン!」として、3月6日から24日まで、特別料金として、大人500円、子供無料です。こういう企画は良いですね。ただし、混み合うと困りますけど・・。

 また、妙高市燕温泉の露天風呂「黄金の湯」が、例年より2か月以上早く、昨日オープンしました。標高1100mの山上の露天風呂で、下界の新型コロナ騒ぎを忘れて雪見風呂。いいですねえ・・

 

2020年3月1日

 いよいよ3月です。もうすぐ春ですね。と心もウキウキといくはずだったのですが、新型コロナウイルスが蔓延し、活動の自粛が求められています。明日から全国の学校は休業となります。新潟市でも患者が確認され、のんびり温泉という空気感ではなくなりました。これから社会がどうなるのか不安が募ります

 こんな社会情勢は、新潟の温泉にも暗い影を落としています。阿賀町の三川温泉「ホテルみかわ」は、中国人観光客のキャンセルが相次いだことなどにより、3月20日を最後に休業するそうです。
 このホテルは、中国資本の日本法人が、2017年に第三セクターから買収して経営していましたが、赤字続きだったそうです。この状況下で、記録的少雪で三川温泉スキー場が営業できず、中国人スキー客がキャンセルされ、さらに新型コロナウイルスが追い討ちをかけ、営業を残念したようです。営業を継続する日帰り温泉の従業員以外は解雇するとのことであり、今後の存続が危ぶまれます。

 新潟県立歴史博物館では、1月18日から3月8日までの予定で、冬季企画展「越後佐渡の温泉文化」が開催中ですが、新型コロナウイルス感染防止対策として、3月2日から3月16日まで臨時休館することになりました。そのため、冬季企画展は、本日(3月1日)で終了となります。まだご覧になっていない方は、本日までですのでお急ぎください。私は昨日急いで行って参りました。(→ブログ

 次に、大江戸温泉物語グループの傘下に入った瀬波温泉「汐見荘」は、6月4日(木)にリニューアルオープンするとのことで、3月2日から予約受付が開始されます。食事はバイキングレストランでいただくことになります。朝夕あわせて約140種食べ放題、ソフトドリンク飲み放題とのことです。新潟駅からの無料直行バスも運行するそうです。どうなるか見守りましょう。

 最後に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、政府からの自粛要請に従って、公共施設の休業・休館が続々と発表されていますが、日帰り温泉も休業するところが出ています。新発田市の「紫雲の郷」が明日から15日まで臨時休業するほか、「あやめの湯」、「ほうづきの里」、「足湯湯足美」も、臨時休業となります。他地域でも休館するところがあろうと思いますので、ご確認ください。

 

2020年2月23日

 いつに間にか2月も下旬。早いもので来週は3月です。記録的な暖冬・少雪のまま、いよいよ春を迎えようとしていますが、世間は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が勢いを増し、新潟にも広がることは避けられないことでしょう。手洗い、マスクなどのほか、人ごみを避けて温泉で心身を癒し、免疫力を高めて自己防衛しましょう。

 柏崎市高柳の じょんのび温泉「楽寿の湯」では、温泉棟外壁改修工事のため、1月7日より休業していましたが、昨日(22日)より営業再開しました。温泉そのものには変化はないですが、これを記念して、3月31日までの平日入館料が100円引きなど、さまざまなオープン企画がありますので、この機会にご利用ください。

 

2020年2月16日

 今週末は仕事で出張です。新規情報はありません。

 

2020年2月9日

 ようやく新潟に冬到来とばかりに、このところ寒い日々が続いています。今週末は山間部では大雪となり、海岸・平野部でも積もりましたが、恵の雪というには足りなさそうです。春以降の水不足が危惧されます。寒い日はやはり温泉。体も心も温めましょう。ということで、相変わらず近くの温泉で癒しております。(→ブログ

 新潟市西蒲区の「じょんのび館」では、今月の土日に、日本酒風呂・酒粕風呂をやっており、どんなものか確かめるべく行ってきました。地元の5つの酒蔵の酒を週替わりで楽しめます。皆さんもいかがですか。(→ブログ

 

2020年2月2日

 2月に入りましたが、相変わらず海岸平野部では雪なしが続き、山間部でも雪不足です。新型コロナウイルス感染症も社会問題となり、これからのさらなる混乱が懸念されます。2月が平穏でありますように・・。

 上越市の上越妙高駅前に、1月30日、「スーパーホテル上越妙高駅西口」(地上9階建て107室)がオープンしました。大浴場があり、「関山の湯」と称する天然温泉が、加温・循環・濾過で使用されています。場所的には「釜ぶたの湯」の隣ですが、これとは違う温泉です。調べてみましたら、妙高市長沢の「長沢茶屋」の野趣美温泉を運んできて使用しているようです。後継者難から存続が危ぶまれている「長沢茶屋」の源泉が有効利用されて何よりと思います。
 一方上越妙高駅東口には、2018年7月に「アパホテル上越妙高駅前」(地上10階建て161室)がオープンしています。ここにも大浴場がありますが、「光明石温泉」という人工温泉です。また、西口にはもうひとつ「東横INN上越妙高駅西口」(地上14階建て248室)が3月30日にオープンします。一気にホテルが増えて供給過剰となり、集客競争が予想されます。どうなるか見守ることにしましょう。

 

2020年1月26日

 雪なしの冬が続いています。これほどの暖冬も珍しく、ありがたく思っていますが、スキー場や、冬季のイベントへの影響は多大です。農業への影響、春以降の水不足なども懸念され、今後が心配です。

 さて、昨夜は職場の新年会が月岡温泉の「美の湯 風鈴屋」で行われ、宿泊してきました。ここは以前「月岡ニューホテル冠月」でしたが、2018年4月よりホテルエリアワングループに入り、「風鈴屋」となりました。当初は温泉でなく沸かし湯での営業でしたが、昨年から自家源泉の使用が開始され、「美の湯 風鈴屋」と名乗っています。泉質は他の月岡温泉の源泉とはかなり違いますので、これが月岡温泉と誤解されても困るように思います。(→ブログ

 

2020年1月19日

 1月も下旬となろうとしていますが、相変わらずの暖冬で、過ごしやすい日々です。今週も遠くに出かけることなく、近くで癒しております。

 長岡市の新潟県立歴史博物館では、1月18日(土)から3月8日(日)まで、新潟県の温泉に関する歴史や文化を概観し、現在につながる温泉大県「新潟県」を再認識すという冬季企画展「越後佐渡の温泉文化」が開催されています。このような温泉に関するまとまった催しは珍しく、興味深く思われます。お近くの方はどうぞ。(→ブログ

 

2020年1月12日

 暖冬が続いています。雪や寒さが嫌いな私にはありがたいのですが、雪が降るべき場所に降らないので、スキー場は大変なことになっています。暖冬でありがたいといっていられない状況です。大雪も困りますけれど・・。

 さて、昨年から大きな話題になっていましたように、瀬波温泉の「夕映えの宿 汐美荘」は、1月9日付で、全国に温泉宿・温浴施設を展開する「大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社」に買収されました。「大江戸温泉物語」としては新潟県で初、全国で40ヶ所目となるそうです。これから改修工事が始められ、6月にリニューアルオープンする予定との子ですが、どういう運営がなされるのか注目したいと思います。

 

2020年1月5日

 今年は海岸部では積雪もなく、穏やかな新年の幕開けとなりました。既に仕事に励まれている方も多いと思いますが、明日が仕事始めということで、新年が本格的にスタートします。寒さも厳しくなりますので、温泉で癒して頑張っていきましょう。(→ブログ

 新年早々に残念なニュースがあります。老朽化と源泉の湯量減少のため、2020年11月末で休止されることがすでに発表されている上越市安塚区の雪だるま温泉「雪の湯」は、12月になってさらに源泉が安定して供給されなくなって温泉営業ができないため、今季のウィンターシーズンの営業が休止されています。キューピットバレイスキー場の利用客で賑わう季節だけに休業は残念ですね。このまま閉館にならないことを祈ります。

 また、新発田温泉「あやめの湯」は、施設の維持管理費の増加のため、4月1日から入浴料が値上げされ、大人400円が420円に、子供250円が260円になります。値上げは残念ですが、このご時世では最小限の値上げ幅ということでしょうか。

 

2020年1月1日

 明けましておめでとうございます。2020年の幕開けです。皆様方はいかがお過ごしでしょうか。本年が素晴らしい年となりますことをお祈り申し上げます。

 皆様方の新年の初湯はどこでしたでしょうか。今年も新潟の温泉が賑わいますように・・・。

 さて、私の初湯は、例年同様に「西方の湯」でした。新年最初の一番風呂をいただくことができました。毎年お会いする常連さんともお話ができて良かったです。(→ブログ