福寿温泉 じょんのび館 (新潟市西蒲区) A (泉質A、浴室A、設備A、眺めB)
新潟市西蒲区福井4067 TEL:0256-72-4126 営業時間:10:00-22:00 定休日:第1・第3水曜日、12月・1月は第3水曜日(祝日の場合は翌日)、12月31日
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、46.4℃、循環
タオル:あり サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
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場所:新潟市西蒲区の旧巻市街から角田山、五ヶ浜方面へ、新潟市街からなら弥彦街道(国道460号)を岩室温泉方面へ行き、ほたるの里方面への案内板に従って五ヶ浜方面に進む。しばらく進んだ先のトンネル手前にこの温泉がある。シーサイドライン方面からのアクセスも便利である。裏には矢垂川が流れ、蛍の生息地として知られ、周辺は「ほたるの里」として整備されている。平成5年春のオープン以来人気施設となっている。施設の老朽化により、施設設備の大改修工事のため、2021年7月19日から長期に休館し、12月20日にリニューアルオープンした。
料金:大人880円、小人400円、タオルなし。タオルセット250円、館内着100円。(2020年10月1日より券売機による受付になった。2021年4月1日より料金改定され、平日夜間割引は廃止され、2022年10月1日に大幅に値上げされた。)
浴室:浴槽は多彩で楽しめる。平家の湯(洋風)、源氏の湯(和風)があり、奇数日・偶数日の日替わりに男女が入れ替わる。平家の湯には、大浴槽の他、ジャグジー、寝湯、打たせ湯、サウナ、ミストサウナなど、源氏の湯には、大浴槽の他、丸太風呂、流水風呂、サウナ、さらに後に新設された広い「森のサウナ」などがあり、設備は十分である。どちらにも大きな露天風呂があり、打たせ湯まであるが、裸のまま長い階段を下りていかなければならない。確か38段あって、お年寄りにはつらく、冬場裸で行くのは健康によろしくない。洗い場は、仕切があって良い。ボディソープ、シャンプー完備。以前は垢すりが置いてあったが、2014年からなくなったのは残念である。
*平家の湯のミストサウナは、2016年4月28日から「癒しのアロマルーム」となり、ハーブの香りが満ちていて、クールダウンするに良い。(→ブログ) →その後スチームサウナとなった。
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、源泉温度49度。軽度白濁し、無臭であるが程良くしょっぱい。この温泉は飲めませんと張り紙があるが、かえって飲みたくなるのは私だけか。主な成分(イオン濃度mg/kg)は、Na
1018, K 6.8, NH4 1.6, Mg 0.2, Ca 221.5,
Sr 0.8, Al 0.2, Fe 0.1, F 0.6, Cl 2201, Br 8.5, I 1.3, SO4 147.2, OH 0.2, HCO3 1.2,
CO3 11.4, メタ珪酸52.3, メタホウ酸 6.8 などガス性除く成分総計は3113mg/kgとほどほどの成分量である。刺激的すぎることがなく温まりはよい。地下1400mから毎分180Lで汲み上げ、源泉100%で使用。浴槽のお湯も毎日抜いて掃除(実際は2週間に1回であることが判明)しているとのこと。浴槽を観察すると循環併用であるがオーバーフローが多いので鮮度は比較的良い。
*浴室内には、上記のように「浴槽の湯は毎日抜いて清掃している」という掲示がありましたが、これは嘘で、開業当初から湯の入れ替えは1日おきで、2019年11月から指定管理者の体制が変わってからは、2週間に1回の湯の入れ替えになっていたことが判明し、新聞・テレビで報道されました。長期に不当表示されていたことは残念です。(2023/4/30付記)(→
ブログ)
*平成23年3月14日分析の新しい成分表が掲載されていたので紹介する。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)。源泉温度46.4℃。PH
9.1。主な成分(イオン濃度mg/kg)は、Li 0.1、Na 877.4, K 7.3, NH4 1.9,
Mg 0.4, Ca 490.3, Sr 2.0, Mn 0.1, Fe 1.7, Ba 0.3, F 1.0, Cl 1563,
Br 4.3, OH 0.2, S2O3 0.2, SO4 230.7, HCO3 4.9, CO3 0.5, HPO4 0.1, メタ珪酸39.5, メタホウ酸 13.6 などガス性除く成分総計は3807mg/kg。入浴に適した温度にするため加水、(加温なし?)、温泉資源保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、入浴剤なし、衛生管理のため、次亜塩素ナトリウム液(有効塩素12%以上)をタイマーで自動注入して消毒、とのことである。(2011/7/12追記)
*令和3年3月12日分析の新しい成分表があったので紹介する。源泉名は、福寿温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性
アルカリ性 高温泉)。源泉温度 46.8℃、PH 9.0。主な成分(イオン濃度:mg/kg、令和3年3月12日分析)は、Li
6.9、Na 822.8、K 42.2、NH4 1.9、Mg 0.6、Ca 474.7、Sr 1.7、Ba 0.2、Al
0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、An 0.0、F 0.6、Cl 2061、Br
8.9、I 0.9、OH 0.2、HS 0.4、S2O3 0.0、HSO4 0.0、SO4 130.1、NO2 0.0、NO3
0.0、HPO4 4.3、HCO3 15.9、CO3 4.4、メタケイ酸 26.4、メタホウ酸 10.1、メタ亜ひ酸 0.0、遊離CO2
0.0、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3615mg/kg。(2021/4/11追記)
コメント:食事処、休憩用大広間、ゆったりルーム(仮眠室)、女性専用室などがあり、ロビーにも休憩用安楽椅子がある。そのほかゲームコーナー、喫茶、売店などあり、さらに休息用の椅子が各所にあり設備は充実している。食堂のメニューは必要十分。館内設備の充実度、料金からみておすすめしたい温泉であり、私もしばしば利用している。なお、この辺は「ほたるの里」と称し、夏場はほたる見物がてらの利用もいいかも。
*2008年2月29日、館内に「ドクターフィッシュ」600匹が泳ぐ足湯が開設された。「ドクターフィッシュ」はコイ科の淡水魚で、人間の皮膚の角質を食べるので、皮膚のマッサージ効果やリラックス効果が期待できるという。営業時間は10:30〜21:00までで、ひとり15分間。入館料のほかに、大人840円、小人630円必要。(→ブログ) →2012年1月末で終了となった。
→ブログ
*2021年12月20日、リニューアルオープンし、館内が一新された。(→ブログ)
(No.5 1996,1999/9,2003/9、2005/10/10改訂、2008/3/2、2010/2/11、2011/7/12追記・URL変更、2012/1/21、2013/1/22、2016/8/14、2018/7/5、2020/10/16、2021/4/1料金改定、2021/4/11追記、2021/12/20追記、2022/10/1料金改定、2023/4/30付記) |