〜雑記帳〜
(更新日時2000年7月30日)
7月30日
『明日のために<その後>』
ああ、なるほど。解りました。そういう事でしたか。
FinePix40i、本当にバカスカ売れてるらしい。またユーザーからは不満も出ていない。
一方でカメラ好きの人達には著しく不評・・と言うかある種軽蔑さえされているようです。
これは何かに似ているなあ・・と思ったらMDでした。
エンスーな人達から見ればMDはオーディオでは無く只の便利グッズに過ぎないと言う。
が、ごく普通の人達が音楽を楽しむのにはたいそう簡単便利な優れたモノですね。
この楽しむの意味、その価値判断の基準が違うと言う事をしばしば失念してしまう。
例えばスポーツの場合。これを記録に挑戦し己の限界に挑み道を極める事、と限定してしまい
そうでなければスポーツと呼ぶに値しない。ただの遊びである、とする。
確かにそれも真かも知れません。が、それはあくまで一方向から見た価値観に過ぎません。
純粋に楽しむ事、それも記録に挑戦するのと同じく価値在るものと私は思います。
そしてそれぞれに場所があり選ぶべき道がある。それを誤認すると不幸になる。
つまり40iは最初からそれを選択すべきユーザーの手に渡っていた、という事。良かった。
逆にIXY DIGITALはなまじカメラらしくあったからこそ誤解を招き不満が出たのでしょう。
ええ、私は単なる誤解だと思っています。選ぶべき人の手に渡らなかったと言うだけ。
いつか正しく評価される日も来る事でしょう・・・と、ややこしくなるのでこれはこの辺で。
いずれにしろ双方それぞれに居場所があり、安寧があり、幸福がある。
それぞれに正しく、それぞれに・・・いや、無闇にかきまわすものではないのですね。
と言う私も実は迷い込みかけておりました。危ない危ない。
つい自分の今立っている場所を基準であるかのように見誤ってしまう。
そうでした。立つ場所を変えれば見える景色も違ってくる。
「写るんです」でラチチュードがどうのなんて気にしないし、気にする人は使わない。
そしてこの"気にしない"が大多数であるごく普通の人達。即ち一般大衆というもの。
そう世間一般ではフィルムの入れ方がわからないなんてのも普通の事なんですよね。
露出補正など使った事ない人の方が多いのじゃないでしょうか。
まあ銀塩の場合はバカチョンと一眼レフでひとつの境界があるからわかりやすいですが、
デジカメの場合ようやく一般へと広がりだしたところなので混乱してるのでしょうね。
いずれ境界が鮮明になれば落ち着くものと思います。
ですのでデジカメを広く一般に普及させたと言う意味ではFinePixシリーズの功績はやはり
大きいと言えます。例えエンスーが認めなくても大衆には受け入れられます。
なんだ既にちゃんと道は出来ていたんですね。ならばそれぞれに進めば良い。
そうして私は・・・やはりまたどちらでもないわけか。
さて、何処に行こう。
7月17日
『明日のために<その前に>』
てなワケでようやくフジFinePix40iのレポート開始。
一歩間違うと営業妨害で告訴されそうと言うかフジの方には本当に申し訳ない。
しかしこの機種を単純に他の同価格帯の機種と比較してどうのと不当な評価を受けて欲しく
ないと願うからでもあります。
それゆえまずはダメな方から出させて頂くのがよろしかろうと考えました。
不幸の多くは齟齬から生じるもの。出来るなら双方幸せになって頂きたい。
まあ確かにここでバカスカ売れてくれてハニカムCCDのコストが下がってくれると私も先々
楽しみが増えるんですが・・・。
まずは次の次あたりに期待しておきます。「写ルンです」でない本気の奴。
2900Z以上に気合入れまくりのを一丁よろしく。
7月16日
『暑中お詫び申し上げます』
あいや、すみません。うっかりタグ外し忘れ。
でもってこっそり他所でリハビリ中だったり。
まあ気分的なものですね。俺って最低状態。いずれ開き直れば直ります。
ああ、でも蠕動くらいならなんとか・・・(虫か)
デジカメはデジカメでサンプル作るとか言っといて既に力尽きそうだし。
う〜む、やっぱ最低・・。うが。
7月15日
『ダイヤルをMで回させれ』
アレは今後のカギとなりそうですね。
コダックDC-4800Zの露出補正ダイヤル。あるいはアナログ的操作性。
いえ私はマニュアル信奉者でもないし懐古趣味で申し上げるのでもないのですが・・・。
機能によってはアナログ的な操作の方が良いものもある。と、こう思っているのですよ。
なんでもかんでもモード分けで詰め込んでパラメータ変更みたいな操作にする必要はない、と。
いつの頃からかひとつの操作部に複数の機能を割り当てるのが美徳のようになっていた。
それはまあ技術の象徴だったんですね。そうデジタルだからこそ出来る多機能。
しかし・・・詰め込むのはそろそろ良いような気がします。
これからは効果的に分散させる事も大切になる。それもまた新たな技術と考えています。
機能を持てないのではなくて無闇に持たせない使い方。より直感的にわかりやすく。
今一度インターフェイスを考える時なのかも知れません。
なに、これは作り手も楽しむべき事なんですよ。以前より自由度は高いはず。
苦しい点はもはや規範とすべき舶来製品が無いと言う事ですね。今度は創造しなくては。
どうか素敵なダイヤルでシビレさせてくださいますように。
7月14日
『この石なんの石』
なんでもデジカメ売上週間ランキングでフジFinPix40iが一位になっちまったそうである。
これはまあキャノンIXY DIGITALが品不足の為ってのがあるんですが・・・それでもちと
売れ過ぎだなあ。みんな大丈夫なんじゃろか。
いや、単にMP3も聞けるとか小さいとかカワイイとかで選らぶ分には全然OKなんですが・・。
しかしある程度知識もあって同じ投資でキャノンやオリンパスの200万画素ハイエンド機
が買えるのにわざわざこんな「写ルンです」なデジカメ買う人の気が知れません。
いや・・・私はまあ・・アホと言うかヘソ曲がりなもんで。
まあ、ハイエンド買おうと思う人は最初から選ぶ機種ではないか。
とりあえず・・・飛ぼうが被ろうが泣かないでね。
7月12日
『BABYだらだら』
いいかげん復活せねば、と思いつつ・・・どれから手ぇつけたもんか。
件のHDDは結局お亡くなりになられました。長い間お疲れ様でした。
PC環境も入れ替わったんですよねえ。つーかこれで本来の予定に戻りました。
やっぱCG環境はシンプルに限ります。ビデオも初代Millenniumで必要十分。
インタネ環境もデュアルのビバロンとWin2000で楽チンになりました。
やはり大抵の事はOS側でよろしくやってくれるのがよろしいですな。
正しくはヘタに余計な事しないか、でなきゃ全部面倒見てくれるか、ですね。
いや、私が余計な事しちゃうってのは置いといて・・・。
7月9日
『人間になれるかにゃー』
てなわけでF40i使いこなしに向けて・・・その一。
まずはこいつの性格を知る事から、ですね。
その為にはまず撮るべし撮るべし。失敗しようが何しようが構わず色々撮ってみる。
で、とりあえず表面上のタイプはなんとなく掴めました。
基本的に出来るだけ明るく、かつ出来るだけシャッター速くしたい性格。
って、これはバカチョン設定では当たり前と言えますね。
ですんで明るいと白に限らずよく飛びます。大抵もう1〜2段絞って・・・って無いんスね。
つまり、なるべく見映えのする絵を確実に得る方向でのセッティングとなっています。
まあフジに限らずこの辺の機種は気軽なスナップ撮りがメインですので当然ですね。
ふむ、こいつをいかにだまくらかして・・・いや色々試してみたいと思います。
7月7日
『写ルンでじ』
えー次期デジカメ、決定しました。
買ってしまいました。フジFinePix40i。うむ、三匹のチビカメ。
この機種を一言で表すならばデジタル版「写ルンです」と言う感じ。
えらく高価な「写ルンです」ですが、私にはまあこの程度が分相応ですね。
一応これは私としては賛辞なのだけど・・わかりにくいかも知れません。
実はこれでも結構煩悶したりもしたんですよ。
今なら同額でひとつ前のハイエンド機、C-2020やE950が買えちゃうんだもの。
ハイエンドとそれ以下の機種では機能も造りもまるで違ってきますからねえ。
更に1万足せば超かっこいいRDC-7だって買える・・・んだけど身の程をわきまえました。
結局何も機能ないけど撮りまくれる方を選択したわけです。これはそう使うべきもの。
しかし確かにあれは誤解の元ですねえ。432万画素相当。
この最大解像度はそのまま見たんじゃ何じゃこりゃと思われるだけなんですが。
そうですね。PC上ではその下のモード、1280*960が実用サイズと言えます。
すなわち概ね120万画素相当と思ってください。
って実際の画素数より減ってるんですけど(笑)これはこれで正解なんです。
まあ今の式、処理系ではまずバラして並べるところまでが限界でしょうねえ。
真にハニカムCCDの力を活かせるのはもうちょい先かも知れません。
いずれ新たな式を組んで進化される事を期待しましょう。
その頃には1画素1ピクセルなんてのは古き慣習となっている事を祈ります。
とりあえず現段階でのウリはやはりコンパクトさと起動の速さって事になるでしょうか。
他の平方画素と式が違う事で得られるものについては理解し辛いかも知れません。
そうですねえ。例えば平方画素の場合、遠景の芝や針葉樹などは必ずモヤっと混濁します。
これは絵の成り立ちがそう言う式で出来ているから仕方ない現象なのですね。
例えD1であろうともこればかりは防ぎようがない。まあハード上の呪みたいなものですね。
が、ハニカムCCDにはその呪いがありません。例えどれほど細かく遠景になり霞んでしまって
も混濁はしません。なぜなら・・・元より混ぜようとしていないから。
全ては点のまま。そう点描画ですね。432万個の点で描かれているわけです。
それがハニカムCCDの今の段階。思うにまだ小学生ってとこですか。
だから今は将来を楽しみにして写ルンですで遊びましょう。そう言う絵です。
しかしAEのセッティングは、絞り2.8と9.8(半端スね)だけなんでちと辛いスね。
開放側もなまじ明るいだけに晴天時とか結構ジャジャ馬だったりします。
なんとか上手く乗りこなしたいものであります。でないと・・・。
「写ルンです」100個分の元が取れませんもの。
7月2日
『猿が石を削った』
まずはアドレス帳&メッセージをかろうじて救出。
とりあえずインタネ環境整備。CG環境はその後ですな。
ああ先月末にチロっと書いてますが今年あたり出たデジカメに本当に画質の悪い
ものなどは実際には無いんです。あくまで技術的解析と比較論ですね。
それも比較するのに立つべき位置をいつの間にか間違えていた。
だから雑誌のレポート記事などもあまり気にしない方が良いです。
参考にはしても、それに依存してしまうとかえって本質を見失います。
画質うんぬんより自分にとって何が必要かの方が重要です。
たとえばIXY DIGITALなども使う人が使えばちゃんと生きる。
ふむ。やはり実際に使っている人のを見るのが一番ですね。
とりあえず、この辺りから・・・。
もちろん誰もが同じに撮れるわけではないの誤解なきよう。
また誰もが同じに撮れる機種ばかりでは面白くないですよね。
いや、この辺りも各人の価値観によりますか。
ではでは、どうか貴方にピッタリの一台が見つかりますように。
7月1日
『とりあえず現状報告』
現在環境移行中。
前の通りモノリリスをCG専用にビバロンを通信汎用に戻します。
それでもなんとか設定やら受信メッセージだけでも救えないかと復旧も試みております。
ビバロンのセカンダリーに繋いでWin2000の修復機能でチビチビと置き換えてんですが
・・・もはや追いつかないかも。
後は完全にふっとぶまでにどれだけ救えるかじゃのう。
でもって、CG環境はその後に再構築予定。
むう復旧にはもう2〜3日はかかりそうです。