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この資料は、「オクラホマ大学評議委員会(the Board of Regents of the University of Oklahoma)」のサイトにある「Kid Safety on the Internet - The POLICE NOTEBOOK」を抄訳したものです。

生活習慣などのちがいによって、適用できない項目もありますが、参考までにそのまま掲載します。

(2007年10月 金森国臣)


子供に言い聞かせる内容

  • バス停での交通安全
  • インターネット
  • 電話
  • ケンカを避ける
  • 公園
  • 動物
  • 防火
  • 自転車
  • 電気
  • よその人
  • ドラッグとアルコール
  • 悪天候

バス停での交通安全

  • 押したりすると事故を起こす可能性がある。
  • 歩道の縁石にとどまること。
  • バスが完全に停まるまで、バスに近寄らないこと。
  • バスに近寄るときは、気をつけること。
  • バスの運転手が見えないということは、バスの運転手からもみえないということ。
  • 常に運転手の指示にしたがい、バスの前を横切ること。絶対にバスの後ろを歩いてはならない!
  • バスの乗り降りは一列で行うこと。
  • バスから降りたら、離れること。
  • 常に通学バスの規則に従うこと。

インターネット

  • 街でよその人を避けるのとまったく同じように、インターネットでもよその人には注意すること。
  • 誰かが嫌な言葉を使っていたり、不愉快な感じがしたり場合は、返答したりせず、ログオフすること。
  • 本当の名前や住所、電話番号は誰にも絶対に教えてはいけない。もし誰かがこれらの情報(あるいはパスワード)を聞いてきても返答してはいけない。ログオフして、信頼できる大人に伝えること。
  • 保護者の同意を得ることなく、インターネットで話した人と会うことを承諾してはいけない。
  • ネットには大人のためだけの場所がある。もし「大人だけ」の場所、あるいはそうと思われる場所を見つけたら、立ち去ること!ネットには「子供にとって望ましい場所」がたくさんある。

電話

もし電話がかかってきた場合:

  • いつ電話に出て、どのように返事をするか、保護者と相談しておくこと。
  • 電話に出ることが許されている場合は、「もしもし」と言い、絶対に名前を教えてはいけない。
  • 家族に関する情報を絶対に口に出してはいけない。
  • 一人で家にいることを電話をかけてきた人に絶対に教えてはいけない。
  • いたずら電話の場合は、何も言わないで電話を切ること。
  • 怖い場合は、保護者や信頼できる大人に電話すること。

ケンカを避ける

ケンカを避ける − 問題を平和的に解決する方法を学習すること。

  • ケンカをしないようにするには本当の勇気を必要とする。
  • ケンカでは問題は解決しない。
  • 一歩譲ること。
  • 事実をキチンと確かめること。
  • 聞こうとする姿勢をもつようにする。そして、間違ったかもしれないことを認めることをためらわないようにすること。
  • 問題を解決する方法を話し合うこと。

公園

遊び場や公園は楽しく遊ぶところです。礼儀正しくし、遊具は共有し、安全に遊ぶこと!

  • 常に許可を求め、どこで遊んでいるか保護者に教えること。
  • グループで遊ぶこと。
  • 道路で遊んではいけない。
  • 道路の中までボールやおもちゃを追いかけてはいけない。
  • 公園で遊ぶ場合は、公園の規則に従うこと。
  • 割れたガラス、とがった物、壊れた遊具に気をつけること。
  • よその人が近寄ってきたら、信頼できる大人に教えること。

動物

えたいの知れない動物は危険なことがある。

  • 見慣れない動物には、決して近づいたり、なでようとしたりしないこと。
  • 動物は興奮すると、かむことがあるので気をつけること。
  • 小さな咬傷でも危険なことがあるのを忘れないこと。
  • かまれたことを大人に知らせること。
  • 信頼できる大人が近くにいない場合、119番に電話をかけること。
  • 受話器を置かないで指示を聞くこと!

防火

以下に重要な防火安全規則を示す。

  • マッチやライターで絶対に遊んではいけない。
  • ガソリンなどの燃える液体に絶対にさわってはいけない。
  • ストーブやヒーターにはつねに注意する。
  • 大人がいないときに料理してはいけない。
  • もし何かに火がついたら大人の助けをもとめるか、119番に電話する。
  • 指示を聞くまで受話器を置かないこと。

自転車

  • 頭部の外傷は重傷になることがある。頭部を保護するために、ヘルメットをかぶること!
  • 自分でチェックしたり、他人にチェックしてもらったりして、正しい衣服や反射体を身につけていることを確認すること。
  • 自転車に異常がなく、正しく調整されていることを確認すること。
  • 可能なときは、決められたルートや安全地帯を使用すること。
  • 方向を変えるときは、手信号を出すこと。
  • 道路で自転車に乗るときは、常に自動車の走る方向と同じ方向を進むこと。
  • 二人乗りをしてはいけない。

電気

電気には危険がつきまとっている。

  • コンセントには絶対に物を突っ込まないこと。
  • 電気製品を絶対に分解したり、修理したりしないこと。
  • 電気器具から煙が出たり、変な臭いがしたり、火花が出たり、変な音がしたりしたら、信頼できる大人に伝えること。もし可能であれば、すぐにコンセントを抜くこと。
  • 電柱に登ったり、送電線の近くにある物に登ったりしてはいけない。
  • 送電線の近くで凧を飛ばしてはいけない。
  • 風呂、台所の流し、水たまりの近くで電源コードを持ってはいけない。

よその人

  • よその人からは何ももらってはいけない。
  • よその人が言い出したことに賛成してはいけない。
  • もし不愉快なことをする人がいたら、歩いて離れること。
  • よその人と話をしてはいけない。その人はウソを言っているかもしれない。
  • 絶対によその人の車にのったり、ついて行ったりしてはいけない。
ドラッグとアルコール

アルコールあるいはドラッグを使っていない友達を選ぶこと。もし誰かが、ドラッグあるいはアルコールを提供した場合、以下の助言を忘れないこと:

  • 「いいえ」と言うこと。正しいことをするには勇気を要する。
  • 話題を変えること。
  • スポーツまたはゲームといった別の活動を提案すること。
  • そこから立ち去って、信頼できる大人に知らせること。

もし友達がドラッグを使っている場合は:

  • ドラッグ中毒の友達を助けるには勇気を要することを忘れないこと。
  • 友達に話をし、助けようとすること。
  • ドラッグが危険であることを友達に話すこと。
  • 保護者や信頼できる大人に話すように友達を励ますこと。

悪天候

  • 可能なら、天気が悪い間は建物の中にいること。
  • 家の中で安全な場所について保護者と話し合っておくこと。
  • ガラス製の窓やドアからは離れること。
  • 普通は、廊下やクロゼット、バスルームが安全な場所である。
  • 家の外にいて天気が悪くなったら、まっすぐ家に帰ること。
  • 家が近くではない場合、安全な場所に行って保護者に電話すること。
  • 落ちてくる枝や木に気をつけること。
  • 稲光があったら、木の下に立たないで、安全な建物のなかに入ること。
  • 天気がよくなるまで、建物の中にいること。

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