交通機関 |
フィリピンの主な交通機関を紹介します。 |
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■ ジープニー JEEPNY | |
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ジープニーはフィリピンを代表する乗り物です。米軍が残したジープを改造して乗り合いバスにしたもので、近年ではジープだけでなく、パジェロや軽トラを改造したものまであります。派手な装飾を施し大音量の音楽を流しているジープニーもあります。 ジープニーは走っている路線が決まっていますが、停留所はありません。乗りたいときは行き先(運転台近くに表示されている)を確認し、手を挙げて止めます。降りるときは「Para!(パラ)」と言います。 車内は大変狭く、定員は14人程度です。車内に入りきれないときは屋根の上にのります(本当は違法らしいですが)。 初乗りはマニラ首都圏の場合4〜5ペソ、以後距離に応じて料金が変わります。料金の支払いは車内で「Bayad!(バヤッド)」といって運転手に手渡します。運転手から遠い位置に座っている場合は「Bayad po(バヤッド ポ)」と言って、隣の客に運賃を渡します。運賃を受け取った客はバケツリレー方式で運転手に運賃を渡します。 ジープニーには路線図というものが存在しません。そのため、路線を知らないと使いこなすのが難しいです。しかし、路線を覚えてしまえばこれ以上に便利な乗り物はありません。 |
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■ トライシクル TRICYCLE | |
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オートバイにサイドカーをつけた乗り物です。 乗り方は2通りあります(地方によって多少異なります)。 |
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■ カレッサ CALESA | |
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馬車です。基本的には観光地を走っていますが、私の任地トゥゲガラオのような田舎では、今でも現役で走っています。 乗り方はトライシクルと同じ。遅いし、決して安い乗り物ではありません。 |
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■ 耕運機? TRACTOR? |
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地方に行くと、耕運機を改造した乗り合いバス?があります。 |
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■ タクシー TAXI |
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タクシーはマニラ首都圏など大都市だけで見かけます。安い乗り物ではありません。(日本人観光客にとっては安いですが。) タクシーには大別して次の3つがあります。
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■ メガタクシー MEGA TAXI |
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乗り合いのタクシーです。車内は外から見えないような造りになっているため、銃を突きつけられるなどの犯罪が多発しています。乗らないほうが無難でしょう。 |
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■ バス BUS | |
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フィリピンには都市間を走るバスが存在します。料金は比較的安いので利用しやすいです。 オーディナリー便は各ターミナルに停車するバスでエアコンが付いていないのが普通です。エクスプレス便は決まったターミナルだけに停車するバスでエアコン付です。 乗り方は、バスに乗車すると車掌が回ってくるので、行き先を告げて運賃を支払います。降りるときは自分の降りたい場所を乗務員に指示します。ふつうはどこでも乗り降りできますが、エクスプレス便は予約が必要な場合があります。予約がなくても乗れますが、席がないと乗車できないことがありますので注意。 夜行バスは避けたほうが無難です。路線によっては深夜ゲリラに襲われる危険があります。 |
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■ 飛行機 AIRPLANE | |
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遠距離移動をする場合は飛行機を利用します。 料金は他の乗り物に比べると高めです(当たり前ですが。。。)。 |
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■ 船 SHIP |
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乗ったことが無いのでわかりません。。。利用したらレポートします。 |
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■ 電車 LRT/MRT | |
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LRT(Light Rail Transit)は、マニラ首都圏中心部を南北に走っている電車です。 料金はLRTの場合は全区間12ペソ。改札でカードを買い、自動改札に通す仕組み。非常に簡単で利用しやすいです。 気をつけなければならない点は次のとおりです。1) 電車接近の案内がありません。電車が来たことに気づかずに轢かれないように気をつけましょう(電車は日本と逆の方向を走っていますから)。 2) 乗り降りはテキパキと。発車ベルが鳴ると容赦なくドアがしまります。はさまれると痛いし恥ずかしいです(笑)。 |
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■ フィリピン国鉄 PNR | |
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マニラ〜レガスピまで国有鉄道が走っています。 さて、このフィリピン国鉄ですが、ヤバイ乗り物です。沿線には不法占拠者が住み着いており、また、踏み切りには遮断機もありません。したがって列車は警笛を鳴らしながら超低速で走っています。レールはゆがんでおり、草がぼうぼうに生えていてきちんとメンテナンスしていない様子。 ちなみに、列車はJRの中古客車を使っています。 |
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