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検索エンジン最適化(SEO)


グーグル(Google)などの検索エンジンで検索したとき、自分のウェブページが上位に表示されるようにウェブ・ページを構成すること。SEOはSearch Engine Optimizationの略。サーチ・エンジン最適化ともいう。


軍事用語集を販売しているので、検索エンジンで自分のウェブ・ページが上位に表示されるかどうかは、「売り上げ」に直結する。いろいろ試してきたが「軍事用語集」というキーワードで検索したとき、グーグルの検索結果でだいたい7,8位に表示されるようになってきた。

ほんのささやかな工夫なのであるが、参考になるかと思いまとめてみることにした。ホームページビルダーでどのように設定すればよいかとのお尋ねもあろうかと思うので、操作法についても併せて記述した。

インターネットが普及し、ウェブが社会生活に欠かせない情報源になるにつれ、ウェブ・ページにもユニバーサル・デザインが求められるようになってきた。つい最近、ウェブ・アクセシビリティ(ウェブへのアクセスのしやすさ)について日本工業規格(JIS)が制定された。公共性の高いサイトは対応が求められることになろう。

ウェブ・アクセシビリティと検索エンジン最適化は表裏一体の関係にある。ぜひ「最適化」を行っていただければと思っている。

lang属性

HTML要素のlang属性を記述する(<HEAD>タグのすぐ上に記述する)。記述方法が不明なので「HTMLソース」で直接編集する。これは必須なので必ず記述する。

<HTML lang="ja">

使用している自然言語を明示することによって、検索エンジンが適切に機能するための補助につながる。日本語なので「ja」。

XHTMLのxml:lang属性については、よく知らない。

キーワードを決める

キーワードとは文字どおりカギとなる言葉であって、この言葉で検索されたときに上位表示して欲しい単語を決める。例えば「軍事用語」。ただしキーワードが多いと、個々のキーワードの価値は相対的に低下するので注意する。

ページのタイトル

ページの内容が伝わる適切なタイトルを入れる。他のページと同一のタイトルは使用しない。

  1. [編集]→[ページの属性]
  2. [属性]ダイアログボックスが開く。
  3. [ページ情報]タブを押す。
  4. [ページタイトル]欄にタイトルを入力する。
  5. ダイアログボックスを閉じるときは[OK]を押す。

まずキーワードはかならず含めること。そのキーワードはなるべく先頭におくようにする。会社名をキーワードにするのであれば会社名を先頭にする。区切りは「、」または「 | 」で区切る。

軍事用語、辞書 | タームワークス

文字数は全角で30字以内、半角で60字以内にする。過ぎたるは及ばざるであって、キーワードが多いと重要視されなくなる。

ページのキーワード

検索のときに使用されると思われるキーワードを入れる。以前は「思いつくものは何でも入れておく」と書いたが、これは間違いであって、焦点を絞ったキーワードのみ入力する。すでにSEOには役だっていないという説もあるが、いちおうは入れておく。

キーワードの数が多くなると重要度が薄まるので抑制的に使う。

  1. [挿入]→[その他]→[ページ検索キーワード]
  2. [キーワード]ダイアログボックスが開く。
  3. [文字列]欄にキーワードを入力し、[登録]を押す。キーワードが複数個ある場合は、入力と登録を繰り返す。
  4. 最後に[OK]を押す。

キーワードの選定に迷ったときは、選定に役立つと思われるツールをグーグルが提供しているので、これを試してみると思う。

 Googleアドワーズ広告キーワードツール
 https://adwords.google.co.jp/select/tools.html

私の場合は「軍事用語」をキーワードとして、その類義語等を調べて見たが、関係なさそうな用語ばかりがリストされ、類義語の発見の役には立たなかった。

ただ、限定的なキーワードとしては、「軍事用語」ではなく、「軍事」・「用語」・「辞典」とした方がよいことがわかったので、早速適用することにした。

「軍事用語」はこれ自体が限定的なので、もうすこし一般的な用語であれば、もっとヒントが得られるのではないかと思う。

同じグーグルから、The Maximum Effect [最大効果]というブックレットがpdfで公開されているので、これも参考になるかと思う。

 http://www.google.com/ads/library/

ページの説明文

ページの内容について説明した文を入力する。SEOにとって、どのような効果があるのか不明だが、関係がありそうなので、いちおう入力はしておく。もちろんキーワードを含んでいる分にする。

  1. [編集]→[ページの属性]
  2. [属性]ダイアログボックスが開く。
  3. [ページ情報]タブを押す。
  4. [属性]ラジオボタンの[NAME]を選ぶ。
  5. [項目]欄に「Description」と入力し、[値]欄に説明文を入力する。
  6. [登録]を押し、最後に[OK]を押す。

    註:もっと簡易な方法があるかもしれないが、まだみつかっていません。

alt属性

画像に対しては必ずalt属性(代替テキスト)をつける。リンクが設定されている画像のalt属性はリンク先のキーワードと一致させる。

  1. 画像の上で右クリック。
  2. [属性の変更]を選ぶ。
  3. [属性]ダイアログボックスが開く。
  4. [画像]タブをクリックする。
  5. [代替テキスト]欄に説明文を入力する。

検索エンジン最適化やウェブ・アクセシビリティに関するどの資料でも、画像のalt属性の記述を求めており、必須事項になっている。ただ記述するとしても、どのような内容にすればよいか、最初はつかみづらい点があったが、そのまま素直に説明すればよいとの考えに至っている。

例えば、画像にリンクが設定されている場合は、「〜へのリンク」とすればよく、詳しく説明したい場合は、「〜について説明しているページにリンクしています。」とする。たんなるロゴであれば「〜のロゴ」でよいと思う。

できれば避けたほうがよいのだが、やむを得ず画像内に文字情報を入れなければならないときは、その文字情報をそのままalt属性に記述する。

画像のなかにある文字情報の例

このバナー広告の場合は、例えば「ロゴヴィスタ製品のお求めは便利なオンラインショップで」とする。

強調文字

重要と思われる語(キーワード)は強調文字にする(<strong>〜</strong>)。使いすぎないこと。1〜2個のキーワードまで。

  1. 強調文字にする文字列を選択する。
  2. [書式]→[論理強調]→[ストロング]

リンク

リンクするときは、リンクする先のページのキーワードを使ってリンクする。強調文字を使うと、より効果が高くなるという説がある。

例えば「軍事用語」がリンク先のページのキーワードであれば、「軍事用語」からリンクする。強調文字にすると効果が高まるらしい。

被リンク数

あるウェブ・ページに対するリンク数が多いと、そのページは重要であると見なされ、上位に表示される可能性が高くなる。あらゆる機会をとらえて、リンク数を増やすこと。

ただしブログの場合、トラックバックはすでに効果がなくなっているというので留意する。

とりあえず自分で可能な対応策としては:

  • 各ページからトップページへ「戻るボタン」などでリンクする。
  • 友人・知人に依頼して相互にリンクする。
  • 「一発太郎」などを利用して、検索エンジンに登録する。

自分で大量にページを開設し、そこからリンクを張るという手もあるが、お勧めしてよいことなのかどうか判断しづらいところがある。「グーグル爆弾」で検索すると、詳しい方法がみつかる。

テキスト中心のページ

ロボット型の検索エンジンは、ウェブ・ページに記載されている文を自動収集している。画像が主体のページでは検索する術がなくなるので、検索エンジン最適化を行うのであれば、できるかぎり文章でページを構成したほうがよい。

各文章は論理的なまとまりとして検索エンジンに認識してもらうため、段落で入力する(<p>〜</p>)。文章の折り返しに改行を使うと、見た目には文章は切れているが、論理的にはつながっているので意味不明な文章になることがある。

  1. 挿入
  2. 段落
  3. 標準

<noscript>タグ

JavaScriptを使っていないユーザーのために、<noscript>タグを記述する。

<noscript>タグは<HEAD>〜</HEAD>の中ではなく、 <BODY>〜</BODY>の中に記述する。

例:<noscript>本サイトを利用される際はJavaScriptが有効になるように設定してお使いください。</noscript>

見出し要素を利用する

論理的なページが上位に表示されるので、見出しタグ(<h1>、<h2>、<h3>…)を使ってページを構成する。

とは言うものの、<h1>タグ、<h2>タグ、<h3>タグと順序よく配置するのはなかなか難しい。とくに<h1>タグは最初でなければならないので、これにはずいぶん悩まされていた。

ただつい最近、画像のalt属性に記述されている代替テキストを見出しとして扱ってもよいことが分かった。

例えば画像を<h1>でマークアップすると、構造的には代替テキストが見出しになり、しかもリンクを張ってもかまわないらしい。

<h1>
<a href="/example.html"><img src="/image/example.gif" alt="画像の例" width="185" height="80"></a>
</h1>

これで見出しの構成がずいぶん楽になった。これは「HTMLソース」で直接編集せざるを得ない。


以下は細々としたSEO対策になります。どの程度の効果があるかは不明です。

隣接するリンクは「|」で区切る

例:<a href="/privacy">プライバシーポリシー</a> | <a href="/copyright">著作権・商標について</a> | <a href="/sitemap">サイトマップ</a>

下部階層ページの巡回を許可する

検索ロボットに対し、下部階層ページへの巡回を許可するMETAタグを記述する。トップ・ページにのみ記述すればよいと思うが、とりあえず全部のページに機械的に記述している。(あとで階層が下のページを追加するかもしれないので。)

<meta name="ROBOTS" content="ALL">

記述方法が不明なので「HTMLソース」で直接編集する。

title属性にリンク・テキストの補足情報を記述する

リンク・テキストにマウスを置いたとき、補足説明が表示されるようにする。補足情報にはキーワードを含める。

<A href="gunji_yogo.html" target="_self" title="軍事用語の関連">軍事用語</A>

サイトマップのページをつくる

サイトマップのページをつくり、そのページには「サイトマップ」であることが分かるファイル名を付ける。

例:site-map.html

検証ツール

ウェブ・アクセシビリティについてチェックするツールが無料で提供されている。

  • 総務省 ウェブヘルパー
    http://www.jwas.gr.jp/index.html
  • 富士通 WebInspector
    http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/webinspector/

総務省のウェブヘルパーは官庁製のソフトらしく、インタフェースはとっつきにくいが、alt属性(代替テキスト)の一括編集など、使い勝手のよい機能が用意されている。

面倒でなければ2つともインストールし、試しにご自分のウェブ・ページを検証してみることをお勧めする。検索エンジン最適化(SEO)にも役立つ。


(2004年7月18日 金森國臣)

(2009年7月 金森國臣 改訂)

「食糧危機」をあおってはいけない (Bunshun Paperbacks)
「食糧危機」をあおってはいけない (Bunshun Paperbacks)


以下は記録目的で残している文章なので内容に意味はありません。

メールマガジン

SEOとは無関係だが、メールマガジンを発行している場合、読者数を増やす工夫のひとつとして、その登録・解除の方法は各ページに記載すべしとの記事を見た。利用者がトップ・ページを見るとは限らないとのことである。またページの末尾までスクロールするとも限らないので、ページの最上段に記載したほうがよいとのアドバイスもあった。

なるほどと思ったので、発行している「軍事用語メールマガジン」について早速適用することにした。(2004/12/28)

例:

軍事用語メールマガジンを「まぐまぐ」から発行しています。収集した軍事関係の用語を毎週約50語無償提供しています。ご登録いただければ幸いです。

では実際にどの程度の順位になっているのか、いくつかのキーワードで試してみた。いずれもグーグルの検索結果である(7月24日時点)。修正する点があるとすれば、「軍事用語辞典」を追加し、「英和軍事用語集」を「英和対訳軍事用語集」に変更することぐらいであろうか。また検索結果をみると「同時多発テロ用語」よりも「アメリカ同時多発テロ用語」としたほうが上位になるようなので、これもキーワードに追加しておくことにする。

検索語 表示順位
軍事用語 10,11
軍事用語集 6,7
英和軍事用語集 1(但し総ヒット数が1件のみ)
同時多発テロ用語 3,4
航空自衛隊用語集 1,2(但し総ヒット数は14件のみ)
防衛用語 ヒットせず

その後、目立つようなSEO対策はしていないが、Googleの検索アルゴリズムが変わったのか、「軍事用語」で検索すると、ベクターで公開している「軍事用語IME辞書(航空編)(データ/文書作成)」が3番目に表示されるようになった。やはり有名なサイトが上位に表示されるようだ。(10月2日時点)


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