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林原玉枝(尾道の児童文学作家)

林原玉枝(尾道の児童文学作家)

林原玉枝さんは、尾道の児童文学作家です。

林原玉枝さんは、尾道の児童文学作家です。

地元でも知らない人が多いので、著書とともにご紹介します。山陽日日新聞にすぐれた紹介記事がありましたので、それを引用するかたちでご紹介しています。

実際の商業出版で多数の著書がある作家は、地方では珍しいことなので、積極的にPRしたいと思っています。

  • 『ちいさい きのいす』(山陽日日新聞の記事)
  • 著書リスト

著書リストは、尾道市立図書館の蔵書データベースを参考に作成しています。

尾道市に住所のある人、通勤・通学している人、三原市・福山市・府中市・上島町・世羅町に住所のある人は、図書館を利用することができます。市内の5つの図書館の資料を借りることができるので、とても便利です。

(金森国臣 2014年11月)


こどものくにシリーズ『ちいさい きのいす』

こどものくにシリーズ『ちいさい きのいす』

山陽日日新聞(2014年9月7日)から引用

誰にもある心が休む「居場所」

栗原町、日本児童文学者協会会員、林原玉枝さんが「こどものくにチューリップ版」10月号(すずき出版)として、新作『ちいさいきのいす』を発表した。10月1日の発行。

幼稚園の暗い物置に長い間忘れられ、「外に出たい」と願っていた小さい木の椅子が、ある日思い切って飛び出し、冒険をする物語。途中、植木屋の踏み台や植木鉢を乗せる台にされそうになるが、隙をついて逃げ出し、そして川の土手からどぼん

浅瀬に流れ着いた小さい木の椅子は、やがて男の子のお父さんに見つけられ、家に連れて帰られた。修理してもらい、男の子も一目で気に入り、「これ、ぼくにぴったりだよ」、「ぼくのいすだ」と笑顔で嬉しそう。

小さい椅子は昔、幼稚園で子ども達の声を聞いて、「かわいいおしりをのせていたころのたのしかったこと」を思い出していた。

絵は東京在住の版画家、猫野ぺすかさん。今年のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選している期待の若手。

林原さんは巻末で、作品に込めた思いを次のように記している(全文)。

◆「君の居場所はここにあるよ」◆

北海道の、とある町で、「君の椅子プロジェクト」というすてきな取り組みが行われている。生まれてきた子に、「生まれてきてくれてありがとう。君の居場所は、ここにあるからね」という思いをこめて、北海道の森の木で作った椅子をプレゼントするというものだ。毎年特別にデザインされたすてきな木の椅子には、贈られる子どもの誕生日や名前も刻まれる。なんてすてきな取り組みだろう。

この椅子はその子の成長に生涯寄り添って、その子を見守り、勇気づけてくれるにちがいない。なぜって、この椅子は自分の誕生を待ち望んでいた大人がいて、子ども時代の自身が、あふれるほどの愛に包まれていたということの、証だからだ。だれでも長い人生の荒波の中で、疲れ果てることがある。でもこんな居場所があれば、そこに心を休ませて、また立ち上がれるだろう。

この物語の小さい木の椅子も冒険の末に、すてきな居場所にたどり着きます。すべての人とすべての物に、あたたかな居場所がありますようにと、祈ります。


わたしぶね

わたしぶね フェリーがつくるうみのみち 林原玉枝

出版者:福音館書店

出版年:2005年03月

価格:390円+税

広島県尾道と対岸の島、向島(むかいしま)をむすぶ渡し船、フェリーの一日を詩情豊かに描いた作品です。今、乗り物は高速化の一途をたどっていますが、この渡し船は、ゆったり、のんびりとしています。そして、尾道と向島の人々の暮らしがかいま見える、ゆりかごのような船です。ややもすると画一的な暮らしになってしまう毎日ですが、ときには香りのちがう生活を味わってみてください。(かがくのとも432号)

定価は刊行当時の価格。バックナンバーとしての在庫はないそうです。

童話集 星の花束を

童話集 星の花束を(林原玉枝)

出版者:てらいんく

出版年:2009年10月

価格:1,200円+税

大人たちの心の中にに生きる子どもに向けて書かれた童話と言ったほうがぴったりする。キラキラ光る星に、透きとおった、何の曇りもない、遠い昔の子どもの心が蘇るそんな童話集です。大人は、一人で、少し静かに、子どもや孫には、星空の下で、静かに読み聞かせてどっぷりファンタジーの世界に!、表紙の小平彩見さんの木版画が、素敵です。(てらいんく)

森のおくの小さな物語

森のおくの小さな物語(林原玉枝)

出版者:冨山房インターナショナル

出版年:2010年12月

価格:1,404円

森に暮らす動物たちの、心あたたまる家族のすがたを描いた11の物語です。

たとえば「コウモリの歌」。森の洞くつで暮らすコウモリたちが一度も争ったことがないのは訳があります。みんな歌が好きだから。「ありがとうの歌」「ごめんなさいの歌」、うち中、響きわたっているのです。

たとえば「おとむらい」。巣から落ちて死んでしまったコサメビタキの子をとむらう歌を、途中で歌えなくなったおかあさんを、丘の風が、草が、助けてくれる。

歌声のある家、思いやりがある家……森に暮らす動物の親子が、家族の原点を教えてくれます。はらだたけひで氏のやさしく温かなトーンの挿し絵が満載、心をなごませてくれます。プレゼントにもぴったりの1冊。(担当編集者S)

ライ麦をたべたろばのロバート

ライ麦をたべたろばのロバート(林原玉枝)

出版者:冨山房インターナショナル

出版年:2012年11月

価格:1,620円

「ろばのロバートはわるい子です」

こうたろうさんの農場をおいだされたロバートは、どうして、こうたろうさんが怒っているのか、さっぱりわかりませんでした。行くところもなく、なきながら遠くへ行くロバート……。その先にまっていたできごとは?

そして、ロバートは本当にわるい子なのでしょうか??

子どもたちが自分でよめるように、すべての漢字に振り仮名つきです。小学校低学年から読めます。読んでもらうなら、幼児から。プレゼントブックにもぜひ。(冨山房インターナショナル)

森のお店やさん

森のお店やさん(林原玉枝)

出版者:アリス館

出版年:1998年10月

価格:1,404円

きつつきが、お店をひらきました。

それはもう、きつつきにぴったりのお店です。

きつつきは、森じゅうの木の中から、えりすぐりの木をみつけてきて、かんばんをこしらえました。

かんばんにきざんだ、お店の名前は、こうです。「おとや」

できたての音、すてきないい音、おきかせします。しぶおんぷ一こにつき、どれでも100リル

そう、書いてあります。

森の動物たちは、いろいろな木の音や、ときどきは、自然の音を、聞かせてもらいに、やってきます。

たぬきの始めた、幸運しか当たらない「おみくじや」さん。

はりねずみの「ぽけっとや」さんは、いろいろな木の葉のポケットを、服にぬいつけてくれます。

ぎんめっきごみぐもの、巣に糸で文字を書くひとり遊びが、ひょんなことから「でんごんばん」になりました。

あつい日には、きつねが、影を売ってくれます。

「空のおふねや」「おやおやや」・・・

そんな、ふしぎなお店の、あちこちにみつかる、森のおはなし。

カラーの挿絵も、美しい、小さなものがたりが、12編はいった短編集です。(ことり商店街)

おばあさんのすーぷ

おばあさんのすーぷ(林原玉枝)

出版者:女子パウロ会

出版年:1990年10月

価格:1,296円(税込)

クリスマスの夜、おばあさんが作ったおいしいスープのにおいにさそわれて集まってきた森の動物たち。けれどもスープは一人分。さあ、どうしましょう。


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