ドラッグストアにある「ウイルス対策用のマスク」を選びます。あまりにも単純な結論ですが、検討するとそうなりました。(「BFE基準」とかで性能が表記されている。)
ウイルスのサイズは約0.1ミクロンなので、これを完全に防ぐマスクをすると、呼吸が苦しくなるので、日常の使用には向かないと思います。
通勤電車など、混雑した場所でのウイルス飛沫(咳やくしゃみなど水分を含んだ状態)による感染を防ぐことを目的とすればよいと思います。ウイルス飛沫のサイズは5ミクロン以上です。これを遮断するマスクであれば、呼吸も楽です。
性能要件を満たしているとして、後は好みや生活スタイルに応じて選びます。
マスクをずらしてコーヒーを飲むことが多い人は、耳ひもがゴムではないものは、すぐに緩くなります。
メガネの曇りが気になる場合は、ノーズクッション付マスク(例:快適ガードプロ) が適していると思います。
メガネの曇りを完全に防ぐには、広幅サイズのサージカルテープでマスクを顔に貼り付けます。呼気が上部に抜けなくなるので、曇りがなくなります。仕事に集中するとき、私はそうしています。
マスクを持ち歩きたい場合は、個装マスクが便利です。スーパーにあるポリ袋に入れて持ち歩くという手もありますが、衛生面での問題はあります。
中国製のマスクは避けた方がよいとの意見もありますが、これも考えようであって、マスクを大量に贅沢に使う方が予防に効果がある場合は、中国製も選択肢に入れてよいと思います。(就寝時の着用。掃除中の着用など。)
ただ安価なマスクは、耳ひもが丸ゴムなので、耳が痛くなるという欠点があります。できれば平ゴムのマスクを選びます。
花粉対策用のマスクはどうかということになると、花粉のサイズは10〜100ミクロンなので、ウイルスは防げません。しかし、砂埃や黄砂、火山灰などに対しては一定の効果があるので、健康という観点から考えると、しないよりは、した方がよいことになります。
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