約10年使った感じでは、ひょっとしたら一生使えるかもしれません。丈夫です。
不具合なところは、肘掛けの高さを調節するネジがゆるみやすいという点だけで、あとは何の問題もありません。
このネジの部分も、いまではネジ式から別の方式に変わっているので問題としては解決しているようです。
この「一生使える」という宣伝文句には、どういった状況でも心が惑わされるのですが、いままでの経験から言えば、ヘンケルのペティナイフとウイーンで購入したドイツ製の圧力鍋ぐらいがそうだったかなと思います。
しかし、ペティナイフはゴミと一緒に新聞紙にくるんで捨ててしまったし、圧力鍋はゴムのパッキンが劣化して使えなくなってしまいました(パッキンは取り寄せが不可能だった)。
こういう具合に、実際には一生使えるというものはあまりないものと考え、納得の仕方としては、約13万円のアーロンチェアを10年間使うものとして、1年間に1万、1ヶ月間に1千円を払うぐらいのつもりでいたほうがよいようです。
10年たてば、新しい素材が開発され、もっとよい製品が出現するかもしれません。
フル装備モデルを購入することは必須としても、それ以上の投資は不要であるような気がします。
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