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体を冷やさないための工夫

カラダを冷やさないための工夫

免疫力を高めるにはカラダを冷やさない(カラダを暖める)

体が冷えると免疫力が低下するらしい。

自分で実践して効果があると感じた工夫について、列記している。(実際には試していない項目もある。)

当地は温暖なため、寒冷地の方には参考にならないかもしれない。

これからの厳しい時代を生き抜くためには、免疫力を高めることが肝要であり、ヒントのひとつにでもなれば思う。

体を冷やすと風邪を引く、科学的根拠(Wired)

この「おばあさんの知恵」には科学的根拠がないとされてきた。しかし、最近の研究によると、寒さはわたしたちの免疫系の、ウイルスに対する抵抗力を減少させるという。

(2014年5月 金森國臣)(随時、追加訂正中)


実践項目

記載の順序は重要度とは無関係です。思いついた順に書き出しています。

毛布の正しい使い方

毛布は、マットのように下に敷くのがベストだそうです。

いまツイッターで評判の「毛布の使い方で変わる、布団のあったか度」が目からウロコの使い方を紹介している。(2014年11月現在)

毛布は体の上に直接かけて使うものだと思っていたが、これが違うらしい。

毛布は、マットのように下に敷くのがベストだそうです。

首を冷やさない

首を冷やすと、健康にはよくないらしい。詳しくは「首を温めると体調がよくなる、実践しつつあります」を参照していただきたい。とても参考になります。

通常は、マフラーやスカーフでよいが、タオルや手拭いをかけるだけでも効果がある。四季を問わない。ストールを二重に巻くようにすると暖かく快適に過ごせる。

タートルネックを着ると、下着を一枚重ね着した感じで温かいし、首の冷えも防げる。

ネックウォーマーは、首を絞める感じになるので、お勧めできないが、ヒートテック製のボディーウォーマーを代用しているというのは、なかなかのアイデアだと思った。格好を気にしない場所であれば試してもよいのではないかと思う。

「首」の関連で言えば、手首と足首を冷やすのもよくない。

手首については、サポーターを使ってみたが、締め付け感が強く、これはやめている。いろいろ工夫しているが、まだよい方法は見つかっていない。

足首については、靴下を常に履くように気を付けている。足袋がよいという話もあるが、試していない。

手袋について

指の関節を冷やすのもよくない。

特にパソコン作業が多い人には、指切り手袋(指抜きの手袋)の着用をお勧めしたい。腱鞘炎の予防にもなる。

オフィス・デスクの天板は、スチール製やメラミン樹脂製が多く、長く触れていると手のひらが冷え、血行が悪くなる。

ちなみに、昔の文机には杉材が使われていたが、触れた感じが暖かく、手を冷やさないためであったらしい。

ヒートテックについて

ヒートテックに限らず機能性インナーを愛用している。薄くて軽く、しかも暖かいので本当に助かっている。

体にぴったりとしたものよりも、少し大きめのサイズのほうが暖かい感じがする。好みで言えば、特にタイツの場合は、ワッフルタイプがよいような感じがする。

ただし、スポーツのように汗をかく場合、機能性インナーは適していないという説もあるし、必ずしもヒートテックがベストであるとは言えないらしい。(「山岳ガイドが冬にヒートテックを使わない理由」)

帽子について

帽子は、四季を問わず常に着用することをお勧めする。

頭部の保護にもなるし、紫外線を遮る効果もある。紫外線については、長年の暴露による白内障の予防にもなる。

防寒の点で言えば、耳当て(イヤーフラップ)の付いた帽子がよい。耳を冷やさないことで相当に暖かくなる。

私はランズエンドのスクオール・キャップを愛用しているが、裏地にはフリースが使われていて暖かい。25年ぐらい使っているが、ほとんど痛んでいない。残念ながら日本では販売されていない様子。

私はランズエンドのスクオール・キャップを愛用しているが、裏地にはフリースが使われていて暖かい。25年ぐらい使っているが、ほとんど痛んでいない。

ロスコのブラックボンバー・キャップも使っているが、これは本当に寒いときに使っている。楽天で購入したが、いまは販売されていないようです。

ロスコのブラックボンバー・キャップも使っているが、これは本当に寒いときに使っている。

つい最近であるが、自転車でウロウロしていたとき、電線の下を通ったらカラスに糞を落とされた。危うく難を逃れたが、実に正確に狙われた(精密誘導爆弾みたい)。こういうこともあるので、帽子は欠かさず被るようにしたい。

膝掛け

フリース製の薄いものでもよいので、オフィスに限らず膝掛けを使って欲しい。

足元まですっぽり包み込む幅広の長い膝掛けはなかったので、私は薄手のこたつ掛けを代用している。

毛布を袋状に縫って使っている場合があるが、地震などの緊急時には逃げ遅れる可能性があるので、あまりお勧めできない。

椅子に座布団を敷くこともお勧めできない。特にオフィス・チェアは人間工学的に考えられているので、座る位置がずれ、腰に負担が掛かる場合がある。

どうしてもお尻が冷たく感じる場合は、薄手のフリースを使うのがよい。

防寒着

災害時には帰宅が困難になったり、夜間に戸外で過ごさざるを得なくなったりする事態も予想されるので、ファッション性などは二の次に考え、本格的な防寒着を選ぶようにしたい。防寒着ひとつで命が助かることもあると思う。

あまりケチらず、ノース・フェイスやパタゴニアなど、定評のあるメーカーのものを選びたい。

私は、ランズエンドのスクオール・パーカを25年ぐらい使用しているが、それで気付いた点を書き出してみる。

  • ジッパーが、大きく、しっかりしているものにする。ジッパーは壊れやすい部分なのでよく確認する。
  • ゆったりして大きめのサイズにする。厚手のフリースを着込んだりすることで、より温かく過ごせる。細身であるとこれができない。
  • ダウンジャケットが一番よいと思うが、寒冷地でなければ中綿入りでもよいと思う。(「高機能中綿素材」で検索すると参考になる情報が得られる。)
  • フロント部分が比翼(フラップ)付きになっているものにする。ジッパーからの寒気が入るのを防ぐ。
  • 裏地付きにする。素材は高機能なフリースがよく、上身頃だけでなく、下身頃まで裏地が付いているものにする。
  • 着丈は、お尻が隠れものにする。
  • ドローコードが、ウエストとヒップの2カ所に付いているものにする。ドローコードを絞ることによって、下側からの寒気を防ぐ。
  • 袖口が、リブになっているものにする。袖口からの寒気を防ぐ。
  • フード付きにする。取り外し可能なものがよい。

私は、ランズエンドのスクオール・パーカを25年ぐらい使用しているが、それで気付いた点を書き出してみる。

何でも二重にしてみる

重ね着するように、何でも二重にすると暖かい。例えば、指切り手袋に加え、普通の手袋をすると格段に暖かくなる。

厚手のものを一枚使用するよりも、薄手のものを二枚重ねるほうが暖かい。毛布も薄手のものにすれば、洗濯機で簡単に洗えるので便利。

帽子を二重にするという工夫もある。キャップのうえにニット帽をかぶれば、強風でもキャップが飛ばないし、ニット帽が耳当て代わりにもなる。これは実際に渡船の乗組員がやっている。

室内では、ニット帽を着用している。試しに2つ重ねてみたが、暖かい。

ソックスも試してみたが、これも暖かくなる。

マフラーが余っていたので、寝るときに腹巻きにしてみた。けっこう暖かくなります。

だぶだぶの大きさのダウンコートを寝間着のように着て寝ている。ちょっと肩はこるが、寝袋のなかに入っているような感じになって暖かい。


いずれも多少の格好の悪さはあるが、健康のためには他人の目を気にする必要はないと思う。そもそも、他人は本人が思うほどに気にしていないし、無関心ですね。

緊急に暖を取る方法

衣服の間に新聞紙やビニール袋を入れる。首にタオルなどを巻く(とにかく何かを巻くこと)。段ボールは空気の層があるので保温効果がある。

冷たい飲み物を控える

夏に冷たいものを飲まないというのは難しい。それで最低限のこととして氷を入れないようにしている。

これだけでも随分と違っていて、秋ごろに必ずあった胃腸の不調がほぼなくなっている。

今はどうか知らないが、昔は旅館に着くとすぐに湯茶の接待があった。これは宿泊客の体調を整える意味もあったそうで、単なるサービスではなく、旅館側にとっても必要不可欠のことであったらしい。

電気あんか(これは、いまは使っていない)

電気毛布は、暑苦しくて苦手なので、電気あんかを使っている(パナソニック 電気あんか ブラウン DW-77P-T)。

工夫としては、2台使っていることで、これで冬を乗り切っている。もちろんエアコンを使えば問題は簡単に解決するのだが、電気代の節約のためにそうしている。

電気器具全般に言えることだが、できれば定評のあるメーカーの製品を購入することをお勧めする。ヘタにケチって事故が起きてしまっては元も子もない。

このパナソニックの電気あんかは人気商品のためか、在庫僅少とのことなので、早めの入手をお勧めします。アマゾンのコメントが役に立ちます。

電気ひざかけ

歳とともに、電気あんかでは寒さが凌げなくなってきたので、今年の冬からは電気ひざかけに切り替えた(パナソニック くるけっと 電気ひざかけ)。

「膝掛け」ではあるのだが、寝るときに毛布のようにして使っている。もちろん、膝掛けとしても使っている。電気あんかに比べ格段に暖かくなった。

問題としては、電磁波が気になることだが、寒さで風邪をひくよりはましかと思い納得している。


ツブヤキ

(体調が優れないと悩む友人に出した手紙の写しです。)

免疫力を高めて健康に過ごす

(1)疲れたらすぐに休む

仰向けに寝て、深呼吸をする。暗くしないと網膜は休めないので、タオルなどで目を覆う。

仰向けになって目をつぶっているだけでも、就寝時の約3割の効果はある。静かに横になっているだけでも疲れが取れるので、眠れないからといってゴソゴソしないようにする。

深呼吸をすることで血行がよくなるので、気づいた時には実行する。ストレッチも効果がある。

パソコン作業時は、1時間に10分の休憩を取るようにし、深呼吸をしたり、体操をしたりする。

(2)体を冷やさない

体が冷えると免疫力が低下する。常に一枚多く着込む感じにする。

首を冷やすと健康によくないので、四季を問わずマフラーやスカーフを巻く。タオルや手ぬぐいを首にかけるだけでも効果がある。

指抜き手袋を着用し、手を冷やさないようにする(特にパソコン作業の時)。足首も冷やすとよくないので、素足にならないようにする。

膝掛けも効果がある。

(3)胃腸の調子を整える

免疫細胞の約8割は腸管で作られる。胃腸の調子を整えることで免疫力が向上する。

腹八分目にして胃腸に負担をかけないようにする。空腹時にいちばん免疫力が高まるので、実際的には腹七分目にする。

野菜と魚が中心の食生活に切り換える。甘いもの、アルコール、香辛料は控えめにする。

酵素が重要なので納豆などの発酵食品を多く食べる。生野菜(大根おろしなど)がよいし、刺身もよい。

新ビオフェルミンがお勧めなので試してみる。一日一錠でも効果がある。体質に合わなければ、他のものを探してみる(乳酸菌なので副作用はないと思う)。

ヤクルトもよい。ただし高いやつで、普通のものは効果が薄い。

常に空腹状態になるように心がける。消化のために体力を消耗するので、暴飲暴食は絶対にしないようにする。

以上


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