真ぱち
対岸の尾道に、よい食事処が見つかったのでご紹介します。名前は「真ぱち」と妙なのですが、味はなかなかのものです。
和洋の区別をするのであれば和食のほうになりますが、純然たる日本料理ということではないようです。ジャンルをたてるとすれば家庭料理と言ってよいのでしょうが、芋の煮っころがしや鯖の味噌煮といった類のメニューがあったとしても、どちらかと言えば現代風であって、給食で育った世代の嗜好に合った料理を提供してくれるところであると言えます。
私は酒類は嗜みませんので食事にしか興味はありませんが、各種の銘酒も取りそろえているとのことなので、夜には居酒屋として楽しむこともできるようです。
店舗は二階建てで、一階は10人ほどで一杯になる椅子席です。二階に板敷きの広間があって会食ができるようになっています。二階には囲炉裏があって鍋物などをあたためる趣向のようです。店舗は民家を改装した様子で、内装も民家風の仕上げになって落ち着いた感じです。
こうしたお店には、ともすると押しつけがましさがあったり、こだわりのあまりに客に緊張感を強いたりしてよろしくないのですが、ご夫婦での切り盛りもあってか、肩の凝らない気楽な雰囲気に浸ることができるお店です。(掲示板に投稿された感想)
昼定食
お昼の定食は11時半から2時までとなっていますが、遠方からの場合は、まず電話で確認されることをおすすめします。魚定食は日替わりのようなので、コロッケ定食と決めていたとしても、一応はたずねてみましょう。気が変わるかもしれません。コーヒーが付きます。
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焼肉定食(七百円)
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タン塩定食(八百円)
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魚定食(七百円)
- 太刀魚の唐揚げ:太刀魚の唐揚げは初めてでしたが、サクッとした感触で唐揚げ特有の重苦しさはありませんでした。骨は除いてあって、美味しく食べられました(03/12/12)。牡蠣フライ:牡蠣フライ定食は、あるようで案外にないので久しぶりでした。そぼろ豆腐の小鉢がついていました(04/04/01)。タコもやし(タコともやしを圧力鍋でむしたものをポン酢でいただきます(04/09/02)。穴子の白焼き(05/04/05))
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タンコロッケ定食(七百円)
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真ぱち定食(千円)
- 上記の四品から二品を選ぶようになっています。例えば魚定食とタン塩定食にしたら、ノークリの唐揚げにタン塩焼きの小鉢が付いてきました(03/12/18)。ちなみにノークリとは方言で鮫のことです。生臭みはなくポン酢で頂きます。
会食
わくわくPCクラブの昼食会(03/12/11)で「真ぱち」を知ることとなりました。昼食会では約二千円で次の料理を頂き、一同大満足でした。いずれの料理も家庭で応用できそうなものばかりでしたので、余計に感動が深かったように思えます。
- タンコロッケ
定食のメニューにもありますので、おすすめの一品のようです。
- 自家製そぼろ豆腐
備前焼の大鉢で出されたのですが、まずその大きさに驚いてしまいました。小鉢に取り分けて頂きますが、味は粗塩で各自調えるようになっています。
- カルビサラダ
サラダの上に焼き肉のカルビがのった一品です。
- 鶏肉のソテー
タルタルソースが掛かっていてボリューム感のある一品です。
- 烏賊のバター焼き
卵がからめてあり、柔らかく焼いてありました。
- 穴子雑炊
穴子でこのように上品な出汁がとれるとは思ってもいませんでした。欠かせない一品のようです。正月には「穴子雑煮」を期待したいところです。蘊蓄を傾けると、尾道では穴子料理を出すことによって歓迎の意を表します。
場所
公会堂の近くになります。尾道駅からであれば徒歩で15分ぐらいはかかりますので、尾道水道沿いにぶらぶらと散歩するのも一興です。海岸通りのさらに海よりに遊歩道が整備されています。
公会堂の先にある信号を左に曲がると5mほどで左に入る道があります。右手に福祉会館・共同福祉施設があり、左先の小さい社の間を進むと、そこに「真ぱち」があります。目立たない隠れ家のような店構えなので昼間だと見落とすかもしれません。
バスの場合は、防地口(ぼうじぐち)で降りて、南(海方向)に徒歩5分ですが、迷ったら尾道水道に突き当たってから探すほうがよいでしょう。

店舗情報
- 営業時間:11:30〜14:00、17:30〜22:00
リンク
- 広島歴史紀行
[尾道詳報]→[尾道バスマップ]をクリックすると路線図があります。
(金森國臣 2003年12月16日)
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