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尾道のお好み焼き

尾道のお好み焼き

いまは「尾道ラーメン」に席巻されていますが、ラーメンが観光化する以前は、店舗数は「お好み焼き」のほうが優っていました。尾道は、ラーメンよりも、お好み焼きが一般的で、町内に最低でも1軒はあったように思います。

  • のぐち
  • いのうえ

屋号は苗字をそのまま使っていることが多く、いまで言う「ショップハウス」が起源であることがうかがえます。


のぐち

営業が夕方の5時からだし、浄土寺の下という市街の端にあるので、まだ行ったことはありません。

その点では紹介するには気が引けるのですが、尾道のお好み焼きといえば「のぐち」が定番なので紹介せざるを得ません。

たぶん大丈夫だと思うのは、ある喫茶店で3人のおばちゃん達とそれとはなくお好み焼きの話になったのですが、全員が絶賛していましたので、間違いはないと思います。

定休日は月曜と木曜になっていますが、土日しか営業していないというウワサもあるので、行かれる場合は確認したほうがよいかもしれません。

店舗:尾道市尾崎本町2-6 / (0848)37-7848 / 月・木曜 / 17:00〜25:00 / 地図情報


いのうえ

尾道のお好み焼き「いのうえ」

「のぐち」は、ちょっと遠方になります。近くのお好み焼き店ということになると、いまのところは、海岸通りの「いのうえ」がおすすめです。

場所は尾道渡船の近くです。通りを隔ててセブンイレブンが対面にあるので目印になります。

営業は暖簾の有無で確認できます。シャッターが降りていなければ、かけるのを忘れている可能性があります。

肉玉が定番のメニューで、これの「特大」もあり、食べ応えは十分にあります。

お昼時は混み合うし、予約でテイクアウトする人が次から次に訪れてくるので、少しずらしたほうがよいかも知れません。

美味しいと思うけど何か工夫はしているのかと尋ねたことがあります。特別なことはしていないが、鉄板は特別に造ってもらったので、他よりは厚いのではないかということでした。

店舗情報:尾道市土堂1丁目16-9 / (0848)22-3375 / 不定のような気がする / 地図情報


ツブヤキ

尾道は「ラーメンの街」だと思われているが、ラーメンが観光化してしまってからのことは知らないが、実際にはお好み焼き店の方が多い(はず)。

ということで、「ラーメン」に対抗して、「お好み焼きマップ」なるものを作ったら面白いのではないかと考えて食べ歩きを始めた。

それで結論から先に言えば、10軒ぐらい廻ったところで止めてしまった。

だって、どこもかしこも不味いんだもの。

不味いだけであれば、食べ物にあれこれの不満を言ってはならないとの教えが見に染みついている世代なので我慢もできるのだが、

ノンフライだから健康に良いとか、シーフードなので千円だとか、理屈をコネるから、こちらも不愉快になる。

お好み焼きなんだから、肉玉でしっかり食べさせてくれればよいだけの至って単純な話なのに、手よりも口が先に立つ。

尾道のお好み焼きの堕落は、ラーメンと同じように、その観光化にあるのではないかと思うが、形態上は、カウンター方式が拡がってからのことのように思う。

昔のように、四角い鉄板の一辺におばちゃんがドカッと腰を据え、そして周りを客が囲んで和やかに談笑しながら食べるという風景がなくなってからのような気がする。

この頃は、コテではなく割り箸で食べさせる不届きな店さえある。

尾道風お好み焼きを特徴づけるものは何かと言えば、他の地域と比べれば分かり易いのだが、

まず、東京のもんじゃ焼きは鉄板の上で焼く方法は同じだが、ぐじゃぐじゃにして、これが食べ物かと思わせる点でこれは論外。

関西風というのは大阪風と言い換えて構わないのだが、これも生地と具を器のなかでぐじゃっと混ぜ合わせてしまうので、尾道風とは似ても似つかない。

なによりも客に焼かせるところが決定的に異なる点であって、なんで焼いて呉れないのだと揉めたことが有ったような無かったような。

さて最後は広島風との違いであるが、何事もルーツが近いものほど争いが絶えないとの教えのとおり、尾道で広島風を出されると本当にムッとしてしまう。

生地でクレープのような下敷きを最初に作って、そこにキャベツの千切りや麺類や豚肉を重ねて焼くのは同じなのだが、しっかり押さえつけないでそのまま焼いてしまうから、食べる時にボロボロして食べにくくてしょうがない。

ふわふわ感がよいという人もいるが、そういう人は広島のお好み焼き村に行ってくれればいいぞ。

割り箸で食べさせるのは堕落の極みだが、加えて衛生上の理由があるのかどうか、この頃はソースを刷毛で塗らせてくれない店が増えてしまった。

魚粉や青のりも勝手に振りかけられてしまうから、好みの味に調えるという楽しみがなくなってしまった。この辺りはもう少し考えてくれても良いような気がする。

余談にはなるが、店の名前に個人名が多いのは、最低でも町内に1軒はお好み焼きがあった時代には、馴染みの店に洒落た名前など必要ではないから、次第に呼び名がそのまま店名になっているということのようだ。(2010年1月追記)

(追記)

このページが意外に好評のようなので、ちょっと追記します。

結論を繰り返すとすると、お好み焼き自体が格別に美味しいということはあり得ないことで、それはそうでしょう、500円でグルメ自慢の味覚を満足させることなど出来っこありません。

それでも「のぐち」は別格だと思うのは、ある喫茶店で3人のおばちゃんと世間話になったときに、お好み焼きの話になりました。この口うるさい3人が3人とも「のぐち」を絶賛するので、これは間違いのないことだと思います。

それで付け足しのようになって「いのうえ」には申し訳ないのですが、話題のつもりで、食べてみようかと思う人は「いのうえ」で十分だと思います。

尾道のお好み焼きの起源を少し調べたことがあるのですが、これは商売の街らしく、子供の昼食の支度が面倒な場合などに、野菜の切れ端などを持たせ、お好み焼き店の方ではメリケン粉などと混ぜ合わせ、焼いて食べさせたのが、どうもそうらしい。

この名残のようなものが残っているのが、アイスクリームで有名な「からさわ」の隣にある「夢屋」です。

ここではキャベツや麺を重ね、肉玉で食べさせるのを「モダン焼き」とし、お好み焼きとは明確に区別しています。お好み焼きの方には、麺などが入っていなかったと思います(ちょっと記憶があいまいだが)。

吉和地区にも一軒だったと思いますが、持ち込んだ魚介類をトッピングして焼いてくれるお店があるそうで、これは古いカタチを残しているのだと思います。遠方なので行ったことがなく、これは伝聞です。

尾道にはお好み焼き店がものすごく沢山あるので、他にもユニークなお店があると思いますが、満足度がきわめて悪いところが多いので、食べ歩きをする気にはなかなかなれません。

(追記)

尾道のお好み焼きには砂ずり(砂肝)が入っているというのが一般的な思い込みらしいが、これはどうもモナちゃんの民放での発言がもとになっているらしい。

モナちゃんは筒湯小に通っていたはずだから、あの近辺のお好み焼き屋と言えば「のぐち」しかないから砂ずりは入っていたと思う。

イカフライを割って入れるというのもあるが、誰が言い出しっぺなのか、これはたぶん永遠のナゾだろうな。(2010年7月追加)


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