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パソコンの節電対策

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パソコンの節電はスリープ状態にするのが一番

パソコンの節電について、ひょっとして何か秘策があるのではないかと調べてみたものの、案の定、何もありませんでした。

当然のことで、電力の消費を抑えながら、パソコンの性能を最大限に引き出すことは、物理的に不可能です。

性能と節電のどちらを優先すべきかと言えば、間違いなく「性能」であり、サクッと仕事をして早めに帰宅するほうが結局は節電につながります。

結局は次のような対策しかないようです。(ノートパソコンについては所有していないので不明です。)

  1. パソコンの各種設定を変更する
  2. Windows7を「スリープ状態」に設定する
  3. 待機電力をカットする(AC電源タップについての説明は残してある)
  4. こまごまとした補足事項

節電にあたっては、気を付けるべき点が幾つかあるようなので、それを以下に列挙します(順不同)。

  • マニアックなことはやらない。
    • BIOSの設定を変更するなど。やったとしても効果は限定的であるし、最後には何が何だかわからなくなってくることがある。
  • できれば節電ソフトはインストールしない。
    • コントロールパネルからの設定変更で可能なものに限るようにする。
  • 小規模事業者の場合は、担当者を決める。
    • 担当者が認めていない方法は導入しない。
  • 中規模事業者の場合は、担当部門を決める。
    • 部門ごとに節電対策の実施時期をずらして、経験や教訓を次の部門の対策に活かす。

ご注意:パソコンの待機電力をカットすればよいと思っていたが、しかしパソコンへの電源供給を停止すると、マザーボードに取り付けてある内部電池を消費することがわかった。

電池が消耗すると、交換などの面倒な作業が必要になり、節電どころではなくなってくる。

不明を恥じるとともに、この項目の内容は削除した。

AC電源タップの部分については役立つことがあるかも知れないので、そのままにしておいた。

(2011年5月 金森国臣)(2012年6月改訂 Windows7の項を追加)


パソコンの設定を変更する

私が使っているのはWindowsXPなので、OSが違えば、設定方法や動作も異なると思います。

例えば、Windows7では、スリープ状態かスタンドバイ状態かは不明ですが、復帰するにはマウスをクリックしたり、電源スイッチを押したりするようなことであったと思います。

  • スリープ状態を設定する
  • スクリーンセーバーを設定する

スリープ状態を設定する

文字どおり、パソコンを眠った状態(スリープ状態)にする機能です。設定した時間間隔内に操作がなければ、スリープ状態になります。

電源遮断時や電源投入時の消費電力は意外に多いので、電源の切断・投入を繰り返すよりも、節電の効果は高いと言われています。ハードディスクへの負荷も軽減されるので、故障の減少も期待されます。

外出時には電源を切るべきですが、昼食や短時間の会議では、電源を落とさないほうが、業務再開の時間も考えると効率的です。

この時間は1時間30分がめどであると言われています。

個人の場合は、おそらく設定の必要はないと思います。パソコンを使わないときは、外出しているはずです。

  1. [設定]→[コントロールパネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]
  2. [電源オプションのプロパティ]ダイアログが表示されるので、[電源設定タブ]を選ぶ。[システム休止状態]で時間を設定する。デフォルトでは[(なし)]に設定されている。
  3. [OK]をクリックする。

ちなみに[システムスタンバイ]と[システム休止状態]の違いですが、復帰するための状態をスタンバイではメモリ、休止状態ではハードディスクに保存します。

設定してもスリープ状態にならない場合があります。

無線LANや無線マウスを使っていると、定期的かつ自動的にパソコンとのやりとりが発生するので、常に稼働状態にあるとみなされてしまいます。

こうした場合は諦めたほうがよく、無理に設定すると、パソコンの動作が不安定になる恐れがあります。

スクリーンセーバーを設定する

一定の時間パソコンを操作しなかった場合にスクリーンセーバーが起動するように設定します。

これはセキュリティの面からも、ぜひ設定して欲しい機能です。

席を外した時などに、部外者に覗き見られたり、操作されたりすることを防ぎます。暗唱番号は「123」とかの簡単なもので構いません。

ここでの節電のキモは、全画面が黒色になるようなスクリーンセーバーを選択することです。動きのある画面は電力を消費します。

例えば、「伝言板」にして、背景を「黒色」にし、テキストは「すぐに戻ります」とかにするのがベストのように思います。

  1. [設定]→[コントロールパネル]→[デスクトップの表示とテーマ]→[スクリーンセーバーを選択する]
  2. [画面のプロパティ]ダイアログが表示されるので、[スクリーンセーバー]で[伝言板]を選び、[設定]をクリックして[伝言板の設定]ダイアログで各種項目の設定を行う。
  3. [待ち時間]を設定し、[パスワードによる保護]にチェックを入れる。
  4. [OK]をクリックする。

スクリーンセーバーになっても、電力の消費は変わらないから、ディスプレイの電源を切った方がよいとの意見もあります。

確かにそうかもしれないのですが、パソコンの場合は、何事においてもセキュリティを最優先にすべきであるように思います。

例えば、電子ロックの電源がもったいないから、その電源を切ろうと思う人はいないはずです。


Windows7を「スリープ状態」に設定する

パソコンを一定時間使用しないと「スリープ状態」という省電力モードになるようにWindows7では初期設定されています。

「スリープ状態」にすることが一番の節電対策なので、実は何もすることがありません。

ただスリープ状態になるまでの時間を変更するには:

  1. [コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→「電源オプション」の項にある[コンピュータがスリープ状態に時間を変更]をクリックする。
  2. 「プラン設定の編集」ウインドウが開くので、「コンピュータをスリープ状態にする時間を変更」で時間を設定する。(推奨時間は人によってまちまちで、「5分」もあれば「15分」もあります。)

急いでいるときなどで、すぐに「スリープ状態」にしたい場合は:

すぐに「スリープ状態」にするには[スリープ]をクリックする。

  1. [スタート]→[シャットダウン]の右横矢印→[スリープ]をクリックする。

「スリープ状態」から復帰するには、電源ボタンを押すか、マウスをクリックします(他にもあるかも知れないが)。

TBD

TBD


待機電力をカットする

決定打は、「スイッチ付きのAC電源タップ」を取り付けることです。

使っている時間よりも、使っていない時間のほうが極端に長いのがパソコンの特質です。使っていない時間の待機電力をカットすることで、節電の目的は大体において達成されると思います。

AC電源タップについては、経験的に次のようなことが言えます(順不同)。

  • 日本製を購入する。
    • 事故につながる恐れがあるので、電源関係のお金をケチってはいけない。
  • 個人ごとに提供する。
    • 電源タップの共有はしないこと。
  • ケーブル長は短めのものにする。
    • ただし、スイッチを手元で操作できるようにしておくこと。足元にあると、間違って踏んで電源を切ってしまうことがある。
  • 電源口の数は「必要な数+1」にする。
    • 臨時で電源が必要になる時がある。
  • 個別スイッチ付きよりも、一括スイッチ付きにする。
    • 間違って電源を落とすことがないようにする。
  • 三極の電源ケーブルを使っている場合は、三極のAC電源タップを用意する。
    • 三極を二極にする変換アダプタは、抜けることがあるので、使用しないほうがよい。
  • AC電源アダプターを使っている周辺機器があるはずなので、アダプターの幅を測定しおく。
    • アダプターの幅が広く、電源口を二つ占有する場合があるので。

個別スイッチ付きと一括スイッチ付き

個別スイッチ付きと一括スイッチ付き

パナソニック ザ・タップX(4コ口)(1m)(ホワイト) WHA25142WKP

AC電源アダプターがスッキリ収まるAC電源タップ

AC電源アダプターがスッキリ収まるAC電源タップ

パナソニック ザ・タップマルチシリーズ(6コ口)(1m)(ホワイト) WHA29162WKP


こまごまとした補足事項

私としては、あまり重要ではないと思っている事項ですが、ひょっとする役立つかも知れないので、書き添えておくことにします。

  • 節電ソフトをインストールする
  • ディスプレイの輝度を調整する
  • 使っていないUSB機器を取り外す

節電ソフトをインストールする

あまりお奨めできない方法です。

ソフトをインストールすることによってパソコンの性能が落ちたり、動作に影響を及ぼしたりするのであれば、本末転倒になります。

パソコンの設定に不慣れであったり、誰も助けてくなかったりする場合にのみ、最後の手段として利用します。

通常のパソコンの設定方法で得られる以上の効果があるとは思わないでください。魔法のツールはありません。

コンピューターの管理者がいれば、管理者の指示に従います。

メインスイッチが付いているパソコンの場合

メインスイッチが付いているパソコンの場合、それで電源を切断することで待機電力の消費はなくなります。

スイッチが手元で操作できるのであれば、とくに何もする必要はありません。

ディスプレイの電源プラグをパソコンに備えてある電源コンセントに接続すれば、一緒に電源をオフにすることができます。(機種によっては連動していない場合もあります。)

ディスプレイの輝度を調整する

ディスプレイの輝度(ブライトネス=Brightness)は、店頭での見栄えをよくする等の理由で、少し高めに設定されているらしい。

理屈としては、輝度が低ければ消費電力は少なくなるが、ディスプレイの視認性は、作業効率に直接影響を及ぼすので設定の変更は慎重に行ったほうがよい。

私の場合は、文字(テキスト)が中心の作業なので、輝度は50%に設定している。

グラフィックスを扱うのであれば、高めでないと具合が悪いらしいが、具体的な数値は知らない。

文字が中心であれば、設定のヒントとしては、A4サイズの用紙を画面の上に置き、両方の見え方がほぼ同じになるように輝度を設定すればよい。

通常の照明環境で行うのは当然としても、白紙ではなく、文字が印刷してある用紙を使うのがコツと言えるかも知れない。

株式会社ナナオのサイトに、「今すぐできる!疲れ目対策講座」があるので参考になると思う。

輝度を適切に設定すると作業環境を改善することになるので、節電よりも効果としてはそちらのほうが大きいかも知れない。

使っていないUSB機器を取り外す

節電効果としては微々たるものですが、セキュリティの点では、ぜひ実行していただきたい項目です。

挿しているUSBメモリを誰かが抜いて持ち出すことは、十分に考えられることです。


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