玄関灯として使っていた蛍光灯が切れたので、思い切ってLED照明に変えることにした。
その理由は2つ:
- 玄関灯が高いところにあるので、交換が難しい。長寿命のLEDにして、交換作業をできるだけ不要にしたい。
- 防犯のため点灯しっぱなししたい。省エネのLEDにして、電気代を節約したい。
玄関灯が白熱電球であれば、単に電球型のLEDに交換すればよい。だが蛍光灯の場合は、若干ややこしい。
蛍光灯型のLEDもあるので、これを使えば、同じように単に交換すればよいが、これには2つの問題がある。あまりオススメできない(電器店も勧めていない)。
- 蛍光灯のブラケットに付属している安定器は、LEDよりも寿命が短い。そのため、安定器が劣化し、発火することがあるらしい。
- 安定器が電気を消費しているため、本当の意味での省エネにならない。(安定器の消費電力は、1台あたり約5ワット)
近くの電器店にお任せして取り付けてもらったのが、オーデリックOG254477。ものすごく明るくなったのでビックリしている。代金は、工事費も含めて約1万5,000円。
尾道市向島町内であれば、エボシ電器(電話番号:44-6887)までお尋ねください。
今回の交換で気づいたことを、参考のため、順不同で列挙してみる。
- ブラケットのデザインが気になる場合は、各種あるので選ぶことができる。(例:オーデリック株式会社)
- 昼白色タイプは、白っぽい光になる。これを好まない場合は、電球色タイプにする。暖かい感じになるが、少し暗くなる。
- 玄関灯や門柱灯は、防雨・防湿に対応したブラケットにする。
- ネット通販で安くブラケットを購入し、自分で工事するという方法もある。ただし、素人の場合は、いろいろな意味で事故につながるので、やめたほうがよい。
- LED照明は、光の質がものすごく悪い。居間や勉強部屋などには絶対に使用しないほうがよい。
- 夜中に点灯すると虫が寄ってくるのではないかと心配になるが、虫はLEDの光を嫌うので、その心配はない。逆に言えば、これがLEDの最大の問題。
取り付けたブラケットの消費電力は、約7ワット。夜8時間点灯したとすると 7ワット x 8時間 x 30日=約1.8キロワットになる。電気代は、月40円から60円。これで安全感・安心感が増すのであれば許容範囲ではないかと思っている。
玄関灯や門柱灯で暗い夜道を明るく照らすのも、ささやかな地域貢献ではないかと思う。
思わぬ副次的効果としては、玄関先がものすごく明るくなったので、夜にちょこちょこっとした作業ができるようになった。いまは夜中にラッキョウを洗ったりしている。
(2015年4月 金森國臣)
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