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オフィスの節電(夏)

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フウセンカズラ

玄関灯のLED化

オフィスの節電対策

オフィスの節電対策(夏バージョン)

オフィスの節電対策

小規模な事業者がオフィスでできる夏バージョンの節電対策をあちこちから集めてみました。決定打はありませんが、細かく対策をとる以外に方法がないことを改めて確認したような次第です。

家庭にも役立つ内容があると思います。家庭の場合、テレビの電力消費が意外に多いことが知られていません。冷房を入れながら、テレビを視聴するのは最悪のパターンと言えます。(テレビからも発熱します)。

技術は日進月歩なので、間違った対策方法を掲載しているかも知れません。その点はご容赦ください。(2011年5月)

【朗報】最新のエアコンに限ってのことであるが、電源を入れっぱなしにするほうが、電気代の節約になる。電源を入れたり、切ったりすると効率が悪くなる。推奨設定は27度で微弱。入れるなら入れる、入れないなら絶対に入れない。(2015年9月)

LED照明のレンタル事業を追記 (2012年11月) 「エアコン」の項目に追記(2013年8月)


各種の節電対策

参考にした資料はおもにアメリカのホームページにあったものです。同じような項目ばかりだったので、参照先の掲載は割愛しています。

  • 全般事項
  • エアコン
  • 照明
  • 事務機器
  • 冷蔵庫
  • 若干の投資を必要とする対策
  • 番外編
  • 参考資料
  • 動画サイト:夏の節電テクニック

全般事項

  • 節電や省エネの意識を高める。
  • 省エネ方針を作成する。
  • 事業を展開するうえで、どこにいくらエネルギーを使っているかチェックする。曜日と時間を変えてくまなくチェックする。
  • 省エネ問題を担当する責任者を決める。

エアコン

  • 窓を開けて暑さが凌げるのであれば、窓を開ける。
  • 設定温度をあげる。1度で10パーセントの効率化になる。(政府の推奨値は28度であるが、これだと暑くて仕事の効率は落ちると思う。)
  • フィルターの掃除を定期的に行う。月に1〜2回。(フィルターが詰まると空気の流れを阻み効率が落ちる。)
  • 交換式フィルターの場合は3ヶ月に1回交換する。日本では、エアコンを使う季節の前に交換すればよい。
  • 空気の流れを助けるため、扇風機と併用する。 広い部屋であればサイクル扇がよいかも知れない。
  • 家具などが空気の流れを妨げていないかチェックする。
  • 10年以上使っているエアコンは買い替える(現在のエアコンは格段に効率がよくなっているので、すぐにコストは回収できる。助成金や補助金、低利の融資があれば速攻で申し込む。)
  • 最新のエアコンであれば、電源を入れっぱなしにしておいたほうが、電気代の節約になる。電源を入れたり、切ったりしていると効率が悪くなる。推奨設定は27度で微弱。
  • ダクトを使っている場合は、空気の漏れがないか、特に接合部をチェックする。ダクトが外部にある場合は断熱テープを巻く。
  • 室外機に直射日光があたらないように日陰をつくる。室外機の周囲は最低30センチあける。
  • エアコンをクリーニングすると効率がよくなって節電につながるらしい。ただし料金が1万3000円ぐらいなので元をとるのは難しい。10年間まったく掃除をしていない場合もあると思うが、これは健康にとってよくない(問い合わせはダスキンなど)。
  • 朝日があたる窓のブラインドは、終業時には閉めて帰る。これで始業時の冷房効率がよくなる。

照明

  • 常時点灯する必要があり、かつ光の質を問わない照明(例:通路、洗面所、トイレなど)は、できるだけ電球型の発光ダイオード(LED)ランプあるいは電球型蛍光灯に交換する。電球型LEDランプはまだ高価なので、資金が少ない場合は、消費電力の少ない最新の蛍光灯に交換する。
  • 白熱電球を使っているのであれば、必ず電球型LEDランプあるいは電球型蛍光灯に置き換える。すでに電球型蛍光灯を使っている場合は、無理にLEDランプに換える必要はない。
  • 部屋全体を明るくするのではなく、作業場所を明るくする。特に事務作業の場合は、デスクライトにする。(ただし、インバーター式ではない安い照明器具は、眼精疲労が生じ、作業効率は落ちるので注意する。)
  • 注意:LEDランプの光の質は非常に悪い。手元の照明には白熱電球など、従来型の照明器具を使う。精密機械工場では、LEDランプにしたところ、ミスが続発したとの話もある。LEDランプは、光の質を問わない場所で使うようにする。
  • 天井や壁は明るい色にする。暗い色は光を吸収する。
  • 100ワット相当の明るさを得るには、100ワットの照明灯を取り付ける。25ワットを4個付けるより、エネルギー効率はよくなる。
  • 交換作業が困難であったり、作業に経費が生じたりする場所の照明は、長寿命のLEDランプに切り替える。体育館など、交換作業に足場を組む必要があるところ。
  • 照度を確保しながら、照明灯の数を減らす。特に窓際であれば可能なはず。
  • 蛍光灯の場合、点灯を開始するときの消費電力が高い。15分間の点灯時間と同程度の電力を消費すると言われている。頻繁に点けたり消したりする場所の蛍光灯は、LEDランプに交換する。

電球形蛍光ランプ(電球色)ミニクリプトン電球60W相当タイプ

●LED照明のレンタル事業(ヤマダ電機)

LED照明のレンタル事業(ヤマダ電機)

ヤマダ電機がLED照明のレンタル事業を行っています。

LED照明には初期投資が必要ですが、節電した電気代でレンタル料金を支払うことで、実質的な負担を増やすことなく切り替えることができるようになっています。

一日に40キロワット以上を使うオフィス(蛍光灯が50本以上が目安)を対象としたビジネスとのことなので、該当する場合は、問い合わせてみることをお勧めします。

事業所向けLED照明レンタル「あかりレンタル」のサービス開始について(PDFファイル)

事務機器

  • 使用中ではないときは、表示装置の電源を切る。(「パソコンの節電対策」を別ページにまとめていますので、参照してください。)
  • 使用中ではないとき、あるいは夜間はコピー機の電源を切る。
  • パソコンのプリンタは、使用状況をみて電源を切るようにする。
  • 待機電力を節約するため、使用中ではない電気器具のコンセントは抜く。扇風機も待機電力を使っているので油断できない。
  • 事業で絶対に必要な機器あるいは台数を見極める。
  • スリープ状態に設定できる機器を購入する。
  • 複合機能を持った機器を購入する(例えば、ファックス、プリンタ、コピー機)
  • 大型の事務機器を使っている場合は、メーカーに節電方法を質問する。

冷蔵庫

  • 熱交換の効率を高めるため、冷蔵庫の後ろに換気のためのスペースをあける(少なくとも2センチ) 。
  • 熱い料理は冷やしてから冷蔵庫に入れる。
  • 冷暗所に冷蔵庫を置く。太陽熱で暖まらないようにする。
  • サーモスタットを適切なレベルに設定する。必ずしも「強」にする必要はない。
  • 冷蔵庫が密閉されているかチェックする。紙を1枚はさみ、冷蔵庫を閉めたとき、その紙を抵抗なく引き抜くことができるようではいけない。
  • 冷蔵庫を開ける回数と時間を少なくする。
  • 10年以上使っている冷蔵庫は買い替える。(現在の冷蔵庫は格段にエネルギー効率がよくなっている。)
  • 冷蔵庫の省エネシートを試してみる。(100円均一で販売している。)

若干の投資を必要とする対策

  • 天井に扇風機を取り付ける。天井扇(シーリング・ファン)ではなくサイクル扇がお奨め。工事は専門業者にまかせる。(例:三菱電機サイクル扇CY30-WD
  • 遮熱シートを窓に取り付ける。赤外線と紫外線をカットし、かつ透過率のよいシートにする。(お奨め品はまだ見つかっていない。)
  • 反射板を備えた照明器具にする。(「高効率反射板」で検索してみる。大規模な改修であれば「アイゼット」に問い合わせてみる。)
  • 近づくだけで自動点灯する「人感センサー付きのLEDライト」に交換する。特にトイレや廊下、階段など。どちらかと言えば、「節電」よりも「安全」への投資と考えたほうがよいかも知れない。(RITEX LED電球

番外編

  • 節電によって体調を崩したり、仕事の効率が落ちたりしては本末転倒になる。なので過度な節電はしないようにする。ガンガン冷房を効かせ、7時間で仕事を終わらせるほうが節電になる。
  • デジタル温度計を設置する。正確な温度を知ることが適切な節電につながる。
  • ポロシャツを制服にすることに抵抗があったら、会社のロゴなどを入れてみる。これで合意が得られる場合がある。
  • 「自主」サマータイムを実施する。8時から空調が動くオフィスであれば、その時間に合わせて出社する。 もちろん早めに退社する。
  • スイッチの近くに節電シールを貼ると、意外と効果があるそうです。
  • 個人の対策になるが、図書館など近くの公共施設に出かける。これで数時間分の節電になる。
  • 麦わら帽子が涼しくてよい。ベストはツバの広い農作業用の帽子だと思うが都会では難しいかな。百円均一にある。

参考資料

節電に役立つと思われるサイト

動画サイト:夏の節電テクニック

「How to Save Energy in Summer」という動画があったので参考までに掲載します。アメリカでも最もふんだんにエネルギーを消費しているテキサス州での省エネキャンペーンなので、エーっと思うようなことばかりですけれども。


ツブヤキ的なこと

事業者に対しては、一律に15%の消費電力の削減が求められているそうです。

小規模な事業者(小口需要家)にとって見れば、取ることのできる対策は限られていて、お手上げ状態かも知れません。

しかし、何もしなければ当局の憶えが目出度くなく、どこで事業に影響が出るかわかりません。(当局が主催する省エネセミナーなどにはアリバイ的に一度は参加する。)

全体的には夏場のピーク時の消費電力を15%削減できればよいので、そういった観点から対策をとればよいと考えるしかないと思います。

  • 昼休みをずらす
  • 休日をずらす
  • 休暇をずらす
  • 服装規定を緩める(短パンでも可にする。武雄市役所の「ウルトラクールビズ」が参考になる。)
  • ゴーヤやアサガオを植える(西日の当たる場所など)
  • テレビは廃棄する。(受信料を払わなくてよくなる。)

整った書式ではなくても構わないので、計画した対策をA4サイズ1枚にまとめておくとよく、実際にゴーヤを植えたのであれば、デジカメで写して記録しておきます。

当局から何か「指導」があったときに提出します。窓際の蛍光灯を外しましたとか、些細なことでも記録しておくべきです。


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