華麗なるガラ・コンサート 仲道郁代プロデュース 5台ピアノの祭典 |
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2024年1月7日(日) 17:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール |
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ピアノ:仲道郁代、横山幸雄、小川典子、五十嵐薫子、小井土文哉、吉見友貴 |
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第1部(2台ピアノ)
モーツァルト(グリーグ編):ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
1楽章:T五十嵐薫子 / U仲道郁代
2楽章:T横山幸雄 / U吉見友貴
3楽章:T小井土文哉 / U小川典子
ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」作品5 より “夜と愛と”
T吉見友貴 / U小井土文哉
プロコフィエフ(プレトニョフ編):組曲「シンデレラ」作品87 より “フィナーレ”
T小川典子 / 五十嵐薫子
ラヴェル:ラ・ヴァルス
T仲道郁代 / 横山幸雄
(休憩15分)
第2部(5台ピアノ)
モーツァルト:トルコ行進曲
T小川典子 / U横山幸雄 / V小井土文哉 / W仲道郁代 / X吉見友貴
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
T五十嵐薫子 / U小井土文哉 / V小川典子 / W吉見友貴 / X仲道郁代
横山幸雄:カルメンの誘惑と幻想 〜5台ピアノのための
T仲道郁代 / U吉見友貴 / V横山幸雄 / W小井土文哉 / X五十嵐薫子
サン=サーンス:死の舞踏
T横山幸雄 / U小川典子 / V吉見友貴 / W五十嵐薫子 / X小井土文哉
ホルスト:組曲「惑星」より “木星”
T吉見友貴 / U仲道郁代 / V五十嵐薫子 / W小川典子 / X横山幸雄
(アンコール)
ワーグナー:ニュールンベルグのマイスタージンガー前奏曲 |
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昨日オーケストラキャラバンとして開催された「富士山静岡交響楽団ニューイヤーコンサート」を聴いたばかりなのですが、今日はクラシックキャラバンとして開催される仲道郁代さんのプロデュースによる「華麗なるガラ・コンサート
5台ピアノの祭典」と題されたコンサートです。
仲道郁代、横山幸雄、小川典子という大ベテランと、五十嵐薫子、小井土文哉、吉見友貴という新進気鋭の実力ある若手ピアニストが共演するという豪華なコンサートです。
まさに「華麗なるガラ・コンサート」と称するに値する豪華なメンバーです。前半は2台ピアノでの演奏ですが、後半の5台ピアノが注目されます。
6人のピアニストの皆さんは、譜めくりとともに、1月4日から東京で長時間の練習を重ねられて、昨日新潟入りされました。ステージ上で入念にピアノのセッティングをして、リハーサルをされたとのことです。大いに期待しましょう。
なお、メンバーは異なりますが、新潟ではすでに、2019年5月と2022年10月の2回、「5台ピアノの世界」というコンサートが開催されており、今秋の10月にも開催が予定されています。
5台ピアノのコンサートは、当然ながらフルコンサート・グランドピアノが5台なければ開催できず、国内でも開催できるホールは限られます。
過去2回の公演は、りゅーとぴあが所有するフルコンサート・グランドピアノ(スタインウェイ D274 2台、ベーゼンドルファー
Model 290 Imperial 、ヤマハ CFVS 、カワイ EX )を使用して開催されましたが、今回も同様のピアノ構成と思われます。
(その後の情報によりますと、カワイは使用されず、東京からヤマハを1台運んできて、ベーゼンドルファー1台、スタインウェイ2台、ヤマハ2台を使用したとのことでした。また、譜めくりとの連携が重要なため、5人の譜めくりが東京から同行したそうです。)
全国的にみても、めったに開催できない特別なコンサートであり、通常なら狂喜乱舞すべき公演なのですが、新潟では最近2回の開催実績がありますし、今年の秋にも開催が予定されており、新鮮味が乏しいのが残念です。
ただし、今回は大ファンである仲道郁代さんのほか、横山幸雄さん、小川典子さんという日本を代表する実力者が揃う豪華メンバーでの公演であり、これは大きな魅力になります。
ということで、チケットを早々に買っていました。しかし、私がりゅーとぴあのインフォメーションで窓口購入したとき、りゅーとぴあ割り当て分には良い席はなく、開き直って、今回は2階サイドの最安のB席にしました。
3連休の中日の日曜日。天気予報通りに昼過ぎから雨は雪に変わり、少しずつ積もりだしました。気温も下がって、あいにくの休日となりました。
ホームぺージを一旦更新した後、雑務をこなし、駐車場の混雑を予想して、早めに家を出た頃には数センチの積雪なりました。雪が降り続く中、慎重にりゅーとぴあへと向かいました。
駐車場に車をとめて、りゅーとぴあ入りし、開場とともに入場しました。悪天候ながらも集客は良く、客席は熱気に満ちていました。
と、記事は続くはずだったのですが、昨夜来体調が思わしくなく、このコンサートに出かけるのは断念しました。6人のピアニストが、曲毎にフォーメーションを変えながら、すばらしい演奏と5台ピアノの迫力で、聴衆を楽しませてくれたものと思います。
(客席:2階D5-10、B席:¥2000) |