(1)強引な運転をしない
アクセルをいっぱいに踏んだり、ブレーキを急にかけたりするとガソリンタンクはすぐ空になります。fueleconomy.govによると、急激な加速やブレーキによって燃費は33%も悪くなるとのことです。
道路は他のドライバーと共有しているので、赤信号や一時停止標識で停止しなければならないという規則は変えようがありません。ゆったりとした気持ちでペダルを踏むことで、スピード違反や事故を防ぎ、結果的に節約することができます。
(2)早めに停止を予測する
前方に赤信号がある場合、アクセルを強く踏むのではなく、アクセルから足を離して惰性で停止位置まで走り、手動変速機をニュートラルにシフトします。
自動車には十分な運動量があるので、それでしばらく走れば、エンジンにガスを供給する必要がなくなります。できるだけ惰性で走ることによって、MPG(1ガロンあたりの走行距離)が向上します。
(3)自動車はどのようにガソリンを使っているか
自動車は、加速するときに最も多くガソリンを消費します。加速が終了してしまうと、自動車の移動にかかるガソリンはわずかになります。
もしブレーキをかけて速度を落とすと、自動車を前進させるガソリンを浪費してしまうことになります。ブレーキをかけることで、いままで最初の加速から蓄積してきたエネルギーが失われてしまいます。
ガソリンを最も効率的に使うために、ブレーキを多くかけず、安定した円滑な運転を心がけます。
(4)アイドリングしない
アイドリングしているときは、自動車はガソリンを使いながら1メートルも前に進んでいません。
30秒以上アイドリングして消費するガソリンのほうが、自動車のエンジンをいったん切って再始動するときに消費するガソリンよりも多く、損益分岐点は約20秒であると言われています。
ハイブリッド車では停止時に自動的にエンジンを切り、ガソリンが供給されると再始動するようになっています。
(5)時間のコストを考える
30マイルを60マイル毎時で運転すると30分で到着します。75マイル毎時では6分速くなります。
この6分にいくら支払っているのか考えてください。
(6)車間距離を開ける
前の自動車との間に十分な車間距離をとることによって、速度の減少を予測することができ、頻繁にブレーキをかけることなく、惰性で走ることができます。
これはハイウェーで交通渋滞が起きたときに一番役立ちます。
前に割り込んでくる自動車があったとしても、それで彼らが何かを得るわけではありません。
(7)適正なタイヤ圧にする
タイヤの側面部に表示されている最大許容圧までタイヤに空気を入れます。
これによって、タイヤによる摩擦が減り、燃料効率がよくなります。タイヤ圧は時間とともに落ちるので、維持されているかどうか確認します。
適正なタイヤ圧は、安全なドライブやトレッドの寿命にも寄与します。
(8)使用しないラックは取り外す
使用しないときは、ルーフ・ラックを取り外します。
空気抵抗が増えるので燃費が悪くなります。同様に、トランクにある不要な荷物をおろします。
(9)運転する回数を少なくする
何でも自動車で用事を済まさないようにします。他の選択肢を考えます。
(10)代わりの移動方法を使う
自動車の代わりに、徒歩、自転車、公共交通機関あるいは相乗りを検討します。
(11)記録を取る
MPG(1ガロンあたりの走行距離)を記録することが、燃費に寄与する習慣を動機付ける一番良い方法です。
簡単なワークシートを作ったり、fuelclinic.comといったオンラインツールを使用します。
ちょっとした改善が大きな効果をもたらします。
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