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フウセンカズラ
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フウセンカズラの育て方
フウセンカズラは、緑のカーテンを作るのに適していると言われます。
しかし、実際に試してみた結果では、ゴーヤのように繁茂するわけではなく、まばらで緑のカーテンとまではいきません。
何かが実って食用にできるわけでもなく、何の役にも立たないのですが、可愛らしいところがあって、心が癒やされます。
種をまいておくだけで、育ちますので、ぜひお試しください。
如何ほどの役に立つかと思えども愛しく揺れるフウセンカズラ
(2014年4月 金森国臣)(2014年6月 「フウセンカズラの七不思議」を追加)
フウセンカズラは、基本的には雑草です。経験的には、砂利を敷いたような劣悪な場所でも、水やりを欠かさなければ丈夫に育ちます。
タネまきの時期など
タネまき 3月半ば〜5月半ば
肥料 4月半ば〜7月半ば
開花期 6月半ば〜9月半ば
日当たり・置き場所
日当たりと水はけの良い場所を好みます。
水やり・肥料
肥料を好む植物です。真夏をのぞいて月3回ほど液体肥料を与えます。ただし、チッソ分の多い肥料を与えると果実が落ちる原因にもなります。できればリン酸分の多い肥料を使いましょう。
かかりやすい病気・害虫
特にありません。
植え付け・用土
水はけの良い土であれば、特に選ばずによく育ちます。
手入れ
気温の上昇とともにグングンと生長していくので、早めに支柱を立ててツルをからませる準備をしておきましょう。
フェンスやトレリスにからませるのもよいでしょう。
鉢植えにする場合は、アサガオによく使うあんどん支柱を使うと場所もあまりとらない上に見栄えもよいです。
ある程度伸びてきたら、芽の先端を摘みます。そうすると脇からも新たに芽が出てきてよく茂ります。
フウセンカズラの七不思議
フウセンカズラは、子細に観察すると非常に面白い植物であることが分かります。アサガオよりも教材的には役立つような感じがしています。
小さな白い花が咲き、受粉すると緑色の風船ができ、次第に大きくなります。葉の陰に隠れているので見落とします。おそらく保護色なのだろうと思います。
風船の中には実が入っています。割ってみると分かるのですが、三つが天井灯のように上にくっついています。この「三つ」というのが実によくできている数字で、構造的なバランスもよいし、何しろ三つであることによって、種の生存率が大きく高まります。
風船の表面をルーペなどで観察してみてください。小さな突起があります。これで水をはじいています。ワセリンのような物質も含まれているそうです。いわば防水シートのような役割を果たしており、これで実を守っています。
風船の色が次第に緑色から茶色に変わると、それは実が熟してきたことを示しています。風船を揺すり、カラカラと音がしたら、風船のなかに実が落ちています。このときに実を採取します。
風船を採取せず、そのまま放置しておくと、風船の底が少しずつ割れてきます。これは本当に不思議な光景で、これで子孫を残す準備をしていると思うと、ちょっと感動してしまいます。
フウセンカズラは、砂利を敷いてある場所など、生育条件の悪い場所でもたくましく育ちます。それで今年気付いたのですが、条件が悪いと風船の数が多くなるようです。その代わり、葉は繁茂しません。風船のサイズも小さいものばかりになります。
フウセンカズラの花は小さくて目立ちません。それでも、他の花よりは寄ってくる蝶々の数が多いように感じます。昆虫を誘因する力が強いのかも知れません。
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