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自動車の燃費を改善する105の方法

自動車の燃費を改善する105の方法

自動車の燃費を改善する105の方法

この資料は「105 hypermiling / ecodriving tips(ハイパーマイリング/エコドライブの105のヒント)」を翻訳したものです。正確には原典を参照してください。リンクは末尾に示しています。

とりあえず、以下に免責事項として、いくつか注意点をあげておきます。

  • 不明な点があれば原典を参照してください。
  • いくつかのテクニックは日本の法律に触れるものがあります。
  • 日本の交通事情に適さないテクニックがいくつかあります。

久しぶりにサイトを見たら、ヒントが107個に増えていました。日々更新されているようです。

ハイパーマイリングについては、CNNのニュースがYouTubeに投稿されています。これをみると、以下に列記しているヒントをすばやく理解する手助けになると思います。

(2009年4月 金森国臣)


本文

これらのヒントについて…

これらのヒントを検討するとともに、追加のヒントをフォーラムに提案してください。

ホイールの裏側のナットを調整することは、おそらく御自身の自動車に対してできる最も重要な改修です。改修された自動車はドライバーに関係なくMPG(1ガロンあたりの走行距離)は向上しますが、ドライブ・テクニックは無料でしかも持ち運べるという別の利点があり、運転するどの車にも燃料節約の技量をもたらすことができます。このページのリストはいくつかのテクニックについて説明していますが、それらを使用する交通状況によっては、一部の地域では非合法であり、また安全ではない(あるいは軽率である)可能性があることに注意してください。

したがって、馬鹿なことはしないようにしてください! 安全を最優先してください。的確に判断し、周囲のドライバーを思いやるようにしてください。新しいテクニックは隔離された環境で習得し、次第に通常のドライブに取り入れるように気をつけてください。

謝辞:ここに掲載されているテクニックは、何十年ものあいだ、効率を志向する多数のドライバーによって開発され、支持されたものですが、一部のテクニックの名称は、この数年のあいだ燃費のよい運転(ハイパーマイリング)の向上に努力したCleanMPG.comで造語され、普及したものです。

入門編…

(1)運転する回数を少なくする

燃料の使用を減らす最も良い方法は、運転する回数を少なくすることです。

  1. 職場の近くに住む
  2. 相乗りする
  3. 自転車に乗る
  4. 歩く
  5. 公共交通機関を使う

(2)パーク・アンド・ライド(自転車)

通勤経路の一部が自転車に適していない場合は、ある地点まで通行し、次に残りの道は自転車に乗ります。

“パーク・アンド・ライド”の考え方は、相乗りや個人/公共交通機関の組み合わせにも適用することができます。

(3) ドライブ・クリニックに参加する

ハイブリッド所有者のグループは世界中の都市にできており − そしてハイブリッド以外の所有者が定期的なミーティングに参加することを許可していることがよくあります。燃費のよいドライブ・テクニックがよく議論されており、時には経験の豊富なメンバーによるドライブ・クリニックが提供されています。

(4)がらくたをトランクから取り除く

自動車で運んでいる余分な荷物は無料で運搬しているわけではありません。荷物を移動するにはエネルギーを要します。不必要な物を自動車から取り除くと燃料の節約になります。

(5)最も有能なドライバーに運転させる

免許を持ったドライバーが自動車に2人以上いますか? 最も有能なドライバーに運転させてください! そして彼/彼女の知恵を学ぶ機会を得てください。

(6)燃料節約フォーラムに参加する

燃料の節約を高める方法を学ぶために著名なフォーラムに参加し、御自身のやる気と目標を共有する人たちと話をしてください。

(7)使用していないルーフ・ラックを取り外す

自動車にルーフ・ラックが装着されていて、それを使用しないのであれば、取り外してください。バイク・ラックについても同じです。そうすることで、空気抵抗が減り、結果的に燃費が向上します。

(8)定期的にタイヤ圧をチェックする

最低限、タイヤの圧力がメーカー仕様に設定されていることを確認してください。圧力が高いほど、転がり抵抗が少なくなります。

圧力は周囲の温度に影響されることを忘れないでください。温度が下がるにつれ、タイヤの圧力も下がるので、季節の変化を追跡記録してください。

(9)燃料の消費量を追跡記録する

燃費改善する最初のステップのひとつは、燃料の消費量を追跡記録することです。燃料の領収書をすべて保管する習慣を付け、走行した距離と燃料節約(MPG)を記録してください。小型のノートを持ち、御自身の進歩をモニターするために移動の種別や採用した新しいテクニックをノートに記録してください。

タンク単位でのフィードバックはペースが遅いのでドライブ・テクニックに関するフィードバックとしては理想的ではありませんが、“全体的”な進歩を記録し、モニターすることは大きな動機づけになります。燃料消費量の追跡記録に関する詳しい情報についてはEcomodderブログを参照してください。

(10)燃料消費表示器を使う

運転のクセを改善するためには、フィードバックは不可欠です。

消費量に関するタンク単位のモニタリングは十分ではありません。個々の移動あるいはいつも通行する場所を追跡記録できるようにするには、計測値を自由にリセットする器具類が必要です。

工場出荷時に燃料節約コンピュータが装着されていない自動車の選択肢としては、ScanGaugeやSuperMIDがあります。旧式の真空計器でも、負荷運転/目標運転で運転するときの効率の改善に役立ちます。

ルートの選択と移動のタイミング…

(11)通行の少ない道路を選ぶ

一般的に言って、混雑した道路ではなく素早く通行できる道路が自由に選べるのであれば、他の自動車に囲まれているよりも、自由自在に数々の燃料節約テクニックが使えます。

混雑した短いルートよりも、素早く通行できる長いルートのほうが、消費する燃料が少ない場合があります。

(12)早く出発し、急がない

効率的な運転の敵は、急いでいる御自身にあります。高速で運転しなければならないというプレッシャーを感じないようにするには、少し早く目的地に向かって出発してください。

効率よく運転することは、一般的なドライブ・スタイルよりもずっとくつろいだ気分にさせるものですが、御自身で少し余分の時間を見いだす必要があります。

(13)横風の障害

向かい風だけが燃料の消費量を増やす唯一の風ではなく、横風も同様に大きなマイナス効果があります。横風がある状態では、端に沿って障壁(樹木あるいは建物)があるルートを選ぶと、何もない道路と比較して燃料を節約します。

(14)“回廊効果”

他のすべてが同等であるいう条件では、車の流れのなかで(同じ方向に)一定の速度でフリーウェーを走行するほうが、単独で同じ速度で行くよりも効率的です。理由は空気抵抗であり、走行方向に対し車の流れが局地的な気流を生成します。この人工的な風で得をすることになります。

(15)遷移点をメモする

もし定期的に同じ道路を通行しているのであれば、効率を最大化する遷移点がある場所を道路に沿ってメモする(覚える)努力を意識的に行ってください。

例えば、次の一時停止標識を目的に惰性走行を開始できる場所を覚えてください。つまり、どの程度の速度で丘陵の頂上に達することができるかメモすることで、下り坂のあとで次の遷移点に素早く走行することができます。

(16)ガソリン・スタンドへ行く時刻を選ぶ

行列や過度なアイドリングを避けるため、混雑していない時間帯に燃料を補給するように計画してください。

(17)ドライブ・スルーを避ける

ドライブ・スルーの窓口は避けてください。過度なアイドリングの原因になります。

(18)一番楽な車線

多車線の走行では、不必要で予想不能なブレーキング/速度変更を防ぐために、“一番楽な車線”を選んでください。

例えば、バスが発進したり、停止したりする車線あるいはドライブウェイ/駐車場の入口に入るために自動車が前触れもなくブレーキングするかもしれない車線は避けてください。

(19)丘陵地のふもとでの停止を避ける

丘陵地のふもとの道路で停止しないでください(ブレーキをかけざるをえず、下り坂へ行くための運動エネルギーをムダにすることになります)。

(20)風を利用する

できれば、強い追い風を利用する時間に移動してください。強い向かい風/横風の中に出かけるのは避けてください。

(21)平坦な路面を選ぶ

他のすべてが同等であるいう条件では、砂利あるいはでこぼこの壊れた道路よりも平坦で舗装されたコンクリート面のルートを選んでください。平坦な表面ほど、転がり抵抗が少なくなります。

(22)悪天候を避ける

雨/雪/みぞれは著しく転がり抵抗を増やす可能性があるので、できれば荒れ模様の天気では運転するのを避けてください。

強風(追い風)を有利に使えるときは、この規則はあてはまらないことがあります。

(23)ピーク時の走行を避ける

選択する自由がある場合は、ピーク時の交通時間帯に走行することは避けてください。他のドライバーでいっぱいの道では、ドライブ・テクニックを使用する選択肢は少なくなります(例えば、ハイウェーで速度を落とす、一時停止標識までの惰性走行など)。

(24)外が暖かいときに運転する

融通が利くのであれば、寒いとき(夜/早朝)よりも暖かいとき(昼中)に移動してください。

冷えたタイヤや動力伝達系は転がり抵抗や機械抵抗を増やし、冷えたエンジンは効率を悪くします。

都市近郊/都市での運転…

(25)運動量を節約する:一時停止標識の“停止とノロノロ運転”

前にいる複数台の自動車が一時停止標識を通過しているとき(あるいは赤信号で右折しているとき)、通常これは自動車が数珠つなぎになっている小規模の“停止とノロノロ運転”の状況を示しています。前方の最後の自動車が出発しているあいだに、一時停止標識に到着するまでの接近時間を測定してください。

(訳注:うまく翻訳できず、意味が不明です。)

(26)運動量を節約する:近道を行く

場合によっては、交差点での停止あるいは別の自動車の後ろを避けるために、角にある駐車場、脇道あるいは路地を通り抜けるという選択肢があります。もちろん、自らリスクを生じさせることになるので、駐車場では細心の注意を払う必要があります(歩行者、駐車場所から後進している自動車など)。

また、角の駐車場の通り抜けは一部の地域では違法である場合があります。

(27)用事をまとめる:最長の行程を最初にやる

複数の移動をひとつの行程にまとめるときは、最初に最も遠い目的地に行き、戻ってくるようにしてください。これによって、数多くの発進と停止を行う前に、自動車をできる限り暖機運転を行います。

(28)停止したときのアイドリングをできるだけ少なくする

もし数秒以上にわたって停止しようとしている場合は、ニュートラルにシフトし、エンジンを止めてください。これはハイブリッド車が都市における運転ですぐれた燃費を実現する主な理由のひとつです。

注意1:これは自動車がよく調整された状態にあり、毎回すぐに再発進することを前提にしています。

注意2:もしあなたが安全運転を心がけるドライバーである場合、減速しているときや停止しているときは、常に後部衝突のリスクを御自身で判断してください。言うまでもなく、これらの状況では(素早い後部衝突回避操作のために)エンジンを入れたままにしておきます。

(29)交通信号のタイミング − 暗い“青”、歩行者用信号はなし

交通信号がどれぐらい暗いかについて他にどのような表示もない状態では(例:歩行者用信号あるいは待機中の交差通行がない場合)、前方の青信号は変化しようとしていると推測してください。交通信号が変わろうとしている場合は、完全にブレーキをかけるのを避けるために、(もし通行上の問題がなければ − すなわち、だれの進行も妨げない)適宜に接近速度を調整してください。

(30)用事をまとめる

ごくわずかな距離の移動は避けてください。立ち寄り先が多数ある場合は、一度の移動ですべてをやるように計画してください。エンジンが暖機運転されていると燃費は向上します。そのため、特に寒い天気には、用事の“連鎖”が長いほど、多数の短い用事よりも燃費はよくなります。

(31)交通信号のタイミング − センサーを備えた赤信号

赤信号に近づいているとき、センサーを始動する可能性のある自動車が直前にいる場合は、完全に停止しないように早めに速度を落としてください。

CleanMPG.comでは、このテクニックに“ラビット・タイミング”というよいニックネームを付けています。

(32)交通信号のタイミング − “暗い”青

青信号の交差点に近づいているとき、歩行者用信号の点滅信号を観察すると、いつ黄色になるか判断するのに役立ちます。

ハイウェーでの運転…

(33)安全のためには点灯し、MPGのためには消灯する

ある一定の運転環境/状態では、昼間走行灯(DRL)の使用あるいは日中における手動によるヘッドライトの点灯は安全性を高めます。

自動車によっては、照明装置の電力需要は数ワットから100ワットを超えるものまであり、最終的にすべてはガソリンによって電力が供給されています。昼間走行灯(DRL)の実施が任意であるアメリカでは、自動車の燃費は照明を切って試験してもよいというCAFE試験の免除事項があります。

安全への寄与がごくわずかである場所(例:分離され統制されている高速道路での運転)においてDRLを切ると燃料を少量節約することになります。

(34)フリーウェーを遅い速度で走行している“ブロッカー”を見つけて利用する

人によっては、多車線のフリーウェーで車の平均的な流れよりも遅い速度で運転することを不愉快に感じます。

ひとつの解決策は、走行したい速度で進んでいる別の自動車(大型の目立つ自動車が特によい)を見つけ、それよりも先あるいは後ろで運転します。(註:これはドラフトすることを提案しているわけではありません。)

(35)高速ではサンルーフを閉じる

一部のサンルーフ様式は他よりもすぐれています。最悪のスタイルは、ルーフの上で外側に傾いてスライドしている種類のものです。開けているとき、これらの“ルーフトップの妨害物”は空気抵抗を著しく増やす可能性があります。

(36)ドラフトする:横風

まれには、横風状態では、すぐ後ろに続かなくても大型の自動車を事実上“ドラフト”することが可能です。先導の自動車を引きずっている低圧域が横風状態によって隣接した車線まで拡がっているときは、少ないリスクで合法的に少ない空気抵抗を利用することができます。

註:

  1. これは並行運転を言っているわけではなく、後部のオフセットに位置することを言っています。
  2. 先導の自動車の大きさによっては、大部分の視界が妨げられることがあります。

(37)ドラフトする:すぐ後ろに付く(推奨しない!)

  1. ハイウェー速度では、大型車の後ろで運転すると劇的に燃料の消費量が減ります。
  2. これをするのは馬鹿げたことです。

ほとんどの地域では非合法であり、これを行うと安全な運転や事故防止の土台を犠牲にするのでお勧めできません。

(38)ウインドウを閉める

高速では、空気抵抗を最小にするためウインドウを閉めて運転してください。できれば、フロースルー換気を使ってください。

(39)速度を落とす

空気抵抗は速度とともに指数関数的に増加するので、安全かつ効率的にドライブするには、ハイウェーでの定速走行速度を落としてください。

通常、自動車は最も高いギアがかみ合った直後が最も効率的な速度になります。

燃料消費量の追跡記録に関する詳しい情報についてはEcomodderブログを参照してください。

(40)一定のスロットル位置で定速走行する

いったん速度を上げたら、スロットル位置を選び、それを維持してください。

長所:走行制御システムを使うよりも効率的です(スロットル位置が頻繁に変わり、丘陵地では燃料を無駄遣いします)。

短所:“負荷運転”(DWL)/“目標運転”よりも効率は悪くなります(坂ではスロットルが緩められます。)

(41)走行制御システム − いつ使用するのか

道路に長くいればいるほどジワジワと速度を上げてしまう、つまり一定の速度を維持するのが苦手である(上げたり、落としたりフラフラする)タイプのドライバーは、走行制御システムを取り付けてください。

しかし走行制御システムは、そういった行動に対する一時しのぎにすぎないことを自覚してください。通常、これは一定スロットルの運転よりも非効率的であり、“負荷運転”/“目標運転”よりもずっと非効率的です。

(42)走行制御システム − いつ使用しないのか

平坦な道路でのみ走行制御システムを使用してください。起伏のある道路では使用しないでください。

ブレーキングのヒント…

(43)速度を落とす最も効率的な方法

速度を落とす「必要」があるとき、最良から最悪まで、おおよその順位があります。

  1. ニュートラルでエンジンを切った状態での惰性走行(すなわち停止位置まで転がす)
  2. ニュートラルでアイドリング状態での惰性走行
  3. 回生走行(ハイブリッド車)
  4. 回生ブレーキング(ハイブリッド車)
  5. “減速燃料中断”モードでの惰性走行(ギアが入っていて、一定以上のエンジンrpm)
  6. 従来の摩擦ブレーキング(非ハイブリッド車あるいはハイブリッド車)

交通状況(後続の自動車)およびどの程度急いで停止する必要があるかによって正しい方法を選びます。

(44)運動量を節約する:停止するのを防ぐ

可能であれば、完全に停止するのを常に避けてください(もちろん安全で合法的であるとき)。完全に停止した状態からよりも、わずか数キロ時ですでに走行しているときに自動車を加速するとエネルギーの消費はずっと少なくなります。

(45)ハイブリッド車:回生ブレーキングをできるだけ少なくする

ハイブリッド車における回生ブレーキング(バッテリーにブレーキのエネルギーを蓄える)は従来の摩擦ブレーキによる制動よりも効率的ですが、まだ“ブレーキをかけない運転”(DWB)ほど効率的ではありません。

そのためハイブリッド車を運転するにしても、ブレーキ・ペダルの使用をできるだけ少なくすると、もっと節約になります。

(46)“ブレーキをかけないで運転する”(DWB)

ブレーキ・ペダルの使用をできるだけ少なくしてください。ブレーキ・ペダルを押すたびに、事実上、ガソリンをブレーキ・ダストとブレーキ熱に換えています。

あたかもブレーキが付いていないかのように運転すると、次の2つがもたらされます。

  1. “過度”な加速が減ります
  2. 停止するまでの惰性走行の時間が延びます

言うまでもなく、他のドライバーに悪影響を与えないように交通状況に照らし、このテクニックの使用をバランスにかける必要があります。

DWBに関する詳しい情報についてはEcomodderブログを参照してください。

高度なテクニック…

(47)靴を履かないで運転する

一部の筋金入りのハイパーマイラー(極限までマイルを稼ぐ人)はソックスあるいは裸足でドライブし、アクセルを細かく調節できるようにしています(定速走行時における“負荷運転”/“目標MPG運転”のとき特に重要です)。

これはそれほど驚くべきことではありません。レースカーのドライバーは、自動車からの最高の触覚レベルのフィードバックを得て、ペダルをうまく調節するためという同様の理由で一般的に非常に薄い靴をはいています。

(48)運動量を節約する:急ブレーキをかける

これは矛盾しているように思えますが、まれには惰性走行したり、軽くブレーキをかけたりするよりも、急ブレーキをかけると燃料を節約できることがあります。これは前方での予測不能/予期不能な停止あるいは減速に直面したり、前方に大きなスペースがなかったりしたときの“被害対策”テクニックです。

例:変化を予測させる信号が他になく(歩行者用信号がなく、かつ交差道路で待機している自動車がない)明るい赤信号に接近すること。軽く/適度にブレーキをかけている場合、交差点までの全行程を走ってしまい、完全に停止してしまうしか選択肢がなくなります。

しかし初めに急ブレーキをかけた場合、速度が落ち、低速度で交差点までの距離を惰性走行する時間を手に入れることができます。判断力と運により、明るい青信号まで到着し、完全停止を防ぐことになります。

言うまでもなく、後ろに自動車がいる場合、急激な減速は安全な選択肢ではなくなります。

(49)燃料の節約をゲーム/課題にする

最良の燃費を得るために自分自身(あるいは他の人たち)と競争することで、多くを学び、技能を洗練し、もっと一生懸命やるためのモチベーションを驚くほど向上させることができます。

EcoModder.comなどのウェブサイトでは他のドライバーを基準に御自身の燃費を判断したり、非公式の燃料節約の挑戦を組織化したりすることができます。

ハイブリッド・フェスティバル(例:hybridfest.com、greengrandprix.com)では、リアルタイムで他のドライバーと競争して御自身の技能に磨きをかけることができる燃料節約ラリーを定期的に実施しています。

(50)“レーシング・ライン”を使う

安全なときに、コーナーを通ってどのように“レーシング・ライン”を選んだらよいかを知ることは、運動量を保持するのに役立ちます。通常、レーシング・ラインとは最大限可能な半径で曲がり角を通る経路のことであり、より快適(車体の横揺れと遠心力が少ない)に、より少ないタイヤ・スクラブで高速を可能にする場合があります。

これは、タイヤの摩耗によって増える経費が燃料の節約を上回ることがある高速ターンを推奨しているわけではないことに注意してください。低速でも、“レーシング・ライン”を選ぶと得をします。

(51)追い越しを促す:方向転換のふりをする

正常な車の流れ以下で走行しているドライバーは、できるだけ邪魔することなく、後ろから接近しているドライバーが安全に追い越しできるようにすべきです。

(御自身は直進を続けるつもりではあるけれども)合図して、屈折車線に移動することで方向転換の“ふり”をするのもひとつの選択肢です。

註:“不十分な伝達”の結果として不要な動きをドライバーにさせないようにするには、判断力と注意力が要求されます。もし御自身の行動によって最も安全な状況をつくり出すつもりであれば、実際に方向転換する準備を整える必要があります。

(52)追い越しを促す:右側に沿って進む

正常な車の流れ以下で走行しているドライバーは、後ろから接近しているドライバーに対し、速度を落とさせることなく追い越しができるようにすべきです。

後ろのドライバーの注意をひく方法のひとつは、御自身の自動車を走行している車線の右端へはっきりと移動させることであり、後続の自動車が安全に追い越せるときに行います。

移動方向へのウィンカーあるいはハザードランプの点滅を加えると効果的な場合があります。

もちろん、もし選択の自由がある場合は、後続の通行をそうさせるべく完全に道路から離れて路肩へ移動することも意味があります。

(53)丘陵地でのテクニック:位置エネルギーをムダにしない

丘陵地のふもとで赤信号にぶつかったり、あるいは何か他の予測可能な停止/発進状況に直面したりしたときは、最高速度に加速する前に、頂上の近くで停止するのがベターです。待機し、青色で通過するように出発の時間を調節すると、位置エネルギーがブレーキ・ダストとブレーキ熱に変わるのを防ぐことができます。(“スマート・ブレーキング”とも呼ばれています。)

(54)エンジンを切った惰性走行

エンジンを切った惰性走行(EOC: Engine-Off Coasting)がハイブリッド車の効率を向上させた最大の要因のひとつであり、多くはアクセルを離したときエンジンを自動的に停止し、自動車は惰性走行します。

惰性走行(EOC)は、ニュートラルに移行し、キーを“Run”から“Acc”へ切り替えることによって、非ハイブリッド車でも簡単に実行することができます(ステアリングがロックされないよう“Off”へ切り替えないように気をつけます)。エンジンが停止したら、すぐにキーを“Run”の位置に戻し、走行距離計が引き続き移動した距離をカウントできるようにすると、再発進の準備ができたことになります。

このテクニックは、マニュアル・ステアリングと手動変速機の自動車に最も適しています。(著しく向上したステアリング力は、一部の自動車ではパワーアシストを必要とすることがあります。また、自動変速装置を装着した自動車のほとんどはエンジンが停止した状態で走行するように設計されていないため、変速機が破損することがあります)。

非ハイブリッド車では、惰性走行(EOC)は高度なテクニックであると考えられており、スキルが身につくまで試すべきではありません。さらに、エンジンを切った状態での惰性走行は一部の地域では非合法です。

(55)負荷運転(DWL)

“目標運転”とも言います。ごく簡単に言えば、このテクニックは燃料消費量の“目標”率を選ぶことであり、丘陵地を上るときでも、非常に強い横風のときでも、この目標率を守って運転します。

言い換えれば、坂を上っている間はアクセルを手控えて速度を落とし(場合によってはシフトダウンもする)、下り坂で速度を取り戻します。

丘陵地を上る道で速度を維持するためにアクセルを踏み込み、そして下るときには放すという方法よりも、はるかに効率的です。

負荷運転(DWL)は、効率志向の人が起伏の多い地形で走行制御システムよりも効率よくドライブができる方法です。

言うまでもなく、交通状況によっては、このテクニックの使用は他のドライバーに悪影響を及ぼします。

同様に、真空計器を使ってもできますが、最大限実施可能な範囲で負荷運転/目標運転を行うには燃料節約の器具類が必要であり、勘に頼ると程度はずっと劣ることになります。

(56)交通渋滞:アコーディオンを弾く

もし最悪の“停止&ノロノロ運転”の交通状況に直面した場合は、絶えず“アコーディオン”を弾くように、できるかぎり前にスペースを空けておき、前の自動車が停止したり、発進したりしても、御自身の自動車が一定の速度で移動できるようにします。

もちろん、一部の人は、そのスペースに割り込んでくるでしょうが、冷静に対処してください。

注意することは、全体のアブソーバーになることができない後続のドライバーをイライラさせることがあり、配慮する必要があります。

(57)パルス・アンド・グライド(P&G)

支障がなければ、一定の速度を維持するよりもパルス・アンド・グライド(つまり“燃焼と惰性走行”)を使います。

パルス・アンド・グライドの説明

(58)自動車を押す − 1

ごくわずかな距離だけ自動車を動かす必要がある場合(例:車庫から出す)、エンジンをかけるのではなく、転がすことを検討してください。

(59)自動車を押す − 2

傾斜面で出発する場合、エンジンをかける前に可能な限り遠くまで転がして自動車に勢いを付けてください。

駐車(および出発)…

(60)エンジンをかける:動かす機会を待つ

実際に運転を開始する機会があるまで、エンジンをかけないでください:例えば、車の流れが途切れたときにドライブウェイあるいは駐車場を出ます。

もっと先をみて計画を立てることができます:先の信号が次に消えるまでの時間を計るまで、エンジンを始動しないでください。

(61)駐車テクニック:運動量を使い尽くすために旋回する

目当ての駐車場所に着いた後でも余分な運動量が残っていると判断したら、ブレーキに触れることなく下方の位置に進むまで惰性走行するつまり“旋回”してください。

(どの程度“旋回”し続けるかは、エンジンがかかっている/かかっていないかどうか、マニュアルあるいはオートマチックで運転しているかどうかによります。言うまでもなく、交通量にも依存しています。)

(62)駐車テクニック:重力の助け

スロープは、駐車場所への移動には好都合です。私がいつもバックで入れる(通り抜けできない)駐車場には小さいスロープがあります。スロープに近づくとエンジンを切り、停車位置まで後ろ向きに惰性走行しています。

重力は、駐車には邪魔になることもあります。あとで抜け出す必要のある駐車場の“穴”に走り込むのは避けてください。たとえ穴の中に惰性走行(EOC)したとしても、あとで冷えた自動車を運転して抜け出るときに正味の効率は失われます。

(63)駐車テクニック:縦列駐車を避ける

路上駐車については、よりよい場所は、後進/前進を複数回する場所ではなく、停車/発車を行う空間が十分にあるところです。

(64)駐車テクニック:バックで入れる

もしまっすぐに入ることができる場所がなかった場合は、到着したときにバックで入れてください。自動車が暖まっているときに運転せず、しかも自動車が冷えているときにバックで出したり/方向転換したりすると、燃料の節約は最悪になります。

また、自動車の後部に十分なスペースがないとよく見えないので、車の流れの中をバックで入れるのは危険である点を注意してください(したがって、ゆっくりと効率悪くやること)。

(65)駐車テクニック:周囲を選ぶ

(訳注:難しく翻訳できませんでした)

(66)駐車テクニック:すぐに入れる場所

後進/前進を必要とする場所ではなく、まっすぐに入ることができる場所へ入れてください。

(67)エンジンをかける:御自身の準備ができるまでかけない

落ち着くまで(座席、シートベルトおよびミラーを調整し、同乗者が落ち着くまで)自動車を発進しないでください。

(68)複数台の自動車:暖められている自動車を選ぶ

複数台の自動車がある家庭では、もしまだ暖かければ、ごく最近運転した自動車を選んでください。

(69)複数台の自動車:“全車両”のなかで最も効率的な自動車を選ぶ

家庭あるいは仕事場に自動車が複数台ある場合、もっとも効率的に仕事が行える自動車を選んでください。

変速機に関するヒント…

(70)自動変速装置:エンジンを停止してからParkにする

運転停止手順を変更することによって、数滴の燃料を節約します。駐車するときは、Parkにシフトする“前”にエンジンを停止し、サイドブレーキをかけてください。

(71)手動変速機:高速ギアで定速走行する

一定の速度で定速走行するときは、エンジンをラギングさせないで使用できる最も高いギアにシフトしてください。(訳注:ラギングとは自動車の速度がエンジンの速度よりも遅い状態のこと)

(72)自動変速装置:掲示されている速度に適した最も高いギア/最も低いRPM

定速走行するときは、速度制限区域に適した最も低いRPMを実現する速度で運転してください。

例えば、掲示されている速度が30であり、御自身の自動車が35で3速にシフトする場合、シフトダウンすることなく、3速にシフトし、30に減速して維持することができるかもしれません。

(73)自動変速装置:トルク・コンバータ(TC)のロック

トルク・コンバータ(TC)のロックを可能にする速度で運転してください。これは約40〜45マイル毎時 であることが多い。これよりすぐ上の速度が、一般的には定速走行において燃料効率が一番高くなります。

(74)自動変速装置:停止したときはニュートラル

停止したときは自動変速装置をニュートラルにシフトしてください(エンジンを動作した状態のままにしようとしていると仮定しています)。エンジンは自動車を徐々に前に動かそうとするので、ブレーキによって制動されていると、残っている動力が燃料を浪費します。

(75)Automatic transmission: upshift coaxing

(訳注:難しくて翻訳できませんでした。)

(76)自動変速装置:オーバードライブ(OD)を使う

変速装置に“OD”(オーバードライブ)ボタンあるいはODポジションがある場合、変速装置ができるだけ早く最も高いギアにシフトすることを保証するため、使用中のままにしてください。

(77)自動変速装置:エコノミー・モードを使う

自動変速装置に“パワー/エコノミー”ボタンがある場合、エコノミー・モードのままにしておいてください。これによって通常は先にシフトアップし、後でシフトダウンして、燃料を節約します。

冬季/悪天候…

(78)除雪車を待つ

積雪の深さ/雪の種類にもよりますが、新雪のなかを運転すると転がり抵抗は急激に増加します。出かける前に除雪車を待つ(あるいは他の自動車が雪を踏み固める)ことで結果的に燃費が向上します。

同様に、悪天候のなかを出発すると、溝あるいは雪の吹きだまりで立ち往生することになり、助けを待っている間、暖かくして過ごすためにアイドリングする必要があり、確実に燃料を浪費することになります。

(79)冬季:氷/雪でのホイールスピンを防止する

氷/雪のなかを運転する場合、牽引力が低いときのホイールスピンを防止してください。雪/氷専用のタイヤに変えると牽引力が増加し、燃料を節約するはずです。

ブレーキアシスト・トラクションコントロールが自動車に装備されている場合、ホイールスピンは特に非効率です。

(80)雨または雪のなかでは先導する自動車の後について行く

豪雨あるいは豪雪においては、転がり抵抗を減らすため、前の自動車のタイヤの跡を走行してください。

このテクニックは、“わだち”のついた道路では水がわだちにたまるのであてはまらないことがあります。このような場合は、わだちの間にある隆起の上を走行すると抵抗が少なくなります。

(81)冬季:雪と氷を落とす

運転する前に自動車の雪と氷を完全に落としてください。エネルギーを消費する付属品(霜取り装置)の使用を最少にしたり、空気力学的に不利な条件(前面面積の増加)を取り除いたり、また重量(自動車全体の氷と雪の層は驚くほどの重さになることがある)を減らしたりすることになります。

(82)冬季の駐車:車庫を片付ける

もし車庫があれば、寒い季節に自動車を中に駐車できるように、車庫を片付けてください。素早い暖機は燃費の向上につながります。

(83)冬季:暖房されている駐車場を使う

選べるのであれば、暖房されている駐車場は燃費を改善します。考えられるマイナス面としては、道路に塩がまかれているところを運転した場合に、腐蝕の速度を早めることがあります。

(84)エンジンが動作温度に達するまで、ヒーターの使用を避けてください

最低限界温度に達するまでは、エンジンの燃費効率はよくありません。最低限界温度に達する前にヒーター・ブロアーを動作させると、暖機時間は少し増加し、燃料の消費量は増加します。

(85)“暖機”のためのアイドリングは避ける

寒い日にエンジンを暖めるためのアイドリングはしないでください。エンジンのアイドリングは、1ガロン消費しても1マイルも走りません。

負荷が軽い状態では、エンジンが順調に動作したらできるだけ早く(通常はすぐに)運転を開始してください。これは、エンジンおよびタイヤも含めた動力伝達系全体を暖めるもっとも効率的な方法です。

(訳注:ここ10年のあいだに発売された自動車であれば、暖機運転は不要です。エンジンがかかったらすぐに発進してかまいません。)

暑い日…

(86)エアコンを使用しなければならない場合は、エアコンを切ったり入れたりする

エアコンを使用しなければならない場合は、空気の流れが再循環するように設定し、必要に応じて手動でエアコンをオン・オフしてください。もっと効率を上げるには、エンジンの負荷が軽いか、あるいは減速燃料停止状態のときはスイッチをオンにし、中負荷/高負荷のときはスイッチをオンにしてください。註:一部の新しい自動車は自動的にこれを行います。)

(87)夏:日陰に駐車する

日陰に駐車すると車内を涼しく保ち、エアコンの使用をできるだけ少なくすることに役立ちます。

(88)ビーズのシートカバーを使う

ビーズのシートカバー

空気を背中の後ろやお尻の下に流すことによって、これはエアコンの代用として(あるいは使用を遅らせるために)驚くほどよく機能します。シートや衣服がくっつくのを防ぎます。

エアコン以外の選択肢には、アイスベストやアイスウォーターのエアコン装置が含まれます。

(89)エアコンの使用をできるだけ少なくする

エアコンには多くのパワーが必要です。控えめに使用してください。

市街地の制限速度で運転する場合は、通風孔を通る空気の流れを利用したり、ウインドウを開けたりすることによって、燃料を節約します。

ハイウェー速度では、窓を開けるよりもエアコンのほうが効率がよいのか悪いのかは、自動車の空気抵抗やエアコンの構造によって異なります。

(90)移動のタイミング:エアコンの使用を減らすため最も暑い時間帯を避ける

気候が非常に暑いところに住んでいる場合、エアコンの使用が“必須”である日の最高温度の時間帯は、できれば運転するのを避けてください。

一般的なヒント…

(91)空間を開ける

多車線の道路で運転するときは、周囲に“空間”を開けてください。

すなわち、隣りの車線にいる自動車と並んで運転することはいつでも避けてください。必要な場合の迅速な車線変更を行うための空間を開けておくと、より安全で効率的(不要な減速を避けることを意味する点で)になります。

(92)適切な車間距離を開ける

前の自動車のすぐ後ろを運転するのは避けてください。もしその自動車が速度を落とし始めた場合、“すぐに”ブレーキをかける必要があります。常に重要なことですが、通行速度が頻繁に変わる都市近郊/都市での運転では特に重要です。

他の選択肢(おそらく車線変更)を選ぶ時間的余裕を持つために、十分な距離をとってください。

さらに、車間距離が長いほど、前方の視界はよくなり、運転環境の変化を予測することが可能になります。

(93)スムースに操作すること

アクセル、ステアリング、変速装置およびブレーキのスムースな使用は御自身や同乗者にとってより快適であるだけでなく、わずかではあるが効率的でもあります(タイヤの摩耗、サスペンションの運動によるエネルギー損失が少なくなる)。自動車の寿命にとってもよいし、一般に熟練ドライバーの印になります。

(94)安全運転のためにはクラクションを使う

安全運転を心がけるドライバーは、接近した状態や危険な状況では、他のドライバーや歩行者の注意を引くためにクラクションを鳴らしています。

先を見通すことで、不必要にブレーキをかけたり、あるいはストップしたりするのを避けることができるので、燃料を節約します。

(95)前方をよく見て予測する

効率的に運転できるかどうかは、ドライブ環境の変化を予測することができるかどうかによっています。これは、進路の前方をいつもよく見ることによって実現します。

市街地を走行する際には、何が起こるか少なくとも10〜15秒前に知っておくべきです。フリーウェーでは、判断するには前もって少なくとも30秒のリードタイムが必要です。

(96)掲示されている速度で運転する

そうすることが安全であるときは、掲示されている最低速度つまり許可されている最低速度で運転してください。

その他…

(97)隣の自動車と張り合わないこと

運転するときは、競争しやすくなります。他のドライバーの強引な行動に対して、反射的に対抗しないようにしてください。御自身のドライブ・スタイルを他のドライバーによって見失うことのないようにしてください。

(98)低速段の使用をできるだけ少なくする

多くの四輪駆動/AWD自動車にも高速段と低速段が装備されています。高速段に比べ、所定のギア/道路速度の組み合わせに対し、低速段ではエンジンのrpmと燃料の消費量が増加します。

(99)四輪駆動状態の使用をできるだけ少なくする

四輪駆動状態における駆動機構の摩擦は、特にセンターデフがロックされ、かつ自動車が方向転換するとき、燃料の消費量を増やします。

(100)もし車外で品物を運搬しなければならない場合…

ルーフの上ではなく、自動車の後部で品物を運搬してください。長くて平べったい品物は、(十分な地上高を持つ)一部の自動車では自動車の下側で運搬することもできます。

この点は、より速く遠くに行こうとするとき、さらに重要になります。

(101)付属品はできるだけ少なくする

安全であるときあるいは支障のないときは、電気的付属品や機械的付属品(灯火類、霜取り装置、送風機、電熱シート、DVD装置/表示装置、加熱ミラーなど)の使用をできるだけ少なくしてください。

(102)蓄熱ヒーターを使う

電気蓄熱ヒーターでエンジンを予熱してください。エンジンは許容動作温度において最も効率的であり、蓄熱ヒーターはより早くその温度に達する手助けをします。小型エンジンを予熱するために必要な最大時間は約2時間です。

(103)自転車に乗るように運転する

意味するところは、賢くエネルギーを使おうと思っている場合は、このリストにある重要ないくつかのヒントについて意識すべきです。例えば:

  1. 転がり抵抗や機械抵抗を減らすためには、タイヤを適正に膨らませるとともに、機械的に良好な状態を維持してください。
  2. スマート・ブレーキング:停止位置まで惰性走行で距離を稼いでください
  3. 丘陵地では“負荷運転”をしてください(丘陵地で以前の定速走行速度を維持しようとして、エンジンの出力を上げるということはありませんね?)
  4. 速度を落としてください(サイクリストは、空気抵抗と高速走行における消費エネルギーの間の関係のバランスをうまくとっています)。

(104)トレーラーの牽引を避ける

トレーラーの牽引は、重量の増加、高い空気抵抗および3組目(あるいは4組目)のタイヤによる転がり抵抗の増加という三重苦をもたらします。

できれば、自動車で荷物を運搬します。

(105)ゆっくりしたテンポの音楽を聴く

テンポの速い音楽はドライバーを性急にさせ、スピードを出す可能性が高くなります。一方で、テンポの遅い音楽はリラックスさせるとともに、ストレスを減らし、より合理的なドライブ・スタイルを促す傾向があります。


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