文字どおり、パソコンを眠った状態(スリープ状態)にする機能です。設定した時間間隔内に操作がなければ、スリープ状態になります。
電源遮断時や電源投入時の消費電力は意外に多いので、電源の切断・投入を繰り返すよりも、節電の効果は高いと言われています。ハードディスクへの負荷も軽減されるので、故障の減少も期待されます。
外出時には電源を切るべきですが、昼食や短時間の会議では、電源を落とさないほうが、業務再開の時間も考えると効率的です。
この時間は1時間30分がめどであると言われています。
個人の場合は、おそらく設定の必要はないと思います。パソコンを使わないときは、外出しているはずです。
- [設定]→[コントロールパネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]
- [電源オプションのプロパティ]ダイアログが表示されるので、[電源設定タブ]を選ぶ。[システム休止状態]で時間を設定する。デフォルトでは[(なし)]に設定されている。
- [OK]をクリックする。
ちなみに[システムスタンバイ]と[システム休止状態]の違いですが、復帰するための状態をスタンバイではメモリ、休止状態ではハードディスクに保存します。
設定してもスリープ状態にならない場合があります。
無線LANや無線マウスを使っていると、定期的かつ自動的にパソコンとのやりとりが発生するので、常に稼働状態にあるとみなされてしまいます。
こうした場合は諦めたほうがよく、無理に設定すると、パソコンの動作が不安定になる恐れがあります。
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