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イノシシの話あれこれ

イノシシの話あれこれ

E型肝炎ウイルスに感染しないためには、豚のレバー等の内臓は、生食を避け、食べるときには、十分加熱して食べましょう。また、シカやイノシシなどの野生動物についても、生食を避け、同様に十分に加熱して食べましょう。

E型肝炎について

イノシシ、シカなどを食べるときには十分に加熱する

耕作放棄地が増えたことによって、つまり畑が自然の雑木林になることによって、近辺の島々でもイノシシが増えてきました。

農家にとっては全くの害獣になるわけですが、そのことによって、このイノシシについては、あれこれのエピソードがあり、面白いので書き出してみることにしました。

(2012年5月 金森国臣)(2014年7月 E型肝炎ウイルスの記事を追加)


エピソード的なことなど

エッセイ風にまとめればよいのですが、筆力がなく、順不同で箇条書きにしています。

瀬戸田のイノシシは美味しい

瀬戸田のイノシシは、肉が柔らかく美味しいと言うことだった。理由は、瀬戸田特産のレモンを食べているとかで、この話をすっかり信じ込んでいてしまったが、これはどうも違っていて、友人の話では、瀬戸田のイノシシはイノブタ系で、そのためだろうと言うことに落ち着いた。すっかり騙されてしまった。

イノシシは二度美味しい

瀬戸田(生口島)は小さな島だから、尾道市の猟友会全員が乗り込んで駆除してしまえば、一気に片づくと思うのだが、瀬戸田の猟友会が頑として反対し、拒んでいるらしい。(はっきりしたことは不明)

理由は単純で、一頭始末するごとに補助金が出ると同時に、イノシシ肉と言う副産物が付いてくることにあるらしい。

全頭駆除してしまうと、これらの楽しみがなくなるわけで、一定数のイノシシが、結果的にはこれで島内での生息が許されている。

行政権限でもって実行すればよいと考えるのは都会的な発想で、山林とはいえ私有地だから勝手に立ち入ることはできず、また何か事件があって猟友会の協力必要なこともあるから、無理押しはしないと言うこともある。

駆除したイノシシは、焼却するか、埋却するか、いずれかの方法で処分することが法律で決まっているそうだが、そこは田舎のことだから、いい加減にはなっている。

イノシシの肉は本当に美味しいのか

瀬戸田には、イノシシを解体する熟練の技を持つ人がいるらしい。この人が解体処理した肉は本当に美味しいそうで、まったく臭みがないと聞いたことがある。

イノシシ肉を地域資源として利用する話があちこちにあるようだが、販売する場合は、行政が認可した施設で処理する必要があり、当然のことだがハードルは高くなっている。

大島だったか、大三島だったか、解体処理施設を作る話があり、瀬戸田から技術指導に行ったということは新聞報道で知ったが、その後どうなったかは知らない。

イノシシは海を渡ってやってくる

江戸時代のことは分からないが、もともと近辺の島々にはイノシシは生息していなかったわけであり、どこから来たのか疑問であると言えば疑問であったが、これは結論が出ていて、どうも泳いで渡ってくるらしい。

岩子島の沖や布刈瀬戸を泳いでいる姿を何人も見ているから間違いはないと思う。

近頃はサルも出没するらしく、さすがにサルに海を泳ぎ切るチカラはないだろうから、イノシシの背中にでも乗って来たのではないかと議論したが、さすがにそれはないだろうとの結論になった。

これがもし鹿であり、白鹿であったなら、もう神話の世界に近くなってくるし、そういう話は多い。

岩子島にイノシシがいない理由

本土側からみると瀬戸田よりも岩子島の方が断然に近く、最初に上陸してもよさそうなものだが、何故か岩子島にイノシシは生息していないらしい。(いるかも知れないが)

岩子島はワケギの生産が盛んであり、日本一の出荷量を誇っているのだが、このワケギの臭いを嫌ってのことだと言う。ただ、真偽の程は明らかではない。

イノシシは何を食べて生きているのか

イノシシは雑食性だそうで、何でも食べてしまい、イモ畑は荒らされまくって、クズイモしか残らないらしい。

ミカンの場合は、枝にのしかかって上の方の実まで食べるから、枝がバリバリに折れてしまって、もうどうにもならなくなるそうだ。

驚いたことに、マムシが大好物だそうで、耕作放棄地の増加とともにマムシも増えているから、絶好の食料源になっているとのことで、このあたりは何ともうまく出来ていて、自然の摂理のようなことで、逆の意味で感心してしまった。


ツブヤキ

尾道市が提供している資料

野生鳥獣肉(ジビエ)の安全性に関する厚生労働省研究班の調査で、中国地方で捕獲されたイノシシの30〜42%にE型肝炎ウイルス(HEV)の感染歴があることが9日、分かった。九州地方は22%、関東地方は8%だった。研究班は「人への病原性は強く、生で食べるのは厳禁」としている。厚労省は10日に検討会の初会合を開き、ジビエの衛生管理の在り方について議論を始める。(2014年7月9日)

E型肝炎ウイルスへの感染防止のため、豚のレバー等の内臓は生食を避け、食べるときには十分加熱して食べる。また、シカやイノシシなどの野生動物についても、生食を避け、同様に十分に加熱して食べる。


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