瀬戸田(生口島)は小さな島だから、尾道市の猟友会全員が乗り込んで駆除してしまえば、一気に片づくと思うのだが、瀬戸田の猟友会が頑として反対し、拒んでいるらしい。(はっきりしたことは不明)
理由は単純で、一頭始末するごとに補助金が出ると同時に、イノシシ肉と言う副産物が付いてくることにあるらしい。
全頭駆除してしまうと、これらの楽しみがなくなるわけで、一定数のイノシシが、結果的にはこれで島内での生息が許されている。
行政権限でもって実行すればよいと考えるのは都会的な発想で、山林とはいえ私有地だから勝手に立ち入ることはできず、また何か事件があって猟友会の協力必要なこともあるから、無理押しはしないと言うこともある。
駆除したイノシシは、焼却するか、埋却するか、いずれかの方法で処分することが法律で決まっているそうだが、そこは田舎のことだから、いい加減にはなっている。
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