出来事 |
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※ プライバシーを考慮して、掲載している画像には軽くぼかしをいれています。ご了承ください。 |
■ 大洪水 2004年12月4日 | ||
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隊員総会が終わり、マニラに帰ろうとすると、台風27号(フィリピン名:Yoyong)の影響で飛行機がキャンセルになっていました。飛行機の予約を取り直し、1日遅れで任地へと向かいました。
マニラで見たテレビのニュースでは、ルソン島中部が大洪水にあっている模様。確かに飛行機上空から見ると、ヌエバエシハ州、ヌエバビスカヤ州、イサベラ州と、洪水のあった形跡が見られます。やがて飛行機はカガヤン河沿いに飛行し、トゥゲガラオ近辺まできました。カガヤン河が溢れ、川沿いの家が浸水しているのがわかりました。 あー、これは大変だなあ、なんて思っていたのもつかの間。トゥゲガラオ市街、自宅近辺上空を飛んでいるとき、恐ろしい光景が目に入りました。 辺り一面、湖!! トゥゲガラオ市街は、低地や川沿いにある家は軒並み浸水していました。バスターミナルも浸水し、バスは運休。そんな状態。
幸いにも、自宅はやや高台にあったため、浸水の被害は免れましたが、100m先はすでに辺り一面水が覆っていました。自宅の屋上から見ると巨大な湖が出来ているし、配属先から見る風景、普段は平原なのですが、海岸みたいになっていました。 トゥゲガラオは台風の被害はほとんど無かったようですが、カガヤン河上流のヌエバビスカヤ州、イサベラ州で大雨が降り、川をつたって下流のトゥゲガラオで氾濫したようです。また、増水により、2箇所のダムが放水を始めたことも原因のようです。 1週間後、水はだいたい引きましたが、市街では未だ断続的に停電が発生しているようです。テレビも映りません。 今回の洪水では農地がかなり被害にあっています。野菜の高騰は避けられませんね。。。 |
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