ワイヤーロック
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パソコン本体やディスプレイにも取り付け可能。マウス・テンキーなど周辺機器も同時にロックでき盗難防止に最適。簡単着脱・ダイヤル錠タイプ。セキュリティスロットを持つノートパソコン、デスクトップパソコンなど。 |
パソコンの盗難による情報流出を防ぐいちばん単純で確実な方法です。泥棒はちょっとした手間でも嫌うので、こうした工夫の積み重ねが万一の事故を防止します。オフィスにあるからといって安心するのは禁物です。
南京錠タイプはカギを紛失するおそれがあるので、ダイヤル錠タイプがお勧めです。暗号ではないので複雑な番号にする必要はありません。
▼SANWA SUPPLY SL-58
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コネクタ・ネジに取り付けるセキュリティ・キット
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ノート・デスクトップPCなどのコネクタネジに取り付けるセキュリティキット。 |
セキュリティ・スロットのないノート・パソコン、デスクトップ・パソコンなどをワイヤーでロックしたい場合の選択肢になります。「ワイヤーロック」で検索すると、用途に適したお望みの製品が見つかると思います。
パソコン用ではありませんが、DIY店に行けば、旅行用のワイヤーロックなど、何種類かあるので参考になるかと思います。
▼SANWA SUPPLY SL-43 ノートパソコンセキュリティ
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自動暗号化機能搭載USBメモリー
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EasyDisk Encryption3(ED-E3シリーズ)は、簡単操作で強固なパスワードロック「SUGate3」とAES256bitによる自動暗号化機能を搭載したセキュリティUSBメモリーです。 |
データの保護は内容を暗号化して保存し、なおかつオフィスの外へ持ち出さないことが基本です。しかし、なんらかの事情で外部記憶装置に保存する必要が生じたときには、選択肢のひとつになります。
暗号化してあるからと言って油断することなく、保存の必要性がなくなったらデータはすぐに削除することが望ましく、またパソコンに挿したままにしないようにします。作業が終了したら取り外し、カギのかかる場所で保管するようにします。
▼I-O DATA 自動暗号化機能搭載セキュリティUSBメモリー
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USB接続セキュリティ・キー
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パソコンのUSBポートを鍵穴に変えるPCロック機能で重要なデータなどを完全ガードします。USBキーが接続されているときだけ暗号化ファイルが見える暗号化ファイル自動非表示機能で、プライベート・データや機密書類などを隠すのに役立ち、ノート・パソコンなどの盗難の際にも安心です。Windowsへの自動ログオン、自動ログオフできます。合鍵作成機能付き。キャップ紛失を防止する可動式USBキャップ。 |
▼プリンストンテクノロジー USB接続Security Key
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RJ-45中継コネクタ
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イーサネット上のデータ通信をオン/オフできるボタンの付いたRJ-45中継コネクタ。席を離れるとき、外出するとき、パソコンを使用しないときなどにデータ通信をオフにすることで、データ流失、ウィルス感染、不正アクセスなどを防止することができる。 |
ネットワークからのデータや情報の漏洩を許さないためには、パソコンとネットワークを物理的に切断してしまうことが、もっとも確実です。手っ取り早くLANケーブルを抜いてしまうのが一番よいのですが、毎日のことなのでコネクタを傷めてしまいます。
ここまでやる必要があるのかと疑問に思われる方がいるかも知れませんが、セキュリティ対策として要求される場合があります。
▼ELECOM ネットワークセキュリティ
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個人情報シュレッダーはさみ
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大事な個人情報をしっかりカット! 見られたくない所だけ裁断できる、はさみタイプのシュレッダーです。 |
CD/DVDに記録されているデータをすべて破壊するわけではないので、機密と判断されるデータを含んでいる場合は適用しないほうが無難です。ただ個人レベルではこれで十分だと思います。大量に廃棄したり、完全に破壊したりするには専用のシュレッダーが必要です。
カッターで表面を傷つける方法もありますが、手を切ったりするので、やめたほうがよいでしょう。
▼個人情報シュレッダーはさみ
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手提げ金庫
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通常では印鑑や通帳などを収納するために買い求めるのですが、情報セキュリティという点で考えると書類の保管ということもあり得ます。
したがって、A4サイズの書類が入る大きさのものが望ましく、ロックの方式は可能であればダイヤル錠にします。さらにワイヤーロックなどで机の脚などに固定すれば、個人レベルでは申し分ないと思います。企業であれば、無論のこと耐火金庫にします。
▼Sentry セントリー ポータブル耐火保管庫
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「関係者以外立ち入り禁止」ボード
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関係者以外の立ち入りを禁止したい場合は、そのむねを明示します。秘密の情報がある場所を教えるようなものではないか、と思われるのは最もですが、表示しておくことで、部外者が「間違って入る」ことのないように注意を喚起します。
自作したい場合は、「立ち入り禁止 テンプレート」で検索すると、いろいろ見つかります。
▼JIS規格安全標識 関係者以外立入禁止
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「秘」のハンコ
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たとえば「社外秘」であれば、たんに書類へハンコを押しただけでは管理をしていることにはなりません。最小限でも「管理部門・管理番号・ページ数」の記載が必要です(フォーマットを作成しておく)。
これも「立ち入り禁止」と同様で、考え方としては、「社外秘」の表示を行うことによって、一般の書類との混在を避けたり、保管場所を区分したりします。社外秘のハンコだらけで、書類は机の上に散らばっているという状態は好ましいとは言えません。
▼シヤチハタ Xスタンパービジネス用 B型 社外秘 赤
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ハンマーと釘
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最初は冗談かと思いましたが、ハードディスクを安全に破壊するには、ハンマーで釘を打ち込んでしまうのが一番手っ取り早いとのことです。
実際にオリエント測器コンピュータからは、釘を打ち込んでハードディスクを物理的に破壊する装置が発売されています。
通常のフォーマット(論理フォーマット)ではFATが消されるだけで実ファイルは残っているため、物理フォーマットでなければ安全ではないのですが、これにはやたらに時間がかかってしまい、「証拠隠滅」には間に合いません。
註:デンソーの技術情報窃取事件については、結局のところ中国人技術者は不起訴になりました。ハードディスクが破壊されてしまっており、証拠がなかったことが原因だとされています。破壊に使ったのは「千枚通し」のようなものとされています。
パソコン3R推進センターでも、ハードディスクをカナヅチなどで叩いて物理的衝撃を与えることを推奨しています(データ消去について)。
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