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無料でできる英語の勉強

実際には無料でできることは限られているのですが、しかしインターネットによって、以前では考えられないほど豊富な英語学習の素材が入手できるようになりました。

ここでは中心を無料の音声ファイルの入手方法においています。というのは、ヒアリングの能力を高めるには、シャワーを浴びるように大量かつ継続的に英語を聞き続ける必要があるからです。

昔のことなので参考にはならないのですが、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の放送を録音したカセットテープを購入するには、かなりの金額を必要としました。ところがいまは、これは無料で提供されています。非常にくやしい思いをしたものとしては、これを利用しない手はないと思っています。

音声ファイルをダウンロードし、それを携帯プレーヤーに入れて持ち歩けば、どこでもヒアリング練習をすることができます。私はMP3の音声ファイル形式が好きなので、ここではMP3を中心に説明しています。もちろん他の形式でも問題はないと思います。

現在は以下のサイトをリストしています。

  • VOA News
  • English Mojo
  • English as a Second Language Podcast
  • NHK ONLINE
  • Science@NASA Podcast
  • CNN.com - Education
  • スペースアルクのVIP Interview
  • ベネッセの英語deキャリアアップ
  • American Rhetoric
  • Earth & Sky

#音声ファイルの入手先については順次追加します。あこぎな商売をしているところがあるようなので、不完全な状態ではありますが、緊急にアップロードすることにしました。

音声ファイルの入手先

VOA News

VOAのロゴ画像

Voice of Americaのポータルサイトです。この放送は英語を第2外国語としているリスナーを対象にしているため、話す速度も比較的ゆっくりとしています。また、使っている単語も平易であり、最初に取り組むには適していると思われます。

このサイトを探せば、いろいろなものが見つかると思いますが、みたところでは。以下の3箇所がたどりやすいようです。

(1) VOA English

ここでは、音声ファイルと一緒にトランスクリプト(テキスト)も提供されています。聴くだけでは分からない単語を文字で確かめることができます。

  1. 右側上部に[VOA English]というタブがあるので、それをクリックする。

  2. ヘッドライン(見出し)の一覧が表示されるが、そこにスピーカーの絵が付いているものは音声ファイル付きであることを示している。

  3. どれかを選んでクリックすると、該当するページが表示される。

  4. スピーカーの絵の付いた行が2つあるので紛らわしいが、[〜- Download ???k]と書いてあるほうをポイントし、右クリックして、[対象をファイルに]を選択すると、ダウンロードすることができる。「???k」は音声ファイルのサイズを示している。

このページで提供されている音声ファイルは、だいたい3分以内です。長さとしては物足りないのですが、ちょっとした時間に繰り返して聴く教材としては適していると思います。なんといっても、テキストが付いているのがよい点です。

(2)Webcasts

このページではVOAで放送した番組をそのまま提供しているようです。スクリプト(テキスト)はありませんが、30分程度のものもあり、通勤時間中に聞き流すには適当な教材だと思います。

  1. 下部のRADIOの欄に[Webcasts]があるので、それをクリックする。

  2. 言語選択のページが表示される。[▼]ボタンを押して[English]を選択し、[Select Language]ボタンを押す。

  3. ずらずらっとプログラム(番組)がリストされるので、何かを選び、そのプログラムの[MP3]をポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択すると、ダウンロードができる。

註:[対象をファイルに保存]は各ブラウザによって異なっています。ファイアフォックスでは[名前を付けてリンク先を保存]です。しかし、このページがそうなのですが、ファイアフォックスではうまくダウンロードできず、インターネットエクスプローラ(IE)では成功しました。うまくできない場合はブラウザを変えて試してみてください。

(3)Pocasts

準備中

English Mojo

語学学習を目的とした英語ニュースの読み上げサイトです。速度もゆっくりしており、またトランスクリプト(テキスト)も提供されているので、英語の学習にはうってつけです。ニュースの内容自体も面白いので、楽しみながらリスニングの練習をすすめることができると思います。

画像

操作は以下のように非常に簡単です。

  • [Listen Now]をクリックすると自動再生が行われる。
  • [Download Audio MP3]をポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択すると、音声ファイル(MP3)をダウンロードすることができる。
  • [ . . . read on >>]をクリックすると、全文が表示される。

このサイトは英語の学習サイトとして、かなりすぐれていると思うのですが、案外に知られていないようです。

English as a Second Language Podcast

英語を第2外国語として学習するための教材を提供しているサイトです。音声ファイルは無料ですが、テキスト等が掲載されている学習ガイド(Learning Guide)は有料(月10ドルを)です。

読み上げは、最初にゆっくり、次に普通の速度で読み上げるようになっているので、学習に適しています。

画像

 音声ファイル(MP3)を入手するには、[Download Podcast]をポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択します。

 音声ファイルのファイル名はすべて同じなので、名前は変更しておくとよいでしょう。その場合はタイトル名(例: ESL Podcast 276 -- The Stock Market)を使うと管理に便利です。

NHK ONLINE

NHKが外国向けに放送しているニュースを集めたサイトです。日本のニュースを中心に放送しているので、内容が理解しやすいのではないかと思います。

画像

Radio NewsのところにOn Demandの項目があり、そこのMP3アイコンをポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択すると、音声ファイルをダウンロードすることができます。(上記の図を参照)

このサイトではいろいろな番組のビデオもみることができます。あちこちをクリックして探索してみてください。ただし、いずれも再生時間が短いため、学習の素材としては物足りないかも知れません。

Science@NASA Podcast

NASA(米航空宇宙局)の広報を目的としたサイトです。音声ファイルとテキストが提供されています。科学に興味のある方に適した素材であるかも知れません。

NASAの画像

音声ファイル(MP3)は[Audio Podcast (.mp3 file)]をポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択すると、ダウンロードできます。

テキストは[Transcript (.htm file)]をクリックすると該当するページが表示されます。

CNN.com - Education

画像

CNNのニュースそのものなので初心者には難しい素材ですが、ビデオとテキストの両方が提供されています。

上記の画像は該当ページの一部ですが、左側のWATCHの部分をクリックするとビデオが再生されます。右側のLEARNの部分にある[Quick Guide and Transcript]をクリックするとテキストのページが表示されます。

音声ファイルが提供されているのかどうかは不明です。

スペースアルクのVIP Interview

語学学習や語学研修サービスでよく知られているアルク教育社が運営するサイトです。

日本在住の外国人ビジネスパーソンにインタビューした内容がビデオとテキスト(PDFファイル)で提供されています。

ヒアリングの練習にもなると同時に、彼らの思考方法をかいま見ることができるので、ビジネスに関するヒントが得られるかもしれません。

ベネッセの英語deキャリアアップ

英語deキャリアアップ

ベネッセコーポレーションと東京大学が共同開発した英語リスニング教材『英語deキャリアアップ』が、ポッドキャスティングで無料配信されています。

使い方は[ご利用方法]のタブをクリックすると、詳しい説明があります。

開発のいきさつについては、下記を参照してください。

ベネッセと東大、「IT業界のビジネス英語」を無料ポッドキャスト配信

American Rhetoric

米国演説集とも呼べるサイトであり、キング牧師やクリントン大統領などの演説を記録した音声ファイルがトランスクリプト(テキスト)と併せて提供されています。場合によっては、ビデオもあります。

各処をクリックすることによっていろいろなファイルを見つけることができると思いますが、例えばマルコムXの演説にたどりつくには:

  1. トップページにあるTop 100 Speechesという画像部分(上記)をクリックする。
    画像
  2. 表示されたページのTop 100 Speechesの欄にある[All Speeches by Rank]をクリックする。
  3. 表示されたページのSpeakerの欄でMalcolm Xをみつけ、Title/Textの欄にある["The Ballot or the Bullet"]をクリックする。すると、マルコムXの演説のページが表示される。

画像

音声ファイル(MP3形式)を入手するには、[Audio mp3 of Address]をポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択します。

テキストをその場で読みながら演説を聴きたい場合は、表示されているプレイヤーのプレイボタンを押します。

Earth & Sky

科学関係のニュースを配信しているサイトです。少し敷居の高い素材になりますが、専門分野に関するものなので、関心のある分野のニュースであれば、聞き取りの練習に使うことができるかもしれません。

Radio Showsにはトランスクリプト(テキスト)があるのですが、いかんせん音声ファイルの長さが約90秒と短すぎるので、テキストは提供されていませんが、Clear Voicesから音声ファイルを入手する方法を以下に説明します。

  1. [Clear Voices]タブをクリックする。
    画像
  2. [More Clear Voices]をクリックする。
    画像
  3. タイトルのリストが表示されるので、好きなタイトルを選んでクリックする。
    画像
  4. 音声ファイル(MP3形式)を入手するには、[Download]をポイントして、右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択する。
    画像

[Listen]をクリックすると自動的に再生されるので、確認してからダウンロードするのがよいかもしれません。

このサイトでは音声ファイル以外にもビデオなどが提供されているので、語学の学習を目的としない場合でも、いろいろに興味深いコンテンツを見つけることができると思います。

補足説明 携帯プレイヤーの選び方

携帯プレイヤーの選び方

あちこちのサイトから音声ファイルをダウンロードしたとしても、それを持ち歩いて通勤電車のなかなどで聴くにはプレイヤーが必要になります。

いざ購入するとなると、あの機能も欲しい、この機能も欲しいとなるのですが、そうなると高額の出費を余儀なくされます。

ただ語学学習に使うという目的に絞って考えてみると、そんなに多くの機能を必要としません。MP3ファイルを入れて、それを聞き流すという用途であれば、かなり安価なものでも用は足ります。

語学学習用の音声ファイルは音楽とは異なり、高音質を必要としませんので、大体は15分の長さでサイズは約7MBとあたりと検討を付けておいてよいと思います。つまり、10個のファイルで約70MBになるので、これだけの容量あれば十分だということになります。

いまのプレイヤーは高機能・大容量になっているので、語学学習に必要な大方の機能は備えていると思いますので、おそらくはどのプレイヤーでもよいはずです。

語学学習に特有の機能である、リピート機能やある区間を繰り返し再生する機能などは、すべての製品に統裁されているとはかぎりませんので、これらを必要とする場合は仕様を確かめたほうがよいと思います。(スピードコントロールよりもリピート機能のほうが重要。能力的にスピードを変える必要があるのであれば、読み上げ速度のゆっくりした音声ファイルをダウンロードするのがよい。音が変わるのは、あまり好ましくありません。)

講習を録音してあとで聴きたいので録音機能が必要であるとか、ラジオの語学講座を聴きたいのでラジオの受信機能が必要であるとか、そうあれこれとは思わないで、たんに英語を聞き流すためであると割り切ることが必要であると思います。

朝夕の通勤時間に英語のリスニングを半年間つづけると、ご自分でも、おやっと思うほどの効果が出てきます。そのためのツールであるとお考えください。

私はiRiverのファンなので、ここではiriver T50 1GB ブラック T50-1GB-BK をご紹介しますが、もちろんこれに限ることではありません(旧モデルもあるはずです)。「商品の説明」に詳しいくあるので説明は省きますが、ここを読むと他の製品を選ぶときの参考になると思いますので、ご一読をおすすめします。

検索して調べる際には、MP3プレイヤー、デジタルプレイヤーでも試してみてください。各社により、いろいろな呼称が使われているようです。

補足説明 英会話学習への取り組みかた

英会話学習への取り組みかた

英会話がおぼつかないのに英語の学習方法を云々するのは気が引けるのですが、経験から言えることは大体つぎのようなことです。

(1)思い立ったら学習を始める

語学の学習は若ければ若いほど吸収力がよいと言われています。できれば25才ぐらいまでには始めたほうがよいようです。しかし、ビジネスの必要から30才から始めなければならないかもしれません。

そう言った意味で言えば、思い立ったが吉日ということもあります。決心したら、迷うことなく何らかのアクションを起こすべきです。結婚して子供ができれば、学習環境はさらに厳しくなります。できるかぎり早く始めることをおすすめします。

(2)社内研修を利用する

大手の企業であれば、何らかの語学研修制度が用意されているはずです。手始めにはそれを利用するのがよいと思います。

人事部門にやる気を見せるということもありますし、学習せざるを得ない状況に自らを追い込むという面もあります。

自分の職場は英語とは無関係なのだが、しかし勉強はしたいと考えている場合には、躊躇することなく、また上司や同僚に遠慮することなく申し込むべきです。ダメもとの考えなのですが、しかし不思議に空きがあったりするものです。申し込みを受け付ける相手も人間です。しつこく申し込んでいれば、そのうちにチャンスは巡ってきます。

(3)自分でお金を払って学習する

サイトの主旨とは異なるのですが、これはもう人間の性(さが)としか言いようがなく、身銭を切ると、それを回収しようとして一所懸命になるものです。私もしつこく上司から言われたことがあり、そんなものなのかなぁと思っていましたが、実際に受講料を払ったら、そうなってしまいました。

補足説明 英会話教室の選びかた

英会話教室の選びかた

どこかの英会話教室に通おうと決めても、どこがよいのか判断しづらい面があると思います。そのときは、まず同僚など、周囲の人に尋ねてみるのがよいと思います。

できれば月謝制のところがよいのですが、これはいまでは珍しいかもしれません。ですが、いきなり数十万も請求するところは避けてください。お金にしか興味がないところは、だいたいにおいて何に付けいい加減なものです。

英語学習の初心者であれば、カリキュラムのしっかりしたところを選ぶべきです。しっかりしている、していないの判断は難しいと思いますが、フリーディスカッション(自由討議)を中心としているところは避けるべきです。成人の場合に限って言えば、語学は、ある程度は体系的に学習しないと身に付きません。

独自の教材を持っているところがベストなのですが、しかしこれも教材費として高額な請求をするのであれば、怪しいと思ってください。見かけはコピーした粗末なものであっても内容がすぐれているケースが多くあります。書籍でなければならないという必然性はありません。

教材が立派でも、教える人がペケであれば意味を成しません。なんでもネイティブが一番だと考えがちですが、できれば英語の教授法を学んだ人あるいは英語を学習した人を自分の教師に選ぶべきです。なぜかこれを指摘する人が少なく、私は不思議に思っています。

いくらネイティブであっても、自分で学習していなければ、こちらの質問に対して適確に答えることができません。日本人であっても日本語の教師が務まるとは限らないことと同じです。例えば、「あれ」「これ」「それ」の使い分けをすぐに教えることのできる日本人は少数です。

社内の自主研修プログラムでのことでしたが、教師は横田基地に勤務する米軍人の奥さんでした。もちろんネイティブなのでペラペラとはしゃべるのですが、質問をすると「そういう風に言うのだ」というだけなのでさっぱりだったことを思い出します。

流ちょうに話せる人であれば、教師はスペイン人であっても、オランダ人であってもかまわないと思います。

私の先生はなんとベトナム人でした。日本に留学中にベトナムの政治体制が変わり、帰国できずにやむなく日本に滞在していた方でした。当時にベトナムから日本に留学するぐらいですから、上流階級の出身であり、本人も言っていたのですが、どちらかと言えば英語よりもフランス語のほうが得意という知識人でした。

非常に困難な状況のなかで、語学力を一種の武器として用い、生き抜いているだけに、英語以外にも学ぶ点が多くありました。彼がよく言っていたことがあります。どこか不慣れな外国でトラブルに巻き込まれたときにどうするんだと。「タスケテ!」と叫んでも通じないが、「ヘルプ!」と言えば分かってもらえる可能性は高くなるぞと。

趣味ではなく、実務のために学ぼうとするのであれば、言わんとするところはご理解いただけるかと思います。

関連情報

準備中

(2007年6月 金森国臣)



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