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IME辞書

IME辞書(軍事用語)

MS-IMEの作成手順

ATOK17の作成手順

ATOK辞書の作成手順

MS-IME辞書の作成手順

Microsoft IME 2003を対象としており、内容が古くなっています。


このページでは、提供する軍事用語辞書(IME辞書)をMicrosoft IME辞書として利用する手順について説明しています。説明の内容は、Microsoft IME 2003をお使いになることを前提としています。他のMS-IMEをお使いになる場合は、それぞれのヘルプ等を参照してください。

(金森国臣)


作成手順の概要

MS-IME辞書には大きくシステム辞書とユーザー辞書の2種類があります。そのため、軍事用語辞書の使い方は次の3つに別れます。

  • 既存のユーザー辞書に軍事用語辞書をマージ(併合)して使う
  • 新しいユーザー辞書を作成して使う
  • 新しいオリジナルのシステム辞書を作成して使う

いずれを選択するのがベストであるかは、個々人の入力方法によりますが、既存のユーザー辞書にマージする場合は、ユーザー辞書の内容が変更されること。また、新規にユーザー辞書を作成して使用する場合は、ユーザー辞書の選択作業(切り替え作業)が必要になってきます。

オリジナルのシステム辞書を作成すると、それを一種の専門用語辞書(この場合は軍事用語辞書)として扱うことができるようになります。つまりシステム辞書にすると、登録した単語の削除/変更ができなくなるので安心して入力できるようになったり、また他の人に配布することで同じような入力環境を提供きるようになったりします。

このようなメリットがありますので、ここではシステム辞書を作成する手順を中心に説明を進めたいと思います。


システム辞書の作成手順

軍事用語辞書を登録したシステム辞書は、次の流れで作成します。

  1. 軍事用語辞書を解凍する
  2. 軍事用語辞書をユーザー辞書に登録する
  3. システム辞書(軍事用語の専門辞書)を作成する
  4. システム辞書として登録する

軍事用語辞書を解凍する

軍事用語辞書は圧縮ファイル(kuji_ime.lzh)で提供しています。圧縮ファイルを解凍すると、テキスト形式のファイル(kuji_ime.txt)が得られます。それを適当なフォルダに入れてください。解凍方法については各解凍ソフトの説明にしたがってください。

軍事用語辞書をユーザー辞書に登録する

新しいユーザー辞書ファイルを作成し、そこに軍事用語辞書を一括して登録します。

  1. IMEツールバーの IMEちー留バーの図 (ツール) をクリックし、[プロパティ] をクリックします。

    IMEツールバーの図 (IMEツールバー)

    [Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

    Microsoft IMEスタンダードのプロパティのダイアログボックスの図

  2. [辞書/学習]タブをクリックします。
  3. 辞書ツールの図(辞書ツール)をクリックします。

    [Microsoft IME辞書ツール]ダイアログボックスが表示されます。

    Microsoft IME辞書ツールのダイアログボックスの図

  4. 表示された[Microsoft IME辞書ツール]ダイアログボックスで、[ファイル]メニューの[新規作成]を選択します。

  5. [新規作成]ダイアログボックスが表示されます。

  6. [ファイル名]ボックスに、ユーザー辞書のファイル名を入力します。

    デフォルトでは[ファイル名]ボックスに[user1]が入力されていますので、そのままこれをユーザー辞書のファイル名として使います。もちろん他のファイル名を入力してもかまいません。
  7. [開く]をクリックします。

  8. [Microsoft IME辞書ツール]ダイアログボックスの[辞書名]が[... user1.dic]になっていることを確認します。

    もしなっていない場合は、[Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログボックスの[参照]をクリックし、表示された[ユーザー辞書の設定]ダイアログボックスで[user1]を選択して、[OK]をクリックします。

    ちなみに私の場合、辞書名ボックスの表示はC:\Documents and Settings\Kanemori\Application Data\Microsoft\IMJP9_0\user1.dicになります。

  9. [ツール] メニューの [テキストファイルからの登録] をクリックします。

  10. [テキストファイルからの登録]ダイアログボックスの[ファイルの種類]ボックスで[テキストの自動認識(*.txt)] を選択します。

    テキストファイルからの登録のダイアログボックスの図

  11. 軍事用語辞書のテキストファイル(kuji_ime.txt)を選択し、[開く] をクリックします。ユーザー辞書への一括登録が開始されます。

    登録に失敗するようであれば、[テキストファイルからの登録]ダイアログボックスの[ファイルの種類]ボックスで[ATOK形式テキスト(*.txt)]を選択し、再度実行してみてください。

    私の場合、原因は不明ですが、逆に[ATOK形式テキスト(*.txt)]を選択すると登録に失敗しました。

    成功すると約6000語が登録されます。残りの約500語は登録が重複しているとのことで、エラーとして除外されてしまうようです。

  12. 次の作業のため、各ダイアログボックスは閉じずに、そのまま開いた状態にしておきます。

新しいシステム辞書ファイルを作成する

新しいシステム辞書ファイルを作成します。ただし、作成するというよりも、ユーザー辞書をシステム辞書に変換するといったほうが適切かもしれません。[Microsoft IME辞書ツール]ダイアログボックスに表示されているユーザー辞書の内容が、システム辞書として反映されます。

  1. [Microsoft IME辞書ツール]ダイアログボックスで、[ツール]メニューの[システム辞書の作成]をクリックします。

    [システム辞書の作成]ダイアログボックスが表示されます。

    システム辞書の作成のダイアログボックスの図

  2. [ファイル名]ボックスに、システム辞書のファイル名を入力します。

    デフォルトでは[ファイル名]ボックスに[sys1]が入力されていますので、そのままこれをシステム辞書のファイル名として使います。もちろん他のファイル名を入力してもかまいません。

  3. [開く]をクリックします。確認のダイアログボックスが表示されます。

    [全般]タブの[辞書名]ボックスには、デフォルトで[Microsoft IME システム辞書]と入力されています。これを例えば[Microsoft IME 軍事用語辞書]に変更します。

    辞書名ボックスの図

  4. [OK]をクリックします。

    システム辞書の作成が開始されます。

システム辞書として登録する

作成した新しいシステム辞書を使うには、システム辞書として登録する必要があります。

  1. [Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログボックスで、[辞書/学習]タブをクリックし、[追加] をクリックします。

    [システム辞書の追加]ダイアログボックスが表示されます。

    システム辞書の追加のダイアログボックスの図

  2. [ファイル名]ボックスに、作成したシステム辞書のファイル名を入力します。

    新しく作成したシステム辞書は、ユーザー辞書と同じフォルダ内に作成されますので、そのフォルダに移動し、選択する必要があります。

    私の場合は、C:\Documents and Settings\Kanemori\Application Data\Microsoft\IMJP9_0\sys1.dicということになります。

    そして、ここで問題となったのは、\Application Dataが隠しフォルダであったため、探してもシステム辞書が見つからなかった(表示されなかった)ことです。表示できるようにするには、エクスプローラで、[ツール]メニューの[フォルダオプション]をクリックし、[表示]タブをクリックし、[すべてのファイルとフォルダを表示する] をチェックします。この手順を終了した後は、[隠しファイルおよび隠しフォルダは表示しない] をチェックし、もとに戻しておきます。

  3. [開く] をクリックします。

    [システム辞書]ボックスに、選択したシステム辞書名(Microsoft IME 軍事用語辞書)が表示されます。

  4. システム辞書の左側にあるチェックボックスをクリックします。
  5. [OK]をクリックします。

    これで軍事用語のシステム辞書が使えるようになります。使用しない場合は、チェックをはずし、[OK]をクリックします。

注意:ユーザー辞書はuser1.dicではなく、既存のユーザー辞書に戻しておきます。
  1. [Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログボックスの[参照]をクリックします。

  2. 表示された[ユーザー辞書の設定]ダイアログボックスで、もとの辞書名を選択し、[OK]をクリックします。

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