潟東ゆう学館 (新潟市西蒲区) C  (非天然、浴室C、設備C、眺めB)

新潟市西蒲区三方10番地  TEL:0256-86-2311 営業時間:9:00-21:30(浴室は19:00まで) 定休日:月曜日、12/29-1/3
泉質:非天然、循環
タオル:なし サウナ:あり 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:なし
http://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/shisetsu/manabi/shiminkaikan/katahigashiyu.html

場所:国道8号線白根市から、国道460号線を北陸道巻潟東IC方面に向けて進む。途中案内板に従って右折し、しばらく進んだ先にある。巻潟東ICからだと、国道460号線を白根方面に進み、茨島交差点で左折して進む。潟東体育館、デイサービスセンター、樋口記念美術館、歴史民俗資料館等が立ち並んだ中に「潟東ゆう学館」がある。ここは旧潟東村が、幼児から高齢者までが「集い」「学び」「憩う」ことを目的に建設し、平成13年にオープンした複合施設である。建物は2つの棟からなり、右半分は図書館や視聴覚室をメインとする学び棟(生涯学習施設)であり、左半分は浴室や大広間、機能訓練室などがあり、老人憩いの家とデイホームの機能を持った福祉棟である。建物の後方は広大な新潟平野、その先に弥彦・角田の山並みを臨む。2つの棟からなる建物は、ちょうど弥彦・角田の山並みを模している。建物の前の広場には、「ひょっこりひょうたん島」のような小山が作られていて、山頂には砦(展望台)がある。この小山は三方山と命名され、標高14.73m。新潟平野のど真ん中の潟東にあっては、何と旧潟東村では一番高い山であった。国土地理院にも登録され、日本の低い山ベスト5に入るそうな。

料金:玄関右手に受付があるので料金を支払う。市内60歳以上100円、市内60歳未満300円、市外500円、タオルなし。市内の60歳以上には、1ヶ月500円、6ヶ月3000円、1年5000円という格安の定期利用券が販売されている。

浴室:奥の浴室には、ジェットつきの大浴槽とジャグジー付きの寝湯、サウナ、水風呂がある。以前利用した手前の浴室にはサウナはなかった。浴槽には大きな手摺りがあって入りやすい。今回は景色は見えなかったが、以前利用したときは、大きなガラス窓の外には水田が広がり、その先に弥彦山・角田山の山並みが見えた。典型的な新潟平野の景色であるが、これはこれで心和ませる雄大な景色である。洗い場は仕切りつきでボディソープ、シャンプー類完備。脱衣場の洗面台にはドライヤーが備えてある。脱衣棚・脱衣籠のほか鍵付貴重品入れ(コイン返却式)がある。
 
泉質:湯は天然温泉ではなく、カルキ臭が漂う。しかし、ゆったりと入浴できる。

コメント:休憩用の広間、貸し切り個室や研修室などがある。基本は「老人憩いの家」であり、日帰り温泉としての歓楽的要素はない。しかし、立派な図書館が併設され、児童書コーナーやインターネット接続可能なパソコンコーナーなども充実しており、隠れた穴場である。観光施設ではなく、福祉施設であるので、対外的には宣伝していないようであるが、楽しめる施設である。
 
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(No.285 2003/2/22、2005/3/21合併により住所・料金・名称変更、2013/6/15料金訂正、2013/6/22改訂)

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