 場所：村杉温泉の中央、共同浴場の裏、薬師堂（薬師の湯）左横に、2006年12月10日、足湯ができた。
料金：足湯・飲泉ともに100円。当初は無料であったが、その後維持・管理のための協力金として、石の料金箱の穴に入れるようになった。
 浴室：屋根付きの足湯である。コの字型に浴槽があり、場所によりジェット、ジャグジー、丸石の部分があり、感触の違いを楽しめる。浴槽は深めで、膝上まで浸かる。注がれた湯はオーバーフローされ、掛け流されているようだ。テーブルが設置してあるのは便利。コの字型の浴槽の中央は四角い穴になっていて、湧出した源泉を見ることができる。その横には手押しポンプがあり、源泉を汲み上げて飲泉できる。「村杉」だけあって椅子やテーブル、屋根、塀などすべてに杉材が使用されており、気持ち良い。
泉質：共同浴場と同じ源泉であろう。足湯のお湯は飲むことはできなかったが、無色透明無臭である。2008年3月に設置された飲泉用のポンプの横には、飲泉用の分析表が掲示してある。湧出したての非加熱の生の源泉を味わえるのはすばらしい。
コメント：村杉温泉に新しい名物ができて喜ばしい。テーブルがあったりジャグジーがあったりと足湯としての設備はすぐれている。行楽のついでに立ち寄るには好都合。もともとが静かな温泉街であるので、混み合わなければゆったりしたひとときを過ごせそうである。
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（No.410 2006/12/16、2010/1/10URL追記、2012/5/19改訂、2019/4/20URL訂正） |
