場所:奥只見シルバーラインで銀山平に進む。トンネルを出て左が湖方面であるが、右折して森林公園方面に進む。やがて三角屋根のコテージ群現れ、整然と立ち並ぶ姿は壮観である。みんな同じような建物ばかりで、どこが温泉か一瞬とまどうが、道路の左手に白銀の湯(しろがねのゆ)がある。 料金:大人650円、小人350円、タオルなし。タオルセット350円。券売機で入浴券を買って受付する。 浴室:2階に浴室があり、ちょうど玄関の上が露天風呂に当たる。浴室は明るく開放的であり、清潔感満点である。大きな檜の木枠の大浴槽に透明な湯がなみなみとたたえられ、一見大量に掛け流しされている様は、感動的ですらある。外には露天風呂が2つあり、加熱循環の浴槽と非加熱掛け流しの浴槽とがある。周囲の山々の景観が雄大であり、気分爽快になる。洗い場にはボディソープ、シャンプーあり。湯桶、椅子は木製で趣深い。脱衣場には鍵付きロッカーあり。 泉質:源泉名は銀山平。源泉温度47.6℃、PH8.54のアルカリ性単純泉。ガス性除く成分総計は169mg/kgと成分的には特記すべきものはない。湯は無色透明無味無臭。全く癖のない湯である。大浴槽の湯は大量にオーバーフローされており、贅沢気分であるが、完全掛け流しではなく、加熱循環されているようだ。露天風呂の一方は明らかに加熱循環であるが、もう一方は完全掛け流しで、湯温も低いので非加熱の源泉そのものと思われる。 コメント:館内は木の香漂い、木の床、木の壁が心地よい。1階に休憩用の広間があるが、食堂はない。外に出て食事して再入館可能である。周囲の山々の景色は雄大であり、大自然を味わうことができる。ここに来るまで長いトンネルを抜ける必要があり、世間のしがらみを一瞬でも忘れ、気分転換を図るに好都合である。ぬるめの掛け流し露天風呂は、ストレスいっぱいの、心の疲れた人にお勧めできる。丸太沢のプレハブはどうなったのかと主人に尋ねたら、閉鎖されたとのこと。残念である。どうなったか見に向かったが、積雪があって道路は未だ通行止めであった。 (No.248 2002/4/29、2007/5/28追記、2007/6/22電話番号訂正、2021/4/4料金訂正) |
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