場所:国道352号線を大湯温泉を越え、枝折峠・銀山平方面に向けて進む。山道になる手前に案内板が出ているので右折し、1kmほど細道を進むと駒の湯温泉がある。ここには電気の通わぬランプの宿として有名な駒の湯山荘があるが、その隣にあるのが日帰り客用の駒の湯休憩舎である。 料金:大人500円、小人250円、タオルなし。休憩舎には受付などはないので、隣の駒の湯山荘のフロントで料金を支払ってから休憩舎に入館する。 浴室:石造りで重厚な大浴槽があり、中央から勢いよく源泉が噴き上げており、豪快な掛け流しである。これだけ湯量豊富なのも珍しい。隣に小さな加熱浴槽がある。窓からの木々の緑は美しいが、景色がいいわけではない。洗い場にボディソープ・シャンプー類はある。脱衣場の灯りはやはりランプである。 泉質:源泉名は駒の湯温泉。泉質はアルカリ性単純温泉。源泉温度32.6℃。PH8.6、ガス性除く成分総計は150.5mg/kgと薄い。ラジウム泉という話も聞いたが、成分表にはそういう記載はなかった。湧出量は毎分1030L(自噴)と豊富。湯は無色透明無味無臭。炭酸ガスを含むためか肌に気泡が付く。脱衣場に掲示してあったが、源泉と加熱浴槽とを交互にゆっくり入るのがいいとのこと。源泉はぬる湯で有名な栃尾又温泉よりさらにぬるいが、長く入っていると意外に温まりが良い。 コメント:2階に休憩場所が用意されており、くつろぐことができる。隣の駒の湯山荘には、佐梨川沿いの露天風呂をはじめ、各種浴槽が用意されているが、宿泊客専用であり、できれば宿泊してゆっくりくつろぎたいところである。緑の中、ぬる湯にゆっくり浸かってストレスで疲れた心身を休めましょう。豪快な噴泉塔、湯量豊富な掛け流しの醍醐味も大きな魅力。心の疲れた人には特にお勧めである。 (No.221 2001/8/25、2011/12/14住所・URL訂正) |
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