刈羽村宿泊交流センター ピーチビレッジ (刈羽村) B (泉質非天然、浴室B、設備B、眺めB)
刈羽郡刈羽村大字刈羽4286番地2 TEL:0257-31-8600 営業時間:10:00-22:00、年中無休(法定点検日を除く)
泉質:非天然、人工炭酸泉あり
タオル:別 サウナ:あり(ミストサウナ) 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.tourinbo.com/ |
場所:東京電力柏崎刈羽原子力発電所のすぐ前の高台に、2012年10月1日、「ぴあパーク・とおりんぼ」という複合施設がオープンした。「農業生産」「加工物販」「飲食」「集客」の4つをコンセプトとした刈羽村の新しい観光・産業を生み出す施設とのことであり、JFA公認の人工芝サッカー場(2面、夜間照明付)や宿泊施設、スイーツガーデン、新潟大学の研究施設、園芸施設などがある。このうち宿泊施設は「刈羽村宿泊交流センター・ピーチビレッジ」といい、人工炭酸泉や露天風呂を備えた温浴施設「桃の湯」があって、日帰り入浴可能である。
料金:大人600円、小人400円、3歳以下無料、タオルセット200円。玄関を入るとすぐ右に受付があり、その前に券売機があるので、入浴券を購入して受付する。(2022/6/1料金改定)
浴室:右手の通路の先に浴室がある。浴室前に下足棚(鍵付き・鍵なし)が多数あり、好きなものを選んで使用する。右奥に男女の浴室がある。脱衣場にはコイン返却式のロッカーが多数あり、好きなものを使用する。洗面台にはドライヤーがあり、小型の清涼飲料の自販機もある。
浴室に入ると、洗い場(左右3か所ずつ、計6か所)があり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープがある。シャワーヘッドにはON/OFFのボタンがあって使い良い。洗い場の向かいにはミストサウナがあり、薄暗い雰囲気が落ち着きを生んでいる。ほかに小さな掛け湯浴槽、奥まった所にシャワーブースがひとつある。
内湯には大小2つの浴槽があり、白湯の大浴槽はジェット付き。もう一つは人工炭酸泉で、アワアワ・シュワシュワの、まさにサイダーのような風呂である。温度は38℃程度の低めに設定されていて、ゆっくりと浸かることができる。
外には露天風呂がある。マイナスイオンのミクロの気泡に包まれる「ホワイトイオンバス」ということで、白濁した湯は気持ち良い。寺泊の「きんぱちの湯」にも同じような浴槽があったかと思う。露天風呂からの景色は、絶景というほどではないが、刈羽村の市街や、田園風景、遠くの山並みが一望されてすがすがしい。
泉質:天然温泉ではないが、人工炭酸泉にホワイトイオンバスと、工夫が凝らされていて、満足感は感じられる。
コメント:浴室横に畳敷きの小さな大広間があり、休憩できるようになっている。部屋の大きさに不釣合いな大型テレビがある。テラスもあって、涼むこともできる。景色は良く、人工芝がきれいなサッカー場も見渡すことができる。館内にはレストランがあり、食事が可能である。国道からすぐの分かりやすい場所にあり、通りすがりに便利である。人工炭酸泉や露天風呂など、それなりの魅力はあり、天然温泉にこだわらない人にはお勧めできる。
(No.481 2012/10/2、2022/6/1料金改定)
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