大野鉱泉 大野館 (長岡市・旧栃尾市) C  (泉質C、浴室C、設備C、眺めC) 閉館

長岡市大野町 TEL:0258-52-2512 営業時間:要確認  定休日:問い合わせ
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉、15℃、循環
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:なし 食堂:なし

場所:長岡から国道351号線で栃尾に向かう。新榎木トンネルを抜け、栃尾市街に入るすぐ手前にある。看板があるので何とか分かるだろう。

料金:入浴のみは400円。タオルは200円で販売している。(料金が500円に値上げされたとの情報をいただきましたのでご注意下さい。)

浴室:玄関左手に浴室がある。岩で囲んだような長方形の大浴槽のみ。ジェット付き。洗い場の蛇口は4ヶ所。そのうちシャワー付きは2ヶ所のみ。ボディソープ、シャンプー、リンスあり。窓からは玄関前の広場が見えるだけで、景色はよくない。赤いタイル壁が印象的な浴室である。

泉質:源泉名は大野鉱泉。源泉温度15.0℃、湧出量3.8L/分、PH8.1のナトリウム-炭酸水素塩泉。主な成分は、Naイオン278.3mg/kg、炭酸水素イオン701.9mg/kg、塩素イオン54.7mg/kg、メタ珪酸51.5mg/kgなど、ガス性除く成分総計は1112mg/kg。実際の湯は、無色透明無臭、ごくわずかの塩味があるがほとんど無味。ジェット付き浴槽で判然としないが、体に泡がたくさん付着する。成分的には遊離炭酸を9.4mg/kg含むのだが、加熱しているので失われているはず。でも、他の施設のジェット付き浴槽ではこれほど泡は付かないので、湯は新鮮なのだろう。

コメント:栃尾は長尾景虎(後の上杉謙信)の居城のあったところで、将兵の傷を癒した湯というのがこの温泉の始まりという。そのため謙信の湯と称している。泉質的には柔らかな優しい湯であり、インパクトはないが、午前中に訪れたためか新鮮な湯に入ることができて心地よかった。長岡からもすぐであり、通りすがりの利用も良い。

(No.237 2001/12/1、2007/4/28追記)

*2008年11月24日をもって閉館しました。

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