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料金：入浴は大人420円、小人210円、タオルなし。入浴料が450円に値上げされているとの情報をいただきました。（2008/4/28）
泉質：源泉温度は不明であるが、冷鉱泉を沸かしたもの。脱衣場に効能書きが掲示してあるが、不十分で分かりにくい。Caイオン17.86mg/kg、塩素イオン716.0mg/kg、ニドロ炭酸イオン（炭酸水素イオンのことか）811.3mg/kgなど記載あるが、主成分と思われるNaイオンが抜けている。蒸発残留物合計は3920mg/kgとあるので、結構成分豊富のようだ。炭酸水素イオンを多く含む食塩泉（ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉？）というところかな。飲泉・吸入の効能も掲示してある。浴槽には、岩の間から加熱した湯が注がれているが、かなり熱い。非加熱の源泉の蛇口があるので、源泉でうめて温度調整した。実際の湯は、黄褐色で混濁、無臭だが程良い塩味がする。肌のツルツル感は特筆できる。源泉100％掛け流しで貸し切り状態の入浴は最高であった。
（No.247 2002/4/20、2008/4/28追記、2022/7/30追記） |
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場所：長岡から国道351号線で栃尾に向う。新榎木トンネルを抜け栃尾市街に入り、山古志、杜々の森方面への県道を進む。大野館を過ぎ少し進むと、左手の畑の中に大きな木に囲まれるように、ぽつんと１軒宿がある。外観はひなびた農家そのもの。玄関先に犬がいて、迎えてくれる。
浴室：館内右手奥に浴室がある。大小２つあり男女別になる。大きい浴室は岩を積み上げた扇形の趣あるもの。洗い場は１つのみ。ボディソープ、シャンプーは置いてあった。脱衣場には棚などはなく、脱衣籠があるのみ。洗面台もない。浴室の窓は開けられず、景色は見えない。
コメント：以前訪問したとき、湯を沸かしていないとのことで入浴できなかった。今回はあらかじめ電話連絡したが、小さい浴室の方は沸かしてあるが、大きい浴室はまだとの返事。少し待ってくれれば・・、とのことなので、栃尾市内を散策。名物の「あぶらげ」を食べた。揚げたての「あぶらげ」にネギと醤油をかけて食べると実に美味しい。これはお勧めできます。さて、長生館に着くと、主人が出迎えてくれる。ちょうど浴槽に湯がたっぷり。熱いのでうめて良くかき混ぜて入ってくれとのこと。湯は確かに熱く、蛇口をひねって非加熱源泉をドバドバ注いで温度調整。源泉を源泉でうめるって何となく贅沢気分である。帰りにここのお祖母ちゃんと世間話して、満足感たっぷりで帰った。玄関先につながれた犬も見送ってくれた。大型施設では決して味わえない、生の温泉の魅力、ひなびた鉱泉宿の味わいを堪能しましょう。