福間洸太朗 ピアノ・リサイタル
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2024年10月9日(水)19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
ピアノ:福間洸太朗
 
ショパン:
前奏曲 嬰ハ短調 op.45
練習曲op.10より 第3番 ホ長調「別れの曲」
練習曲op.10より 第12番 ハ短調「革命」
ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53「英雄」
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35「葬送」

(休憩15分)

ラフマニノフ:
前奏曲 嬰ハ短調 op.3-2「鐘」
楽興の時 op.16より 第3番 ロ短調
楽興の時 op.16より 第4番 ホ短調
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36(1931年版)

(アンコール)
J.S.バッハ(ケンプ編):シチリアーノ
J.S.バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
スメタナ:「夢」より 第1番

 
 今日は、福間洸太朗さんのピアノ・リサイタルです。福間さんは、全国10都市でデビュー20周年記念リサイタル・ツアーを行っていて、新潟でのリサイタルは、この一環として開催されます。

 福間さんは、女性を中心に多くのファンを持っている人気ピアニストであり、CDもたくさん出されておられます。私も柏崎市文化会館アルフォーレで録音されたCDを持っています。
 しかし、生の演奏は、2022年5月の東京交響楽団第125回新潟定期演奏会(指揮:太田弦)でのグリーグのピアノ協奏曲しか聴いたことがなく、単独の演奏は聴いたことがありません。
 柏崎市ではリサイタルを何度も開催されていますが、新潟市では開催されず、今回のりゅーとぴあ主催のリサイタルは待ちに待ったという感じです。

 しかしながら、平日の開催ですので、行けるかどうかわからず、どうしようかと迷っていたのですが、9月23日開催の「アリス・紗良=オット ピアノリサイタル」との安価なセット券の販売がありましたので、後先考えずに、このお得なセット券を購入して、リサイタルの開催を楽しみに待っていました。

 さて、今回のプログラムは、前半がショパンで、後半がラフマニノフです。それぞれ最初に前奏曲、メインにソナタ第2番を演奏するというのが注目されます。演奏される前奏曲とソナタは、ショパンとラフマニノフのそれぞれで調性が同じであり、前奏曲は嬰ハ短調、ソナタは変ロ長調です。なかなか練られたプログラムということが伺われます。

 プレトークも行われるとのことでしたので、仕事を早めに切り上げて、大急ぎでりゅーとぴあに向かいました。駐車場に車をとめて、りゅーとぴあに入館しますと、すでに開場されており、たくさんの女性客で賑わっており、県外からのファンも多数来られているようでした。
 プレトークが始まりますので、大急ぎで入場し、席に着きました。

 となるはずでしたが、平日開催のコンサートは、やはり厳しいものがあり、予想通りに行くことはできませんでした。
 正確に言うなら、無理すれば後半だけでも聴けたのですが、疲労もたまっていましたし、次の日の夜も仕事が入っていましたので、潔く断念することにしました。
 まあ、勢いにまかせてセット券を買った報いですね。よくあること(今年5公演目)ですので、めげません。またの機会を楽しみにしたいと思います。

 行かれた方からの情報によりますと、素晴らしい演奏で、ホールは盛り上がり、サイン会もあって、大行列だったそうです。盛会だったようで、何よりでした。

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(客席:2階C5-3、S席:セット券、:\2600)