シンフォニア アンサンブル ニイガタ 第17回定期演奏会
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2018年1月21日(日) 14:00  新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール
 
 
第1部
佐藤邦宏:マーチ「春の道を歩こう」
Ed Huckeby:Oxford Pointe
Jim Andy Caudill:FOLKLORE FOR BAND

(休憩15分)

第2部
北川悠仁・佐藤和哉/金山 徹・編:雨のち晴レルヤ
馬飼野康ニ/本澤なおゆき・編:勇気100%
三木たかし/山下国俊・編:アンパンマンのマーチ
杉本竜一/船本孝宏・編:ビリーブ
原 譲二/小島里美・編:北の大地 Singers' Selection より 「まつり」

(アンコール)
歓喜の歌
ネバーエンディングストーリー
 

 新潟市は8年ぶりの大雪の混乱から漸く都市機能が回復しましたが、また寒波が来るそうで、今日も雷が鳴ったり、霰が降ったりと、生憎の日曜日になりました。
 家で大人しくしていようかとも思ったのですが、昨日は行くはずだった新潟ジャズストリートに行けませんでしたので、今日は出かけることにしました。

 今日もいろいろと催しがありますが、新潟の音楽ブロガーの皆さんは、おそらくユーフォルビアの方に行くでしょうから、私はあえてこのコンサートを選びました。2016年の定期演奏会を聴いて大変感動した覚えがあり、また聴いてみようかと思った次第です。
 新潟市内には数多くの吹奏楽団体がありますが、この団体は1998年に創立され、“ジャンルにとらわれない楽しい吹奏楽”をキャッチフレーズに独自の活動をされています。指揮者なしというのが一番の特徴でしょうか。

 ゆっくり昼食をとり、氷雨降るなかバイパスを快適に走り、20分ほどであっという間に到着。家から信号4つで来れますので、時間的には便利なホールです。

 開場時間までの間、図書館で時間をつぶし、開場とともに入場しました。客の入りとしましては、悪天候を考えますと、それなりの入りでしょうか。

 りゅーとぴあでお馴染みの開演のチャイムが鳴って団員が入場し、最後にコンマス(サックス)が入場。指揮者なしですので、コンマスの手の合図で演奏が始まりました。

 はじめから良いアンサンブルに感心しました。指揮者なしでもばっちりです。前回の感想同様に、よく練習され、なかなかの演奏水準と感じました。昨年の1曲目と同じ曲だそうですが、練習が積まれて、さらにブラッシュアップされたものと思います。
 以後団員による曲目紹介をはさみながら演奏が進められました。2曲目、3曲目は吹奏楽の定番のようですが、これも軽快に演奏し、良い演奏を聴かせてくれました。

 休憩後の後半は誰もが知る曲を並べたそうで、コンマスの楽しいMCに載せて演奏が進み、楽しく聴かせていただきました。「勇気100%」と「アンパンマンのマーチ」では歌も入って熱演でした。
 「まつり」では本来の和太鼓奏者が急に出演できなくなり、今日合わせたばかりという代役による演奏でしたが、素晴らしい撥さばきに感激しました。とても代役とは思えない見事な演奏でした。プログラム最後を飾るに相応しい盛り上がりだったと思います。

 アンコールを2曲演奏して終演となりましたが、チラシもプログラムも運営も、すべてが手作り感にあふれ、アットホームな雰囲気がいっぱいでした。予定したシナリオ通りに進まなかったのかもしれませんが、ノープロブレム。良かったです。
 
 指揮者なしで、大人数のバンドで演奏するのは難しいと思いますが、何の問題も感じさせず、温かい音楽を作ってくれました。何よりも音楽を演奏する喜びが聴く方にも伝わってきて、心が熱くなりました。こういう感動はなかなか出会えません。終演は15時16分と、ボリューム的には短かったですが、得られた感動は十分でした。こんな演奏を無料で聴かせていただいて感謝したいと思います。

 外に出ますとみぞれが降っていました。寒風が吹き荒れていましたが、心は温かく、何か得した気分で家路に着きました。
 

(客席:7-9、無料)