新潟交響楽団第14回室内楽演奏会
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2018年2月4日(土) 14:00  だいしホール
 
 
1.カルテット・ポエポエ・アマデーオ(オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370

2.セロリ・ストリングス(チェロ・アンサンブル)
  ジョンゲン:DEUX PIECES Op.89 (2つの小品)

3.もろんぺ(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)
  ヒンデミット:5つの管楽器のための小室内音楽Op.24-2

(休憩10分)

4.ぺこぺこ(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  パイジェッロ:6つのフルート四重奏曲 Op.23より No.2

5.かたつむりが唄えば(ホルン五重奏)
  カーマイケル:スターダスト
  ディーヴィッツ:陽気な山番
  もう1曲

6.クインテテットドーナツホール(クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115より 第1楽章

7.潟響ブラスプレイヤーズ(トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ)
  ホルスト:吹奏楽のための第2組曲より
        1.行進曲 2.無言歌 3.ブラックスミスの歌 4.ターガソンによる幻想曲

 連日の降雪と冷え込みで気持ちもふさぎ気味。そんなときに限っていろいろあるものでして、久しくコンサートから離れていました。
 昨日の好天がうそのように、今日は冷たい雨が降ったり止んだりの落ち着かない天候になりました。今日は夕方からの会合に参加しなければならず、どうしようかと思案したのですが、しばらく音楽から離れていましたので、前半だけでもと思い、聴きに行くことにしました。

 雨が降り続く中、駐車場に車をとめ、三吉屋でいつもの中華大盛で腹ごしらえし、だいしホールに赴きました。すでに開場されており、左側中ほどに席を取りました。

 このコンサートは、潟響のメンバーがアンサンブル力強化のために毎年この時期に開催されており、私はほぼ毎年聴かせていただいております。様々な編成で、多彩な演目が聴けるのが魅力であり、それぞれの演奏ユニットがユーモラスな名前をつけ、肩のこらないプログラムになっているのも魅力です。

 時間となり、潟響副団長の伊藤さんの挨拶があった後に開演しました。最初はオーボエ四重奏です。弦楽アンサンブルも頑張っていましたが、オーボエがうまかったです。アマチュアとしては十分すぎる演奏であり、音楽に浸って楽しめました。

 次はチェロの7重奏です。微妙なアンサンブルのゆらぎや不安定さが垣間見えましたが、逆にほのぼの感があり、柔らかなチェロのサウンドが心地良かったです。曲も楽しめて、珍しい曲を聴けてよかったです。

 続いては木管五重奏です。最初に素晴らしい演奏を聴かせてくれたオーボエの吉田さんを始め、5人とも実力者ぞろいで、性格の違う5曲を見事に演奏してくれました。

 休憩後の最初は女性4人によるフルート四重奏です。きれいな弦楽アンサンブルに載せて、前半最後に演奏したばかりのフルートの酒井さんの美しい演奏に酔いしれました。優雅で柔らかな雰囲気の曲で、美女4人が演奏するにぴったりの曲であり、演奏だったと思います。

 続いてはホルン五重奏です。柔らかでムーディなホルンの音色を楽しめました。プログラムでは2曲でしたが、もう1曲追加して演奏してくれました。

 続いてクラリネット五重奏、ブラスアンサンブルと続きましたが、ここでタイムアップ。途中退席させていただきました。きっと素晴らしい演奏が聴けたものと思います。

 こういう演奏を通して、潟響の皆さんの演奏技術が向上し、定期演奏会の名演へとつながっていくものと思います。毎回楽しませていただいて感謝です。
 

(客席:G-6、無料)