321 ムジカーシュ(民俗音楽)
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2014年4月27日(日) 11:15  新潟市民芸術文化会館 能楽堂
 
演奏:ムジカーシュ(民俗音楽)
 

ハンガリーの民俗音楽

 
 
 能楽堂に移動して、次はムジカーシュです。オープニングセレモニー、昨日の交流ステージと、すでに2度聴いていますので、今さら聴くこともないように思いましたが、そうとは知らずに、前からチケットは買ってありましたので聴かざるを得ません。

 チケット完売となり、客席は満席です。能舞台にPA装置が置かれ、PAを介しての演奏となりました。演奏された音楽の性格上、PAを使用して賑やかに演奏するのが合っているものと思います。

 ムジカーシュは、伝統的なハンガリー音楽を民族楽器を使用して演奏するグル―プで、ハンガリーで最も尊敬される芸術家に贈られるコシュート賞を受賞しているんだそうです。

 白髪でちょび髭をはやした人の良さそうはチョイ悪爺さんと、ちょっと気難しそうだけれども、実は優しいというような3人の爺さんからなる4人の音楽ユニットです。

 最初はヴァイオリン2台とヴィオラ、コントラバスの軽快な演奏で始まり、その後珍しそうな民族楽器の演奏を交えながら進められました。弦楽器とも打楽器ともつかないような楽器や、歌いながら吹くというロングフルートの音色が面白かったです。このロングフルートの曲は、何と2000年前の曲とのことで驚きました。

 踊りたくなるような軽快な演奏が続き、自然と手拍子が沸き起こり、賑やかなうちに終演となりました。肩の凝らないこういう公演が混じっているのも良いですね。

 ムジカーシュの皆さんは、その後の交流ステージにも昨日に引き続いて出演され、大忙しでした。ご苦労様でした。

 
   
(客席:中正面8−5、¥2000)