311 新潟室内合奏団、高橋裕之 “0歳からのコンサート”
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2014年4月27日(日) 10:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
管弦楽:新潟室内合奏団
指揮:高橋裕之
 

ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 op.22 より

J.シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」

スメタナ:交響詩「モルダウ」(連作交響詩「わが祖国」より)
 
 
 LFJ新潟の3日目のスタートです。今日も好天に恵まれ、清清しい日曜日になりました。9時半過ぎに会場入りしましたが、すでにたくさんの親子連れで、ロビーは混雑していました。

 交流ステージを聴き、本日最初のコンサートは、LFJ名物の「0歳からのコンサート」です。子供たちの泣き声で音楽を楽しむ環境じゃないことは承知していますが、パスポート券を買っていて無駄にしたくなかったので聴くことにしました。今日の座席は昨日の反対側のBブロック最前列です。

 ホールに入りますと、団員はすでにステージ上に待機していました。弦5部は8-8-6-4-2の編成。ヴァイオリンには新潟の重鎮・奥村先生のお姿もありました。

 チケット完売となり、ホールは関係者席と思われる席を除いては満席となりました。ファミリーコンサートということで、司会者付で、指揮の高橋さんの解説を挟んでの演奏となりました。

 演奏は新潟室内合奏団の実力を知らしめるもので、子供たちの泣き声など気にならないような素晴らしさでした。「弦楽セレナード」は、昨日OEKで聴いたばかりですが、決して引けをとらない演奏でした。「美しき青キドナウ」も「モルダウ」も、騒音など気にならないほどでした。

 考えてみれば、家族連れで、気兼ねなく音楽を楽しむというLFJの趣旨を一番反映しているのがこの「0歳からのコンサート」です。たくさんの親子連れで満員になったというのは大成功といえましょう。

 
   
(客席:2階B1−17、パスポート券¥1250)