225 ベンジャミン・ベック、プラジャーク弦楽四重奏団
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2014年4月26日(土) 20:15  新潟市民芸術文化会館 能楽堂
 
ヴィオラ:ベンジャミン・ベック
プラジャーク弦楽四重奏団
 

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op.96 「アメリカ」

ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 変ホ長調 op.97

 
 
 能楽堂に行き、本日の最終公演のプラジャークSQの公演を聴きました。異論もありましょうが、ドヴォルザークの室内楽といえば、超有名なこの曲は外せないですものねえ・・。

 夜遅くなりましたが、能楽堂はたくさんの客で埋まりました。デッドな空間で、楽器の直接音しか聴こえませんが、演奏が素晴らしく、極上のドヴォルザークを堪能し、良い演奏を聴いたという満足感を感じることができました。

 プラジャーク弦楽四重奏団にとってはまさにお国ものの演目。悪かろうはずはありません。名曲中の名曲の「アメリカ」をじっくりと聴かせていただきました。
 五重奏曲では、ヴィオラのベックさんが加わりましたが、ひとり増えただけで、アンサンブルの厚みと色彩感が増すのに驚きました。

 グレーのジャケットでお揃いのプラジャークの皆さんの中に、若くて超イケメンで、青シャツを着たベックさんが混じっているのは、視覚的には異質でしたが、演奏は臨時の参加とは信じられないように、ベテラン4人組ときれいに調和していました。
 ベックさんは今年24歳の若者で、フォル・ジュルネ・カメラータのメンバーです。こういう若い才能を見つけ出すマルタン氏の審美眼が素晴らしいですね。
 
   

(客席:中正面8−13、¥2000)